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工業デザインソフトおすすめ9選|タイプ別の選び方ガイド

更新:2026/5/29
工業デザインソフトと一口に言っても、その中身は量産部品を正確に設計する3D CADから、自動車の美しい曲面を生み出すハイエンドサーフェスCAD、さらにはコンセプトスケッチやプレゼン資料を仕上げる2Dグラフィックツールまで多岐にわたります。近年はAIによる自動設計やクラウドCADの進化も著しく、選択肢はますます広がっています。FitGapでは、この多様なカテゴリを「扱う形状の複雑さ」と「設計プロセスのどの工程をカバーするか」という2つの軸で3タイプに整理しました。本ガイドでは、タイプ別の代表製品紹介から要件定義、製品選定のステップまでを一気通貫で解説します。
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レビュー担当 遠藤 慎
Adobe Illustrator等のデザインソフトを業務で利用し、SaaS・AIサービスのカオスマップ設計・作成を手がけている。コンテンツ制作担当として各製品を実際に操作し評価している。
FitGapにおけるすべての評価は、公平性を最優先に、客観的なアルゴリズムを用いて計算されています。製品の評価方法は「FitGapの評価メソッド」、シェアデータの算出根拠は「シェアスコアの算出方法」をご覧ください。

目次

1
タイプ別おすすめ製品
機械・製品設計向け3D CADタイプ 🏭
SOLIDWORKS 3D CAD
/ Autodesk Inventor
/ Creo Parametric
ハイエンドサーフェス・大規模設計タイプ ✈️
CATIA
/ SOLIDWORKS Cloud Offer
/ FUJITSU Manufacturing Industry Solution COLMINA iCAD SX
2Dグラフィック・ビジュアル表現タイプ 🖌️
Photoshop
/ Adobe Illustrator
/ CorelDRAW Graphics Suite
業種
イラストレーター
その他
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おすすめ製品の早見表

タイプ別おすすめ製品 9

工業デザイン向けのデザインソフトのおすすめ製品を製品ごとにタイプ、料金、企業規模、評価ポイントで比較する表
製品名タイプ料金企業規模評価ポイント
SOLIDWORKS 3D CAD
機械・製品設計向け3D CADタイプ 🏭
$846四半期/ユーザー
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

操作が分かりやすく学習教材も豊富。製造業シェアがトップ。

Autodesk Inventor
機械・製品設計向け3D CADタイプ 🏭
US$320月額/1ユーザー
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

AutoCAD図面資産を活かして3D化できる。繰り返し設計も自動化。

Creo Parametric
機械・製品設計向け3D CADタイプ 🏭
要問合せ
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

設計変更時も図面・解析データが連動。大企業の複雑設計に強い。

CATIA
ハイエンドサーフェス・大規模設計タイプ ✈️
$7,080ユーザー
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

自由曲面と大規模アセンブリに強い。大企業でのシェアもトップ。

SOLIDWORKS Cloud Offer
ハイエンドサーフェス・大規模設計タイプ ✈️
$720四半期/ユーザー
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

ブラウザで3D CADを始められる。導入が容易で拠点間共有に強い。

FUJITSU Manufacturing Industry Solution COLMINA iCAD SX
ハイエンドサーフェス・大規模設計タイプ ✈️
¥1,380,000〜
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

数百万点規模の装置設計を高速処理。国内サポートも手厚い。

Photoshop
2Dグラフィック・ビジュアル表現タイプ 🖌️
$19.99
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

画像編集の定番。試作写真や合成ビジュアルをAIも使って高品質化。

Adobe Illustrator
2Dグラフィック・ビジュアル表現タイプ 🖌️
US$263.88
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

ロゴや線画を劣化なく拡大出力できる。大企業・中堅企業でのシェアもトップ。

CorelDRAW Graphics Suite
2Dグラフィック・ビジュアル表現タイプ 🖌️
41,250円
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

ベクター・写真編集・レイアウトを1本で扱える。買い切りも選べる。

タイプ別おすすめ製品

機械・製品設計向け3D CADタイプ 🏭

このタイプが合う企業:

家電・精密機器・産業機械など量産品の設計を行うメーカーの設計部門や、製品開発チームを抱える中小〜大企業のエンジニア

どんなタイプか:

機械部品や製品筐体を3Dで設計し、寸法管理・アセンブリ・解析から製造用データ出力まで扱うCADタイプです。量産設計に必要な精度と工程連携を重視します。

このタイプで重視すべき機能:

📐パラメトリック3Dモデリング
寸法や拘束条件をパラメータ化し、数値変更だけで設計形状や派生モデルを更新できます。
🔬設計シミュレーション・解析
応力・熱解析や干渉チェックを設計画面で行い、試作前の検証工数を減らせます。

おすすめ製品3選

SOLIDWORKS 3D CAD

初めて本格的な3D設計を社内導入する製造業の第一候補

SOLIDWORKS 3D CADは、機械部品や製品筐体の設計を、3Dモデル作成から2D図面、アセンブリ、干渉チェックまで標準的な流れで扱えるミッドレンジCADです。 直感的な操作と学習教材があり、初めて本格的に3D CADを社内導入する製造業でも定着させやすいのが強みで、FitGapでは操作性がカテゴリ57製品中2位、製造業シェアと中堅企業シェアも1位です。 解析や電気設計、金型設計まで広げたい設計部門にも向きます。 一方、macOSは非対応で、料金評価は40位、導入しやすさも44位と重めです。少人数の試作利用やMac中心の現場、高度機能をStandard版だけで済ませたい企業は、費用とエディション範囲を他製品と比べて下さい。
価格
$846
四半期/ユーザー
無料トライアルあり
製造業でのシェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能
Autodesk Inventor

図面資産を活かして3D設計へ移行したい製造業におすすめ

Autodesk Inventorは、AutoCADのDWG図面資産を活かしながら3D機械設計へ移行しやすいAutodesk系のミッドレンジCADです。 部品・アセンブリ設計、板金・フレーム、チューブ&パイプ、ケーブル&ハーネス、モーション解析まで扱え、iLogicで反復設計をルール化できるため、標準品の派生設計が多い製造業に向きます。 FitGapでは同タイプ内で料金・導入しやすさが他2製品より高く、要件対応範囲も広いため、機能と費用のバランスで選びやすい位置づけです。 一方、macOS非対応で無償版もなく、建築BIMや土木設計向けの機能は単体では備えません。取引先がSOLIDWORKS形式を前提にする案件や、航空機・高級車級の巨大で複雑な設計では、データ変換やハイエンドCADとの比較が必要です。
価格
US$320
月額/1ユーザー
無料トライアルあり
製造業でのシェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能
Creo Parametric

大規模アセンブリを設計統制まで含めて管理したい部門向け

Creo Parametricは、複雑な部品形状や大規模アセンブリを設計意図ごと管理するハイエンド3D CADです。 パラメトリック設計の一貫性、単一データベースでの図面・解析データ連携、ジェネレーティブデザインやリアルタイムシミュレーションを重視する製造業に向き、FitGapでも機能性・連携評価はいずれもカテゴリ58製品中3位、大企業シェアも57製品中3位です。 図面改訂履歴や承認、仕様共有まで含めて設計統制を強めたい部門では、SOLIDWORKSやInventorより管理面を重視して選ぶ製品になります。 一方、操作性・導入しやすさ評価は下位で、専門トレーニングと立ち上げ期間が必要です。料金も高く、バージョン履歴管理やプロジェクト管理は追加オプション、クラウド保存・共有は非対応のため、小規模チームや社外共有をクラウド中心で回したい企業は他製品を比べて下さい。
価格
要問合せ
無料トライアルあり
製造業でのシェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能

ハイエンドサーフェス・大規模設計タイプ ✈️

このタイプが合う企業:

自動車・航空宇宙・船舶・高級家電など、意匠品質や大規模アセンブリ管理が求められるメーカーの設計・デザイン部門

どんなタイプか:

複雑な自由曲面や数万点規模のアセンブリを扱うハイエンドCADタイプです。クラスAサーフェスと全体モデル管理により、意匠品質と大規模設計を両立します。

このタイプで重視すべき機能:

🎨クラスAサーフェスモデリング
滑らかな自由曲面を高精度に作成し、製品外観の品質を細部まで調整できます。
🔧大規模アセンブリ管理
多数の部品を含む全体モデルを管理し、設計段階で干渉や重量バランスを確認できます。

おすすめ製品3選

意匠面の造形と大規模開発を全社基盤で支えたい大企業向け

CATIAは、自動車・航空宇宙の意匠面や大規模アセンブリを、設計・解析・製造まで一体で扱うエンタープライズ向け3D CADです。 自由曲面の精密な造形とPLM連携に強く、同タイプで同時編集に対応するため、複数拠点の設計者が同じモデルを並行して詰める大規模開発に向きます。 FitGapでは機能性評価がカテゴリ57製品中1位、大企業シェアも1位で、全社基盤としてCADを標準化したい企業で候補にしやすい製品です。 一方、料金・導入しやすさ・操作性の評価は低く、教育やCAD管理の負荷が大きい点は重めです。試作中心の小規模チームや、数万点規模の部品管理をしない部署は、クラウド型や国産機械設計特化型も比べるべきです。
価格
$7,080
ユーザー
製造業でのシェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能
SOLIDWORKS Cloud Offer

ブラウザで設計レビューを共有したい中堅製造業におすすめ

SOLIDWORKS Cloud Offerは、3DEXPERIENCE上でSOLIDWORKS系の設計機能をブラウザ利用できるクラウド型3D CADです。 ハイエンドCADを自社サーバーや高性能PC前提にせず、拠点や社外関係者と同じモデルを共有しながら設計レビューを進めたい企業に向きます。 FitGapでは導入しやすさがカテゴリ57製品中3位、操作性も10位で、中堅企業シェアは1位です。CATIAほどクラスAサーフェスを追い込むより、クラウド運用の始めやすさで選ぶ位置付けです。 一方、常時ネット接続が前提で、従来のデスクトップ版SOLIDWORKSは含まれません。ベクター描画も非対応のため、初期スケッチや既存ワークフローの互換性を重視する企業は確認が必要です。
価格
$720
四半期/ユーザー
製造業でのシェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能
FUJITSU Manufacturing Industry Solution COLMINA iCAD SX

大規模な装置設計を国内サポート付きで進めたい製造業向け

FUJITSU Manufacturing Industry Solution COLMINA iCAD SXは、富士通のCOLMINA領域で機械装置の大規模アセンブリを高速に扱う国産3D CADです。 数百万点規模の部品を持つ産業機械や生産設備で、レイアウト検討から2D図面・部品表作成、メカ・電気・制御の連携までを国内サポート付きで進めたい製造業に向きます。 FitGapではサポート評価がカテゴリ58製品中1位、製造業シェアも3位で、料金評価は同タイプのCATIAより選びやすい立ち位置です。CATIAの意匠サーフェスやSOLIDWORKS Cloud Offerのクラウド協業ではなく、装置設計の処理速度と国産運用を重視する選択肢です。 一方、素材サービス連携・SVG書き出しは非対応で、バージョン履歴管理やプロジェクト管理は追加対応です。海外拠点とのデータ交換や工業デザイン寄りの造形を重視する企業は、互換性と対象業務を慎重に確認して下さい。
価格
¥1,380,000〜
製造業でのシェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能

2Dグラフィック・ビジュアル表現タイプ 🖌️

このタイプが合う企業:

インハウスのプロダクトデザイナー、デザイン事務所、製品企画部門など、コンセプト立案やビジュアルプレゼンを重視するクリエイティブ職

どんなタイプか:

コンセプトスケッチ、レンダリング、マニュアル用イラストなどを作成する2Dグラフィックタイプです。3D設計よりも、アイデア共有や意思決定用の視覚表現を担います。

このタイプで重視すべき機能:

✏️ベクター・ラスター統合編集
ベクター画像と写真・テクスチャを同じ流れで編集し、色違いや質感案を効率よく作れます。
🖼️高品質レンダリング・モックアップ作成
製品案をフォトリアルな画像やモックアップに仕上げ、完成イメージを短時間で共有できます。

おすすめ製品3選

試作画像の色味補正や合成を詰めたい意匠・広報部門向け

Photoshopは、工業デザインの完成イメージを写真・レンダリング素材から磨き上げる画像編集の定番です。 試作品写真の色味補正、背景差し替え、プレゼン用の合成ビジュアルまで品質を詰めたい現場に向き、FitGapでは写真補正・レタッチ、合成・マスク編集、AI背景除去、AI写真補正に対応し、セキュリティ評価も同ページで最上位です。社外に出しづらい試作画像を扱う意匠・広報部門や、Adobe製品と組み合わせて制作する企業に適します。 一方、ベクター画像や複数ページの資料設計は専門外で、同時編集・プロジェクト管理も非対応です。設計レビューの版管理まで一体化したい場合は別ツール併用が前提です。
実体験レビュー

✅ 生成塗りつぶし・拡張で試作画像の不足部分を補いやすい

FireflyワークスペースでFirefly Image 5、GeminiのNano Banana、GPT Imageなどを切り替えながら試せ、生成拡張や生成塗りつぶしは10秒程度で完了しました。存在しない領域の自然な再現や、指定領域へのキャラクター配置まで編集レイヤー上で進められます

✅ マスクと調整レイヤーで質感表現を細かく詰められる

元写真を維持したまま特定領域だけをマスクで囲んで色補正でき、ブラシで写真にない質感・要素も加えられました。試作品写真やレンダリング素材を、プレゼン向けの完成イメージまで磨き込みやすいです

⚠️ 初回は目的の操作にたどり着くまで学習コストが高い

機能が膨大でパネルやメニューが各所に分散しているため、チュートリアル動画は用意されていても、初めて使う場合は操作を探す時間がかかります。

価格
$19.99
無料トライアルあり
製造業でのシェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能
Adobe Illustrator

ロゴや図面のベクター表現を作り込みたい企業向け

Adobe Illustratorは、工業製品のロゴ、銘板、分解図、取扱説明書の線画など、拡大縮小しても崩れないベクター表現を作り込むための標準的なデザインソフトです。FitGapではベクター描画、SVG書き出し、高品質PDF、フォントのアウトライン管理、UIパーツ再利用に対応し、印刷物・販促物・Web向け素材まで横断しやすい点が強みです。 外装意匠とブランド表現、カタログ制作を同じデータ資産で進めたい企業に向きます。 一方、写真補正・レタッチ、AI背景除去、AI写真補正は非対応で、試作レンダリングの仕上げはPhotoshopなどが必要です。複数ページ資料や低頻度の簡易作業では、費用と習得負荷も比較してください。
実体験レビュー

✅ Fireflyで編集可能なベクターイラストを起こせる

Firefly(Adobe生成AI)の「ベクターを生成」で「夏祭りの提灯」を試すと、実際のデザインに使えそうなベクターイラストが生成されました。製品ラベルや説明図に使う線画素材を、後から編集できる形で作り始められます

✅ .aiからSVG・PDF・CAD向け形式まで渡しやすい

Illustratorのネイティブ形式(拡張子 .ai)に加え、EPS・PDF・SVGで保存でき、書き出しではPNG、JPEG、BMP、PSD、CAD向けフォーマットなども選べました。印刷会社や外部デザイナーとのデータ授受で形式に悩みにくいです

⚠️ Fireflyのベクター生成は追加クレジット購入を求められる

Firefly(Adobe生成AI)の「ベクターを生成」は、生成ボタンを押した後にFireflyのクレジット購入を求められる点に注意が必要でした。

価格
US$263.88
無料トライアルあり
製造業でのシェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能
CorelDRAW Graphics Suite

一つのソフトで2D制作をまとめたい少人数チームにおすすめ

CorelDRAW Graphics Suiteは、ベクター制作、写真編集、レイアウトを一つの環境で扱える総合スイートとして、少人数の2Dビジュアル制作に向く選択肢です。 Photoshopの画像加工軸、Illustratorのベクター軸を個別にそろえるより、ロゴ案、チラシ、簡易な写真補正、プロトタイプ確認までまとめて進めたい企業に合います。 FitGapではこのページ内で料金・操作性・導入しやすさの評価が最上位で、ベクター描画、写真補正・レタッチ、合成・マスク編集にも対応します。買い切りを含むライセンス選択肢も魅力です。 一方、製造分野でのシェアとセキュリティ評価は低く、素材サービス連携とバージョン履歴管理は非対応です。機密性の高い試作データや厳密な履歴運用が必要な大企業は慎重に比較してください。
価格
41,250円
無料トライアルあり
製造業でのシェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能

比較すべき機能の優先度マップ

どこから比較すべきか

製品には数多くの機能がありますが、選定の決め手になるのは一部の機能だけです。そこで各機能を「多くの企業で必要か」と「製品ごとに対応が分かれるか」の2つの軸で4つに分け、比較する順番が分かるように並べました。下の表では、このページに登場した製品が各機能にどう対応しているかを、上から順に確認できます。
標準対応
オプション/条件付き
非対応

選定の決め手

工業デザインで量産設計から外観案、技術資料まで扱う際に、出力形式やファイル管理、共有のしやすさで製品差が出る項目です。
SOLIDWORKS 3D CAD
Autodesk Inventor
Creo Parametric
CATIA
SOLIDWORKS Cloud Offer
FUJITSU Manufacturing Industry Solution COLMINA iCAD SX
Photoshop
Adobe Illustrator
CorelDRAW Graphics Suite
SVG書き出し
ロゴやアイコンをSVG形式で書き出せるか。
画像一括書き出し
複数サイズ・形式の画像を一括で書き出せるか。
レイアウトグリッド・ルール管理
行列グリッドや余白ルールを設定してレイアウト整合性を保てるか。
ロゴ・ブランド制作機能
パス編集や拡大縮小管理でブランドロゴの精密制作ができるか。
バージョン履歴管理
過去バージョンへ戻せる履歴管理ができるか。
プロジェクト管理
デザインファイルをプロジェクト単位で整理・管理できるか.
クラウド保存・共有
Google Drive等と連携しデザインファイルを共有できるか。

一部の企業で必須

レンダリング画像の仕上げ、製品ブランドの統制、大規模チームでの同時作業まで含める場合に、必要性が高まる項目です。
SOLIDWORKS 3D CAD
Autodesk Inventor
Creo Parametric
CATIA
SOLIDWORKS Cloud Offer
FUJITSU Manufacturing Industry Solution COLMINA iCAD SX
Photoshop
Adobe Illustrator
CorelDRAW Graphics Suite
写真補正・レタッチ
明るさ・色味調整や不要物除去など写真を補正できるか。
合成・マスク編集
画像の一部を隠す・切り抜くなど合成編集ができるか。
ブランドアセット管理
ロゴ・色・フォントなどブランド資産をツール内で管理できるか。
同時編集
複数ユーザーが同時に編集しリアルタイムに反映できるか。

ほぼ全製品が対応

工業デザインの資料作成や確認用データ作成で、多くの製品が備えている基本操作を確認するための項目です。
SOLIDWORKS 3D CAD
Autodesk Inventor
Creo Parametric
CATIA
SOLIDWORKS Cloud Offer
FUJITSU Manufacturing Industry Solution COLMINA iCAD SX
Photoshop
Adobe Illustrator
CorelDRAW Graphics Suite
テキストレイアウト
文字サイズ・字間・行間を調整してレイアウトできるか。
アートボード管理
複数サイズのデザインを1ファイルで管理できるか。
高品質PDF書き出し
詳細設定付きの高品質PDFを書き出せるか。
デザインバリエーション自動生成
テキスト差し替えや多サイズ展開を自動生成できるか。

優先度が低い

SNS投稿や画面試作など、製品設計そのものから離れやすい用途です。該当しなければ優先度を下げて見て問題ありません。
SOLIDWORKS 3D CAD
Autodesk Inventor
Creo Parametric
CATIA
SOLIDWORKS Cloud Offer
FUJITSU Manufacturing Industry Solution COLMINA iCAD SX
Photoshop
Adobe Illustrator
CorelDRAW Graphics Suite
SNS書き出し最適化
SNSごとの推奨サイズで書き出せるか。
プロトタイプ作成
画面遷移を設定した簡易プロトタイプを作成できるか。
スペック共有
余白・色・サイズなどのデザイン仕様を自動抽出して共有できるか。

工業デザインのデザインソフトの選び方

このページでの絞り込み方

  1. 1
    タイプを見て、大まかに製品を絞る量産設計かサーフェス・大規模設計か、2Dビジュアル表現が中心かで最初の方向性を決めます。タイプ別おすすめへ ↑
  2. 2
    機能マップで、必須条件を整理する出力形式や共有、ファイル管理と画像編集を分けると、設計用CADとビジュアル制作ツールを混同しにくくなります。機能の優先度マップへ ↑
  3. 3
    運用条件で、導入後の使い方をそろえる担当工程や共有方法と、利用環境・契約の進め方をそろえると、導入後の使い方まで含めて製品を比べやすくなります。

機能の○×に加えて、成果物の受け渡し方と利用環境をそろえると導入後の負担まで比べやすくなります。

機能だけでは分かりにくい、運用・契約条件の比較ポイント

工程と成果物の受け渡し

量産部品の設計や意匠面の造形、販促用ビジュアルでは完成物を渡す相手が違います。作るデータの役割がずれると、設計部門と企画・製造部門の間で作り直しが発生しやすくなります。

製品の分かれ方:製品は寸法精度を持つ3D設計データを作る製品、自由曲面や大規模モデルを扱う製品、線画や画像を仕上げる製品に分かれます。

  • 量産設計データを作る製品部品や筐体の寸法を保ちながら、図面や製造用データへつなげやすい製品です。ただし画像やカタログ素材の仕上げは別ツールが必要になりやすいです。代表製品:SOLIDWORKS 3D CAD / Autodesk Inventor
  • 自由曲面や大規模モデルを扱う製品意匠面や多くの部品を含むモデルを、設計全体の基準として扱いやすい製品です。一方で教育や管理担当の準備が重くなりやすいです。代表製品:CATIA / Creo Parametric
  • 線画や画像を仕上げる製品スケッチやレンダリング素材を整え、企画説明や販促物に使いやすい形へ仕上げます。ただし寸法拘束を持つ3D設計の基準データには向きません。代表製品:Photoshop / Adobe Illustrator

共有・版管理の進め方

複数拠点や社外メンバーが関わる設計では、誰が最新データを扱っているかが成果物の品質に直結します。共有方法が現場に合わないと、レビュー後の修正や過去データの扱いで手戻りが増えます。

製品の分かれ方:製品はデスクトップ中心で共有機能を足す製品、ブラウザから共同作業しやすい製品、制作ファイルをクラウドで扱う製品に分かれます。

  • デスクトップ中心で共有機能を足す製品高い処理性能を使いながら、必要に応じて共有や管理機能を組み合わせる形です。ただし社外レビューまで含めると、別サービスの準備が増える場合があります。代表製品:SOLIDWORKS 3D CAD / Autodesk Inventor
  • ブラウザから共同作業しやすい製品インストール環境をそろえにくい拠点でも、同じデータを共有してレビューを進めやすい形です。ただしインターネット接続やブラウザ条件に左右されます。代表製品:SOLIDWORKS Cloud Offer
  • 制作ファイルをクラウドで扱う製品画像や線画の素材を制作チームで扱い、関連アプリと組み合わせやすい形です。一方で厳密な設計変更履歴はCAD管理の仕組みと分けて考える必要があります。代表製品:Photoshop / Adobe Illustrator

利用環境と処理負荷

大規模な3Dモデルや高解像度の画像を扱う現場では、PC性能やインターネット接続の条件で作業時間が変わります。現場の端末に合わない製品を選ぶと、表示待ちやファイル変換の負担が日常的に残ります。

製品の分かれ方:製品は高性能PCに入れて使う製品、ブラウザ中心で使う製品、デザイン制作向けPCで使う製品に分かれます。

  • 高性能PCに入れて使う製品大きな部品構成や精密な形状を扱う作業で、端末性能を活かしやすい形です。その分、PC更新やライセンス管理の負担が先に発生します。代表製品:Creo Parametric / CATIA
  • ブラウザ中心で使う製品端末ごとのインストールを抑え、拠点をまたいだレビューを始めやすい形です。ただし通信環境が不安定だと作業の流れが止まりやすくなります。代表製品:SOLIDWORKS Cloud Offer
  • デザイン制作向けPCで使う製品画像編集やベクター制作を日常業務の端末で進めやすい形です。ただし3D CADの重いモデルを直接扱う用途とは分けて考える必要があります。代表製品:Photoshop / CorelDRAW Graphics Suite

契約・導入相談の進め方

設計部門だけでなく購買や情報システムも関わる導入では、買い方や相談先の違いが開始時期に影響します。見積もりや販売パートナー、オンライン購入のどれを使うかが曖昧だと試用から本契約までの調整が長引きます。

製品の分かれ方:製品は販売担当やパートナーに相談して進める製品、料金表からオンラインで始めやすい製品、購入形態を選んで進める製品に分かれます。

  • 販売担当やパートナーに相談して進める製品部門構成や既存データを伝え、導入範囲を決めてから進めやすい形です。ただし見積もりや教育計画の調整に時間がかかります。代表製品:CATIA / Creo Parametric
  • 料金表からオンラインで始めやすい製品小規模な制作部門でも、製品ページから試用や購入へ進みやすい形です。ただしチーム管理や保存容量を含めると総額は変わります。代表製品:Photoshop / Adobe Illustrator
  • 購入形態を選んで進める製品継続利用と買い切りを比べ、予算に合わせて始めやすい形です。一方で将来のOSや新機能への追随は契約内容で差が出ます。代表製品:CorelDRAW Graphics Suite

ぴったりの製品が見つかる

かんたんな質問に答えるだけで、あなたの要件が整理され、解消すべき注意点や導入までに必要なステップも分かります。

よくある質問

工業デザインのソフトでは何ができますか?

製品の3D設計から、コンセプトスケッチやプレゼン資料の作成までを担えます。SOLIDWORKSやInventorは部品やアセンブリの正確な3D CAD設計に、CATIAなどのハイエンドCADは自由曲面や大規模な設計に強みがあります。PhotoshopやIllustratorは2Dのデザイン案やビジュアル表現に使えます。

工業デザインのソフトはいくらくらいですか?

専門CADは高額で、要問い合わせのものも多いです。SOLIDWORKSは四半期ごとの課金で月数万円規模、Autodesk Inventorは1ユーザー月数万円、CATIAやCreoは高機能で高額です。2DのPhotoshopやIllustratorは月数千円のサブスクで、3D設計まで行うほど費用が大きくなります。

部品の設計から強度の検証までできますか?

できます。SOLIDWORKSやInventorなどの3D CADは、部品を立体で設計し、複数部品を組み合わせたアセンブリの干渉チェックができます。製品によっては応力や熱の解析機能も備え、試作前に強度や成立性を確認でき、寸法を変えると関連形状も更新されるパラメトリック設計が基本です。

美しい曲面や大規模な設計にはどんなソフトが要りますか?

ハイエンドのCADが向いています。自動車や航空機のように意匠品質の高い自由曲面や数万点規模の大規模アセンブリを扱うなら、CATIAやCreoなどのハイエンドCADが必要です。一般的な機械や精密機器の量産設計なら、SOLIDWORKSやInventorといったミッドレンジCADで十分に対応できます。

コンセプト段階のデザインに3D CADは必要ですか?

段階によって使い分けます。アイデアスケッチやプレゼン用のビジュアルづくりなら、PhotoshopやIllustratorなどの2Dグラフィックソフトのほうが速く自由に表現できます。一方、量産する部品の設計や強度検証には3D CADが要るため、担当工程がデザイン表現か実設計かで必要なソフトが分かれます。

※掲載している機能・対応範囲・料金は一般的な目安です。製品・プラン・契約条件により異なる場合があるため、導入前に各製品の最新の公式情報や比較表でご確認ください。

サービスカテゴリ

AI・エージェント

汎用生成AI・エージェント
LLM・大規模言語モデル
エージェントフレームワーク
エージェントオートメーション基盤

ソフトウェア(Saas)

オフィス環境・総務・施設管理
開発・ITインフラ・セキュリティ
データ分析・連携