おすすめ製品の早見表
| 製品名 | タイプ | 料金 | 企業規模 | 評価ポイント |
|---|---|---|---|---|
| PCAクラウド会計 | 組合専用設計タイプ 🏛️ | 13,860円月 |
| 信用事業や特別会計まで扱え、販売・給与とも連携できる組合向け会計。 |
| 奉行V ERPクラウド | 組合専用設計タイプ 🏛️ | 要問合せ |
| 会計・販売・人事労務を同じ基盤で管理。広域組合の業務標準化に強い。 |
| freee会計(法人) | クラウド自動化タイプ ☁️ | 2,980円月 |
| 簿記に不慣れでも使える設計。使いやすく導入が容易で、中小企業シェアもトップ。 |
| マネーフォワード クラウド会計 | クラウド自動化タイプ ☁️ | 3,980円月 |
| 決算・経営レポートまで対応範囲が広い。短期導入しやすい。 |
| マネーフォワード クラウド会計Plus | クラウド自動化タイプ ☁️ | 要問合せ |
| 承認ルート・権限・監査ログで会計を管理。複数担当者での経理に強い。 |
| 勘定奉行クラウド | 中〜大規模ERP連携タイプ 🏢 | 7,750円月 |
| 会計を販売・購買・給与と連携可能。導入シェアもトップレベル。 |
| SuperStream-NX 会計 | 中〜大規模ERP連携タイプ 🏢 | 90,000円年額 |
| 複数事業体の会計を一括管理。IFRS連結や配賦計算まで対応。 |
| OBIC7 会計情報システム | 中〜大規模ERP連携タイプ 🏢 | 要問合せ |
| 単体会計から連結仕訳生成まで対応。大企業シェアが高く支援も手厚い。 |
会計ソフトの導入によって得られる効果
会計ソフトは、会計業務に必要な情報をまとめて管理するためのツールです。日々の記録や帳簿作成、決算に使う情報を整理しやすくなります。
| 導入前の課題 | 導入によって得られる効果 |
|---|---|
| 日々の記帳に時間がかかる | 取引内容に応じた記録を作成しやすくなり、日々の記帳作業を減らせます |
| 請求書の転記に手間がかかる | 請求データを会計処理へつなげやすくなり、金額や取引先の転記負担を抑えられます |
| 領収書の整理が手作業 | 領収書やレシートをデータで保管し、紙の整理や書類確認の手間を減らせます |
| 月次締めに時間がかかる | 入力状況や残高を確認しやすくなり、月次締め前の集計を進めやすくなります |
| 税制変更への対応が不安 | 会計ルールに沿って処理を進めやすくなり、税制変更時の確認負担を抑えやすくなります |
続いて、協同組合向け会計ソフトをタイプ別に分類し、それぞれのおすすめ製品を紹介します。
協同組合向け会計ソフト3タイプを解説
| 比較項目 | 組合専用設計タイプ | クラウド自動化タイプ | 中〜大規模ERP連携タイプ |
|---|---|---|---|
| 優れている点 | 組合基準の帳票を自動作成 | AI仕訳提案で記帳を自動化 | 複数事業の損益を一元管理 |
| できること | 賦課金出資金管理決算帳票自動作成剰余金処分案作成 | 銀行カード明細自動取込AI仕訳提案インボイス制度対応 | 事業別部門別多軸管理内部取引消去処理販売購買給与統合 |
| 適している企業/業種 | 事業協同組合森林組合 | 事業協同組合企業組合 | 中堅規模の事業協同組合協同組合連合会 |
| 料金目安 | 要問合せ(個別見積もり) | 無料〜(無料お試し後は有料、料金は要問合せ) | 要問合せ(事業規模・機能構成による個別見積もり) |
タイプ別おすすめ製品
組合専用設計タイプ 🏛️
このタイプが合う企業:
どんなタイプか:
おすすめ製品3選
信用事業や特別会計を抱える中規模組合におすすめの会計ソフト
✅ 仕訳に部門とプロジェクトを同時指定でき、事業別の集計をExcelで作り直さなくて済む
3部門と2プロジェクトを設定し、仕訳1件に部門とプロジェクトを同時指定できました。「ある部門の中の個別案件」のような見方ができ、事業別損益や個別事業ごとの集計をあとからExcelで作り直す手間が減ります。
✅ 部門別損益レポートが理事会・月次会議向けにそのまま使える
部門別損益レポートを出すと、どの部門が利益を出しているかが一覧で分かりました。freeeや弥生の月次レポートより管理会計寄りで部門別に売上・費用・利益が並ぶため、事業別損益を確認したい組合の理事会・月次会議資料としてそのまま使えます。
⚠️ 組合基準の専用科目・帳票は汎用版だけでは不足する場合がある
業種特化ニーズがある場合、汎用版だけでは専用科目や専用帳票が不足することがあります。組合会計基準に忠実な帳票が必要なら、導入前に汎用版で足りるか専用対応が必要かを切り分けて比較する必要があります。
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
会計から人事まで統合し業務標準化したい連合会・広域組合向け
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
クラウド自動化タイプ ☁️
このタイプが合う企業:
どんなタイプか:
おすすめ製品3選
簿記に不慣れでも日次処理を回しやすい小規模組合向けクラウド会計
✅ 簿記用語を避けたUIで、兼務担当者でも入口で止まらない
「支出を登録する」「明細を取り込む」と業務単位で次の作業が案内され、借方・貸方を意識せず入力できました。10件の自動提案は8件が的中。経理専任を置きにくい小規模な組合でも、兼務担当者が日次処理を早く回せる設計です。
✅ 明細CSVをひと月分約20分で処理、修正は次回候補に反映される
テスト用の銀行明細CSVを取り込み、ひと月分の明細を約20分で処理できました。一度直した仕訳パターンが次回候補に反映され同じ修正を繰り返さずに済むため、組合口座の入出金を仕訳へつなげる日々の作業を圧縮できます。
⚠️ 仕訳の裏側は確認しにくく、経理経験者は慣れが要る
借方・貸方を意識しないUIの裏返しで、仕訳の裏側を細かく確認したい経理担当者には会計処理が見えにくく、自動提案が外れたときの修正操作も最初は少し慣れが必要です。
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
決算や理事会向けの数字を早くまとめたい組合向けクラウド会計
✅ 自動仕訳の科目提案が約85%的中し、日々の入力を置き換えられる
テスト明細とカード明細を取り込んだところ、科目提案の精度は約85%(約8割5分)でした。大半の候補がそのまま使え、残りの修正もゼロから作るより短時間で済むため、経理を兼務する組合でも日々の記帳の大半を自動仕訳に任せられます。
✅ 修正を学習して精度が上がり、給与・経費まで同じ基盤でつなげる
外れた仕訳を直すと同種取引の候補に反映され、使うほど精度が上がりました。給与や経費精算のデータも会計へ流す運用が想像でき、取引件数が多い組合ほど翌月以降に効いてくる点が強みです。
⚠️ 取引が少なく担当者もいない組合には設定が重く感じる
取引件数が少なく会計担当者もいない状態で始めると設定項目が多く少し重く感じる場合があります。まず銀行・カード連携と自動仕訳の学習から小さく始めると負担を抑えられます。
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
仕訳承認や権限管理で統制を整えたい中規模以上の組合向け
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
中〜大規模ERP連携タイプ 🏢
このタイプが合う企業:
どんなタイプか:
おすすめ製品3選
購買や共済の事業データをつなぎたい中堅以上の組合におすすめ
✅ 部門別集計表で事業ごとの収支をそのまま月次資料にできる
部門を作って仕訳を振り分け部門別試算表を出すと、どの部門で費用が増えているかを追いやすく、月次の確認資料としてそのまま使えました。共同購買・共同受注など事業別の収支を一覧で追えるため、理事会向けの予算対比を整えたい中堅以上の組合に向きます。
✅ 承認した経費申請が手打ち直しなしで会計仕訳に計上される
承認した経費申請が会計側の仕訳としてそのまま計上され、CSVで移したり手で打ち直したりする前提ではありませんでした。稟議・承認の証跡を残しながら仕訳に反映できるため、人数が増えた組合ほど効果が出ます。
⚠️ 一人経理・小規模組合には機能が過剰で初期設定が重い
承認フローや部門管理など機能が多く、取引入力だけを早くしたい一人経理や小規模事業者には初期設定の負担が見合いません。給与・販売など奉行シリーズ全体で業務をまとめる予定があるかを含めて判断すると失敗しにくいです。
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
区分経理が複数ある連合会の事業別損益管理に向く統合会計システム
✅ 複数法人を連結集計し、内部取引の消去仕訳までシステム上で扱える
2法人のデータを連結集計しグループ全体のBS・PLを出力でき、内部取引の消去仕訳までシステム上で扱えました。複数の共同事業や連合会レベルで内部取引の消去まで会計側で回したい組合ほど効率化につながります。単体決算だけなら過剰です。
✅ 承認フローの証跡が細かく残り、差戻しコメントや履歴を後から追える
承認者・代理承認者・エスカレーション先を設定し、差戻しコメントや承認履歴が記録として残り後から画面で追えました。勘定奉行クラウドにも承認フローはありますが、証跡の残し方と設定粒度がさらに細かく、監査対応や権限分離を重視する連合会に向きます。
⚠️ 少人数の組合には過剰で、導入がプロジェクトになる
会社コードや勘定コード体系など最初に理解すべき設定が多く、導入がプロジェクトになります。少人数の組合が低コストで日常仕訳を楽にしたい用途には過剰になりやすく、先に自社の決算・連結・承認・固定資産の要件を整理してから検証するのが現実的です。
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
複数事業体の連結決算を一元化したい大規模な連合会向け
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
比較すべき機能の優先度マップ
どこから比較すべきか
選定の決め手
PCAクラウド会計 | 奉行V ERPクラウド | freee会計(法人) | マネーフォワード クラウド会計 | マネーフォワード クラウド会計Plus | 勘定奉行クラウド | SuperStream-NX 会計 | OBIC7 会計情報システム | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
請求書発行 請求書発行機能を有し、売上仕訳をリアルタイム連携できるか | ||||||||
複合配賦 複数ドライバや段階配賦ルールで費用を配賦できるか | ||||||||
全銀データ出力 全銀協フォーマットで送金・振替データを出力できるか | ||||||||
税務申告(法人税) 法人税申告書を作成・申告連携できるか | ||||||||
税務申告(内訳書・概況書) 内訳書・概況書を作成し申告へ連携できるか | ||||||||
e-Tax連携 e-Taxと連携し電子申告送信まで行えるか |
一部の企業で必須
PCAクラウド会計 | 奉行V ERPクラウド | freee会計(法人) | マネーフォワード クラウド会計 | マネーフォワード クラウド会計Plus | 勘定奉行クラウド | SuperStream-NX 会計 | OBIC7 会計情報システム | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
共済契約連携 共済契約データから仕訳を生成できるか | ||||||||
信用事業仕訳連携 信用事業の勘定系仕訳を自動取込みできるか | ||||||||
組合員管理 出資金・利用高・配当・債権債務を管理できるか | ||||||||
工事原価管理 工事別に原価を集計・管理できるか | ||||||||
進行基準売上計上 工事進捗率に応じて売上・原価を計上できるか |
ほぼ全製品が対応
PCAクラウド会計 | 奉行V ERPクラウド | freee会計(法人) | マネーフォワード クラウド会計 | マネーフォワード クラウド会計Plus | 勘定奉行クラウド | SuperStream-NX 会計 | OBIC7 会計情報システム | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
預り金・保証金管理 患者/利用者/敷金などの預り金や保証金を管理できるか | ||||||||
現金出納帳 現金の入出金を台帳管理できるか | ||||||||
立替・未収管理 立替金や未収金をテナント単位で管理できるか | ||||||||
決算早期化 月次・四半期・年次決算を自動化し決算期間を短縮できるか |
優先度が低い
PCAクラウド会計 | 奉行V ERPクラウド | freee会計(法人) | マネーフォワード クラウド会計 | マネーフォワード クラウド会計Plus | 勘定奉行クラウド | SuperStream-NX 会計 | OBIC7 会計情報システム | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
GST/VATレポート VATやGSTの国別集計レポートを出力できるか | ||||||||
IFRS連結 IFRS基準で連結決算を作成できるか | ||||||||
為替レート自動取込 オンライン為替サービスからレートを取得し換算差額を自動計上できるか |
協同組合の会計ソフトの選び方
このページでの絞り込み方
- 1タイプを見て、大まかに製品を絞る協同組合では、組合会計への寄せ方と日常記帳の自動化、ERP統合のどれを優先するかで向く製品が変わります。まず組合専用設計タイプ、クラウド自動化タイプ、中〜大規模ERP連携タイプのどれに近いかを確認します。タイプ別おすすめへ ↑
- 2必要な機能の優先度を確認する賦課金請求や共通費配賦に加え、送金データや税務申告まで会計と一体で回すかで比べる項目は増えます。共済・信用・建設系の共同事業がある場合は、条件付き要件も早めに確認しておくと後戻りを減らせます。機能の優先度マップへ ↑
- 3運用・契約条件で続けやすさを確かめるタイプと機能の方向性が合っていても、初期設定や部門設計が合わないと事務局の負担が残ります。利用人数と契約窓口も、導入後の続けやすさに響きます。次の比較ポイントを使うと、導入後の運用まで想像しやすくなります。
機能の○×に加えて、組合の会計処理では設定担当と運用範囲が負担を左右します。契約形態までそろえると、事務局の体制に合う製品を判断しやすくなります。
機能だけでは分かりにくい、運用・契約条件の比較ポイント
組合会計の初期設計
賦課金や出資金に加え、事業別損益を扱う組合では、使い始めに科目や部門をどこまで作り込むかで日常処理の手間が変わります。一般企業向けの設定をそのまま使うと、総会・監査向けの集計を後から表計算で補う作業が残ります。
製品の分かれ方:製品は大きく3通りです。組合向けの会計設計に寄せやすい製品、自社で科目や部門を設定して使うクラウド型の製品、複数事業の管理軸をERPとして設計する製品です。
- 組合向けの会計設計に寄せやすい製品会計シリーズを使い、科目や部門を組合の処理に合わせて整えやすい製品です。ただし出資金台帳や総会資料まで含める場合は、設定範囲を導入前に詰める必要があります。代表製品:PCAクラウド会計
- 自社で科目や部門を設定して使うクラウド型の製品小規模な事務局でも、銀行明細の取込と日々の記帳を早く始めやすい製品です。一方で組合固有の集計は、自社の科目設計や運用ルールに左右されます。代表製品:freee会計(法人) / マネーフォワード クラウド会計
- 複数事業の管理軸をERPとして設計する製品共同購買や共済など周辺業務を含め、部門・事業単位の管理を一つの基盤に寄せやすい製品です。その分、導入時の業務整理と関係部門の調整が重くなります。代表製品:奉行V ERPクラウド / OBIC7 会計情報システム
日常記帳と決算準備の分担
兼務担当者が少人数で処理する組合と、複数担当者で月次・決算を締める組合では、任せたい作業の範囲が変わります。自動取込だけを重視すると、承認や部門別確認が増えた時期に手作業のチェックが残ります。
製品の分かれ方:製品は大きく3通りです。明細取込と仕訳作成を軽く始める製品、承認や権限管理を加えて複数担当者で回す製品、周辺業務から会計へデータを集める製品です。
- 明細取込と仕訳作成を軽く始める製品銀行やカードのデータを取り込み、日々の記帳を短時間で進めやすい製品です。ただし承認手順や部門別確認が増えると、上位プランや別製品の検討が必要になります。代表製品:freee会計(法人) / マネーフォワード クラウド会計
- 承認や権限管理を加えて複数担当者で回す製品仕訳の申請・承認や権限設定を組み込み、理事会前の確認を分担しやすい製品です。ただし少人数で単純な記帳だけなら、設定項目が多く感じられる場合があります。代表製品:マネーフォワード クラウド会計Plus
- 周辺業務から会計へデータを集める製品販売・購買・給与など周辺業務の情報を会計へ集約しやすい製品です。その分、会計だけを短期で置き換える導入には準備期間がかかります。代表製品:勘定奉行クラウド / OBIC7 会計情報システム
利用人数と管理権限の広げ方
組合員対応や複数事業に加え、拠点が増えると経理担当者だけでなく承認者や閲覧者もシステムに関わります。最初の利用人数だけで決めると、後から権限分けや追加利用者の管理が複雑になります。
製品の分かれ方:製品は大きく3通りです。少人数で始めやすい料金表型の製品、利用者や権限を増やしながら管理する製品、組織階層まで含めて設計するERP型の製品です。
- 少人数で始めやすい料金表型の製品料金表や無料お試しから始めやすく、兼務の事務局でも導入の入口を作りやすい製品です。ただし利用者や申請業務が増えると、従量費用や上位プランの条件が効いてきます。代表製品:freee会計(法人) / マネーフォワード クラウド会計
- 権限と承認を増やしながら管理する製品複数担当者で仕訳や確認を分担し、内部確認の履歴を残しやすい製品です。一方で、権限設計を細かくしすぎると日常処理の手戻りが増えます。代表製品:マネーフォワード クラウド会計Plus / 勘定奉行クラウド
- 組織階層まで含めて設計するERP型の製品拠点や部門をまたぐ会計情報を一元管理し、広域組合や連合会の管理に寄せやすい製品です。その分、現場ごとの処理を標準化する合意形成が必要になります。代表製品:奉行V ERPクラウド / OBIC7 会計情報システム
導入支援と契約窓口
協同組合の会計は、一般的な会社の会計処理に加えて監査資料や事業別の確認が発生します。自社だけで設定するか、ベンダーや販売パートナーと要件を整理するかで、導入初期の負担と費用の見え方が変わります。
製品の分かれ方:製品は大きく3通りです。無料お試しやヘルプを使って自社で始める製品、導入支援サービスを組み合わせる製品、問い合わせから見積もりと導入計画を進める製品です。
- 無料お試しやヘルプを使って自社で始める製品試用期間やヘルプを使い、少人数の事務局でも先に操作感を確かめやすい製品です。ただし組合固有の帳票や監査資料は、自社で必要項目を整理してから設定します。代表製品:freee会計(法人) / PCAクラウド会計
- 導入支援サービスを組み合わせる製品データ移行や設定説明を支援と組み合わせ、複数担当者での運用開始に進みやすい製品です。ただし支援内容や費用は契約条件で変わるため、必要な作業範囲を先にそろえます。代表製品:マネーフォワード クラウド会計Plus / freee会計(法人)
- 問い合わせから見積もりと導入計画を進める製品会計以外の業務も含めて要件を整理し、見積もりと導入計画を作って進める製品です。その分、短期導入よりも関係者の確認と契約手続きに時間がかかります。代表製品:奉行V ERPクラウド / OBIC7 会計情報システム
よくある質問
協同組合向けの会計ソフトでは何ができますか?
組合員の出資金や賦課金を管理し、事業別の損益計算や剰余金処分案の作成など、組合会計に特有の業務に対応できます。組合会計基準に沿った決算帳票を作成することもできます。組合向けに専用設計した型・クラウドで自動化する型・中堅大規模向けのERP連携型の3タイプがあります。
出資金や賦課金の管理に対応できますか?
対応できます。組合員ごとの出資金や賦課金を記録して残高を管理し、増資や脱退に伴う変動も扱える製品があります。PCAクラウド会計や奉行V ERPクラウドは組合向けの管理に対応し、freee会計やマネーフォワード クラウド会計は補助科目で出資金を整理できます。組合員の数と管理したい項目に合うかが要点です。
事業別の損益計算や剰余金処分案の作成もできますか?
できます。購買や利用などの事業ごとに損益を分けて計算し、期末の剰余金処分案や組合会計基準に沿った決算帳票を作成できる製品があります。勘定奉行クラウドやSuperStream-NXは事業区分の管理に強く、OBIC7は大規模な組合の会計にも対応します。事業の数と決算帳票の様式に合うかを確かめましょう。
協同組合向けの会計ソフトの料金はどのくらいですか?
クラウドで自動化する型は月数千円からで、freee会計は法人が月2,980円、マネーフォワード クラウド会計は月3,980円、PCAクラウド会計は月13,860円が目安です。中堅向けの勘定奉行クラウドは月7,750円、ERP連携の奉行V ERPクラウドやOBIC7、SuperStream-NX会計は要問い合わせが中心です。組合員数と事業の数で総額が変わります。
株式会社向けの会計ソフトを協同組合が使うと何に困りますか?
株式会社向けのソフトは出資金や賦課金の管理、剰余金処分案や組合会計基準の決算帳票に対応していないことがあり、決算で手作業の組み替えが生じます。協同組合の会計に向く製品なら、出資金の管理から事業別損益、決算帳票までを基準に沿って作成できます。まず組合特有の管理項目と決算帳票を整理して選ぶと安心です。
※掲載している機能・対応範囲・料金は一般的な目安です。製品・プラン・契約条件により異なる場合があるため、導入前に各製品の最新の公式情報や比較表でご確認ください。
サービスカテゴリ
AI・エージェント
ソフトウェア(Saas)