青色申告対応のクラウド型の会計ソフト

質問に答えるだけでぴったりのサービスを無料診断

クラウド型会計ソフトの中には、取引を入力することで仕訳を自動的に行う製品があります。青色申告を行う個人事業主にとって、簿記の考え方に慣れていない人でも使いやすい製品を選ぶことが重要です。また、仕訳についてのサポートを設けている製品もあるため、仕訳担当者の簿記の知見に応じて製品を選びましょう。

クラウド型のメリットは、デバイスに依存せず、複数のPC、タブレット、スマホから使用できてネット環境があればどこでもアクセスできます。これは青色申告を行う際にも非常に便利です。また、自動でバージョンアップやデータのバックアップがされるため、法改正やデータのバックアップなどの対応が必要ありません。一方、インストール型のメリットはネット環境がなくても使えることですが、青色申告を行う場合、法改正に自分で対応する必要があります。

会計業務は事業運営においてあらゆる業務の中心にあるため、多くの製品カテゴリが候補にあがります。特に青色申告を行う際には、以下の連携が重要です。販売管理、購買管理：物やサービスの授受には金銭が発生するため、会計ソフトとの連携をすることで仕訳の自動化が図れます。給与計算：従業員への給与の支払いも取引の一部です。給与計算ソフトと連携することでこの取引の登録を簡易化することができます。請求発行管理、請求書受領管理：請求書の発行、受領を別製品で行っている場合は会計ソフトと連携することで仕訳の自動化が図れます。

日本会計基準以外に、米国会計基準、国際会計基準（IFRS）、その他海外の会計基準に対応する必要がある場合、対応した製品が必要です。青色申告を行う個人事業主には直接関係ないことが多いですが、将来的に海外進出を検討している場合は注意が必要です。