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オンプレミスの予約システムおすすめ9選|タイプ別の選び方ガイド

更新:2026/6/17
オンプレミスの予約システムは、自社サーバーで予約データを扱う点だけでなく、どの予約業務を院内や社内の環境に置くかで比較軸が変わります。診療予約では電子カルテ・レセコン連携、会議室や共用スペースではグループウェアや部屋前端末、公共施設では抽選・減免・団体登録のようなルール確認が前提になります。外部公開の可否、APIやデータベース連携、サーバー保守を自社で担えるかも、予約カレンダーの機能だけでは見えにくい条件です。このページでは、業種別の予約パターンと既存システム連携を分けて、オンプレミスの予約システム候補を比較できます。
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レビュー担当 後藤 康浩
15業界超のマーケティング支援で顧客接点の最適化に携わり、コンバージョン改善の実務視点から製品を評価している。
FitGapにおけるすべての評価は、公平性を最優先に、客観的なアルゴリズムを用いて計算されています。製品の評価方法は「FitGapの評価メソッド」、シェアデータの算出根拠は「シェアスコアの算出方法」をご覧ください。

目次

1
タイプ別おすすめ製品
医療機関・クリニック向けの診療予約特化タイプ 🏥
ドクターキューブ
/ SPIRAL ver.1
/ Kalonade
会議室・オフィススペース管理タイプ 🏢
iMeeting-R
/ SmartRooms
/ SPIRAL ver.1
公共施設・大型施設の利用予約管理タイプ 🏛️
GrowOne 施設
/ リザエン
/ 施設予約管理システム(エフコム)
企業規模
大企業
デバイス
その他
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おすすめ製品の早見表

タイプ別おすすめ製品 8

オンプレミス型の予約システムのおすすめ製品を製品ごとにタイプ、料金、企業規模、評価ポイントで比較する表
製品名タイプ料金企業規模評価ポイント
ドクターキューブ
医療機関・クリニック向けの診療予約特化タイプ 🏥
要問合せ
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

診療予約に特化し6,000件超で導入。電子カルテ・レセコン連携にも強い。

SPIRAL ver.1
医療機関・クリニック向けの診療予約特化タイプ 🏥会議室・オフィススペース管理タイプ 🏢
50,000円
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

自社ルールに合う予約基盤を構築可能。金融・公共の実績と高いセキュリティも強み。

Kalonade
医療機関・クリニック向けの診療予約特化タイプ 🏥
要問合せ
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

美容・自由診療の予約から問診・カルテ・会計まで一元管理。初期費用も抑えやすい。

iMeeting-R
会議室・オフィススペース管理タイプ 🏢
要問合せ
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

700室規模の会議室管理に対応。クラウドとオンプレを選べ、大規模組織に強い。

SmartRooms
会議室・オフィススペース管理タイプ 🏢
要問合せ
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

既存グループウェアと部屋前端末を即時連携。大企業シェアもトップで空予約を削減。

GrowOne 施設
公共施設・大型施設の利用予約管理タイプ 🏛️
要問合せ
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

公共施設から大型ホールまで対応。抽選・減免・決済連携など複雑な運用を構築できる。

リザエン
公共施設・大型施設の利用予約管理タイプ 🏛️
15,000円
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

200業種の予約方式に対応。高いセキュリティとカスタマイズ性で公共施設運用にも強い。

施設予約管理システム(エフコム)
公共施設・大型施設の利用予約管理タイプ 🏛️
要問合せ
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

予約から見積・請求・入金まで一貫管理。標準帳票も備え、日々の事務処理に強い。

予約システムの導入によって得られる効果

予約システムは、予約受付や空き枠、キャンセル情報を管理するための仕組みです。導入前後で変わる点は、下の表で確認できます。

導入前の課題導入によって得られる効果
予約受付に時間がかかるオンラインで予約を受け付けやすくなり、電話対応や手入力の作業を減らせます
予約状況を把握しにくい空き枠や予約者を一覧で確認でき、重複予約や確認漏れを抑えやすくなります
変更連絡に手間がかかる予約変更やキャンセルを管理しやすくなり、個別連絡の作業を減らせます
来店前の案内が手作業リマインド通知を送りやすくなり、無断キャンセルや問い合わせを抑えられます
予約傾向を把握しにくい時間帯やメニュー別の予約状況を確認し、人員配置や販促の判断に使えます

続いて、オンプレミス型の予約システムをタイプ別に分類し、それぞれのおすすめ製品を紹介します。

オンプレミス型の予約システム3タイプを解説

比較項目医療機関・クリニック向けの診療予約特化タイプ会議室・オフィススペース管理タイプ公共施設・大型施設の利用予約管理タイプ
優れている点電子カルテ連携で受付を効率化グループウェア連携で予約重複を防止マイナンバー連携で本人確認を効率化
できること電子カルテ連携レセコン連携順番・時間予約切替グループウェア連携空予約自動キャンセル部屋前端末連携抽選予約対応減免措置対応マイナンバー連携
適している企業/業種クリニック・診療所病院中堅・大手企業総務・情シス部門自治体大型施設運営者
料金目安要問合せ要問合せ要問合せ(個別見積もり)

タイプ別おすすめ製品

医療機関・クリニック向けの診療予約特化タイプ 🏥

このタイプが合う企業:

クリニック・診療所・病院など、診療予約の効率化と患者データの院内管理を重視する医療機関の方

どんなタイプか:

病院・クリニックの診療予約を院内サーバーで管理するタイプです。順番予約や時間枠予約、電子カルテ・レセコン連携を前提に、患者情報を院内で扱う点が特徴です。

おすすめ製品3選

ドクターキューブ

受付の待ち時間と診療予約を院内で一括管理したい病院向け

ドクターキューブは、院内サーバーで患者データを管理しながら、順番受付と時間予約を細かく組み合わせられる診療予約特化システムです。 オンライン順番受付、QR・キオスクでのセルフチェックイン、複数医師や検査機器を同時に押さえるリソース割当、重複チェック、代替枠提案に対応し、待ち時間管理と複数診療科の予約を一つの基盤で扱いたい病院・大型クリニックに向きます。 FitGapではこのタイプ内で機能性・連携・サポート評価が上位で、医療・福祉分野のシェアも高く、電子カルテ・レセコン接続やオンプレミス運用の支援を重視する場合に選びやすい製品です。 一方、院内サーバーの準備が必要で、無料プランはなく初期費用も発生します。予約以外の文書テンプレート管理や自費メニュー管理までまとめたい施設、低コストで小さく始めたい小規模クリニックは、より軽量なクラウド型も比較した方がよいです。
価格
要問合せ
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ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能

予約の仕組みを自院仕様に作り込みたい中規模以上の医療機関向け

SPIRAL ver.1は、医療専用の予約パッケージというより、予約フォームや患者情報管理を自院仕様で作り込めるローコード開発基盤です。 FitGapではこのタイプ内で機能対応が最も広く、公開予約ページ、管理画面での代行予約、設備・席の予約、多施設管理に対応しているため、複数診療科、健診部門、施設予約をまとめたい中規模以上の医療機関に向きます。 セキュリティ・統制評価も高く、官公庁や大企業での利用実績を重視する病院でも候補になります。 一方、医療向けテンプレートで短期導入する製品ではなく、データベース設計やカスタマイズの知識、相応の費用が必要です。単科クリニックがすぐ診療予約を始めたい場合は、医療特化型の製品と比較した方がよいです。
価格
50,000円
無料トライアルあり
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ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能

施術予約からカルテ、会計までまとめたい自由診療クリニック向け

Kalonadeは、美容サロンや自由診療クリニックの予約、問診、電子カルテ、会計、スタッフシフトをまとめて扱う業界特化型システムです。 FitGapではコース事前選択、事前アンケート、顧客カルテに対応しており、美容皮膚科や歯科の自費診療のように、施術メニューごとの予約と来院前ヒアリング、施術履歴をつなげたい施設に向きます。 初期費用・導入費用・更新費用がかからず、料金評価もこのタイプ内で高いため、中小規模の自由診療クリニックが導入負担を抑えたい場合に候補になります。 一方、月額料金は問い合わせ制で、提供開始からの期間も比較的新しい製品です。保険診療中心で、電子カルテ・レセコン連携や第三者認証を重視する一般外来では、医療予約に強い製品と比較してください。
価格
要問合せ
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ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能

会議室・オフィススペース管理タイプ 🏢

このタイプが合う企業:

中堅〜大手企業の総務部門・情報システム部門で、多拠点の会議室やオフィススペースの稼働率向上を目指す方

どんなタイプか:

企業内の会議室や共用スペース予約をオンプレミスで管理するタイプです。グループウェア連携、部屋前端末、空予約キャンセルで稼働状況まで扱う点が特徴です。

おすすめ製品3選

多拠点の会議室運用を総務部門で統一したい中堅・大企業向け

iMeeting-Rは、クラウドとオンプレミスを選べる会議室予約システムの中でも、複数拠点・大規模組織の運用統一に寄せた製品です。 部署単位の権限設定、700室以上の管理、仮予約、自動予約取消、部門別課金、来客ドリンク注文まで扱えるため、総務部門が会議室利用を細かく管理したい中堅〜大手企業に向きます。 FitGapでは大企業シェアがカテゴリ46製品中3位、官公庁と情報通信でのシェアも1位で、社内サーバー環境で管理したい組織でも候補にしやすいです。 一方、OutlookやGoogleカレンダー連携はICSファイル経由で、リアルタイムの双方向同期はできません。会議室数が少ない企業や無料運用を前提にする企業は、より軽量な製品と比較した方がよいです。
価格
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ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
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料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能

グループウェアと連動させて会議室の空予約を減らしたい企業向け

SmartRoomsは、オンプレミス構築よりも、既存グループウェアと部屋前端末をリアルタイムに同期させて会議室を動かすクラウド型の管理システムです。 サイボウズやOutlookの予定と連動し、予約・延長・終了を即時反映できるため、グループウェア中心の運用を崩さず空予約を減らしたい中堅〜大企業に向きます。 FitGapでは大企業シェアがカテゴリ46製品中1位、中堅企業5位、連携評価6位で、多部署・多拠点で会議室を共有する企業でも候補にしやすいです。日本語・英語対応もあり、海外拠点を含む会議室管理にも使いやすいです。 一方、他システムとの直接連携は限定的で、CSV対応が必要になる場合があります。オンプレミス指定が必須の企業、無料で使い続けたい企業、中小規模で社内説明の負担を抑えたい企業は、別製品も比較してください。
価格
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ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能

自社の予約ルールを統制重視で作り込みたい大企業・官公庁向け

SPIRAL ver.1は、会議室・席予約を専用パッケージとして使うより、ローコード基盤上で自社の予約フローや管理ルールを作り込む製品です。 FitGapでは同タイプで対応範囲が広く、入退室連携や部門別課金まで含めた運用に対応しやすいため、IP制限や監査ログを前提に総務・情シスが統制を効かせたい大企業、官公庁、金融・インフラ系の候補になります。 API連携やPHP拡張も使えるので、既存システムと予約情報をつなぎたい場合にも向きます。 一方、予約テンプレートからすぐ始める製品ではなく、要件定義や設計の負担、料金面は重くなりがちです。会議室予約だけを小規模拠点で短期導入したい企業は、専用型の予約システムも比較した方がよいです。
価格
50,000円
無料トライアルあり
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ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能

公共施設・大型施設の利用予約管理タイプ 🏛️

このタイプが合う企業:

自治体の施設管理部門や、コンベンション施設・文化ホールなど大型施設の運営管理者の方

どんなタイプか:

体育館・公民館・ホールなどの施設貸出をオンプレミスで管理するタイプです。抽選、減免、団体登録、本人確認など行政・大型施設の複雑な予約ルールを扱います。

おすすめ製品3選

GrowOne 施設

抽選や減免など公共施設特有の予約ルールに対応したい自治体向け

GrowOne 施設は、自治体施設から大型ホール・展示場まで、複雑な施設予約ルールを個別要件に合わせて構築しやすい大規模施設向けシステムです。 抽選予約、利用料減免、キャッシュレス決済連携、スマートロック連携、マイナンバーカード情報連携まで扱えるため、オンプレミス環境で情報管理を重視しながら複数施設を統合したい自治体・公共団体に向きます。 FitGapでは官公庁シェアが同ページ内で上位、サポート評価も高く、公共施設運用で相談しながら導入したい場合に候補にしやすい製品です。 一方、導入は最短でも6ヶ月程度、カスタマイズ時は12ヶ月程度かかる場合があり、料金評価も高くありません。小規模な貸室予約や早期立ち上げを優先する企業は、より軽量な製品と比較した方がよいです。
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ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能

規則どおりの施設貸出運用をまとめて管理したい自治体におすすめ

リザエンは、自治体や大規模組織の複雑な施設予約を、セキュリティとカスタマイズ性を重視して構築できる予約管理システムです。 抽選、減免、団体登録、多施設管理、時間帯ルールの自動適用、備品在庫同時予約、料金カレンダーなど、公共施設の貸出ルールに関わる機能を広く備え、FitGapでは公共施設・大型施設向けの同タイプ内で機能性・操作性・セキュリティ評価が上位です。 官公庁シェアも高く、条例や規則に沿った運用を1つの基盤に集約したい自治体、教育施設、大型施設に向きます。 一方、LINE予約連携、オンライン決済、担当者指名予約、PMS連携、部門別課金は追加オプションです。単一施設を低コストで始めたい小規模団体や、標準機能だけで軽く運用したい場合は、初期費用や有償範囲を他製品と比べる必要があります。
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15,000円
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ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
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機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能
施設予約管理システム(エフコム)

予約から請求、入金までの実務処理を一画面で済ませたい施設向け

施設予約管理システム(エフコム)は、予約受付から見積、請求、入金処理までをブラウザ上で一元管理できる、実務処理重視の施設予約システムです。 クラウドとオンプレミスを選べるため、自組織のサーバーで運用したいが、操作は専用ソフトなしで簡潔にしたい公共施設・民間施設に向きます。 ドラッグ操作で予約を登録でき、施設料と備品料の別請求、分納、未請求一覧など、日々の管理帳票を標準で使える点が強みです。 一方、FitGapでは同ページ内のシェアが下位で、機能性・操作性・連携評価も高くありません。オンプレミス導入ではWindows Serverなどの準備が必要で、スマートフォン専用アプリもありません。多言語窓口、外部ポータル連携、独自帳票を多く求める大型施設は、追加費用や他製品との比較が前提になります。
価格
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ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能

比較すべき機能の優先度マップ

要件の優先度チャートとは?

製品の機能は多岐にわたりますが、選定の結果を左右するのは一部の機能です。 FitGapの要件の優先度チャートは、各機能を"必要とする企業の多さ"と"製品ごとの対応差"で4つに整理し、比較の優先順位をわかりやすく示します。

選定の決め手

🔧カスタマイズの自由度
オンプレミス製品は自社サーバー上で動作するため、予約フローや画面設計を自由に変更できます。ただし製品によってカスタマイズ範囲は大きく異なるため、自社の業務フローにどこまで合わせられるかが選定の最大の分かれ目になります。
🏥対応する業種・予約タイプ
医療機関向けの診療予約に特化したものから、施設・会議室の予約、スクール・レッスン予約まで、製品ごとに得意な領域が異なります。自社の予約パターン(時間枠制・日単位・イベント型など)に合致しているかを最優先で確認してください。
🔗既存システムとの連携性
オンプレミス導入を選ぶ企業は、電子カルテやPOS、基幹システムなど既存のオンプレミス資産を持っていることが多いです。API連携やデータベース直接連携など、自社の既存環境とスムーズに繋がるかどうかが運用効率を大きく左右します。
👨‍💻自社運用体制との適合性
オンプレミスはサーバー管理やアップデートを自社で行う必要があります。社内にIT担当者がいるか、ベンダーの保守サポート契約でカバーできるかなど、導入後の運用負荷に耐えられる体制かどうかを事前に見極めることが重要です。
💰初期導入コストと投資回収の見通し
オンプレミス型はクラウド型と比較して初期費用が高くなる傾向があります。サーバー機器・ライセンス・構築費用を含めたトータルコストと、長期運用でのランタイムコスト削減効果を比較し、投資対効果を見極める必要があります。
🛡️セキュリティ要件への対応レベル
官公庁・金融・医療など厳格なセキュリティ基準が求められる業界では、データを自社内に閉じて管理できるオンプレミスが選ばれます。IP制限・二要素認証・操作ログ取得・暗号化など、自社のセキュリティポリシーに合致するかを確認してください。

一部の企業で必須

🏢多拠点・多店舗の一元管理
複数の拠点や店舗を運営している場合、各拠点の予約状況を本部で横断的に把握できる機能が必要です。権限分けや拠点別レポートに対応しているかを確認しましょう。
💳オンライン決済機能
事前決済やキャンセル料の自動徴収が必要な業態では、クレジットカードや電子マネーなどのオンライン決済連携が欠かせません。オンプレミス環境でも決済代行サービスと接続できるかを確認してください。
🌐外部ネットワーク公開の可否
自社内ネットワークだけで完結させたいケースと、顧客がインターネットから予約できるようにしたいケースでは構成が大きく変わります。外部公開が必要な場合はDMZの構築やSSL対応など追加要件が発生します。
仮予約・承認フロー
利用用途の確認や抽選など、管理者が承認してから正式予約とする運用が必要な場合に求められます。自治体の施設予約や大学の教室予約など、無条件に予約を確定させたくない業態で重要になります。
🌍多言語対応
外国人利用者が多い施設や、グローバル拠点を持つ企業では、予約画面や通知メールの多言語表示が必要になります。対応言語数や翻訳のカスタマイズ性を確認してください。

ほぼ全製品が対応

📅予約カレンダー表示・空き状況管理
どの予約システムでもほぼ標準で備わっている基本機能です。日・週・月単位で空き状況を一覧表示し、ダブルブッキングを防止します。
📩予約確認・リマインド通知
予約完了時やリマインドのメール自動送信は、ほとんどの製品が対応しています。通知タイミングや文面のカスタマイズ範囲に差はありますが、機能の有無で差がつくことは少ないです。
📋顧客情報の基本管理
予約者の氏名・連絡先・予約履歴といった基本的な顧客情報の管理機能は、ほぼすべての製品に搭載されています。データのCSV出力にも多くが対応しています。

優先度が低い

🎨予約サイトのデザインテンプレート
クラウド型では重視される見栄えのテンプレート数ですが、オンプレミス型では自社でUI設計をカスタマイズするケースが大半です。テンプレートの豊富さが決め手になることはほぼありません。
📱SNS連携・集客機能
InstagramやLINE連携などの集客機能はクラウド型の強みです。オンプレミス型を選ぶ企業は社内業務効率化やセキュリティを重視するケースが多く、SNS集客の優先度は相対的に低くなります。

オンプレミスの予約システムの選び方

このページでの絞り込み方

  1. 1
    タイプを見て、業務領域を大まかに分ける診療予約や会議室管理、公共施設予約では、オンプレミス化した後に管理する情報と利用者が変わります。まず自社の予約業務に近いタイプを選ぶと、不要な製品を外しやすくなります。タイプ別おすすめへ ↑
  2. 2
    機能マップで、必須条件を整理するカスタマイズや既存システム連携、外部公開とセキュリティは導入構成に直結します。標準機能と条件付き要件を分けると、問い合わせ時に伝える内容が明確になります。機能の優先度マップへ ↑
  3. 3
    運用・契約条件で、導入後の負担を確認するオンプレミス型は、サーバー準備や保守、外部公開と個別開発の分担で導入後の負担が変わります。下の比較ポイントで、自社側に残る作業とベンダーに任せる作業を切り分けます。

タイプや機能を確認したうえで、予約データの置き場所や保守担当、外部公開範囲をそろえると比較しやすくなります。業種に合う製品を選んだ後も、導入構成と契約範囲で負担が変わります。

機能だけでは分かりにくい、運用・契約条件の比較ポイント

予約業務への合わせ方

診療や会議室、公共施設では、予約を受け付ける相手と承認の流れが大きく異なります。業務ルールを整理しないまま製品を選ぶと、導入後に画面や受付手順の作り直しが増えます。

製品の分かれ方:製品は大きく三通りです。診療予約に特化したもの、公共施設の貸出規則に合わせるもの、施設の請求事務まで扱うものです。

  • 診療予約に特化した製品順番受付や時間予約を院内の受付業務に合わせやすい製品です。ただし電子カルテやレセコンとの連携条件は導入前に確認が必要です。代表製品:ドクターキューブ
  • 公共施設の貸出規則に合わせる製品抽選や減免、団体受付など施設ごとの規則を予約手順に反映しやすい製品です。ただし条例や内部ルールの整理に時間がかかります。代表製品:リザエン
  • 施設の請求事務まで扱う製品予約受付から見積もりや請求まで同じ画面で進めやすい製品です。ただし独自帳票や外部連携が多い施設では追加調整が増えます。代表製品:施設予約管理システム(エフコム)

オンプレミス環境の運用範囲

院内や庁内のサーバーで予約データを扱う場合、公開予約ページや受付端末まで含めるほどネットワーク設計が複雑になります。範囲を曖昧にしたまま進めると、セキュリティ審査や保守作業が後から増えます。

製品の分かれ方:製品は大きく三通りです。院内設備と組み合わせるもの、外部予約ページも含めて提供するもの、Web方式で施設内端末から使うものです。

  • 院内設備と組み合わせる製品受付端末や院内表示と一緒に予約運用を整えやすい製品です。ただし機器の設置場所や既存回線との接続を先に確認します。代表製品:ドクターキューブ
  • 外部予約ページも含めて提供する製品利用者が外から予約できる入口までまとめて用意しやすい製品です。ただし公開範囲が広がるため、認証や通信の条件を早めに整理します。代表製品:リザエン
  • Web方式で施設内端末から使う製品専用ソフトを入れずにブラウザで予約受付を進めやすい製品です。ただしオンプレミス運用ではサーバー条件と保守担当を確認します。代表製品:施設予約管理システム(エフコム)

導入支援と個別設計の進め方

医療機関や自治体、大規模施設では予約ルールの確認から画面設計まで関係者が多くなります。既存設備との接続も含めると、稼働前の調整や職員向け説明が後ろにずれます。

製品の分かれ方:製品は大きく三通りです。ベンダーと診療フローを詰めるもの、エンタープライズ版で個別要望を扱うもの、自治体や大型施設の案件として計画するものです。

  • ベンダーと診療フローを詰める製品診療形態や院内業務に合わせて画面や受付方法を整えやすい製品です。ただし院内側の担当者が予約ルールを事前に整理する必要があります。代表製品:ドクターキューブ
  • エンタープライズ版で個別要望を扱う製品標準機能に加えて、独自フローや他システム連携を相談しやすい製品です。ただし見積もりと開発範囲の確認に時間がかかります。代表製品:リザエン
  • 大型施設の案件として計画する製品複数施設やホールの運用を、導入事例に近い形で検討しやすい製品です。ただし関係部門が多いほど調整期間が長くなります。代表製品:GrowOne 施設

費用・契約範囲の確かめ方

オンプレミス型は、ソフト利用料に加えてサーバー準備や構築、保守と追加開発の範囲で総額が変わります。初期費用だけで決めると、運用開始後の改修や更新時の負担が想定より重くなります。

製品の分かれ方:製品は大きく三通りです。料金表で最低費用を把握しやすいもの、要望に合わせて見積もりを取るもの、保守や帳票調整まで含めて相談するものです。

  • 料金表で最低費用を把握しやすい製品公開料金で小さく始める費用感をつかみやすい製品です。ただしオンプレミス提供や追加機能は別条件になりやすいです。代表製品:リザエン
  • 要望に合わせて見積もりを取る製品施設数や外部連携、個別開発を伝えて総額を確認する製品です。ただし要件整理が浅いと見積もりの前提がずれます。代表製品:GrowOne 施設
  • 保守や端末条件まで含めて相談する製品サーバーやブラウザ、受付端末の条件を含めて導入範囲を決める製品です。ただし保守担当が曖昧だと障害時の切り分けが遅れます。代表製品:施設予約管理システム(エフコム)

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かんたんな質問に答えるだけで、あなたの要件が整理され、解消すべき注意点や導入までに必要なステップも分かります。

よくある質問

オンプレミスなら患者データを院内で完結して管理できますか?

オンプレミスの予約システムは、自社サーバーにデータを置くため、患者情報を外部に出さず院内で完結して管理できます。電子カルテやレセコンと院内ネットワーク内で連携し、診療予約と一体で運用する構成も組めます。情報を外部に預けられない医療機関にとって、有力な選択肢になります。

会議室やオフィススペースの利用予約も社内で管理できますか?

会議室・施設管理型のオンプレミス製品なら、多拠点の会議室やスペースの空き状況を社内ネットワークで一元管理できます。社員認証や既存の社内システムと統合し、外部に頼らず運用を完結できます。セキュリティ方針で外部サービスを使えない企業や官公庁に向いています。

オンプレミスの予約システムの料金はどのくらいですか?

オンプレミス型は要問い合わせの製品が多く、サーバー構築や保守を含む個別見積もりが基本です。クラウド型のような定額表示は少なく、初期費用が数十万円以上になることもあります。導入時の構築費に加えて、保守や更新の継続費用まで含めて総額で比べましょう。

自治体や大型施設の独自ルールに合わせた予約運用に対応できますか?

カスタマイズ前提のオンプレミス型なら、公共施設の抽選予約や利用区分、減免などの独自ルールに合わせて作り込めます。利用者種別ごとの料金や承認フローを反映でき、窓口業務との連携も組めます。要件が複雑な施設ほど、どこまで作り込めるかを見積もり段階で確認しましょう。

オンプレミスではなくクラウドの方が向くのはどんな場合ですか?

院内完結や独自ルールの要件が強くないなら、構築や保守の負担が重いオンプレミスは過剰になりがちです。クラウド型でセキュリティ要件を満たせる場合は、初期費用を抑えて短期間で始められます。外部保管が許されるデータかをまず確認し、要件に合う方を選ぶと無理がありません。

※掲載している機能・対応範囲・料金は一般的な目安です。製品・プラン・契約条件により異なる場合があるため、導入前に各製品の最新の公式情報や比較表でご確認ください。

予約システムと関連カテゴリのシステム連携図予約システムと関連の深いカテゴリ

予約システムは単体の機能だけでなく、前後の業務システムと何を連携できるかで、入力負担や業務の進めやすさが変わります。

予約システムと関連カテゴリのシステム連携図
カレンダーツールPOSMEOツールCRMツールSMS送信予約確定・空き時間を相互に受け渡します。予約者・会計を相互に受け渡します。予約枠・店舗を相互に受け渡します。予約者・来店履歴を受け取ります。予約確認を受け取ります。予約システム予約の受付・管理をオンライン化し、業務を効率化します。

矢印の先がデータの受け手です。双方向は向きの異なる2本の矢印で表しています。 この内容は、代表的な連携例です。連携先・項目・頻度は、製品やプランによって異なります。