タイプ別お勧め製品
税理士業務特化タイプ 🏛️
このタイプが合う企業:
顧問先との月次巡回監査を重視する税理士事務所、記帳から税務申告まで一気通貫で処理したい事務所、TKC全国会やJDLの事務所ネットワークを活用したい税理士
どんなタイプか:
TKCやJDLなど、税理士事務所の業務フローに最適化して開発された会計ソフトのグループです。最大の特徴は、会計システムと税務申告システムが一体的に連動している点にあります。FitGapでは、税理士事務所が「記帳→月次監査→決算→申告」という一連の流れをひとつのシステム内で完結させたい場合、まず検討すべきタイプだと考えています。TKCのFXクラウドシリーズは税理士・公認会計士を通じた提供専用のサービスであり、巡回監査や経営指標(BAST)との連携など独自の仕組みを持っています。JDLも会計事務所向けシステムの老舗で、事務所と顧問先間のデータ連携に強みがあります。導入には税理士事務所側のシステム環境に合わせる必要がありますが、その分、記帳から申告までの業務品質と効率性は群を抜いています。
このタイプで重視すべき機能:
🔗会計・税務申告一体処理
会計システムと決算申告システムが連動しており、決算書の残高と申告書の数値が自動で一致します。記帳から電子申告までをワンストップで完結できるため、転記ミスの心配がなく、繁忙期の申告業務を大幅に効率化できます。
📊巡回監査・経営支援機能
毎月の巡回監査をシステム上でサポートし、会計帳簿の適法性チェックや月次決算の確定処理が行えます。変動損益計算書や同業他社比較(TKC経営指標BASTなど)を活用した経営助言にも対応しており、単なる記帳代行にとどまらない高付加価値サービスの提供を支援します。
おすすめ製品3選
FX4クラウド
おすすめの理由
価格
要問合せ
士業・コンサルティング業界でのシェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
メリットと注意点
仕様・機能
JDL IBEX会計net
おすすめの理由
価格
3,610円
月
士業・コンサルティング業界でのシェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
メリットと注意点
仕様・機能
ACELINK NX-CE 会計
おすすめの理由
価格
要問合せ
士業・コンサルティング業界でのシェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
メリットと注意点
仕様・機能
クラウド汎用タイプ 🌐
このタイプが合う企業:
顧問先に自計化(自社記帳)を推進したい税理士事務所、レビュー型の関与スタイルを採用している事務所、バックオフィス業務全体の効率化を顧問先に提案したい税理士
どんなタイプか:
freee会計やマネーフォワード クラウド会計など、幅広い企業規模に対応するクラウド型会計ソフトのグループです。FitGapとしては、顧問先企業が自社で記帳を行い、税理士がレビュー・修正するスタイルの事務所に最適なタイプだと見ています。銀行口座やクレジットカードとの自動連携によって仕訳作業を省力化でき、クラウド上でリアルタイムにデータを共有できるため、税理士と顧問先のコミュニケーションが大きく変わります。近年は「記帳代行」から「レビュー型」への移行を進める税理士事務所が増えており、このタイプの導入が急速に広がっています。また、会計だけでなく給与・経費・請求書などバックオフィス全体を一元化できる拡張性の高さも見逃せません。
このタイプで重視すべき機能:
⚡銀行・カード自動連携による仕訳省力化
インターネットバンキングやクレジットカードの取引データを自動取得し、AIが仕訳候補を提案します。手入力の手間が大幅に減るため、顧問先企業が自分で記帳しやすくなり、税理士事務所は入力作業ではなくチェック・助言に時間を使えるようになります。
☁️リアルタイムデータ共有
クラウド上で顧問先と同じ会計データをリアルタイムに閲覧・編集できます。USBや紙での資料受け渡しが不要になり、月次の試算表確認や決算前の調整もオンラインで完結します。場所を選ばず作業できるため、リモート対応の事務所運営にも適しています。
おすすめ製品3選
freee会計(法人)
おすすめの理由
価格
2,980円
月
無料トライアルあり
士業・コンサルティング業界でのシェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
メリットと注意点
仕様・機能
マネーフォワード クラウド会計
おすすめの理由
価格
¥3,980
月
無料トライアルあり
士業・コンサルティング業界でのシェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
メリットと注意点
仕様・機能
PCAクラウド会計
おすすめの理由
価格
13,860円
月
無料トライアルあり
士業・コンサルティング業界でのシェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
メリットと注意点
仕様・機能
老舗パッケージタイプ 🖥️
このタイプが合う企業:
顧問先企業が弥生会計や勘定奉行を利用している税理士事務所、従来型の操作感を好むスタッフが多い事務所、記帳代行を中心に幅広い顧問先に対応する必要がある税理士
どんなタイプか:
弥生会計や勘定奉行など、長年にわたり国内市場で高いシェアを維持してきたパッケージ型会計ソフトのグループです。FitGapの見解として、このタイプは「顧問先がすでに使っている会計ソフトに合わせる」形で税理士事務所に導入されるケースが非常に多い点が特徴です。弥生会計は中小企業・個人事業主での普及率が圧倒的に高く、勘定奉行は中堅企業の基幹業務で根強い実績を持っています。いずれもクラウド版への移行が進んでいますが、操作体系が従来のインストール版を踏襲しているため、簿記経験者にとって馴染みやすいのが強みです。顧問先の多くがこれらのソフトを利用している以上、税理士事務所としても対応できる環境を整えておく必要があります。
このタイプで重視すべき機能:
🤝顧問先との会計データ連携
顧問先が入力した会計データを税理士事務所側で受け取り、チェック・修正・決算処理を行う連携機能を備えています。弥生PAPや奉行のパートナー制度を活用することで、顧問先とのデータ受け渡しがスムーズになり、記帳代行業務の効率が上がります。
📑充実した帳票・決算書作成
長年の開発実績に裏打ちされた豊富な帳票テンプレートと、正確な決算書自動作成機能を搭載しています。消費税申告書の作成にも対応しており、多様な業種・業態の顧問先に対して安定した品質の会計処理を提供できます。
おすすめ製品3選
弥生会計
おすすめの理由
価格
50,000円
無料トライアルあり
士業・コンサルティング業界でのシェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
メリットと注意点
仕様・機能
勘定奉行クラウド
おすすめの理由
価格
7,750円
月
無料トライアルあり
士業・コンサルティング業界でのシェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
メリットと注意点
仕様・機能
大蔵大臣NX
おすすめの理由
価格
264,000円
買い切り
無料トライアルあり
士業・コンサルティング業界でのシェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
メリットと注意点
仕様・機能
要件の優先度のチャート:比較すべき機能はどれか
要件の優先度チャートとは?
製品の機能は多岐にわたりますが、選定の結果を左右するのは一部の機能です。 FitGapの要件の優先度チャートは、各機能を"必要とする企業の多さ"と"製品ごとの対応差"で4つに整理し、比較の優先順位をわかりやすく示します。
選定の決め手
🔗顧問先とのデータ共有・リアルタイム連携
税理士事務所の会計ソフト選びで最も差がつくポイントです。顧問先企業と同じソフト上でリアルタイムに仕訳データを共有できるかどうかで、日々の業務効率が大きく変わります。FitGapでは、「資料を渡して待つ」時代は終わりつつあると考えており、クラウド上でデータを即時共有できる仕組みの有無を最優先で確認することをおすすめします。
🏢複数顧問先の一元管理機能
税理士事務所では数十〜数百社の顧問先を同時に管理します。顧問先ごとのデータ切り替えや進捗管理がスムーズに行えるかは、事務所の生産性を左右する決定的な要件です。事務所専用のダッシュボードで各社の処理状況を一覧把握できる製品を選ぶと、繁忙期の業務が格段にラクになります。
📑税務申告ソフトとの連携
会計ソフト上の決算データをそのまま税務申告ソフトに引き渡せるかどうかは、事務所の業務フロー全体に関わります。FitGapとしては、TKC・JDL・ミロクなど税務申告系ソフトとの連携可否を必ず確認してほしいポイントです。連携がスムーズでないと、二重入力や転記ミスのリスクが残ります。
⌨️仕訳入力の操作性・入力形式の多様さ
税理士事務所のスタッフは1日に大量の仕訳を入力します。振替伝票形式・帳簿形式・出納帳形式など多彩な入力方法に対応しているか、ショートカットキーや辞書登録などスピード入力を支援する仕組みがあるかは、製品によって大きな差があります。体験版で実際に触って確認するのがベストです。
📊事務所の顧問先規模への対応力
顧問先が小規模な個人事業中心なのか、年商数十億円の法人中心なのかで必要な機能は大きく異なります。部門別管理やセグメント会計、連結対応など、顧問先の規模に見合った機能を備えた製品を選ばないと、後から乗り換えが発生してしまいます。FitGapでは、現在の顧問先構成だけでなく将来の方向性も踏まえて判断することを推奨しています。
🏦銀行口座・クレジットカード自動連携
顧問先の銀行明細やクレカ明細を自動取得して仕訳候補を生成する機能は、記帳代行業務の効率化に直結します。ただし、対応する金融機関の数や、API連携かスクレイピングかによって安定性が異なるため、主要な顧問先が利用している金融機関に対応しているかを事前にチェックしてください。
一部の企業で必須
⚡記帳代行の一括処理・バッチ入力
記帳代行を多く請け負う事務所では、大量の証憑を一気にまとめて取り込み・仕訳する機能が欠かせません。CSVインポートやOCR読み取り、AI仕訳提案といった機能の精度と処理速度は製品で差が出るため、記帳代行が主要業務の場合は重点的に比較しましょう。
📂電子帳簿保存法への対応
2024年1月から電子取引データの電子保存が完全義務化されました。顧問先に代わって電子帳簿保存法対応の体制を整える事務所にとっては、タイムスタンプ付与や検索要件への対応、JIIMA認証の有無が選定の重要ポイントになります。すべての事務所に必須というわけではありませんが、対応を求められるケースは急増しています。
🗂️部門別・プロジェクト別管理
顧問先に複数の事業部門や店舗を持つ企業が多い場合、部門別の損益管理やプロジェクト別の原価管理が必要になります。この要件は顧問先の業種構成によって大きく異なるため、全事務所に必須とは言えませんが、該当する場合は製品間の対応差が大きいので注意が必要です。
👥多拠点・複数スタッフの同時アクセス
スタッフが10名以上いる中〜大規模の税理士事務所では、複数人が同時に異なる顧問先のデータを編集できるかが重要になります。同時接続ライセンス数や、ネットワーク版の安定性は事務所規模が大きいほど深刻な問題になるため、該当する場合は必ず確認してください。
📈経営分析・レポート出力
顧問先に対して月次レポートや経営助言を提供する事務所では、グラフ付きの経営分析レポートを自動生成できる機能が重宝します。推移表・比較表・資金繰り予測などの出力バリエーションは製品ごとに差があるため、付加価値サービスに力を入れたい事務所では優先度が高まります。
ほぼ全製品が対応
📒仕訳帳・総勘定元帳などの基本帳簿作成
仕訳帳、総勘定元帳、試算表、決算書といった基本帳簿の作成機能は、ほぼすべての会計ソフトに標準搭載されています。この点で製品間に大きな差はないため、基本帳簿の有無を選定基準にする必要はありません。
🧮消費税の自動計算・申告書作成
消費税の税区分自動判定や消費税申告書の作成機能は、現在流通しているほぼすべての会計ソフトで対応しています。インボイス制度対応も各社が迅速にアップデート済みのため、ここは安心して大丈夫です。
💾データのバックアップ
クラウド型は自動バックアップ、インストール型もバックアップ機能を標準搭載しているのが一般的です。どの製品を選んでもデータの保全は基本的に担保されていますので、製品比較の決め手にはなりにくいです。
🧾インボイス制度対応
適格請求書の発行・受領に関する税区分処理や、インボイス番号の管理機能は、主要な会計ソフトであればすべて対応済みです。法改正への追従はどのメーカーも優先的に行っているため、この点で大きく差がつくことはありません。
優先度が低い
📱スマートフォンアプリでの仕訳入力
顧問先の経営者やフリーランスにとってはスマホ対応が便利な場面もありますが、税理士事務所のスタッフがスマホで仕訳入力する場面はほとんどありません。事務所側の選定基準としては優先度を下げて問題ないでしょう。
🌐多言語・外貨対応
海外取引が多い顧問先を抱える一部の事務所では必要になりますが、大多数の税理士事務所にとっては優先度が低い要件です。該当する顧問先がいる場合にのみ確認すれば十分です。
税理士事務所の会計ソフトの選び方
1.自所の関与スタイルを明確にし、3タイプから出発点を決める
最初にやるべきことは、自分の事務所が「記帳→監査→申告を一気通貫で処理する事務所」なのか、「顧問先に自計化を促してレビュー中心で関与する事務所」なのか、「顧問先が使っている既存ソフトに合わせて対応する事務所」なのかを見極めることです。この関与スタイルが、税理士業務特化タイプ・クラウド汎用タイプ・老舗パッケージタイプのどこから検討を始めるかをほぼ決定します。FitGapの経験上、ここを曖昧にしたまま製品デモを見始めると、営業トークに引っ張られて事務所の実態に合わない製品を選んでしまうケースが非常に多いです。まずは所長・マネージャー間で「うちの関与スタイルはどれか」を30分でいいので話し合ってください。
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