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スマホ対応の年末調整ソフトおすすめ9選|タイプ別の選び方ガイド

更新:2026/6/20
年末調整の手続きをスマホで進めるソフトを選ぶときは、対応可否だけでなく月次給与への渡し方まで見る必要があります。まずスマホ画面で質問に沿って入力できるか、提出状況を一覧で追えるかを確認すると、回収時に見る条件を絞れます。製品タイプは、申告収集に絞るもの、給与計算まで同じソフトで扱うもの、労務管理基盤に組み込むものに分かれます。このページでは、給与計算ソフトへの接続方式と従業員情報の管理先を分けて、スマホ対応の年末調整ソフトの候補を比較できます。
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FitGapにおけるすべての評価は、公平性を最優先に、客観的なアルゴリズムを用いて計算されています。製品の評価方法は「FitGapの評価メソッド」、シェアデータの算出根拠は「シェアスコアの算出方法」をご覧ください。

目次

1
タイプ別おすすめ製品
年末調整の申告収集に特化したタイプ 📋
オフィスステーション年末調整
/ セコムかんたん年末調整サービス
/ 年調ヘルパー
給与計算と年末調整を一体で処理できるタイプ 💰
ジンジャー給与
/ 弥生給与Next
/ KING OF TIME 給与
労務管理プラットフォームに年末調整が組み込まれたタイプ 🏢
SmartHR 労務管理
/ freee人事労務
/ ジョブカン年末調整
提供形態
オンプレミス
デバイス
その他
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おすすめ製品の早見表

タイプ別おすすめ製品 9選

スマホ(iPhone / Android)で使える年末調整ソフトのおすすめ製品を製品ごとにタイプ、料金、企業規模、評価ポイントで比較する表
製品名タイプ料金企業規模評価ポイント
オフィスステーション年末調整
年末調整の申告収集に特化したソフトタイプ 📋
11,000円年額
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

30以上の給与システムと連携。既存給与を変えず申告収集をクラウド化できる。

セコムかんたん年末調整サービス
年末調整の申告収集に特化したソフトタイプ 📋
13,200円月
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

セコム系のセキュアデータセンターで機密情報を管理。複数人承認にも対応。

年調ヘルパー
年末調整の申告収集に特化したソフトタイプ 📋
330円年額/1名
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

1名年330円で始めやすい。PCA給与・給与奉行はAPI連携に対応。

ジンジャー給与
給与計算と年末調整を一体で処理できるソフトタイプ 💰
300円ユーザー/月
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

計算式設定で複雑な給与体系に対応。勤怠・人事データも同シリーズで連携。

弥生給与Next
給与計算と年末調整を一体で処理できるソフトタイプ 💰
9,000円年
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

中小企業シェアがトップ。給与・年末調整から弥生会計への仕訳連携まで対応。

KING OF TIME 給与
給与計算と年末調整を一体で処理できるソフトタイプ 💰
300円ユーザー/月
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

KING OF TIME勤怠の打刻を給与へ直結。既存利用なら追加料金なし。

SmartHR 労務管理
労務管理プラットフォームに年末調整が組み込まれたソフトタイプ 🏢
0円〜
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

労務手続きで従業員データベースを構築。使いやすく、シェアも上位。

freee人事労務
労務管理プラットフォームに年末調整が組み込まれたソフトタイプ 🏢
2,000円月
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

勤怠から給与・年末調整まで一気通貫。中小企業シェアがトップで始めやすい。

ジョブカン年末調整
労務管理プラットフォームに年末調整が組み込まれたソフトタイプ 🏢
2,000円月
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

ジョブカン労務・給与の既存データを活用。追加料金なしで年末調整を始められる。

年末調整ソフトの導入によって得られる効果

年末調整ソフトは、従業員の申告情報を集め、年末調整の計算や確認を進めるためのツールです。導入前後で変わる点は、下の表で確認できます。

導入前の課題導入によって得られる効果
申告書回収に時間がかかる従業員から必要情報をオンラインで集め、紙の配布や回収作業を減らせます
控除書類の確認が大変入力内容と証明書を照合しやすくなり、差し戻しや確認作業を減らせます
従業員への案内が手作業入力依頼や提出状況を管理し、未提出者への確認や催促を進めやすくなります
給与計算への反映が不安年末調整結果を給与計算に反映しやすくなり、転記ミスや確認漏れを抑えられます
法令変更への対応が不安年末調整のルールに沿って処理しやすくなり、制度変更時の確認負担を抑えられます

続いて、スマホ対応の年末調整ソフトをタイプ別に分類し、それぞれのおすすめ製品を紹介します。

スマホ対応の年末調整ソフトでできること

人事担当者は、従業員のスマホ申告から控除書類の照合、給与や労務の基盤までひと続きでつなげられます。申告入力・証明書の照合・給与への受け渡しの場面ごとに説明します。

  1. 従業員が質問に答えて申告情報を入力できる

  2. 入力内容と控除書類の照合をスマホでも進められる

  3. 提出状況を追い、給与や労務の基盤へつなげられる

※製品によって対応範囲や仕様が異なるため、類似する機能を備えていても、ここで紹介した機能をすべて利用できるとは限りません。導入前に各製品の対応内容をご確認ください。

スマホ対応の年末調整ソフト3タイプを解説

比較項目年末調整の申告収集に特化したタイプ給与計算と年末調整を一体で処理できるタイプ労務管理プラットフォームに年末調整が組み込まれたタイプ
優れている点スマホ回収で入力ミス削減給与データをそのまま年調へ労務基盤に年調機能を統合
できることはい・いいえ入力外部給与ソフト連携CSV・API連携給与連動年調計算還付・追徴自動反映税額自動計算従業員DB自動反映スマホ通知督促入退社手続き管理
適している企業/業種給与ソフト導入済み企業人事労務部門給与ソフト刷新検討企業給与年調一体化希望企業労務全般管理希望企業入退社手続き重視企業
料金目安年額330円〜(1名あたり)月額約400円〜(1名あたり)月額約500円〜(1名あたり)

タイプ別おすすめ製品

年末調整の申告収集に特化したタイプ 📋

このタイプが合う企業:

すでに給与計算ソフトを導入済みで、年末調整の紙回収・手入力だけをスマホ対応のソフトで効率化したい企業の人事労務担当者

どんなタイプか:

年末調整の申告入力・書類作成に機能を絞ったタイプです。給与計算は外部ソフトに任せ、スマホでの回収とCSV・API連携を担います。

おすすめ製品3選

オフィスステーション年末調整

必要な機能だけ選んで既存給与ソフトと連携したい企業におすすめ

年末調整の申告収集に特化したアラカルト型ソフトで、スマホからの回答・提出に対応しています。 必要な機能だけ導入でき、30以上の給与システムとデータ連携が可能な点がこのタイプの代表格です。
価格
11,000円
年額
無料トライアルあり
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能
セコムかんたん年末調整サービス

マイナンバーなど機密情報の扱いを重視する企業向けの年末調整ソフト

年末調整の情報収集に絞った専用ソフトで、スマホブラウザからの申告入力に対応しています。 セキュリティ大手が運営しており、マイナンバーなど機密情報の取り扱いに強みがあります。
価格
13,200円
月
無料トライアルあり
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能
年調ヘルパー

既存の給与ソフトを変えずに申告収集だけ電子化したい企業向け

年末調整の申告支援に特化したソフトで、スマホ画面での入力に対応しています。 シンプルな機能構成のため導入しやすく、既存の給与ソフトと組み合わせて使うことを前提に設計されています。
価格
330円
年額/1名
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能

給与計算と年末調整を一体で処理できるタイプ 💰

このタイプが合う企業:

給与計算ソフトの導入・切り替えも視野に入れており、年末調整だけでなく月次の給与計算まで一体化したソフトで管理したい企業

どんなタイプか:

給与計算、年末調整の税額計算、還付・追徴処理を同じソフトで扱うタイプです。給与データをそのまま年調計算へ使える点が特徴です。

おすすめ製品3選

ジンジャー給与

給与データを二重入力せず年末調整につなげたい企業におすすめ

給与計算機能の中に年末調整が組み込まれたソフトで、スマホ対応の画面から従業員が申告入力できます。 給与データが年末調整にそのまま流れるため、データ入力の二度手間が発生しません。
価格
300円
ユーザー/月
無料トライアルあり
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能
弥生給与Next

税制改正への自動対応を安心材料にしたい企業向けの給与ソフト

給与計算と年末調整を一体で処理できるクラウドソフトで、スマホブラウザからの従業員入力に対応しています。 老舗の弥生ブランドで、税制改正への自動対応や帳票出力の網羅性に定評があります。
価格
9,000円
年
無料トライアルあり
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能
KING OF TIME 給与

勤怠から給与・年末調整までひとつながりで処理したい企業向け

勤怠管理で広く知られるKING OF TIMEの給与計算ソフトで、スマホ対応画面から年末調整の申告が可能です。 勤怠データから給与計算、年末調整までをワンストップで処理できる点が強みです。
価格
300円
ユーザー/月
無料トライアルあり
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能

労務管理プラットフォームに年末調整が組み込まれたタイプ 🏢

このタイプが合う企業:

年末調整だけでなく入退社手続きや社会保険手続きなど労務業務全体をひとつのソフトでまとめて管理したい企業

どんなタイプか:

入退社手続きや従業員情報管理を含む労務基盤に、年末調整機能を組み込んだタイプです。従業員マスタや通知機能を年調にも活用します。

おすすめ製品3選

SmartHR 労務管理

従業員情報を活かして年末調整まで一貫運用したい企業におすすめ

労務管理プラットフォームとして幅広い機能を持ち、年末調整はアンケート形式でスマホアプリからも回答可能です。 従業員データベースとの連携が深く、登録済み情報の自動反映や差分チェックなどソフト内の一貫した運用に強みがあります。
価格
0円〜
無料トライアルあり
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能
freee人事労務

労務手続きから電子申告まで1つの基盤で完結させたい企業向け

勤怠管理・給与計算・年末調整・入退社手続きを一元管理できるプラットフォーム型ソフトです。 スマホアプリやLINE連携で従業員が申告入力でき、給与明細の発行から電子申告まで幅広くソフト内で完結できる点が特徴です。
価格
2,000円
月
無料トライアルあり
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能
ジョブカン年末調整

ジョブカンシリーズ利用企業が年末調整を追加したい場合の第一候補

ジョブカンシリーズの労務管理・給与計算と連携して使えるソフトで、スマホブラウザからの申告入力に対応しています。 シリーズ内の従業員データを活用でき、労務管理プラットフォームの一部として年末調整を運用できます。
価格
2,000円
月
無料トライアルあり
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能

比較すべき機能の優先度マップ

要件の優先度チャートとは?

製品の機能は多岐にわたりますが、選定の結果を左右するのは一部の機能です。 FitGapの要件の優先度チャートは、各機能を"必要とする企業の多さ"と"製品ごとの対応差"で4つに整理し、比較の優先順位をわかりやすく示します。

選定の決め手

🔗給与計算ソフトとのデータ連携
年末調整の結果を給与計算にそのまま反映できるかは、製品選定で最も差が出るポイントです。API連携に対応していれば二重入力や手動転記が不要になりますが、CSV連携のみの製品も多く、自社の給与ソフトとの接続方式を必ず確認してください。
📱スマホ画面での入力最適化レベル
スマホ対応といっても、レスポンシブ対応のみの製品と、スマホ専用UIを用意している製品では操作性に差があります。パート・アルバイトなどPCを使わない従業員が多い職場では、スマホ画面でストレスなく入力・提出できるかを重点的に確認することをおすすめします。
❓一問一答(アンケート)形式の入力UI
従業員が「はい」「いいえ」で回答するだけで申告書が自動生成される仕組みです。年末調整の用語に不慣れな従業員でも迷わず入力でき、入力ミスや担当者への問い合わせを減らせます。製品ごとに質問の分かりやすさや分岐の作り込みに違いがあるため、実際の画面で確認すると安心です。
📊提出状況の一覧管理と督促機能
従業員ごとの提出ステータスをリアルタイムで把握し、未提出者にリマインドメールを一斉送信できる機能です。従業員数が多い企業ほど回収業務の負荷が高くなるため、進捗管理と自動督促の使いやすさが選定の決め手になります。
📋年末調整の業務カバー範囲
申告書の回収だけに対応する製品と、過不足税額の計算・源泉徴収票の作成・法定調書の出力まで一気通貫で対応する製品では、担当者の作業量が大きく変わります。FitGapでは、自社がどこまでの工程をソフトに任せたいかを明確にしてから比較することを推奨しています。
⚖️法改正への自動アップデート対応
年末調整は毎年のように税制改正の影響を受けます。控除額の変更や新制度の追加があった際に、ソフト側が自動で計算ロジックを更新してくれるかどうかは重要です。手動アップデートが必要な製品だと、対応漏れによる計算ミスのリスクが生じます。

一部の企業で必須

🏢既存の労務管理システムとの連携
すでに労務管理システムを導入している企業では、従業員マスタや扶養情報を年末調整ソフトへ自動で引き渡せるかが重要になります。連携が取れないと、同じ情報を二重に入力する手間が発生します。
🌐英語対応(多言語UI)
外国籍の従業員が在籍する企業では、英語表示での入力画面が必要になります。すべての製品が対応しているわけではないため、該当する場合は事前に確認してください。
📸控除証明書のOCR・画像読み取り
保険料控除証明書などをスマホで撮影し、記載内容を自動で読み取る機能です。証明書の原本を郵送・手渡しする手間を省けるため、リモートワーク中心の企業や拠点が分散している企業には有用です。
📤e-Tax・eLTAXへの電子申告対応
源泉徴収票や給与支払報告書を税務署・市区町村へ電子的に提出できる機能です。100枚以上の申請書を処理する企業には電子申告が義務化されているため、該当する企業は必ず確認してください。
🔒マイナンバーの収集・管理機能
年末調整にはマイナンバーの取り扱いが伴います。専用の管理機能がソフトに組み込まれていると、別途マイナンバー管理ツールを用意する必要がなくなります。ただし、既存システムで管理済みの場合は優先度が下がります。
🔄前年データの引き継ぎ・複写
前年に入力した扶養情報や保険情報を翌年のフォームに自動で反映する機能です。変更がなければそのまま確認するだけで済むため、従業員の入力負担を減らせます。毎年の人員変動が少ない企業では特に効果的です。

ほぼ全製品が対応

🧮控除額の自動計算
扶養控除・保険料控除・住宅ローン控除などの控除額を自動で算出する機能です。ほぼすべてのスマホ対応年末調整ソフトに搭載されているため、この機能の有無で製品を絞り込む必要はありません。
🖨️源泉徴収票の作成・出力
年末調整の結果をもとに源泉徴収票を自動生成し、PDF出力や印刷ができる機能です。多くの製品が標準で備えており、対応の差はほとんどありません。
📩申告書のWeb配布・回収
紙の申告書を配る代わりに、Web上で配布・回収を完結できる機能です。スマホ対応製品であればほぼ標準で備わっているため、製品間の差異は小さいと考えてよいでしょう。
✅入力内容のエラーチェック
記入漏れや数値の矛盾を自動で検知し、従業員に修正を促す機能です。大半の製品に搭載されており、基本機能として期待できます。

優先度が低い

🗄️ペーパーレスでの書類保管・検索
過去の申告データや控除証明書を電子保管し、後から検索できる機能です。あると便利ですが、年末調整ソフトの選定において決定的な差にはなりにくく、FitGapでは優先度を低めに設定しています。
⚙️ワークフロー(承認フロー)のカスタマイズ
部署や拠点ごとに承認経路を細かく設定できる機能です。大企業向けには重要な場面もありますが、年末調整ソフト選定の主要な判断基準にはなりにくいため、優先度は低めです。

スマホ対応の年末調整ソフトの選び方

このページでの絞り込み方

  1. 1
    タイプを見て、年末調整を任せる範囲を絞る申告収集だけを電子化するか、給与計算まで同じ製品で処理するか、労務管理基盤まで広げるかで選び方が変わります。まずは既存の給与計算ソフトを残すかどうかを整理し、自社の運用に近いタイプを選びます。タイプ別おすすめへ ↑
  2. 2
    外せない条件は、機能の優先度マップで確認する給与計算ソフトとのデータ連携、スマホ画面での入力しやすさ、提出状況の管理は優先度が高い条件です。外国籍従業員や拠点分散など自社固有の事情がある場合は、条件付き要件もあわせて整理します。機能の優先度マップへ ↑
  3. 3
    回収時期の運用条件を確認するスマホ対応の年末調整ソフトは、従業員への依頼と証明書画像の扱いで使いやすさが変わります。給与計算への受け渡しも運用負担に影響します。下の比較ポイントでは、機能の○×に加えて確認したい運用・契約条件を整理します。

ここからは、タイプや機能を確認したうえで、年末調整を短い期間で回すための条件を整理します。スマホ入力の定着と給与計算との分担をそろえると、従業員側と管理者側の負担を見通しやすくなります。証明書や個人情報の扱いも事前に決めると、年末直前の手戻りを減らしやすくなります。

機能だけでは分かりにくい、運用・契約条件の比較ポイント

スマホ入力を定着させる回収体制

店舗や工場、パート・アルバイトが多い職場では、PC前提の案内だと提出依頼が届きにくくなります。年末の短い期間に全員へ依頼し、未提出者へ再連絡する流れが重いと、担当者の確認作業が一気に膨らみます。

製品の分かれ方:製品は大きく3通りです。スマホ回答と督促を年末調整専用で回す製品、従業員ポータルやアプリ通知まで使う製品、給与計算や労務の画面と同じ入口で回す製品があります。

  • 年末調整専用でスマホ回答を回す製品年末調整の依頼、回答、差し戻しを専用画面に集めやすい製品です。ただし既存の給与計算ソフトへ渡す手順は、導入前に決める必要があります。代表製品:オフィスステーション年末調整 / セコムかんたん年末調整サービス
  • 従業員ポータルやアプリ通知を使う製品PCを使わない従業員にも依頼を届けやすく、回答状況の連絡を同じ基盤で進めやすい製品です。ただし通知や問い合わせ対応まで使う場合は、社内の連絡ルールもそろえる必要があります。代表製品:SmartHR 労務管理 / freee人事労務
  • 給与計算や労務の画面と同じ入口で回す製品月次の給与計算や従業員情報管理と同じ流れで年末調整を扱いやすい製品です。ただし年末調整だけを急いで電子化したい場合は、設定範囲が広がることがあります。代表製品:弥生給与Next / ジンジャー給与

給与計算との分担範囲

すでに給与計算ソフトが安定している企業では、年末調整だけを入れ替えるほうが負担を抑えやすくなります。給与計算の切り替えも同時に進める企業では、年末調整後の還付や追徴をどこで処理するかまで運用設計が必要になります。

製品の分かれ方:製品は大きく3通りです。申告収集だけを切り出す製品、給与計算まで同じ製品で処理する製品、労務管理を軸に給与計算へつなげる製品があります。

  • 申告収集だけを切り出す製品既存の給与計算ソフトを変えず、年末調整の配布と回収だけを電子化しやすい製品です。ただし連携ファイルの形式や取り込み担当は先に決める必要があります。代表製品:オフィスステーション年末調整 / セコムかんたん年末調整サービス
  • 給与計算まで同じ製品で処理する製品年末調整の結果を給与計算や明細配付へつなげやすく、転記作業を減らしやすい製品です。ただし給与体系の初期設定も同時に整える必要があります。代表製品:ジンジャー給与 / KING OF TIME 給与
  • 労務管理を軸に給与計算へつなげる製品従業員情報を入退社手続きや給与明細とあわせて管理しやすい製品です。ただし給与計算まで含める範囲は契約内容によって変わります。代表製品:SmartHR 労務管理 / freee人事労務

証明書画像と個人情報の扱い方

保険会社の証明書や扶養情報をスマホで集める運用では、画像添付や原本確認の手順が増えます。差し戻しが多いと、従業員側の負担も重くなります。マイナンバーや家族情報の保存場所を決めないまま始めると、年末の確認作業が属人化します。

製品の分かれ方:製品は大きく3通りです。画像登録やアンケートで入力負担を抑える製品、セキュアな保管体制を前面に出す製品、人事労務データとあわせて管理する製品があります。

  • 画像登録やアンケートで入力負担を抑える製品スマホから証明書画像を添付し、従業員の入力ミスを減らしやすい製品です。ただし原本の扱いや差し戻しの基準は、社内でそろえる必要があります。代表製品:オフィスステーション年末調整 / SmartHR 労務管理
  • セキュアな保管体制を前面に出す製品個人情報を預ける環境を重視し、管理担当者の確認や承認を分けやすい製品です。ただし料金や初期設定は、利用人数と運用範囲で変わります。代表製品:セコムかんたん年末調整サービス
  • 人事労務データとあわせて管理する製品従業員情報や入退社手続きと同じ基盤で、年末調整に必要な情報を扱いやすい製品です。ただし既存データの整理が不足すると、初回準備の負担が増えます。代表製品:freee人事労務 / SmartHR 労務管理

利用人数に応じた料金・導入支援

年末調整は年に一度の集中業務なので、短い準備期間で利用者を登録し、従業員に案内する必要があります。利用人数が多い企業や初めて電子化する企業では、月額だけで決めると初期設定や問い合わせ対応の負担が残ります。

製品の分かれ方:進め方は大きく3通りです。料金表で基本料金を把握しやすい製品、利用範囲を伝えて見積もる製品、導入支援やデモを使って準備する製品があります。

  • 料金表で基本料金を把握しやすい製品利用開始前に費用感をつかみやすく、小規模な運用でも稟議を進めやすい製品です。ただし上位プランや関連機能を含めると総額は変わります。代表製品:弥生給与Next / freee人事労務
  • 利用範囲を伝えて見積もる製品従業員数や利用する機能を伝えて、自社の条件に合わせた提案を受けやすい製品です。ただし比較する際は、年末調整だけか周辺業務も含めるかをそろえる必要があります。代表製品:ジンジャー給与 / SmartHR 労務管理
  • 導入支援やデモを使って準備する製品初めて電子化する企業でも、画面確認や初期設定の相談をしながら進めやすい製品です。ただし年末直前に始めると、社内周知や従業員登録の時間が足りなくなる場合があります。代表製品:弥生給与Next / KING OF TIME 給与

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よくある質問

従業員がスマホで年末調整の申告を提出できますか?

できます。従業員はスマホのブラウザやアプリから、扶養や保険料、住宅ローンなどの控除の申告を入力して提出できます。はい・いいえで答えるアンケート形式なら税の知識がなくても迷わず入力でき、控除証明書もスマホのカメラで撮ってそのまま画像で提出できます。

担当者側も、紙をなくして確認や給与計算までつなげられますか?

つなげられます。集まった申告をオンラインで確認し、複数人での承認やチェック、差し戻しまで画面上で回せます。提出状況を一覧で見て未提出者に催促でき、計算した過不足税額を給与計算ソフトに連携すれば、配布から計算までを紙なしでまとめて完結できます。

スマホ対応とあれば、すべての従業員がスムーズに申告できますか?

全員がスムーズとは限りません。スマホ操作に不慣れな従業員には入力の案内やサポートが要り、紙での提出を併用したい人への配慮も必要です。控除証明書の写真がうまく読めない、入力を間違えるといったつまずきも起こるため、アンケート形式の分かりやすさを実機で確かめておきましょう。

スマホ対応の年末調整ソフトはいくらくらいですか?

1名あたりで使える年調ヘルパーは1名年330円、給与一体のジンジャーやKING OF TIMEは1ユーザー月300円ほどです。年末調整に特化したジョブカンやfreee人事労務は月2,000円から、年額制のオフィスステーション年末調整は年11,000円です。SmartHRには無料プランもあり、従業員数や機能で総額が変わります。

スマホで申告してもらう前に、何を準備しておくとよいですか?

従業員にスマホで申告してもらう案内、控除証明書の撮り方のマニュアルを先に用意しておくとスムーズです。今使う給与計算ソフトとの連携、はい・いいえ形式で迷わず入力できるか、紙提出を併用するかも整理しておきます。繁忙期の前に、従業員と担当者の両方でスマホの入力と確認を試しましょう。

※掲載している機能・対応範囲・料金は一般的な目安です。製品・プラン・契約条件により異なる場合があるため、導入前に各製品の最新の公式情報や比較表でご確認ください。

年末調整ソフトと関連カテゴリのシステム連携図年末調整ソフトと関連の深いカテゴリ

年末調整ソフトは単体の機能だけでなく、前後の業務システムと何を連携できるかで、入力負担や業務の進めやすさが変わります。

年末調整ソフトと関連カテゴリのシステム連携図
人事システムマイナンバー管理システム給与計算ソフト従業員・扶養家族を渡します。マイナンバーを渡します。扶養・給与を相互に受け渡します。年末調整ソフト年末調整の申告・証憑提出・確認をWebで完結します。

矢印の先がデータの受け手です。双方向は向きの異なる2本の矢印で表しています。 この内容は、代表的な連携例です。連携先・項目・頻度は、製品やプランによって異なります。