会計ソフトの市場調査とシェアTOP3製品を解説!
調査概要
調査対象市場
簿記や帳簿の作成、金銭の入出管理、決算書類の作成などの企業の財務、会計業務を行うためのソフト(会計ソフト)の市場
調査方法
Webアンケート調査
調査期間
2023/11/8 から 2023/11/18 までの11日間
有効回答数
2,245件
本調査の利用について
引用いただく際は、情報の出典元として「株式会社PIGNUS」を明記してください。また、ウェブサイトで引用する場合、出典元に以下のURLをリンクに設置してください。
URL:https://fitgap.com/jp
サマリー
全企業規模を対象とした調査では、弥生シリーズ(法人企業向け)、奉行シリーズ、SAPシリーズがシェアTOP3
弥生シリーズは中小企業に多く利用されている
奉行シリーズは中堅企業に多く利用されている
SAPシリーズは大企業に多く利用されている
会計ソフトの選定と市場シェア
自社に合った会計ソフトを選ぶ上で市場シェアを考慮することは重要です。なぜなら、多くの人に利用される製品は、ユーザーコミュニティの充実度、UI、アップデート頻度、機能などが優れている傾向にあります。また、製品ごとに企業規模ごとのシェアの内訳を比較することで、自社の企業に適した製品を選ぶことができます。
会計ソフト市場のシェア調査の結果
会計ソフトの全ての製品の企業規模ごとの市場調査は、1人から99人の中小企業、100人から999人の中堅企業、1000人以上の大企業を対象としました。
有効回答の計2245の回答を集計した結果、弥生シリーズ(法人企業向け)が18.17%でした。次いで奉行シリーズが12.43%で、SAPシリーズが4.41%でした。
1
中小企業の会計ソフト市場シェア調査の結果
有効回答の計1074の回答を集計した結果、弥生シリーズ(法人企業向け)が30.4%でした。次いで奉行シリーズが10.5%で、PCAシリーズが5.4%でした。
2
中堅企業の会計ソフト市場シェア調査の結果
有効回答の計710の回答を集計した結果、奉行シリーズが17.0%でした。次いで弥生シリーズ(法人企業向け)が8.7%で、BTrex 連結会計が5.9%でした。
3
大企業の会計ソフト市場シェア調査の結果
有効回答の計461の回答を集計した結果、SAPシリーズが15.6%でした。次いで奉行シリーズが9.8%で、ALL-INが6.7%でした
市場シェアTOP3製品が向いている規模は?
会計ソフトの企業規模ごとの内訳
会計ソフトの企業規模ごとの有効回答の内訳は以下のグラフのようになりました。中小企業が47.8%、中堅企業は31.6%、大企業は20.5%でした。
弥生シリーズは中小企業に多く利用されている
会計ソフト全体の企業規模の内訳と弥生シリーズ(法人企業向け)の企業規模の内訳を比較すると、以下のグラフの通り、中小企業の割合が非常に高く、中堅企業と大企業の割合が非常に低い結果でした。
奉行シリーズは中堅企業に多く利用されている
会計ソフト全体の企業規模の内訳と奉行シリーズの企業規模の内訳を比較すると、以下のグラフの通り、中堅企業の割合が高く、中小企業の割合が低い結果でした。
SAPシリーズは大企業に多く利用されている
会計ソフト全体の企業規模の内訳とSAPシリーズの企業規模の内訳を比較すると、以下のグラフの通り、大企業の割合が非常に高く、中堅企業、中小企業の割合が低い結果でした。特に中小企業については非常に低い結果でした。
市場シェアと合わせて自社にあった会計ソフトを探そう!
会計ソフト診断でかんたんな質問に答えると、対象の企業規模以外にも、自社に必要な機能、金額、その製品の強み、弱みを一覧で比較表を作成し、自社にぴったりの会計ソフトがわかります。
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