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帳簿対応の会計ソフトおすすめ9選|タイプ別の選び方ガイド

更新:2026/6/19
会計ソフトと一口に言っても、帳簿まわりの機能は製品によって大きく異なります。仕訳帳や総勘定元帳を正確に作成する老舗ソフトから、AIが自動で仕訳を提案してくれる初心者向け製品、さらにはERPとして販売・給与と帳簿を一元管理できる統合型まで、その幅はかなり広いです。FitGapでは、この多様さこそが「どれを選べばいいか分からない」という悩みの原因だと考えています。本ガイドでは帳簿対応の会計ソフトを3つのタイプに整理し、要件定義から製品選定までを4ステップで解説します。
続きを読む
レビュー担当 松浦 大輔
FP技能士2級(AFP)・日商簿記2級を保有し、財務・会計の実務知識を裏付けている。freee等の会計・経費精算システムの業務利用経験を持ち、バックオフィス業務設計の視点から製品を評価している。
FitGapにおけるすべての評価は、公平性を最優先に、客観的なアルゴリズムを用いて計算されています。製品の評価方法は「FitGapの評価メソッド」、シェアデータの算出根拠は「シェアスコアの算出方法」をご覧ください。

目次

1
タイプ別おすすめ製品
中小企業の経理実務を支える老舗・定番タイプ 🏢
弥生会計
/ 勘定奉行クラウド
/ PCAクラウド会計
自動仕訳・AI活用で帳簿付けをかんたんにするタイプ 🤖
freee会計(法人)
/ マネーフォワード クラウド会計
/ 会計王
ERP連携で帳簿から経営管理まで統合するタイプ 🏗️
奉行V ERPクラウド
/ SuperStream-NX 会計
/ SAP S/4HANA Cloud
企業規模
大企業
中小企業
個人事業主
その他
すべて表示

おすすめ製品の早見表

タイプ別おすすめ製品 9

帳簿対応の会計ソフトのおすすめ製品を製品ごとにタイプ、料金、企業規模、評価ポイントで比較する表
製品名タイプ料金企業規模評価ポイント
弥生会計
中小企業の経理実務を支える老舗・定番タイプ 🏢
50,000円
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

中小企業シェアがトップ。税理士とも連携しやすく、初導入でも使いやすい。

勘定奉行クラウド
中小企業の経理実務を支える老舗・定番タイプ 🏢
7,750円
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

奉行シリーズで経理から販売・給与まで統合可能。中堅企業シェアもトップレベル。

PCAクラウド会計
中小企業の経理実務を支える老舗・定番タイプ 🏢
13,860円
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

業種別処理と周辺連携に強い。販売・給与や賃貸管理のデータも会計へつなげる。

freee会計(法人)
自動仕訳・AI活用で帳簿付けをかんたんにするタイプ 🤖
2,980円
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

経理専任者が少なくても使いやすい。操作性と導入しやすさが最上位。

マネーフォワード クラウド会計
自動仕訳・AI活用で帳簿付けをかんたんにするタイプ 🤖
¥3,980
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

金融明細連携とAI仕訳に強い。請求・経費・給与まで段階的に広げられる。

会計王
自動仕訳・AI活用で帳簿付けをかんたんにするタイプ 🤖
¥44,000買い切り
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

買い切り型で申告準備まで対応。小規模事業の帳簿を手元のPCで管理できる。

奉行V ERPクラウド
ERP連携で帳簿から経営管理まで統合するタイプ 🏗️
要問合せ
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

会計・販売・購買・給与を一元管理でき、中堅企業の業務管理に強い。

SuperStream-NX 会計
ERP連携で帳簿から経営管理まで統合するタイプ 🏗️
¥90,000年額
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

IFRS連結や管理会計まで扱える本格会計基盤。中堅・大企業の経営管理に向く。

SAP S/4HANA Cloud
ERP連携で帳簿から経営管理まで統合するタイプ 🏗️
要問合せ
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

多拠点・多通貨の会計と基幹業務を統合。大企業シェアと対応範囲が最上位。

タイプ別おすすめ製品

中小企業の経理実務を支える老舗・定番タイプ 🏢

このタイプが合う企業:

経理担当者が在籍する中小企業で、複式簿記ベースの帳簿を正確に作成・管理したい企業

どんなタイプか:

仕訳入力から仕訳帳・総勘定元帳の作成、税理士連携までを安定して扱う定番型です。複式簿記に沿った画面設計と法改正対応の堅実さが特徴です。

このタイプで重視すべき機能:

📒仕訳帳・総勘定元帳の自動生成
取引入力から仕訳帳・総勘定元帳を自動作成し、転記作業と帳簿不整合を減らします。
🤝税理士・会計事務所とのデータ連携
帳簿データを税理士・会計事務所へ共有し、決算や申告時の受け渡しを省きます。

おすすめ製品3選

弥生会計

経理専任者なしで帳簿から決算まで進めたい中小企業の定番ソフト

弥生会計は、入力ガイドに沿って帳簿や決算書を作りやすい、老舗の中小企業向け会計ソフトです。FitGapでは中小企業シェアがカテゴリ109製品中1位で、操作性とサポートも上位に入り、経理専任者を置かず社長や事務担当が仕訳入力から決算まで進めたい企業に向きます。 確定申告書作成や個人消費税申告にも対応するため、個人事業から法人成りした直後の帳簿運用にも候補になります。 一方、IFRS基準の帳簿、連結決算、多通貨処理、為替レート自動取込には対応せず、標準版は1台利用が前提です。複数担当者で同時入力したい企業や海外取引・内部統制を重視する企業は、勘定奉行クラウドやERP型製品も比較するとよいです。
実体験レビュー

✅ キーボード中心の伝票入力でテンポよく連続記帳できる

交通費や消耗品など10件を伝票形式で入力したところ、勘定科目は数文字で候補が絞られTabキーで次の欄へ進めました。マウス操作を減らして連続入力したい経理経験者には、記帳のテンポの良さが大きな強みです

✅ 試算表・決算書のPDFが印刷レイアウトまで整い、青色申告も流れで作れる

試算表と損益計算書のPDFは印刷レイアウトが整っており、法人は貸借対照表・損益計算書を確認しやすい形で出せました。個人事業主向けの青色申告決算書ウィザードも入力済みデータが自動反映され、流れに沿って進められます。法人税申告書の作成・送信は別製品の確認が必要です。

⚠️ 勘定科目を自分で判断する場面が多く、簿記に不慣れだと迷いやすい

freeeのように業務名から入力する画面ではなく、どの科目を選ぶかは利用者が判断する必要があります。簿記に不慣れな担当者が使う場合は、最初に科目の使い分けだけ整理しておくと入力で迷いにくくなります。

価格
50,000円
無料トライアルあり
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能
勘定奉行クラウド

帳簿を承認・証憑管理や周辺連携まで広げたい中堅企業向け

勘定奉行クラウドは、奉行シリーズの実務向け操作感をクラウドで使い、帳簿作成を承認・証憑管理・予算管理や周辺業務連携まで広げやすい会計ソフトです。FitGapでは中堅企業シェアと全体シェアが同ページ内で1位タイ、連携評価も上位で、販売管理や入札契約のデータを会計へつなぎたい企業に向きます。 30〜100名規模で経理部を持ち、顧問税理士や奉行シリーズと連携しながら月次・決算を進める会社では有力です。 一方、機能が多く習熟に時間がかかり、承認・証憑運用やOCR仕訳、精算・消込の自動化は追加製品やオプション確認が必要です。個人事業主利用や、代理店調整を挟まず低コストで入力自動化を始めたい小規模企業は、より軽量な製品も比較するとよいです。
実体験レビュー

✅ 未確認の仕訳を一覧から金額・科目・登録者まで追える

未確認の仕訳も一覧から明細を開き、金額・科目・登録者を確認できました。承認後に会計側で確認すべき仕訳を追う画面として、帳簿のチェック運用にそのまま使えます

✅ 部門別試算表が経営会議の資料としてそのまま使える

3部門を作り仕訳を振り分けて部門別試算表を出すと、どの部門で費用が増えているかを追いやすく、月次の確認資料としてそのまま使えました。部門管理を最初から正式な運用として扱うため、設定と帳票のつながりが自然でした。

⚠️ 機能が多く、一人経理や小規模事業者には習熟負担が見合わない

承認フローや部門管理など機能が多く、取引入力だけを早くしたい用途には初期設定の負担が見合いません。会計単体で選ぶより、給与・人事・販売など奉行シリーズ全体で業務をまとめる予定があるかを含めて判断すると失敗しにくいです。

価格
7,750円
無料トライアルあり
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能
PCAクラウド会計

業種別の会計処理と周辺連携を重視する中堅企業向けクラウド会計

PCAクラウド会計は、PCAシリーズの業務パッケージ実績をクラウド化し、業種別の勘定体系や周辺システム連携まで見据えて帳簿を組める会計ソフトです。FitGapでは協同組合向け・不動産賃貸向け利用が推奨され、賃貸管理連携、協同組合の信用事業仕訳連携、医療系の患者別入金消込や診療科配賦、活動区分・複合配賦まで扱える点が目立ちます。 販売・給与などPCAシリーズやAPIで会計データをつなぎ、複数業種の関連会社をクラウドで管理したい中小〜中堅企業に向きます。弥生会計の手軽さ、勘定奉行クラウドの統制機能よりも、業種別処理と連携幅を優先する場合に候補になります。 一方、プランが細かく導入前の機能整理が必要で、全体シェアと料金評価は同ページ内で上位ではありません。IFRS基準の帳簿、連結決算、多通貨処理には対応しないため、海外子会社や外貨取引が中心の企業は別タイプを比較するとよいです。
実体験レビュー

✅ 仕訳1件に部門とプロジェクトを同時指定でき、後集計の手間が減る

3部門と2プロジェクトを設定し、仕訳1件に部門とプロジェクトを同時指定できました。「営業1部の中の新規案件」のような見方ができ、あとからExcelで集計し直す手間が少なくなります

✅ 部門別損益レポートが管理会計寄りで月次会議にそのまま使える

部門別損益レポートを出すと、どの部門が利益を出しているかが一覧で分かりました。freeeや弥生の月次レポートより管理会計寄りで、部門別に売上・費用・利益が並ぶため月次会議でそのまま使えます。

⚠️ 業種特化のニーズがある場合、汎用版だけでは専用科目・帳票が不足することがある

社会福祉・建設業など業種特化ニーズがある場合、汎用版だけでは専用科目や専用帳票が不足することがあります。導入前に、汎用版で足りるか専用版が必要かを切り分けて比較する必要があります。

価格
13,860円
無料トライアルあり
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能

自動仕訳・AI活用で帳簿付けをかんたんにするタイプ 🤖

このタイプが合う企業:

経理専任者がいない小規模法人やスタートアップ、はじめて会計ソフトを導入する企業

どんなタイプか:

銀行・カード明細の取込、AI仕訳提案、レシートOCRで記帳を自動化するタイプです。借方・貸方の入力より、取引登録と確認の手軽さを重視します。

このタイプで重視すべき機能:

銀行・カード明細の自動取込と自動仕訳
銀行・カード明細を自動取込し、AIの勘定科目提案で手入力と確認ミスを減らします。
📸レシート撮影・AI-OCRによる自動記帳
スマホ撮影した領収書やレシートから金額・日付を読み取り、紙証憑の記帳を自動化します。

おすすめ製品3選

freee会計(法人)

簿記初心者でも帳簿付けを始めやすい小規模法人向けクラウド会計

freee会計(法人)は、借方・貸方を意識せず「取引」を登録すると自動で仕訳を作れる、簿記初心者寄りのクラウド会計ソフトです。銀行・カード明細の取込やレシートOCR、請求書・経費精算との連動で重複入力を減らせるため、経理専任者がいない小規模法人やスタートアップが帳簿付けを日常化しやすい製品です。 FitGapでは操作性・導入しやすさがカテゴリ96製品中1位、中小企業シェアもカテゴリ109製品中1位で、同タイプでは使い始めやすさで選ぶ候補になります。 一方、法人税申告や承認フロー、経費精算は追加費用が絡み、IFRSや詳細な連結会計には向きません。簿記経験者が仕訳ベースで細かく管理したい場合や、大企業の統制要件がある場合は他製品も比べる必要があります。
実体験レビュー

✅ 借方・貸方を意識せず入力でき、科目提案も10件中8件が的中

10件を入力しても借方・貸方を意識する場面はなく、勘定科目の自動提案は10件中8件が合っていました。外れた候補だけ確認すれば進められ、簿記用語を知らなくても帳簿付けを日常化できます

✅ 銀行明細の自動仕訳が学習し、2回目以降ほど効く

銀行明細CSVを取り込むとひと月分を約20分で処理でき、一度直した仕訳パターンが次回候補に反映されました。同じ修正を繰り返さずに済み、使い始めよりも2回目以降に効果が出やすいです。

⚠️ 仕訳の裏側を確認したい経理担当者には会計処理が見えにくい

借方・貸方を意識しないUIの裏返しで、仕訳の中身を細かく確認したい担当者には会計処理が見えにくく感じる場面があります。会計知識のある担当者は弥生やマネーフォワードと操作感を比べてから選ぶと納得しやすいです。

価格
2,980円
無料トライアルあり
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能
マネーフォワード クラウド会計

明細連携と自動仕訳で帳簿を省力化したい中小法人におすすめ

マネーフォワード クラウド会計は、明細連携とAI仕訳を軸にしながら、従来の仕訳画面にもなじみやすいクラウド会計ソフトです。銀行口座・カード・電子マネーなど多数の金融サービスから明細を取り込み、請求書・経費・給与など同社サービスと組み合わせて帳簿付けを省力化できます。 FitGapでは操作性がカテゴリ96製品中2位、導入しやすさが1位で、銀行API取込、OCR仕訳、確定申告書作成、個人消費税申告、家事按分まで対応しているため、簿記経験者を含む小〜中規模法人や税理士と連携する事業者に向きます。 一方、自動仕訳は設定の見直しと目視確認が必要で、サポートはチャット・Web中心です。建設業会計は追加オプション、社会福祉法人・製造業向けや多通貨処理は弱いため、業種固有会計や海外取引が多い企業は別候補も確認してください。
実体験レビュー

✅ 自動仕訳の科目提案が約85%の精度で手入力を置き換える

明細CSVとカード明細を取り込むと科目提案の精度は約85%(約8割5分)でした。大半の候補がそのまま使え、ゼロから仕訳を起こす手入力を初回から大きく減らせます

✅ 修正した仕訳を学習し、取引件数が多い会社ほど翌月以降に効く

外れた仕訳を直すと同種取引の候補に反映され、使うほど精度が上がる手応えがありました。自分たちの処理ルールを学習させる感覚で、取引件数が多い会社ほど翌月以降に効いてきます。

⚠️ 取引が少なく会計担当者もいない状態では設定項目が多く重く感じる

取引件数が少なく会計担当者もいない状態で始めると、設定項目が多く少し重く感じる場合があります。まず銀行・カード連携と自動仕訳の学習から小さく始めると負担を抑えられます。

価格
¥3,980
無料トライアルあり
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能

買い切りで法人会計と確定申告に使いたい個人事業主向けソフト

会計王は、インストール型の買い切りソフトで、対話形式の「らくらく仕訳入力」とMoneyLinkによる銀行明細取込を使って帳簿付けを進める製品です。クラウド連携よりも手元のWindows PCで落ち着いて処理したい小規模法人や個人事業主に向き、部門別会計や業種別テンプレートも標準で使えます。 FitGapでは個人事業主向け利用、確定申告書作成、個人消費税申告、家事按分に対応し、同タイプの中では法人会計と個人の申告準備をまたいで使いやすい点が特徴です。 一方、OCR仕訳は追加オプションで、マルチテナント管理や仕訳承認フロー、会計事務所向け運用には向きません。Mac・モバイル・複数拠点での同時利用や外部サービス連携を重視する企業は、クラウド型を比較した方がよいです。
実体験レビュー

✅ AI-OCRがレシート5枚中4枚を正しく認識し、紙証憑の入力時間を減らせる

領収書5枚をAI-OCRで読み取ると4枚は正しく認識され、手書き金額の1枚だけ修正が必要でした。紙の領収書を多く扱う事業者なら、買い切りソフトのまま入力時間を減らせます

✅ 消費税区分の入力が丁寧で、インボイス対応後の実務を意識した作り

課税・非課税・免税が混在する取引で、適格請求書発行事業者かどうかを入力画面で選べ、区分ごとの集計も確認できました。税区分が細かく分かれる小売業やサービス業では安心感が選定理由になります。

⚠️ 自動提案はやや無難で、科目判断まで任せきる使い方には向かない

AI-OCRの読み取り後に出る仕訳候補はやや無難で、UIの洗練度や自動提案の気持ちよさはfreeeやマネーフォワードに一歩譲ります。読み取り結果は経理担当者が確認して使う前提で運用すると安定します。

価格
¥44,000
買い切り
無料トライアルあり
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能

ERP連携で帳簿から経営管理まで統合するタイプ 🏗️

このタイプが合う企業:

部門・拠点が複数ある中堅〜大企業で、会計と販売・購買・給与など他業務を統合管理したい企業

どんなタイプか:

会計帳簿を販売・購買・給与などの業務データとつなぎ、経営管理まで統合するERP型です。二重入力削減、月次決算の早期化、複数拠点の集約に強みがあります。

このタイプで重視すべき機能:

🔗他モジュール(販売・購買・給与)との帳簿自動連携
販売・購買・給与データを会計帳簿へ仕訳連携し、部門間の二重入力を減らします。
🌐連結会計・多拠点の帳簿集約
複数拠点やグループ会社の帳簿を集約し、連結決算や拠点別損益を確認できます。

おすすめ製品3選

奉行V ERPクラウド

会計から販売・給与まで同じ基盤で束ねたい中堅企業向け国産統合型

奉行V ERPクラウドは、奉行シリーズの会計を軸に販売・購買・在庫・給与まで同じID体系で束ねる国産クラウドERPです。国内業務を広く自社モジュールでつなげる点が強く、FitGapでは販売管理連携、資材購買連携、固定資産管理、工事原価管理、仕訳承認・監査証憑ワークフロー、内部統制レポート、マルチテナント管理に対応し、中堅企業シェアも同率1位です。 複数部門やグループ会社の帳簿と業務データを二重入力せず管理したい成長企業に向きます。 一方、導入しやすさと料金評価は低めで、銀行API取込とOCR仕訳は追加オプションです。IFRSデュアル帳簿・IFRS連結は非対応のため、海外子会社を含む本社連結基盤なら、グローバル連結を標準で扱える製品と比較したいです。
価格
要問合せ
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能
SuperStream-NX 会計

予算管理や経営分析を経理本部で深めたい大企業向けの会計基盤

SuperStream-NX 会計は、会計モジュールを本社の財務会計・管理会計の中核に置き、既存ERPや人事給与と連携して経営管理を深めるタイプの製品です。FitGapでは大企業シェアがこのタイプ内で2位、金融保険業界でも上位で、予算管理・予算シミュレーション、キャッシュフロー計算書自動生成、内部統制レポートに対応しています。 月次レポートや予算差異分析を経理本部主導で回したい中堅〜大企業、グループ会計を重視する企業に向きます。 IFRS連結にも対応しますが、連結自動消去は追加オプションです。一方、OCR仕訳は非対応で、税務申告やe-Tax、多通貨処理、為替レート自動取込もオプション構成です。帳簿から税務・海外取引まで標準で一体化したい企業は、SAPや国産ERPとの比較が必要です。
実体験レビュー

✅ 連結集計と内部取引の消去仕訳までシステム上で扱える

2法人のデータを連結集計しグループ全体のBS・PLを出力でき、内部取引の消去仕訳までシステム上で処理できました。Excelで集計していた会社なら、連結決算を毎月回す運用が大きく効率化します。単体決算だけなら過剰です。

✅ 固定資産の減価償却が手計算と一致し、IFRS16対応の設定までまとまる

固定資産3件を登録し定額法・定率法の減価償却を計算したところ手計算と結果が一致し、計算プロセスも確認できました。リース期間・利子率・支払スケジュールを入力すると使用権資産と負債を扱う流れが見え、IFRS16対応を含む設定がまとまっています。

⚠️ 導入がプロジェクト規模で、気軽な試用で良し悪しを判断できない

会社コード・原価センター・勘定コード体系など最初に理解すべき設定が多く、ログインしてすぐ入力を試すことはできませんでした。自社の決算・連結・承認・固定資産の要件を整理し、評価範囲を決めてから検証する進め方が現実的です。

価格
¥90,000
年額
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能
SAP S/4HANA Cloud

海外子会社を含む会計統合を進めたい大企業の第一候補

SAP S/4HANA Cloudは、海外拠点の会計・販売・在庫・生産まで同一基盤で動かし、帳簿を経営管理に直結させるグローバルERPです。IFRSデュアル帳簿を扱える点がこのタイプ内で特に強く、FitGapではIFRS連結、連結自動消去、多通貨処理、GST/VATなど海外税務レポート、為替レート自動取込にも対応し、連携・拡張性と大企業シェアが1位です。 海外子会社を含めて本社帳簿と現地会計を統合したい大企業、多拠点・多通貨の統制を重視する企業に向きます。 一方、料金評価は低く、導入にも専門体制が必要です。法人税申告、内訳書概況書、e-Tax連携、個人消費税申告、確定申告書作成は非対応のため、国内申告まで1製品で完結したい企業や会計事務所は、税務ソフト併用や国産製品との比較が前提になります。
実体験レビュー

✅ IFRS基準の帳票を前提にした決算書を出力できる

Financial Closing CockpitからP&LとBSを出力すると、IFRS基準のフォーマットで確認でき、IFRS16の設定項目もありました。IFRS・US GAAPでグループ全体の数字を見たい会社には、帳票の前提から合致します。日本基準の単一法人には使わない設定や確認項目が多くなります。

✅ 外貨換算差額が月末処理で自動計上され、取引から決算まで同じ基盤でつながる

EUR建て取引を入力後、月末処理で換算差損益の仕訳が立つことを確認しました。月末処理の中に外貨換算が組み込まれており、外貨処理を手作業で調整している会社なら負担を減らせます。

⚠️ 単一法人・日本円中心の中小企業には過剰で、導入に専門体制が必要

単一法人・日本円取引中心の中小企業にはコストも習熟負担も重く明らかに過剰でした。SAP独自の用語・コード・業務フローへの慣れが必要で、評価時点からSAPコンサルタントを巻き込む進め方が現実的です。

価格
要問合せ
無料トライアルあり
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能

比較すべき機能の優先度マップ

どこから比較すべきか

製品には数多くの機能がありますが、選定の決め手になるのは一部の機能だけです。そこで各機能を「多くの企業で必要か」と「製品ごとに対応が分かれるか」の2つの軸で4つに分け、比較する順番が分かるように並べました。下の表では、このページに登場した製品が各機能にどう対応しているかを、上から順に確認できます。
標準対応
オプション/条件付き
非対応

選定の決め手

帳簿対応の会計ソフトでは、入力自動化や請求・消込・承認までをどこまで一体で回せるかに差が出ます。日々の記帳負荷と確認体制を比べてください。
弥生会計
勘定奉行クラウド
PCAクラウド会計
freee会計(法人)
マネーフォワード クラウド会計
会計王
奉行V ERPクラウド
SuperStream-NX 会計
SAP S/4HANA Cloud
請求書発行
請求書発行機能を有し、売上仕訳をリアルタイム連携できるか
OCR仕訳
領収書やスマホ撮影画像からOCRで読み取り仕訳できるか
税務申告(法人税)
法人税申告書を作成・申告連携できるか
仕訳承認ワークフロー
仕訳の起票から承認までを管理できるか
予算管理・連携
予算執行や差異を管理し外部予算システムと連携できるか
自動仕訳精算・消込
売掛金・買掛金の入金・支払を自動突合し消込できるか

一部の企業で必須

外貨取引、在庫評価、連結処理、工事別管理などがある企業では、一般的な帳簿機能だけでは足りません。自社の業態や拠点構成に合うかを確認してください。
弥生会計
勘定奉行クラウド
PCAクラウド会計
freee会計(法人)
マネーフォワード クラウド会計
会計王
奉行V ERPクラウド
SuperStream-NX 会計
SAP S/4HANA Cloud
在庫リアル連携
入出庫・棚卸評価を即時に会計へ反映できるか
多通貨処理
外貨での起票や期末換算差の自動仕訳に対応できるか
連結自動消去
複数会社データを取り込み内部取引や持分を自動消去できるか
工事原価管理
工事別に原価を集計・管理できるか

ほぼ全製品が対応

現金出納や大量仕訳、月次・年次決算の効率化は、多くの帳簿対応ソフトで備わる基本機能です。ここは差別化よりも運用しやすさで見てください。
弥生会計
勘定奉行クラウド
PCAクラウド会計
freee会計(法人)
マネーフォワード クラウド会計
会計王
奉行V ERPクラウド
SuperStream-NX 会計
SAP S/4HANA Cloud
現金出納帳
現金の入出金を台帳管理できるか
大量仕訳処理
数万件規模の仕訳データを一括で高速処理できるか
決算早期化
月次・四半期・年次決算を自動化し決算期間を短縮できるか

優先度が低い

社会福祉法人や自治体、会計事務所向けの特殊管理は、通常の中小企業やERP導入企業の帳簿選定では優先度が下がります。該当しない場合は比較対象から外せます。
弥生会計
勘定奉行クラウド
PCAクラウド会計
freee会計(法人)
マネーフォワード クラウド会計
会計王
奉行V ERPクラウド
SuperStream-NX 会計
SAP S/4HANA Cloud
資金収支自動
社会福祉法人の様式に基づく資金収支表を自動作成できるか
地方債管理
起債・利息・償還を台帳管理できるか
顧問先ダッシュボード(会計事務所)
複数クライアントのKPIや財務指標を横断表示できるか

帳簿対応の会計ソフトの選び方

このページでの絞り込み方

  1. 1
    タイプを見て、帳簿運用の大枠を決める帳簿対応の会計ソフトでは経理部門で仕訳を管理する形、少人数で自動化を重視する形、ERPとして周辺業務まで広げる形で向く製品が変わります。まずは自社の担当体制に近いタイプを選びます。タイプ別おすすめへ ↑
  2. 2
    必要な帳簿機能は、優先度マップで確認する請求・消込・承認・予算管理などの機能は、会社の業態や拠点構成で優先度が変わります。必要な機能と条件付きでよい機能を分けておくと、比較ポイントを読みやすくなります。機能の優先度マップへ ↑
  3. 3
    運用条件で比較ポイントをそろえるタイプと機能を確認したうえで、毎月の帳簿付けを誰が担うか、周辺業務や部門をどこまでつなぐかを整理します。下の比較ポイントでは、機能の○×に加えて確認したい運用・契約条件をまとめます。

ここからは、機能の○×に加えて日々の帳簿付けが続くかを運用面から整理します。入力担当や周辺データに加え、部門展開と導入費用の条件をそろえると、導入後の負担を比べやすくなります。

機能だけでは分かりにくい、運用・契約条件の比較ポイント

帳簿入力と確認の担当体制

経理担当者がいる会社と、代表者や事務担当が兼務する会社では、毎月の入力量と確認の進め方が変わります。担当者に合わない画面や運用を選ぶと、取引登録はできても月次の確認が遅れやすくなります。

製品の分かれ方:製品は大きく3タイプに分かれます。仕訳ベースで経理が管理するタイプ、取引登録を中心に少人数で進めるタイプ、部門から集まるデータを本部で確認するタイプです。

  • 仕訳ベースで経理が管理する製品複式簿記に沿って帳簿を整えたい会社で使いやすい製品です。ただし経理経験が少ない担当者には、入力画面やサポート内容の確認が必要です。代表製品:弥生会計 / 勘定奉行クラウド
  • 取引登録を中心に少人数で進める製品銀行明細や請求データを取り込み、日々の記帳を減らしやすい製品です。ただし自動作成された内容は、月次で確認する担当を決める必要があります。代表製品:freee会計(法人) / マネーフォワード クラウド会計
  • 部門データを本部で確認する製品複数部門の取引を集め、会計側で確認しやすい製品です。その分、部門ごとの入力ルールを先にそろえる手間があります。代表製品:奉行V ERPクラウド / SAP S/4HANA Cloud

周辺業務データとのつなぎ方

請求や経費に加え、販売や給与のデータが増える会社では、会計だけを単独で使うか周辺業務まで同じ基盤に寄せるかで運用が変わります。つなぎ方を後から決めると、同じ取引を別々の画面で直す手間が残ります。

製品の分かれ方:製品は大きく3タイプです。会計単体を中心に使うタイプ、請求や経費も同じサービス群で広げるタイプ、ERPとして販売・購買・人事労務まで統合するタイプです。

  • 会計単体を中心に使う製品帳簿と決算資料の作成を中心に始めやすい製品です。ただし請求や給与を別システムで使う場合は、入力の受け渡しを確認します。代表製品:弥生会計
  • 請求や経費も同じサービス群で広げる製品会計の入力を周辺業務と近づけやすい製品です。ただし使うサービスを増やすほど、費用と担当範囲の整理が必要です。代表製品:freee会計(法人) / マネーフォワード クラウド会計
  • ERPとして業務データを統合する製品販売や購買の情報も会計へ集めやすい製品です。その分、導入前に対象業務と管理単位をそろえる負担があります。代表製品:奉行V ERPクラウド / SAP S/4HANA Cloud

部門・拠点が増えたときの管理体制

部門や拠点が増えると、入力者と承認者に本部経理も加わります。少人数向けの運用を広げすぎると、権限変更や月次締めの確認が担当者頼みになりやすくなります。

製品の分かれ方:製品は大きく3タイプです。単一拠点で管理しやすいタイプ、部門管理を足して広げるタイプ、グループ会社や海外拠点まで統合するタイプです。

  • 単一拠点で管理しやすい製品事業所内で入力と確認を回しやすい製品です。ただし拠点追加や複数人利用が増える場合は、契約と管理方法を見直す必要があります。代表製品:弥生会計 / freee会計(法人)
  • 部門管理を足して広げる製品中小企業の経理部門が月次確認をそろえやすい製品です。ただし承認や周辺連携を増やすと、初期設定の範囲が広がります。代表製品:勘定奉行クラウド / マネーフォワード クラウド会計
  • グループ会社や海外拠点まで統合する製品複数会社の業務データを会計基盤に集めやすい製品です。その分、導入範囲と運用ルールを決める期間が長くなりやすいです。代表製品:奉行V ERPクラウド / SAP S/4HANA Cloud

料金・導入支援の確認方法

小規模に始める場合と、部門や拠点を含めて導入する場合では、初年度に必要な費用と準備期間が変わります。月額だけで決めると、サポートやデータ移行を足した後の総額が想定とずれやすくなります。

製品の分かれ方:製品は大きく3タイプです。料金表と無料試用で始めやすいタイプ、サポートプランを選んで使うタイプ、業務範囲を伝えて見積もるタイプです。

  • 料金表と無料試用で始めやすい製品初期費用を抑えて試しやすい製品です。ただし上位プランや周辺サービスを含めると、継続費用は変わります。代表製品:freee会計(法人) / マネーフォワード クラウド会計
  • サポートプランを選んで使う製品操作サポートや保守を含めて選びやすい製品です。ただしプランごとに相談できる内容が変わるため、必要な窓口を先に整理します。代表製品:弥生会計 / 勘定奉行クラウド
  • 業務範囲を伝えて見積もる製品会計以外の業務や拠点数を含めて条件をそろえやすい製品です。その分、比較前に対象業務と利用人数を整理する必要があります。代表製品:奉行V ERPクラウド / SAP S/4HANA Cloud

ぴったりの製品が見つかる

かんたんな質問に答えるだけで、あなたの要件が整理され、解消すべき注意点や導入までに必要なステップも分かります。

よくある質問

帳簿を作成できる会計ソフトでは何ができますか?

仕訳帳や総勘定元帳といった主要簿に加え、現金出納帳や売掛帳などの補助簿まで、入力した仕訳から自動で作成できます。法律で保存が必要な帳簿を整え、税理士とのデータ共有にも使えます。複式簿記の定番型・AI自動仕訳型・ERP統合型の3タイプがあります。

仕訳帳や総勘定元帳などの帳簿を自動で作れますか?

作れます。日々の仕訳を入力すれば、仕訳帳や総勘定元帳、試算表が自動で更新され、補助簿もあわせて整います。弥生会計や勘定奉行クラウドは正確な帳簿づくりに定評があり、freee会計やマネーフォワード クラウド会計は自動仕訳で帳簿付けを簡単にできます。必要な帳簿が一通りそろうかが要点です。

法律で求められる帳簿の保存にも対応できますか?

対応できます。作成した帳簿は電子帳簿保存法に沿って電子で保存でき、検索の要件を満たした形で残せる製品があります。勘定奉行クラウドやPCAクラウド会計は保存や証憑の管理に対応し、税理士へそのままデータを渡せます。法定の保存期間や検索の要件に対応しているかを確かめましょう。

帳簿を作成できる会計ソフトの料金はどのくらいですか?

クラウド型は月数千円からで、freee会計は法人が月2,980円、マネーフォワード クラウド会計は月3,980円、勘定奉行クラウドは月7,750円が目安です。インストール型の弥生会計は5万円前後、会計王は44,000円の買い切りで、大企業向けのERPは要問い合わせです。必要な帳簿の範囲と規模で総額が変わります。

帳簿づけを表計算や手書きで続けると何に困りますか?

仕訳から複数の帳簿を手作業で書き写すと、件数が増えるほど時間がかかり、転記ミスや帳簿間の不一致が起きやすく、保存の要件も満たしにくくなります。会計ソフトを使えば、入力した仕訳から必要な帳簿が自動でそろい、電子での保存まで進められます。法定の帳簿と保存に対応する製品かを確かめると安心です。

※掲載している機能・対応範囲・料金は一般的な目安です。製品・プラン・契約条件により異なる場合があるため、導入前に各製品の最新の公式情報や比較表でご確認ください。

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