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多言語対応のWeb会議システムおすすめ9選|タイプ別の選び方ガイド

更新:2026/5/29
多言語対応のWeb会議システムは、AI翻訳字幕を備えた汎用プラットフォームから、プロ通訳者向けの同時通訳専用サービス、AI自動翻訳に特化したアドオンツールまで、製品の性格がまったく異なります。自社に合わない製品を選ぶと、翻訳精度の不足や過剰なコストにつながりかねません。本ガイドでは、3つのタイプに分けたおすすめ9製品の紹介から、要件の優先度整理、具体的な選定ステップまでを一気通貫で解説します。FitGapと一緒に、自社の会議シーンにぴったりの一台を見つけていきましょう。
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レビュー担当 加藤 杏奈
Microsoft Teams・Slack・Google Workspace等を業務で日常的に利用し、複数のプロジェクト管理・進捗管理に活用している。チームコラボレーションの実務視点から製品を評価している。
FitGapにおけるすべての評価は、公平性を最優先に、客観的なアルゴリズムを用いて計算されています。製品の評価方法は「FitGapの評価メソッド」、シェアデータの算出根拠は「シェアスコアの算出方法」をご覧ください。

目次

1
タイプ別おすすめ製品
汎用Web会議プラットフォームに多言語機能を搭載したタイプ 🌐
Zoom Rooms
/ Microsoft Teams
/ Webex suite
同時通訳専用プラットフォーム(RSI)タイプ 🎙️
KUDO
/ Interprefy
/ Interactio
AI自動翻訳・字幕特化タイプ 🤖
DeepL Voice
/ オンヤク
/ Cisco Webex with KDDI
企業規模
個人事業主
提供形態
その他
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おすすめ製品の早見表

タイプ別おすすめ製品 9

多言語対応のWeb会議システムのおすすめ製品を製品ごとにタイプ、料金、企業規模、評価ポイントで比較する表
製品名タイプ料金企業規模評価ポイント
Zoom Rooms
汎用Web会議プラットフォームに多言語機能を搭載したタイプ 🌐
$49ルーム/月
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

会議室からワンタッチでWeb会議を開始。シェア上位で機器連携にも強い。

Microsoft Teams
汎用Web会議プラットフォームに多言語機能を搭載したタイプ 🌐
0円~ユーザー/月(年払い)
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

Microsoft 365内で会議・チャット・共同編集を統合。大企業シェアも高い。

Webex suite
汎用Web会議プラットフォームに多言語機能を搭載したタイプ 🌐
0円~
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

会議・通話・ウェビナーまで広く対応。官公庁や金融向けの安全性も高い。

KUDO
同時通訳専用プラットフォーム(RSI)タイプ 🎙️
要問合せ
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

AI通訳とプロ通訳を使い分けられる。専門領域の国際会議にも対応する。

Interprefy
同時通訳専用プラットフォーム(RSI)タイプ 🎙️
要問合せ
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

80以上の会議基盤に通訳・字幕を追加できる。24時間サポートも手厚い。

Interactio
同時通訳専用プラットフォーム(RSI)タイプ 🎙️
$125
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

通訳から投票・チャットまで一体運営。111カ国のイベント実績がある。

DeepL Voice
AI自動翻訳・字幕特化タイプ 🤖
要問合せ
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

TeamsやZoomに高精度な翻訳字幕を追加。用語集で専門語にも対応する。

オンヤク
AI自動翻訳・字幕特化タイプ 🤖
要問合せ
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

110言語の翻訳字幕と議事録作成を自動化。国内現場の多言語支援に向く。

Cisco Webex with KDDI
AI自動翻訳・字幕特化タイプ 🤖
2,970円ライセンス/月
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

Web会議・チャット・電話を統合。KDDIの国内サポートと安全性に強みがある。

タイプ別おすすめ製品

汎用Web会議プラットフォームに多言語機能を搭載したタイプ 🌐

このタイプが合う企業:

海外拠点や多国籍メンバーとの日常的なWeb会議が多い中堅〜大企業の情報システム部門・総務部門

どんなタイプか:

ZoomやTeamsなど既存のWeb会議基盤に、AI字幕翻訳や同時通訳チャネルを追加したタイプです。画面共有・録画など基本機能を軸に、多言語対応を拡張機能として扱います。

このタイプで重視すべき機能:

💬AI翻訳字幕・キャプション
発言をリアルタイムに認識・翻訳し、参加者が選んだ言語の字幕として画面に表示します。
🎧同時通訳チャネル
ホストが言語別の音声チャネルを用意し、参加者が聞きたい通訳音声を選べます。

おすすめ製品3選

Zoom Rooms

会議室常設の端末でZoom会議を多言語化したい企業におすすめ

Zoom Roomsは、会議室に専用端末やカメラ・マイクを常設し、社内外のZoom会議をワンタッチで始められる会議室起点のWeb会議基盤です。多国籍チームの日常会議を、既に使われているZoom環境で多言語化したい場合に候補になります。 FitGapでは全体・中堅企業・中小企業のシェアが1位で、操作性評価もこのページ内で単独1位です。同時通訳と字幕表示に対応し、字幕自動翻訳、自動文字起こし、文字起こし自動翻訳、AI議事録要約は追加オプションで広げられます。 一方、会議室ごとの機材・有料ライセンスが前提で、株主総会向け利用、録画同意管理、参加分析、登録/申込管理は非対応です。会議室の国際会議を簡単に始めたい企業向きで、大規模ウェビナーや厳格な同意管理まで一本化したい場合はWebex suiteなどと比較が必要です。
価格
$49
ルーム/月
無料トライアルあり
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ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能
Microsoft Teams

Microsoft 365と一体で多言語会議を運用したい企業向け

Microsoft Teamsは、Web会議をMicrosoft 365のチャット、ファイル共有、Office文書の共同編集と同じ場所で運用できるコラボレーション基盤です。多言語会議だけを切り出すより、会議前後の資料作成や会話まで一つのテナントで管理したい企業に向きます。 FitGapではファイル共同編集・会議外チャットに対応し、連携・セキュリティ・料金評価が1位タイ、大企業や製造、金融保険、官公庁でのシェアも1位です。自動文字起こしは標準で使え、字幕自動翻訳、文字起こし自動翻訳、AI議事録要約は追加オプションです。 一方、多機能な分だけ操作性評価はカテゴリ内19位で、チャンネル設計や通知ルールの整備が必要です。エンドツーエンド暗号化、データリージョン選択も追加オプションで、同時画面共有は非対応のため、複数人が同時に資料を出す設計レビューでは他製品も確認してください。
価格
0円~
ユーザー/月(年払い)
無料トライアルあり
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能

多言語会議から株主総会まで広く扱いたい大企業におすすめ

Webex suiteは、Ciscoの会議・通話・メッセージを統合し、多言語会議からウェビナー、株主総会まで広く扱えるエンタープライズ寄りのWeb会議基盤です。このタイプでは、単なる日常会議よりも用途の広さで選ぶ製品です。 FitGapでは文字起こし自動翻訳とAI議事録要約に標準対応し、録画同意管理、参加分析、登録ページ作成、登壇者控室、リハーサルモード、出席確認証明まで対応します。金融・官公庁など、機密性と外部向けイベント運営を同時に重視する企業に向きます。 一方、全体シェアはZoom RoomsやTeamsより低く、社外参加者が初めて使う場面では案内が必要です。リアルタイム翻訳字幕はホストごとの追加ライセンスや発話元15言語の制限もあるため、小規模な多言語定例会議だけなら、参加しやすさや費用を重視して他製品と比較してください。
価格
0円~
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ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能

同時通訳専用プラットフォーム(RSI)タイプ 🎙️

このタイプが合う企業:

国際会議・大規模カンファレンス・IR説明会などで高品質な同時通訳が必要な企業・団体のイベント運営部門

どんなタイプか:

リモート同時通訳(RSI)に特化し、通訳者用コンソールやリレー通訳を備えるタイプです。汎用会議ツールより、複数言語の音声配信と通訳運営の品質管理を重視します。

このタイプで重視すべき機能:

🖥️通訳者専用コンソール
交代、音量調整、通訳者間連携を一画面で扱い、同時通訳の進行と品質を安定させます。
🔗リレー通訳(多言語中継)
3言語以上の会議で通訳を中継し、直接訳せない言語間でも音声翻訳をつなげます。

おすすめ製品3選

プロ通訳とAI通訳を併用できる国際会議向けの同時通訳基盤

KUDOは、AI通訳と1万2,000人超のプロ通訳者ネットワークを同じ会議運営で組み合わせられる、国際会議向けのリモート同時通訳(RSI)プラットフォームです。200言語以上に対応し、専門領域モデルや通訳音声と原音の音量調整、翻訳遅延の分析まで扱えるため、字幕だけでは品質や進行管理が足りないカンファレンスに向きます。 FitGapでは要件対応範囲がカテゴリ35製品中2位で、SOC2 Type2とISO27001も備えるため、官公庁・教育機関・大企業の対外イベントで候補にしやすい製品です。 一方、中小企業シェアや料金評価、国内サポート評価は高くなく、年数回の少人数会議や日本語での手厚い導入支援を重視する企業は、より軽量な多言語会議ツールも比べた方がよいです。
価格
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ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能

既存の会議ツールに通訳チャンネルを足したい大企業向け

Interprefyは、AI音声翻訳・ライブ字幕と6,000人超のプロ通訳者ネットワークを組み合わせ、既存の会議環境へ通訳チャンネルを追加できるクラウド型リモート同時通訳(RSI)プラットフォームです。80以上の会議プラットフォームに連携し、TeamsやZoom、Webexの運用を大きく変えずに国際カンファレンスや製品発表を多言語化したい大企業・団体に向きます。 ISO27001とエンドツーエンド暗号化、24時間サポートを備えるため、セキュリティと当日支援を重視するイベントにも持ち込みやすく、FitGapでは機能性評価がカテゴリ34製品中3位、サポート評価が2位です。 一方、無料枠はなく、イベントごとの見積や事前準備が前提で、料金評価と導入しやすさ評価は低めです。小規模ミーティングや社内担当者だけで急ぎ運用したい場合、日本語UIや通訳手配の体制も含めて他製品と比べる必要があります。
価格
要問合せ
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ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能

通訳から投票・運営まで一体で扱えるイベント向け同時通訳基盤

Interactioは、同時通訳だけでなくモデレーション、画面共有、投票・アンケート、チャットまで一体で扱える、イベント運営寄りのリモート同時通訳(RSI)プラットフォームです。オンライン・ハイブリッド・オンサイトに対応し、Zoom、Teams、Webexとも連携できるため、既存会議ツールを残しながら多言語イベントをまとめて運営したい中堅・大企業や公共機関に向きます。 FitGapの同タイプ比較では操作性評価が上位で、通訳者と運営担当者の双方が触る現場でも習熟負担を抑えやすい点が魅力です。 一方、AI翻訳は時間と言語数に応じて課金され、言語チャンネル数にもプラン上限があります。専用アプリ利用が前提になりやすく、セキュリティや連携評価は他のRSI専用製品より控えめなため、基幹システム連携や厳格な証憑が必要な企業は慎重に比べてください。
価格
$125
無料トライアルあり
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ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能

AI自動翻訳・字幕特化タイプ 🤖

このタイプが合う企業:

通訳者の手配が難しい中小企業や、海外顧客・外国籍社員との日常コミュニケーションを低コストで多言語化したい企業

どんなタイプか:

AIが発話をリアルタイムに翻訳し、字幕や合成音声として届けるタイプです。既存会議ツールへのアドオン利用が多く、人手の通訳手配を減らせる点が特徴です。

このタイプで重視すべき機能:

🗣️AIリアルタイム音声翻訳
発話を即時に他言語の音声へ変換し、通訳者なしで多言語の会話を進めやすくします。
📝多言語字幕・議事録の自動生成
発話を文字起こしして翻訳字幕を表示し、終了後の多言語議事録やサマリー作成を減らします。

おすすめ製品3選

既存会議の翻訳字幕だけを高精度化したい企業におすすめ

DeepL Voiceは、TeamsやZoomをそのまま使いながら翻訳字幕だけをDeepLの言語AIで強化する拡張型サービスです。100以上の言語、用語集登録、字幕ダウンロードに対応し、海外拠点との技術会議や商談で訳語の精度を重視する中堅〜大企業に向きます。 FitGapでは同タイプ内の採用実績は中位ですが、汎用Web会議機能やサポート評価は下位で、単体で会議を開催する製品ではありません。 料金は個別見積もりのため、初期稟議では利用人数と会議頻度を早めに整理する必要があります。Teams/Zoom以外を標準にする企業、会議基盤から翻訳・運用支援まで1契約で揃えたい企業は、Cisco Webex with KDDIのような統合型と比較した方が適します。
価格
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ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
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料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能

翻訳字幕から議事録作成までつなげたいチーム向けのAI通訳

オンヤクは、会議中の発言を翻訳字幕として表示し、そのログから議事録作成までつなげるAI通訳ツールです。Web会議システムに依存しにくくバックグラウンドで音声を取得でき、PC・スマートフォンの1契約利用や110言語対応があるため、多国籍会議を週次以上で行い、日本語の記録作成も同時に減らしたいチームに向きます。 FitGapでは全体シェアは同タイプ内で控えめですが、医療・福祉、電気・ガス・水道では比較的上位に入り、国内現場の多言語支援ニーズに合いやすい製品です。 一方、月額7.5万円からのため会議が月数回なら割高になりやすく、発言のオーバーレイ表示はPCアプリ版のみです。一般的な議事録作成だけが目的なら、より安価でシンプルな候補も比較すべきです。
価格
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ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能
Cisco Webex with KDDI

会議基盤から国内サポートまで1契約で揃えたい大企業向け

Cisco Webex with KDDIは、多言語字幕だけでなくWeb会議、チャット、クラウド電話、国内サポートまでKDDI経由でまとめる統合型サービスです。AI議事録・要約、同時通訳、RTMP配信、参加分析、最大1000名規模の会議に対応し、FitGapではセキュリティ・サポート・連携評価がいずれもカテゴリ45製品中1位です。 海外拠点を含む大企業や官公庁、金融・保険のように会議品質と運用支援を重く見る組織では、字幕特化アドオンより候補にしやすい製品です。 一方、1年単位契約で小規模には機能過多になりやすく、ファイル共同編集、録画同意管理、データリージョン選択は非対応です。国内保管要件や会議内共同編集を重視する企業は別候補も確認してください。
価格
2,970円
ライセンス/月
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能

比較すべき機能の優先度マップ

要件の優先度チャートとは?

製品の機能は多岐にわたりますが、選定の結果を左右するのは一部の機能です。 FitGapの要件の優先度チャートは、各機能を"必要とする企業の多さ"と"製品ごとの対応差"で4つに整理し、比較の優先順位をわかりやすく示します。

選定の決め手

🌍リアルタイム翻訳・通訳の対応言語数
会議中の発言をリアルタイムで翻訳できる言語の数と精度は、製品ごとに大きな差があります。25言語程度のものから100言語超のものまで幅広く、自社が必要とする言語ペアに対応しているかが最重要チェックポイントです。
🤖AI翻訳か人間通訳か(通訳方式の違い)
AI自動翻訳で完結するタイプと、プロの同時通訳者をリモートで接続するタイプでは、コスト・精度・運用方法がまったく異なります。日常会議ならAI翻訳、契約交渉や国際カンファレンスなら人間通訳が向いており、自社の利用シーンに合った方式を選ぶことが決め手になります。
📝翻訳字幕の表示品質
発言が翻訳されて字幕として表示されるまでの遅延時間(レイテンシ)や、表示の読みやすさは会議の生産性を大きく左右します。遅延が大きいと会話のテンポが崩れるため、低遅延かつ見やすいレイアウトの字幕表示ができるかを確認してください。
🔗既存ツールとの統合・連携
ZoomやTeamsなど社内で既に利用しているWeb会議ツールの上に多言語機能を追加できるか、それとも専用プラットフォームへの切り替えが必要かは、導入ハードルに直結します。既存環境をそのまま活かせる製品は社内の抵抗が少なく、スムーズに運用開始できます。
🎧同時通訳チャンネル数
1つの会議で同時に利用できる通訳チャンネルの数は、多国籍会議の規模を左右します。Zoomなら最大10チャンネル、専用プラットフォームなら無制限に近いものもあり、参加者の言語数に応じて必要なチャンネル数を見極めてください。
📄議事録・文字起こしの多言語対応
会議後に翻訳付きの議事録や文字起こしを自動生成できるかどうかで、後処理の工数が大きく変わります。FitGapでは、会議中のリアルタイム翻訳だけでなく、会議後の記録まで多言語対応しているかを重視して選定することをおすすめしています。

一部の企業で必須

🏟️大規模イベント・ウェビナー対応
数百〜数千名規模の国際カンファレンスやウェビナーで利用する場合は、大人数の同時接続と多言語配信を両立できる性能が必要です。日常的な社内会議だけなら優先度は下がりますが、年に数回でも大規模イベントがある企業は必ず確認してください。
🔒オンプレミス・プライベートクラウド対応
金融機関や官公庁など、通信データを外部クラウドに出せない組織では、オンプレミスやプライベートクラウドへの導入が必須です。多言語Web会議製品の多くはSaaS型のため、閉域網対応の有無は早い段階で確認する必要があります。
📚専門用語の辞書カスタマイズ
医療・法務・製造業など専門用語が多い業界では、AI翻訳の精度を上げるために用語辞書を登録・カスタマイズできる機能が重要になります。汎用翻訳だけでは誤訳リスクが高まるため、業界特化の運用が必要な企業は対応製品を選んでください。
📱モバイルアプリからの多言語参加
現場作業者や外出先からスマートフォンで会議に参加する場面が多い企業は、モバイルアプリ上でも翻訳字幕や通訳音声を受け取れるかを確認してください。PC限定の製品も少なくないため、モバイル利用が前提の場合は事前検証が大切です。
🛡️SSOや管理者向けアクセス制御
全社導入を前提とする場合、シングルサインオン(SSO)やロールベースのアクセス制御など、IT管理者が一括管理できる仕組みの有無が運用負荷を大きく左右します。特に多拠点・多国籍の組織では管理機能の充実度を確認しておくと安心です。

ほぼ全製品が対応

🖥️画面共有・資料共有
会議中にスライドやドキュメントを共有する機能は、ほぼすべてのWeb会議システムに標準搭載されています。多言語対応製品でも同様に利用できるため、この機能の有無で製品を絞り込む必要はありません。
⏺️会議の録画・録音
会議の映像と音声を記録する機能は、現在のWeb会議システムではほぼ標準です。多言語会議でも録画は可能ですが、翻訳字幕ごと録画できるかどうかは製品によるため、録画内容の詳細は別途確認してください。
💬チャット機能
会議中にテキストでやり取りできるチャット機能は、大半の製品が備えています。URLや補足情報の共有に使えるため、多言語会議でも発言を補足する手段として活用されます。
🔐暗号化通信(SSL/AES)
通信の暗号化はビジネス向けWeb会議システムでは事実上の標準仕様です。多言語対応の有無にかかわらず、ほぼすべての有料製品が対応しているため、差別化ポイントにはなりにくい要件です。

優先度が低い

🎨バーチャル背景・映像エフェクト
背景をぼかしたり画像に差し替えたりする機能は便利ですが、多言語会議の選定においては本質的な要件ではありません。ほとんどの主要Web会議ツールに搭載されているため、優先度は低くて問題ありません。
🖊️ホワイトボード共有
デジタルホワイトボードでリアルタイムに描画・共同編集する機能は、特定の用途では役立ちますが、多言語対応という観点では選定の優先度を上げる必要はありません。

多言語のWeb会議システムの選び方

このページでの絞り込み方

  1. 1
    タイプを見て、会議の使い方に近い製品を絞る日常会議を全社基盤で行うのか、国際イベントで通訳運営を組むのか、既存会議にAI字幕を重ねるのかで製品の性格が変わります。まずは自社の会議シーンに近いタイプを選びます。タイプ別おすすめへ ↑
  2. 2
    外せない機能は、機能の優先度マップで確認する必要な言語、通訳方式、字幕や議事録の扱いは先に整理しておくと比較が進めやすくなります。大規模イベント、専門用語、管理者設定などは自社の利用条件に合わせて優先度を付けます。機能の優先度マップへ ↑
  3. 3
    運用と契約条件を同じ粒度でそろえる多言語対応のWeb会議システムは、会議基盤と通訳運営、AI字幕ツールで準備の重さが異なります。下の比較ポイントでは、機能の○×に加えて、導入後の使い方と費用の考え方を整理します。

ここからは、毎日の会議運営から社外参加者の入り方まで、契約時の確認範囲も含めてそろえます。自社の会議頻度と参加者の顔ぶれを重ねると、導入後に負担が出やすい条件を先に見つけやすくなります。

機能だけでは分かりにくい、運用・契約条件の比較ポイント

会議基盤として使う範囲

海外拠点との定例会議が多い企業では、翻訳機能だけでなく会議前後のチャットや資料共有も同じ場所で扱う場面が増えます。社内基盤と別に通訳サービスを重ねると、参加案内や録画管理の担当が分かれやすくなります。

製品の分かれ方:使い方は大きく三通りです。全社の会議基盤として使うもの、会議室に常設して使うもの、既存会議に翻訳レイヤーを重ねるものがあります。

  • 全社の会議基盤として使う製品会議、チャット、資料共有を同じ環境に寄せやすい製品です。ただし翻訳やイベント機能は、契約プランや管理設定の確認が必要です。代表製品:Microsoft Teams / Webex suite
  • 会議室や拠点設備に組み込む製品会議室から迷わず参加しやすく、拠点間の定例会議をそろえやすい製品です。ただし部屋ごとの端末管理や通信環境の整備が必要です。代表製品:Zoom Rooms / Cisco Webex with KDDI
  • 既存会議に翻訳レイヤーを重ねる製品使い慣れた会議ツールを残しながら、翻訳字幕や文字起こしを足せます。ただし会議ツール側の権限や音声取得の設定が必要です。代表製品:DeepL Voice / オンヤク

翻訳品質を支える運営体制

商談や研修、技術説明のように誤訳の影響が大きい場面では、字幕を出すだけでは足りないことがあります。事前の用語整理や通訳者の手配に加えて、当日の交代手順まで曖昧なままだと進行が止まりやすくなります。

製品の分かれ方:運営体制は大きく三通りです。AI翻訳を日常会議で使うもの、プロ通訳を組み込むもの、AIと人の通訳を同じ運営に載せるものがあります。

  • AI翻訳を日常会議で使う製品定例会議や社内連絡を多言語化しやすい製品です。ただし専門用語や早口の発話は、事前登録や試用で精度を確かめる必要があります。代表製品:DeepL Voice / オンヤク
  • プロ通訳を組み込む製品重要な対外会議で、通訳者の手配と音声配信をまとめやすい製品です。ただし準備期間や当日の運営担当を先に決める必要があります。代表製品:KUDO / Interprefy
  • AIと人の通訳を同じ運営に載せる製品会議の重要度に応じて翻訳方法を分けやすい製品です。ただし言語ごとの役割分担を決めないと、参加者への案内が複雑になります。代表製品:Interactio

社外参加者とイベント当日の進め方

海外顧客や登壇者が参加する会議では、社内メンバーだけの定例会議より案内文や入室確認の手間が増えます。通訳者と司会、参加者の画面が分かれる運営では、事前リハーサルなしだと当日の問い合わせが集中しやすくなります。

製品の分かれ方:当日の進め方は大きく三通りです。社内テナントを中心に招待するもの、社外イベントまで広げるもの、通訳者と参加者の動線を分けるものがあります。

  • 社内テナントを中心に招待する製品社員の予定表やアカウント管理と合わせて会議を運営しやすい製品です。ただし社外ゲストには、参加手順を別途案内する必要があります。代表製品:Microsoft Teams / Cisco Webex with KDDI
  • 社外イベントまで広げる製品ウェビナーや説明会でも、登録や進行管理を会議基盤に寄せやすい製品です。ただし日常会議より準備項目が増えます。代表製品:Webex suite / Interactio
  • 通訳者と参加者の動線を分ける製品通訳者用の画面や音声配信を分けて、進行を管理しやすい製品です。ただし参加者向けの入室案内と当日支援が欠かせません。代表製品:KUDO / Interprefy

契約・費用の組み立て方

利用人数や会議室数、イベント頻度が変わると、必要なライセンスや支援範囲も変わります。月額の見えやすさだけで決めると、翻訳オプションや通訳手配を足したときに総額が想定とずれやすくなります。

製品の分かれ方:費用の組み立て方は大きく三通りです。料金表や既存ライセンスから始めるもの、翻訳ツールの契約を追加するもの、イベント条件を伝えて見積もるものがあります。

  • 料金表や既存ライセンスから始める製品社内で使う人数や会議室の数をもとに費用を把握しやすい製品です。ただし多言語機能や管理機能を足すと契約条件が変わります。代表製品:Zoom Rooms / Microsoft Teams
  • 翻訳ツールの契約を追加する製品既存会議に必要な分だけ翻訳機能を足しやすい製品です。ただし利用部門や会議頻度が増えると、契約範囲の見直しが必要です。代表製品:DeepL Voice / オンヤク
  • イベント条件を伝えて見積もる製品通訳者、言語、当日支援を含めて設計しやすい製品です。ただし同じ条件で見積もらないと、製品間の総額を比べにくくなります。代表製品:KUDO / Interprefy

ぴったりの製品が見つかる

かんたんな質問に答えるだけで、あなたの要件が整理され、解消すべき注意点や導入までに必要なステップも分かります。

よくある質問

多言語のWeb会議に対応する方法にはどんな種類がありますか?

AIの翻訳字幕を使う方法と、プロの通訳者による同時通訳を配信する方法の2つが中心です。ZoomやMicrosoft Teamsは多言語のAI字幕に対応し、KUDOやInterprefyは国際会議向けの同時通訳プラットフォームです。日常会議か大規模イベントかで、適した方式と製品が変わります。

プロの通訳者による同時通訳をオンラインで配信できますか?

配信できます。KUDOやInterprefyのような同時通訳プラットフォームは、通訳者の音声を言語ごとのチャンネルで配信し、参加者は聞きたい言語を選べます。国際会議やIR説明会など、高品質な通訳が必要な場面に向きます。通訳者の手配や運用が前提のため、開催規模に合わせて準備しましょう。

通訳者を手配せず低コストで多言語に対応できますか?

対応できます。AI自動翻訳に特化したツールは、通訳者を手配せずに会議の発言を多言語の字幕へ変換でき、コストを抑えられます。中小企業や日常の海外コミュニケーションに向きます。InteractioやオンヤクはAI翻訳を活用します。通訳の品質が要る場面とは使い分けるとよいです。

多言語対応のWeb会議システムの料金はどのくらいですか?

内蔵字幕は無料枠から、同時通訳は規模で変わります。Microsoft TeamsやWebexは無料枠で多言語字幕を試せ、Cisco Webex with KDDIは1ライセンス月2,970円が目安です。Interactioは月125ドル、Zoom Roomsは月49ドルです。同時通訳のKUDOやInterprefyは要問い合わせです。

AI字幕では足りず同時通訳が要るのはどんな場合ですか?

契約交渉やIR説明会、専門性の高い国際会議では、AI字幕の誤りが許されず、プロの同時通訳が必要になります。一方、社内の定例会議や日常のやり取りなら、AI字幕で十分なことが多いです。会議の重要度と参加者の言語を踏まえ、字幕で足りるか通訳が要るかを見極めましょう。

※掲載している機能・対応範囲・料金は一般的な目安です。製品・プラン・契約条件により異なる場合があるため、導入前に各製品の最新の公式情報や比較表でご確認ください。

サービスカテゴリ

AI・エージェント

汎用生成AI・エージェント
LLM・大規模言語モデル
エージェントフレームワーク
エージェントオートメーション基盤

ソフトウェア(Saas)

オフィス環境・総務・施設管理
開発・ITインフラ・セキュリティ
データ分析・連携