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NPO・一般社団法人向け会計ソフトおすすめ9選|タイプ別の選び方ガイド

更新:2026/6/20
NPO・一般社団法人向け会計ソフトは、日々の入出金を記録できるかだけでなく、どの会計基準の帳票まで必要かで選び方が変わります。企業会計基準で使う汎用型、活動計算書や財産目録を作るNPO法人会計基準対応型、正味財産区分まで扱う公益法人会計基準特化型では、経理担当者が確認する書類が違います。寄附、助成金、複数事業、会費徴収の扱いを先に整理すると、通常の会計処理で足りるか、専用帳票まで見るべきかを分けられます。このページでは、会計基準と団体運用を分けて、NPO・一般社団法人向け会計ソフトの候補を比較できます。
続きを読む
レビュー担当 松浦 大輔
FP技能士2級(AFP)・日商簿記2級を保有し、財務・会計の実務知識を裏付けている。freee等の会計・経費精算システムの業務利用経験を持ち、バックオフィス業務設計の視点から製品を評価している。
FitGapにおけるすべての評価は、公平性を最優先に、客観的なアルゴリズムを用いて計算されています。製品の評価方法は「FitGapの評価メソッド」、シェアデータの算出根拠は「シェアスコアの算出方法」をご覧ください。

目次

1
タイプ別おすすめ製品
汎用会計ソフト活用タイプ 🏢
弥生会計
/ 勘定奉行クラウド
/ マネーフォワード クラウド会計
NPO法人会計基準対応タイプ 🤝
freee会計(法人)
/ MJSLINK DX
/ 会計王
公益法人会計基準特化タイプ 🏛️
パワフル会計「公益」
/ FX4クラウド
/ 勘定奉行
企業規模
大企業
中小企業
個人事業主
その他
すべて表示

おすすめ製品の早見表

タイプ別おすすめ製品 9

NPO、一般社団法人向けの会計ソフトのおすすめ製品を製品ごとにタイプ、料金、企業規模、評価ポイントで比較する表
製品名タイプ料金企業規模評価ポイント
弥生会計
汎用会計ソフト活用タイプ 🏢
50,000円
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

簿記に不慣れでも始めやすい定番ソフト。中小企業でのシェアが高く、サポートも手厚い。

勘定奉行クラウド
汎用会計ソフト活用タイプ 🏢
7,750円
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

部門別管理・承認・証憑管理まで広く対応。奉行シリーズで周辺業務も統合可能。

マネーフォワード クラウド会計
汎用会計ソフト活用タイプ 🏢
3,980円
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

明細取得から請求・経費・給与まで広げられる。低コストでクラウド運用を始めやすい。

freee会計(法人)
NPO法人会計基準対応タイプ 🤝
2,980円
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

簿記知識が少なくても使いやすい。入金取込から寄附管理まで少人数で処理しやすい。

MJSLINK DX
NPO法人会計基準対応タイプ 🤝
要問合せ
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

財務会計から給与・人事・販売まで広く統合可能。複数事業の会計区分管理にも対応。

会計王
NPO法人会計基準対応タイプ 🤝
44,000円買い切り
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

買い切り型で費用を抑えやすい。業種別設定と対話入力で小規模団体も始めやすい。

パワフル会計「公益」
公益法人会計基準特化タイプ 🏛️
要問合せ
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

公益法人会計基準に特化。正味財産区分や活動区分配賦を専用設計で管理できる。

FX4クラウド
公益法人会計基準特化タイプ 🏛️
要問合せ
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

税理士と月次帳簿を確認しながら正確性を保てる。監査説明が必要な団体に向く。

勘定奉行
公益法人会計基準特化タイプ 🏛️
7,750円
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

奉行シリーズで給与・販売・固定資産まで連携可能。中堅企業でのシェアも高い会計基盤。

会計ソフトの導入によって得られる効果

会計ソフトは、会計業務に必要な情報をまとめて管理するためのツールです。日々の記録や帳簿作成、決算に使う情報を整理しやすくなります。

導入前の課題導入によって得られる効果
日々の記帳に時間がかかる取引内容に応じた記録を作成しやすくなり、日々の記帳作業を減らせます
請求書の転記に手間がかかる請求データを会計処理へつなげやすくなり、金額や取引先の転記負担を抑えられます
領収書の整理が手作業領収書やレシートをデータで保管し、紙の整理や書類確認の手間を減らせます
月次締めに時間がかかる入力状況や残高を確認しやすくなり、月次締め前の集計を進めやすくなります
税制変更への対応が不安会計ルールに沿って処理を進めやすくなり、税制変更時の確認負担を抑えやすくなります

続いて、NPO・一般社団法人向け会計ソフトをタイプ別に分類し、それぞれのおすすめ製品を紹介します。

NPO・一般社団法人向け会計ソフト3タイプを解説

比較項目汎用会計ソフト活用タイプNPO法人会計基準対応タイプ公益法人会計基準特化タイプ
優れている点汎用会計で日常経理を効率化NPO会計基準の帳票を自動作成公益法人基準で正味財産を管理
できること銀行口座連携電子帳簿保存インボイス対応活動計算書作成助成金別管理事業別部門管理正味財産計算書予算管理機能按分処理機能
適している企業/業種一般社団法人非営利団体NPO法人非営利団体公益社団法人公益財団法人
料金目安要問合せ(製品によって個別見積もり)要問合せ(製品によって個別見積もり)公式サイトで要確認

タイプ別おすすめ製品

汎用会計ソフト活用タイプ 🏢

このタイプが合う企業:

公益認定を受けていない一般社団法人や、企業会計基準で会計報告を行う非営利団体の経理担当者

どんなタイプか:

企業会計基準での記帳・決算を扱う汎用会計ソフトを使うタイプです。NPO法人会計基準や公益法人会計基準の専用帳票を前提にせず、一般企業向けの機能を中心にします。

おすすめ製品3選

弥生会計

サポートに相談しながら記帳できる小規模団体向けの定番会計ソフト

弥生会計は、会計担当者が替わりやすい小規模なNPO・一般社団法人でも、日々の仕訳と決算書作成を引き継ぎやすい定番の会計ソフトです。 入力ガイドに沿って進める設計で、FitGapではサポート評価が同ページ内で最上位、使いやすさも上位に入り、中小企業シェアも高いため、簿記に不慣れな事務局が電話やチャットで相談しながら運用したい場合に向きます。税理士との連携を前提にしやすい点も小規模団体には扱いやすいです。 一方、予算管理や外部連携は弱く、基金・特別会計管理は追加対応が必要です。助成金や複数事業の予実管理、複数拠点での同時入力、Mac中心の運用を会計側で完結したい団体は、勘定奉行クラウドやマネーフォワード クラウド会計も比較した方がよいです。
実体験レビュー

✅ 明細CSV取込は確認しながら精度を上げていける

ネットバンクの明細CSVを取り込むと仕訳候補が一覧で表示され、一気に自動承認するより候補を見ながら確定する操作感でした。一度修正した科目は次回以降に反映され、担当者が替わっても内容を確かめながら徐々に精度を上げる運用に合います

✅ 請求書作成から入金登録・消込まで会計ソフト内で完結

売上請求書を3件作り入金登録から消込まで通すと画面遷移が少なく、毎月繰り返す処理として扱いやすい流れでした。会費請求や入金確認が定常的に発生する団体でも、請求から消込まで一つの流れで回せます

⚠️ 簿記知識なしで始めたい事務局にはfreeeのほうが入りやすい

勘定科目を自分で判断する場面が多く、画面デザインも昔ながらでクラウド会計に慣れた人には古く感じる場合があります。簿記に不慣れな事務局が使うなら、最初に科目の使い分けだけ整理しておくと入力で迷いにくくなります。

価格
50,000円
無料トライアルあり
その他の業種でのシェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能
勘定奉行クラウド

承認や証憑管理まで広げて内部統制を固めたい団体向けの会計ソフト

勘定奉行クラウドは、会計をクラウド化しながら部門別管理や承認、証憑管理まで組み込める、管理体制を重視する団体向けの会計ソフトです。 予算管理、仕訳承認ワークフロー、監査・証憑ワークフロー、基金・特別会計管理、財務ダッシュボードを一通り扱え、このタイプの3製品の中でも管理領域を広く押さえます。FitGapでも機能性・連携・セキュリティの評価が同ページ内で上位で、大企業・中堅企業でのシェアも高く、弥生会計より内部統制寄りに選ぶ製品です。 一方、機能が多い分、経理専任者がいない小規模団体では習熟と費用が重くなりがちです。会計単体で足りるか、周辺業務に奉行シリーズやオプションが必要かを確認し、低コスト重視なら他製品も検討してください。
実体験レビュー

✅ 部門別試算表を正式な運用として扱え、事業区分ごとに数字を追える

3部門を作り仕訳を振り分けて部門別試算表を出すと、どの部門で費用が増えているかを追いやすく、月次の確認資料としてそのまま使えました。部門管理を最初から正式な運用として扱うため、事業別の収支を区分して管理したい団体に向きます

✅ 承認した経費申請が証跡を残したまま会計仕訳に反映される

承認済みの経費申請が会計側の仕訳として計上される流れを確認できました。CSVで移し替えたり手で打ち直す前提ではなく、承認の証跡を残しながら仕訳に反映でき、内部統制を重視する団体に効きます

⚠️ 一人経理や小規模団体には承認フロー・部門管理が過剰に感じられる

取引入力だけを早くしたい用途には初期設定の負担が見合いません。会計単体で選ぶより、給与・人事・販売など奉行シリーズ全体で業務をまとめる予定があるかを含めて判断すると失敗しにくいです。

価格
7,750円
無料トライアルあり
その他の業種でのシェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能
マネーフォワード クラウド会計

明細自動取得で経理を兼務で回したい少人数の団体におすすめ

マネーフォワード クラウド会計は、銀行明細・カード明細の自動取得から請求書、経費精算、給与計算との連携まで広げやすい、クラウド前提の会計ソフトです。 少人数の事務局が兼務で経理を回すNPO・一般社団法人に向き、FitGapでは導入しやすさと料金の評価が同ページ内で最上位、使いやすさも上位です。 マルチテナント管理に対応するため、関連法人や支部の会計を切り替えて見たい団体では弥生会計よりクラウド運用に寄せやすいです。予算管理、OCR仕訳、財務ダッシュボードも使えるため、入力省力化と月次把握を同時に進めたい場合に候補になります。 一方、サポートはWeb・チャット中心になりやすく、e-Tax連携や法人税申告には対応しません。税務申告を顧問税理士に任せる前提でない団体や、大規模な内部統制まで求める団体は他製品と比較が必要です。
実体験レビュー

✅ 自動仕訳の科目提案が約85%当たり、手入力から置き換わる

テスト用の明細CSVとカード明細を取り込むと科目提案の精度は約85%で、大半の候補がそのまま使えました。残りの修正もゼロから仕訳を作るより短時間で済み、兼務で経理を回す事務局の記帳負担を減らせます

✅ 給与など周辺業務を同じ基盤に寄せる連携が整理されている

マネーフォワード クラウド給与との連携設定では、どのサービスと何を紐付けるかが整理されていました。給与計算の結果を会計へ流し経費精算のデータを仕訳へつなげる運用が想像でき、バックオフィス全体を同じ基盤に寄せると効果が出ます

⚠️ 取引件数が少なく会計担当者もいない状態では設定が重く感じる

設定項目が多く、少人数で会計担当者を置かない団体が始めると少し重く感じる場合があります。まず銀行・カード連携と自動仕訳の学習から小さく始めると負担を抑えられます。

価格
3,980円
無料トライアルあり
その他の業種でのシェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能

NPO法人会計基準対応タイプ 🤝

このタイプが合う企業:

NPO法人(特定非営利活動法人)の経理担当者や、会計基準に準拠した活動報告書の作成を求められる団体

どんなタイプか:

NPO法人会計基準に沿って、活動計算書・財産目録・注記などを作成するタイプです。事業費と管理費、事業別損益を基準準拠の帳票に反映できる点が特徴です。

おすすめ製品3選

freee会計(法人)

寄附や会費の入金処理を自動化したい小規模な非営利団体におすすめ

freee会計(法人)は、簿記に不慣れな担当者でも銀行明細の取込や自動仕訳を使って日次経理を回しやすいクラウド会計です。 NPO・公益法人向けの会計に加え、銀行API取込、OCR仕訳、寄附管理、基金・特別会計管理に対応するため、会費や寄附の入金を帳簿へ取り込みながら少人数で処理したい団体に向きます。 FitGapでは操作性・導入しやすさ・料金・連携の評価が同タイプ内で上位、中小企業シェアも1位タイで、会計専任者を置きにくい小規模法人が候補にしやすい製品です。 一方、資金収支の自動化と活動区分配賦は追加オプションで、寄附証明や会員管理には対応していません。会員名簿や寄附者対応まで標準機能で管理したい団体は、専用機能を持つ製品や外部ツールとの併用を比べる必要があります。
実体験レビュー

✅ 借方・貸方を意識せず経費入力でき、自動提案が10件中8件当たる

経費10件を入力したところ借方・貸方を意識する場面はなく、勘定科目の自動提案は10件中8件が合っており、外れた候補だけ確認すれば進められました。簿記用語を避けたUIで、専任者を置きにくい少人数の団体でも負担を抑えて入力できます

✅ 売上請求から入金消込・税理士共有まで一画面でつながる

請求書を作ると仕訳が自動生成され、入金登録と消込まで同じ流れで進められました。権限を選んで税理士を招待するだけで月次データを渡せるため、事務局が日常処理を回しつつ、月次や決算だけ税理士に見てもらう運用に効きます

⚠️ 仕訳の裏側を細かく見たい経理経験者には会計処理が見えにくい

借方・貸方を意識させないUIの裏返しで、自動提案が外れたときの修正操作は最初は慣れが必要です。会計知識のある担当者が導入する場合は弥生やマネーフォワードと操作感を比べてから選ぶと納得しやすいです。

価格
2,980円
無料トライアルあり
その他の業種でのシェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能

会計区分を厳密に分けて管理したい複数事業の団体向け会計システム

MJSLINK DXは、財務会計を軸に給与・人事・販売・固定資産・ワークフローまで広げられる、中堅・中小向けERP型の会計システムです。 NPO法人会計基準と公益法人会計基準に対応した会計モジュールで、活動計算書や正味財産増減計算書の出力、公益目的事業・収益事業・法人会計の区分管理を行えるため、複数事業を持つ団体や一般社団法人が会計区分を厳密に分けたい場合に向きます。 FitGapでは中小企業シェアがカテゴリ76製品中6位、中堅企業が10位で、軽量なクラウド会計や買い切り型より管理範囲を広く取りたい法人に合います。AI仕訳やAI監査支援も、月次処理とチェック負荷を抑えたい経理体制で有効です。 一方、大企業シェアは51位で、グローバル連結や超大規模取引、他社基幹システム中心の構成では適合確認が必要です。
価格
要問合せ
その他の業種でのシェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能

買い切りで導入費を抑えて基本帳票を整えたい団体におすすめ

会計王は、月額課金ではなく買い切りで導入するインストール型の会計ソフトで、NPO・一般社団法人が限られた予算で基本帳票を整えたい場合に候補になります。 業種別設定や対話形式の仕訳入力、銀行明細を取り込むMoneyLinkを備え、NPO・公益法人向け会計、活動区分配賦、基金・特別会計管理にも対応します。会計担当が1〜2名で所轄庁提出書類と日々の記帳をPC上で完結させたい団体に向き、FitGapでは料金評価と導入しやすさ評価が同タイプ内で上位です。 一方、クラウド利用やブラウザアクセスには対応せず、複数人の同時作業には会計王PROが必要です。寄附管理は追加オプションで、寄附CRM連携・会員管理・資金収支自動化・マルチテナント管理も非対応のため、複数拠点運用や寄附者データベース連携を重視する団体は他製品を比べるべきです。
実体験レビュー

✅ 帳票PDFが整い、所轄庁提出や税理士共有にそのまま使える

試算表・残高試算表のPDF出力は印刷レイアウトが整い、税理士共有や社内確認にそのまま使える仕上がりでした。買い切り型で月額を避けつつ、限られた予算で提出・報告に使える基本帳票を整えられます

✅ AI-OCRで紙の領収書の入力時間を減らせる

領収書5枚をAI-OCR(文字読み取り)で読み取ると4枚は正しく認識され、手書き金額の1枚だけ修正が必要でした。紙の領収書を多く扱う少人数の団体なら、入力時間を減らせます。ただし出る仕訳候補はやや無難で、確認して使う前提です。

⚠️ UIの洗練度と自動提案はfreee・マネーフォワードに一歩譲る

AI-OCRの後に出る仕訳候補はやや無難で、科目判断まで任せきる使い方には向きません。読み取り結果は担当者が確認して使う前提で運用すると安定します。

価格
44,000円
買い切り
無料トライアルあり
その他の業種でのシェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能

公益法人会計基準特化タイプ 🏛️

このタイプが合う企業:

公益認定を受けた公益社団法人・公益財団法人の経理担当者、および公益法人会計基準に準拠した決算が必要な団体

どんなタイプか:

公益法人会計基準に沿って、正味財産増減計算書や正味財産区分、1取引2仕訳を扱うタイプです。公益目的事業・収益事業・法人会計の区分管理が軸になります。

おすすめ製品3選

パワフル会計「公益」

公益法人会計基準の区分管理に特化した専用会計ソフト

パワフル会計「公益」は、公益法人会計基準の区分管理に絞り込んだ専用会計ソフトです。 指定正味財産・一般正味財産の処理や活動区分配賦を重視する設計で、FitGapでも汎用法人向けではなくNPO/公益法人向けの位置づけとなっており、基金・特別会計管理まで対応しています。公益認定法人や一般社団法人が、一般企業向け会計ソフトでは扱いにくい会計区分を正しく管理したい場合に向きます。クラウド版とパッケージ版を選べ、保守契約中の法改正対応も見込めます。 一方、銀行API取込や請求書発行は標準で使えず、OCR仕訳も追加オプションです。小規模NPOが入金管理や請求まで含めて自動化したい場合、費用も含めてより軽量な製品と比較してください。
価格
要問合せ
その他の業種でのシェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能
FX4クラウド

税理士と共同で監査対応まで固めたい中規模以上の公益法人向け

FX4クラウドは、TKC会員会計事務所との共同運用を前提に、公益法人会計を監査・内部統制まで含めて固めるクラウド会計基盤です。 月次巡回監査後にデータをロックする運用や専門家のチェックを重視でき、FitGapでは資金収支自動に対応する点が同タイプ内で目立ち、仕訳承認ワークフロー、証憑ワークフロー、内部統制レポート、予算管理もカバーします。監事監査や外部監査への説明が必要な中規模以上の公益法人、複数事業・複数収入源を厳密に管理したい団体に向きます。 一方、会員税理士の関与を前提に導入する製品のため、担当者だけで早く安く始めたい小規模NPOには重くなりがちです。操作習熟や費用も含め、自己完結型の製品と比較してください。
価格
要問合せ
その他の業種でのシェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能

周辺業務まで奉行シリーズでそろえたい団体に向く業務基盤型会計

勘定奉行は、公益法人会計の帳票対応に加え、給与・販売・固定資産など奉行シリーズの周辺業務と会計をつなげやすい業務基盤型の会計ソフトです。 FitGapでは同ページ内で全体シェアが上位で、中堅企業シェアもカテゴリ内1位とされ、NPO/公益法人向けに加えて学校法人、協同組合、不動産賃貸向けの会計にも推奨されています。複数の事業形態を持つ一般社団法人や、既存の奉行シリーズと合わせてバックオフィスをそろえたい団体に向きます。サポート評価も高く、制度改正時に問い合わせ先を確保したい場合にも選びやすいです。 一方、資金収支自動には対応せず、寄附管理と仕訳承認ワークフローは追加オプションです。寄附者別管理や資金収支計算を日常的に厳密化したい公益法人は、より専門機能の厚い製品と比較してください。
価格
7,750円
無料トライアルあり
その他の業種でのシェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能

比較すべき機能の優先度マップ

どこから比較すべきか

製品には数多くの機能がありますが、選定の決め手になるのは一部の機能だけです。そこで各機能を「多くの企業で必要か」と「製品ごとに対応が分かれるか」の2つの軸で4つに分け、比較する順番が分かるように並べました。下の表では、このページに登場した製品が各機能にどう対応しているかを、上から順に確認できます。
標準対応
オプション/条件付き
非対応

選定の決め手

NPOや一般社団法人では、寄附・予算・承認・固定資産などの管理方法で対応差が出ます。団体の説明責任や決算負荷に直結する項目から優先して比べてください。
弥生会計
勘定奉行クラウド
マネーフォワード クラウド会計
freee会計(法人)
MJSLINK DX
会計王
パワフル会計「公益」
FX4クラウド
勘定奉行
寄附管理
寄附金・基金残高を管理できるか(正味財産区分含む)
予算管理・連携
予算執行や差異を管理し外部予算システムと連携できるか
仕訳承認ワークフロー
仕訳の起票から承認までを管理できるか
固定資産管理
固定資産台帳を管理し償却を自動計算できるか
自動仕訳精算・消込
売掛金・買掛金の入金・支払を自動突合し消込できるか
財務ダッシュボード
単一法人の主要KPIを内蔵ダッシュボードで可視化できるか

一部の企業で必須

助成金や複数事業、会費徴収、税務申告の体制によって必要性が変わる項目です。対象業務があるNPO・一般社団法人だけ、運用条件まで確認してください。
弥生会計
勘定奉行クラウド
マネーフォワード クラウド会計
freee会計(法人)
MJSLINK DX
会計王
パワフル会計「公益」
FX4クラウド
勘定奉行
複合配賦
複数ドライバや段階配賦ルールで費用を配賦できるか
全銀データ出力
全銀協フォーマットで送金・振替データを出力できるか
税務申告(法人税)
法人税申告書を作成・申告連携できるか
税務申告(内訳書・概況書)
内訳書・概況書を作成し申告へ連携できるか
会員管理
会員台帳と会費請求・入金消込を管理できるか

ほぼ全製品が対応

日々の入出金取込、現金管理、基金・特別会計の区分、決算処理は多くの製品が備えています。NPO・一般社団法人では標準対応の範囲を確認する位置づけです。
弥生会計
勘定奉行クラウド
マネーフォワード クラウド会計
freee会計(法人)
MJSLINK DX
会計王
パワフル会計「公益」
FX4クラウド
勘定奉行
銀行API取込
銀行やカード明細を取得し自動仕訳できるか
基金・特別会計管理
基金・寄附・特別会計を区分管理できるか
現金出納帳
現金の入出金を台帳管理できるか
決算早期化
月次・四半期・年次決算を自動化し決算期間を短縮できるか

優先度が低い

海外税制や連結、特定業界向けの管理は、通常のNPO・一般社団法人の会計選定では優先度が下がります。該当する活動がない場合は比較対象から外せます。
弥生会計
勘定奉行クラウド
マネーフォワード クラウド会計
freee会計(法人)
MJSLINK DX
会計王
パワフル会計「公益」
FX4クラウド
勘定奉行
GST/VATレポート
VATやGSTの国別集計レポートを出力できるか
IFRS連結
IFRS基準で連結決算を作成できるか
組合員管理
出資金・利用高・配当・債権債務を管理できるか

NPO、一般社団法人の会計ソフトの選び方

このページでの絞り込み方

  1. 1
    タイプを見て、法人種別と会計基準に近い製品を絞るNPO法人や一般社団法人、公益社団法人・公益財団法人では、作成する決算資料や区分管理の細かさが変わります。まずは自団体の法人種別と提出先に近いタイプを選びます。タイプ別おすすめへ ↑
  2. 2
    必要な機能は、機能の優先度マップで整理する寄附管理や予算管理は、団体の活動内容で必要度が分かれます。承認や固定資産、銀行明細取込も含めて必要な機能を先に整理します。機能の優先度マップへ ↑
  3. 3
    運用・契約条件をそろえて確認する同じ会計基準に近い製品でも、経理担当者の人数や外部専門家との分担で負担が変わります。下の比較ポイントでは、導入支援の受け方も含めて続けやすい条件を整理します。

ここからは、機能の○×に加えて、NPO・一般社団法人で毎月運用したときの条件をそろえます。会計基準や入金管理を合わせ、担当者交代と費用確認の粒度もそろえると、汎用型・NPO向け・公益法人向けの違いを判断しやすくなります。

機能だけでは分かりにくい、運用・契約条件の比較ポイント

法人種別と会計基準の合わせ方

NPO法人や公益認定を受けた法人では、日々の記帳だけでなく活動計算書や正味財産の区分まで意識する場面があります。公益認定を受けていない一般社団法人では、汎用会計で足りる場合もあります。最初の前提がずれると、年度末に表計算で補う作業や外部確認が増えます。

製品の分かれ方:製品は大きく3通りです。汎用会計として使う製品、NPO法人会計基準に合わせやすい製品、公益法人会計基準を前提に使う製品があります。

  • 汎用会計として使う製品一般的な記帳や決算資料の作成から始めやすい製品です。ただしNPO法人や公益法人固有の帳票は、外部資料や設定で補う場面があります。代表製品:弥生会計 / マネーフォワード クラウド会計
  • NPO法人会計基準に合わせやすい製品活動計算書や財産目録を意識した運用に寄せやすい製品です。ただし拠点や承認を増やす場合は、管理単位を先に決める必要があります。代表製品:会計王
  • 公益法人会計基準を前提に使う製品正味財産区分や事業別管理を含めて、公益法人向けの会計処理を固めやすい製品です。ただし初期設定や保守を含めた導入計画が重くなりやすいです。代表製品:パワフル会計「公益」 / MJSLINK DX

寄附・会費・助成金の管理単位

寄附や会費、助成金が多い団体では、入金を記録するだけでなく事業別の報告や残高確認までつながります。少人数の事務局では自動取込の軽さが効きますが、複数事業を持つ団体では管理単位を細かくしないと説明資料の作成が遅れます。

製品の分かれ方:製品は大きく3通りです。明細取込を中心に日常処理を軽くする製品、NPO法人の事業単位で管理しやすい製品、部門やプロジェクトまで広げて管理する製品があります。

  • 明細取込を中心に日常処理を軽くする製品銀行やカードの明細を使い、会費や経費の入力負担を抑えやすい製品です。ただし助成金別の報告には、科目や部門の使い方をそろえる必要があります。代表製品:freee会計(法人) / マネーフォワード クラウド会計
  • NPO法人の事業単位で管理しやすい製品NPO法人の科目や事業区分を意識して、日常処理から決算資料までつなげやすい製品です。ただし複数人で同時に使う場合は、利用環境を別途整理します。代表製品:会計王
  • 部門やプロジェクトまで広げて管理する製品複数事業や拠点の収支を分け、月次で状況を確認しやすい製品です。その分、管理単位を細かくしすぎると入力ルールの維持に手間がかかります。代表製品:MJSLINK DX / FX4クラウド

担当者交代と外部専門家との分担

NPO・一般社団法人では、経理を兼務する人や任期で交代する人が処理を担うことがあります。操作方法だけでなく、月次確認や年度末の相談先が決まっていないと、担当者が替わるたびに処理手順が戻ります。監事や理事会への説明がある団体ほど、確認の流れを残せる体制が必要です。

製品の分かれ方:相談先は大きく3通りです。ヘルプを見ながら自社で設定する製品、メーカーや販売パートナーと導入計画を立てる製品、会計事務所と月次運用を進める製品があります。

  • ヘルプを見ながら自社で設定する製品少人数の事務局でも試しながら始めやすく、日常処理を自社内に残しやすい製品です。ただし会計基準の判断が必要な場面は、外部専門家への確認も前提になります。代表製品:freee会計(法人) / 弥生会計
  • メーカーや販売パートナーと導入計画を立てる製品拠点や周辺業務を含めて、初期設定から運用開始までの手順を決めやすい製品です。その分、問い合わせ前に法人種別と必要帳票を整理する手間があります。代表製品:勘定奉行クラウド / MJSLINK DX
  • 会計事務所と月次運用を進める製品月次確認や年度末の整理を、会計専門家と分担しやすい製品です。ただし団体内で完結したい場合は、依頼範囲と確認手順を先に決める必要があります。代表製品:FX4クラウド

契約・費用の確認方法

非営利団体では、会計ソフトの費用を助成金や年間予算の中で説明する場面があります。月額だけで決めると、導入支援や保守を足した後に総額がずれます。利用人数や専用帳票の設定も含めてそろえないと、初年度と翌年度以降の負担を比べにくくなります。

製品の分かれ方:費用の確認方法は大きく3通りです。料金表で月額・年額を確認しやすい製品、買い切り型で導入費を見積もりやすい製品、構成を伝えて見積もる製品があります。

  • 料金表で月額・年額を確認しやすい製品公開されている料金情報から、少人数利用の目安をつかみやすい製品です。ただし上位プランや関連サービスを含めると総額は変わります。代表製品:freee会計(法人) / マネーフォワード クラウド会計
  • 買い切り型で導入費を見積もりやすい製品毎月の固定費を抑えたい団体で、初期費用の説明をしやすい製品です。ただし保守や複数人利用を含めると、継続費用は変わります。代表製品:弥生会計 / 会計王
  • 構成を伝えて見積もる製品会計基準、拠点数、導入支援を含めて条件をそろえやすい製品です。ただし比較には、同じ支援範囲で条件を合わせる手間がかかります。代表製品:パワフル会計「公益」 / MJSLINK DX

ぴったりの製品が見つかる

かんたんな質問に答えるだけで、あなたの要件が整理され、解消すべき注意点や導入までに必要なステップも分かります。

よくある質問

NPO法人・一般社団法人向けの会計ソフトでは何ができますか?

活動計算書や正味財産の区分管理、事業ごとの区分経理など、非営利法人に特有の会計に対応した帳票を作成できます。会員管理や寄付の記録に対応する製品もあります。企業会計で足りる汎用型・NPO法人会計基準に対応した型・公益法人会計基準に特化した型の3タイプがあります。

活動計算書や正味財産の区分管理に対応できますか?

対応できます。NPO法人会計基準に沿った活動計算書を作成し、正味財産を指定・一般に分けて管理できる製品があります。freee会計や会計王はNPO向けの帳票に対応し、パワフル会計「公益」は区分経理を専用設計で扱えます。所轄庁へ提出する様式に対応しているかを確かめると安心です。

会費や寄付の管理、事業ごとの区分経理もできますか?

できます。会費や寄付金を収入として記録し、複数の事業ごとに収支を分けて区分経理できる製品があります。マネーフォワード クラウド会計は事業区分や補助科目で管理でき、専用ソフトは活動区分ごとの配賦にも対応します。管理したい事業の数と提出書類の様式に合うかが要点です。

NPO法人・一般社団法人向けの会計ソフトの料金はどのくらいですか?

汎用型は月数千円からで、freee会計は法人が月2,980円、マネーフォワード クラウド会計は月3,980円、会計王は44,000円の買い切りが目安です。NPO基準や公益基準に対応する専用型のパワフル会計「公益」やMJSLINK DXは要問い合わせが中心です。法人の規模と区分経理の要件で総額が変わります。

企業向けの会計ソフトをNPOがそのまま使うと何に困りますか?

株式会社向けのソフトは損益計算書が中心で、活動計算書や正味財産の区分、所轄庁へ提出する様式に対応していないことがあり、決算で作り直しが生じます。NPOや公益法人の会計に対応した製品なら、区分経理から提出書類までを基準に沿って作成できます。まず提出する様式と区分の要件を整理して選ぶと安心です。

※掲載している機能・対応範囲・料金は一般的な目安です。製品・プラン・契約条件により異なる場合があるため、導入前に各製品の最新の公式情報や比較表でご確認ください。

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