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バックアップ向けオンラインストレージおすすめ9選|タイプ別の選び方ガイド

更新:2026/6/17
バックアップ向けオンラインストレージは、ファイルを預けるだけでなく、日常業務の保存先にするか、国内保管や権限管理を重視するか、映像・ログ・設計データを長期保管するかで比べるポイントが変わります。上書き前の版へ戻せるか、削除したファイルを復元できるか、保持期間や自動削除をどう管理するかを先に確認します。現場写真や動画、PDF注釈、全文検索まで必要かどうかも、保管した後の使い方を左右します。このページでは、復元方法と保管ルールを分けて、バックアップ向けオンラインストレージの候補を比較できます。
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レビュー担当 遠藤 慎
コンテンツ制作担当として文書処理・ファイル管理系のツールを業務で日常的に利用しており、実務適合性の視点から各製品を評価している。
FitGapにおけるすべての評価は、公平性を最優先に、客観的なアルゴリズムを用いて計算されています。製品の評価方法は「FitGapの評価メソッド」、シェアデータの算出根拠は「シェアスコアの算出方法」をご覧ください。

目次

1
タイプ別おすすめ製品
Office連携で日常業務とバックアップを両立するタイプ ☁️
Microsoft OneDrive
/ Google Drive
/ Dropbox
国産・セキュリティ重視で安心運用できるタイプ 🔒
RICOH Drive
/ おまかせクラウドストレージ
/ Fileforce
大容量データを低コストで長期保管するタイプ 🗄️
box
/ Wasabi
/ IMAGE WORKS
企業規模
個人事業主
提供形態
デバイス
すべて表示

おすすめ製品の早見表

タイプ別おすすめ製品 9

バックアップ対応のオンラインストレージのおすすめ製品を製品ごとにタイプ、料金、企業規模、評価ポイントで比較する表
製品名タイプ料金企業規模評価ポイント
Microsoft OneDrive
Office連携で日常業務とバックアップを両立するタイプ ☁️
0円~月額/ユーザー
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

Office文書の共同編集とPCバックアップを同じ環境で扱える。シェアもトップ。

Google Drive
Office連携で日常業務とバックアップを両立するタイプ ☁️
0円~
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

Google環境で共同編集を始めやすい。低コストで中小企業にも使いやすい。

Dropbox
Office連携で日常業務とバックアップを両立するタイプ ☁️
0円~月額
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

高速同期と大容量ファイル共有に強い。社外との受け渡しが多い企業に合う。

RICOH Drive
国産・セキュリティ重視で安心運用できるタイプ 🔒
¥1,050月/ユーザーID
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

紙文書や現場写真をクラウドに集約できる。建設・不動産での利用も上位。

おまかせクラウドストレージ
国産・セキュリティ重視で安心運用できるタイプ 🔒
¥3,850月額
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

社内ファイルサーバー感覚で移行できる。NTT回線認証と国内支援も使える。

Fileforce
国産・セキュリティ重視で安心運用できるタイプ 🔒
990円ID/月
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

既存のフォルダ構成と権限をクラウドへ移せる。全社展開の費用も見通しやすい。

box
大容量データを低コストで長期保管するタイプ 🗄️
0円~ユーザー/月
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

大容量保管と社外共有を統制できる。権限管理と連携に強い大企業向け。

Wasabi
大容量データを低コストで長期保管するタイプ 🗄️
$6.99TB
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

追加料金を抑えて大容量を長期保管できる。S3互換で既存ツールにもつなげやすい。

IMAGE WORKS
大容量データを低コストで長期保管するタイプ 🗄️
15,000円
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

画像・動画を属性や類似画像で探せる。素材を部門横断で再利用しやすい。

タイプ別おすすめ製品

Office連携で日常業務とバックアップを両立するタイプ ☁️

このタイプが合う企業:

Microsoft 365やGoogle Workspaceを導入済みで、追加コストを抑えながらファイルバックアップ体制を整えたい中小〜大企業

どんなタイプか:

Microsoft 365やGoogle Workspaceと連携し、業務ファイルの保存・共有・バックアップを一体化するタイプです。日常利用の延長で自動保存と復元を扱える点が特徴です。

このタイプで重視すべき機能:

🔄グループウェア連携による自動バックアップ
Office系ファイルの変更をクラウドへ自動保存し、手動コピーの手間を減らします。
バージョン履歴によるファイル復元
履歴から上書き・削除前の版へ戻せるため、誤操作や暗号化被害からの復元を助けます。

おすすめ製品3選

Microsoft OneDrive

文書の共同編集とバックアップを同じ環境でまとめたい企業向け

Microsoft OneDriveは、Windows端末とMicrosoft 365を前提に、Office文書の共同編集とPCフォルダのバックアップを日常業務の延長で扱えるオンラインストレージです。WordやExcelの編集、自動保存、バージョン履歴、削除ファイル復元を同じ環境で使えるため、社内ファイルをOffice中心で管理する企業に向きます。 FitGapでは企業規模別シェアが大企業・中堅・中小企業のいずれもカテゴリ内1位で、セキュリティ・連携・操作性の評価も上位です。 一方、IPアクセス制限、デバイス登録制限、保持期間ルールの自動適用は追加オプション、バージョン履歴の無制限保持は非対応です。標準プランだけで細かな統制や長期世代管理まで求める企業は、上位プランや別製品との併用も含めて比較が必要です。
価格
0円~
月額/ユーザー
無料トライアルあり
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能

ブラウザ中心の共同編集と低コスト保管を両立したい企業におすすめ

Google Driveは、Google Workspaceの共同編集を軸に、Office形式ファイルの編集、保存、共有、バックアップをブラウザ中心で始められるオンラインストレージです。Googleドキュメントやスプレッドシートを複数人で同時編集でき、Gmailやカレンダーともつながるため、リモートワークやクラウド前提の小規模〜中堅企業に向きます。 FitGapでは料金評価と導入しやすさが同タイプ内で1位で、中小企業シェアも上位です。OneDriveほどMicrosoft環境に寄せず、Dropboxより費用を抑えて始めたい企業に適しています。 一方、リンク期限設定、パスワード付きリンク、差分同期、保持期間ルールの自動適用は非対応で、アクセスログ詳細やIPアクセス制限は追加オプションです。外部共有の細かな統制や大容量移行を標準機能で固めたい企業は、他製品も比較すべきです。
価格
0円~
無料トライアルあり
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能

大容量ファイルの更新が多い現場で同期効率を重視する企業向け

Dropboxは、専用フォルダに置いたファイルを素早く同期し、Officeファイルの共同編集や復元まで扱える、ファイル同期重視のオンラインストレージです。ブロックレベルの差分同期に対応しているため、大容量ファイルを頻繁に更新する部署では待ち時間や通信量を抑えやすく、Google Driveより同期効率を重視する選び方に向きます。 FitGapでは機能性・操作性・連携評価が同タイプ内で上位で、タグ付け分類や削除ファイル復元にも対応しています。SlackやZoomなど外部ツールを併用し、社外とのファイル受け渡しが多い企業にも合います。 一方、パスワード付きリンク、ダウンロード禁止リンク、外部共有禁止ルール、アクセスログ詳細、IPアクセス制限などは追加オプションです。少人数では3ユーザー以上の契約条件や無料版2GBの容量制限も確認が必要で、標準機能で厳格な共有統制まで求める企業はOneDriveなどと比較すべきです。
価格
0円~
月額
無料トライアルあり
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能

国産・セキュリティ重視で安心運用できるタイプ 🔒

このタイプが合う企業:

金融・医療・自治体などデータ保管場所やアクセス制御に厳しい要件を持つ企業や、国内サポートを重視する中堅企業

どんなタイプか:

国内データセンター保管を前提に、ファイル保全のアクセス制御・承認ワークフロー・操作ログを管理するタイプです。保管場所と統制機能を重視する点が特徴です。

このタイプで重視すべき機能:

🇯🇵国内データセンター限定のデータ保管
バックアップデータを国内に保管し、海外移転リスクや法令対応の確認をしやすくします。
📋詳細なアクセス権限と操作ログ管理
フォルダ別の権限と操作ログを細かく管理し、内部統制や監査対応に必要な記録を残します。

おすすめ製品3選

複合機と連携して紙文書もクラウド保管したい企業におすすめ

RICOH Driveは、リコーの複合機や現場アプリとつなげて、紙文書・現場写真をクラウドに集約しやすい国産オンラインストレージです。容量無制限と100世代のバージョン管理があり、原本保管やバックアップを重視する企業に向きます。 端末認証、2段階認証、暗号化、外部共有禁止ルール、アクセスログ詳細に対応し、FitGapのセキュリティ評価も同タイプ内で上位です。建設・不動産や卸売・小売で、帳票や受発注書類を社外から安全に参照したい企業は候補にしやすいです。 一方、共同編集、Office形式編集、PDF注釈編集には非対応で、月間アップロード容量にも上限があります。クラウド上で編集まで完結したい企業や、大量データを短期移行する企業は他製品と比較が必要です。
価格
¥1,050
月/ユーザーID
無料トライアルあり
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能
おまかせクラウドストレージ

回線認証で社内ファイルサーバー感覚のまま使える国産ストレージ

おまかせクラウドストレージは、NTT西日本の回線認証を使い、社内ファイルサーバー感覚のまま国内クラウドへ移行しやすい製品です。Windowsエクスプローラー風のフォルダ操作に加え、IPアクセス制限、詳細ログ、外部ドメイン限定共有、ダウンロード禁止リンクに対応し、FitGapのサポート・セキュリティ評価も同タイプ内で上位です。 IT専任者を置きにくい中小企業が、NTT回線と支援窓口を含めて安全なバックアップ基盤を整えたい場合に向きます。 Teams連携で日常の共有にも使いやすい一方、差分同期、全文検索、保持期間ルールの自動適用には非対応です。NTTの対象回線を使っていない企業、5ID未満で始めたい企業、外部SaaS連携や法令保存の自動化を重視する企業は比較検討が必要です。
価格
¥3,850
月額
無料トライアルあり
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能

ファイルサーバーの権限ごとクラウドへ移行したい企業におすすめ

Fileforceは、国産オンラインストレージの中でも、ファイルサーバー移行後の権限管理と全社展開を重視する企業向けの製品です。Windowsエクスプローラーに近い操作感、20以上の権限項目、Active Directory連携により、既存のフォルダ構成とアクセス制御をクラウドへ移しやすい点が強みです。 FitGapではデバイス登録制限、アクセスログ詳細、外部共有禁止ルール、共同編集、Office形式編集に対応しており、同タイプ内で機能の幅が広い製品として候補にしやすいです。ユーザー数無制限プランもあり、人数が増える部門横断のバックアップ基盤に向きます。 一方、差分同期、保持期間ルール自動適用、PDF注釈編集は非対応で、Macではドライブ利用に制約があります。単純な保管だけの小規模利用や、多数の外部アプリ連携を前提にする企業は他製品も確認すべきです。
価格
990円
ID/月
無料トライアルあり
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能

大容量データを低コストで長期保管するタイプ 🗄️

このタイプが合う企業:

映像・設計データ・研究データなどTB〜PB級のデータを扱い、バックアップコストを最適化したい企業や、NAS・サーバーの二次バックアップ先を探している情報システム部門

どんなタイプか:

映像・ログ・設計データなど大容量ファイルを、低い容量単価で長期バックアップするタイプです。従量課金やS3互換APIで既存環境とつなぎやすい点が特徴です。

このタイプで重視すべき機能:

💰低コストな従量課金・容量無制限プラン
容量課金や無制限プランで大量データの長期保管費を抑え、予算を見通しやすくします。
🔗S3互換APIによる既存システム連携
S3互換APIでバックアップソフトやNASと接続し、既存環境からデータを直接転送できます。

おすすめ製品3選

長期保管と社外共有の統制を両立したい中堅・大企業におすすめ

Boxは、バックアップ先を単なる保管庫にせず、社内外のコンテンツ共有基盤として統制まで持たせたい企業向けのオンラインストレージです。7段階の権限設定、外部共有禁止ルール、詳細なアクセスログに対応し、保持期間ルールも自動適用できるため、設計データや契約資料を長く残しながら取引先と安全に共有したい中堅・大企業に向きます。 FitGapではセキュリティと連携・拡張性の評価が同じ保管用途の候補内で上位で、ページ内シェアも2位です。 一方、バージョン履歴無制限や全文検索は追加オプションで、料金評価は低めです。映像ログなどをできるだけ安い容量単価で退避するだけなら、Wasabiのような保管特化型も比較すべきです。
価格
0円~
ユーザー/月
無料トライアルあり
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能

大容量データを定額で長期退避したい企業向けの保管特化ストレージ

Wasabiは、日常の共同編集ではなく、バックアップやアーカイブの保管先に振り切ったS3互換のクラウドストレージです。データ取り出しやAPIリクエストの追加料金がない定額型で、映像データ、ログ、NASの退避先など容量が増えやすい保管用途に向きます。 FitGapでは料金評価が高く、バージョン履歴無制限、保持期間ルールの自動適用、自動削除ルールに対応しているため、世代管理や保存期限を仕組み化しやすい点も強みです。 一方、共同編集、Office形式編集、PDF注釈編集はできません。最低1TB課金や90日間の最低保存期間もあるため、少量データの一時置き場や、社員が普段使う共有フォルダを求める企業は別製品を比較した方が合います。
価格
$6.99
TB
無料トライアルあり
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能

画像や図面を探せる資産として長期保管したい企業におすすめ

IMAGE WORKSは、画像・動画・図面をただ置くのではなく、属性やタグで探せる資産として長期保管するためのデジタルアセット管理型ストレージです。100項目以上の属性情報、類似画像検索、高速サムネイル表示により、大量の素材から必要なファイルを探しやすく、製品画像や設計データを部門横断で再利用したい企業に向きます。 FitGapではタグ付け分類、全文検索、保持期間ルールの自動適用、自動削除ルールに対応し、製造業シェアも同じ保管用途の候補内で1位です。国内クラウド環境を前提にできる点も評価できます。 一方、共同編集、Office形式編集、パスワード付きリンクは非対応です。一般的な共有フォルダや低価格の二次バックアップだけを求める企業には過剰で、API自動連携を重視する場合も確認が必要です。
価格
15,000円
無料トライアルあり
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能

比較すべき機能の優先度マップ

どこから比較すべきか

製品には数多くの機能がありますが、選定の決め手になるのは一部の機能だけです。そこで各機能を「多くの企業で必要か」と「製品ごとに対応が分かれるか」の2つの軸で4つに分け、比較する順番が分かるように並べました。下の表では、このページに登場した製品が各機能にどう対応しているかを、上から順に確認できます。
標準対応
オプション/条件付き
非対応

選定の決め手

バックアップのオンラインストレージでは、候補ごとの差が導入後の運用に響く項目を中心に確認し、必要な体制や利用場面に合う製品を絞り込みます。
Microsoft OneDrive
Google Drive
Dropbox
RICOH Drive
おまかせクラウドストレージ
Fileforce
box
Wasabi
IMAGE WORKS
バージョン履歴無制限
過去バージョンを長期間保持できるか
差分同期対応
更新部分のみを差分で高速同期できるか
自動削除ルール
期限到来で自動削除できるか
デバイス登録制限
登録端末のみアクセスを許可できるか
保持期間ルール自動適用
フォルダごとに保持期間を自動適用できるか

一部の企業で必須

バックアップのオンラインストレージでは、特定の業務条件や連携先がある場合に効く項目を確認し、自社だけに必要な対応を見落とさないようにします。
Microsoft OneDrive
Google Drive
Dropbox
RICOH Drive
おまかせクラウドストレージ
Fileforce
box
Wasabi
IMAGE WORKS
スマホ撮影自動アップロード
撮影した写真・動画を自動でアップロードできるか
PDF注釈編集
PDFにコメントやマーキングができるか
全文検索
ファイルの内容を全文検索できるか

ほぼ全製品が対応

バックアップのオンラインストレージでは、多くの製品に備わる基本対応を確認し、候補同士で差が出にくい前提機能を整理して比較します。
Microsoft OneDrive
Google Drive
Dropbox
RICOH Drive
おまかせクラウドストレージ
Fileforce
box
Wasabi
IMAGE WORKS
外部共有禁止ルール
管理者が外部共有を禁止・制限できるか
削除ファイル復元
削除済みデータを復元できるか
モバイル大量アップロード
スマホから多数ファイルを一括アップロードできるか

優先度が低い

バックアップのオンラインストレージでは、用途が限られる項目を切り分け、初期選定では重視しすぎず、必要な段階で確認する観点として扱います。
Microsoft OneDrive
Google Drive
Dropbox
RICOH Drive
おまかせクラウドストレージ
Fileforce
box
Wasabi
IMAGE WORKS
外部ドメイン限定共有
共有相手を特定ドメインのみに制限できるか
共同編集
同一ファイルを複数人が同時編集できるか

バックアップのオンラインストレージの選び方

このページでの絞り込み方

  1. 1
    タイプを見て、バックアップ対象に近い製品を絞る業務ファイル、国内保管、大容量アーカイブでは重視する置き場が変わります。まずはOffice連携、国産・セキュリティ重視、大容量保管のどれに近いかを整理します。タイプ別おすすめへ ↑
  2. 2
    必要な復元・保管機能を機能の優先度マップで確認する誤削除の復元や世代管理、保持期間と自動削除は導入後の事故対応に関わります。自社のバックアップ方針に必須の機能を先に整理しておくと、比較の軸を合わせやすくなります。機能の優先度マップへ ↑
  3. 3
    運用条件をそろえて比較するバックアップ向けオンラインストレージは、誰が復元するか、どのデータをどれだけ長く置くかで選び方が変わります。下の比較ポイントでは、機能の○×に加えて確認したい運用・契約条件を整理します。

ここからは、日常業務との近さや復元時の担当を起点に、データ量の増え方と契約単位まで整理します。Office連携型、国産の共有基盤、大容量保管型では同じバックアップ用途でも運用負担が変わるためです。

機能だけでは分かりにくい、運用・契約条件の比較ポイント

バックアップ対象と日常利用の近さ

Office文書や共同編集ファイルが中心の会社では、保存先が普段の作業場所と離れるほど保存漏れや復元依頼が増えます。設計データや動画を長期保管する場合は、社員が毎日開く場所よりも保管容量と取り出し手順が運用負担を左右します。

製品の分かれ方:製品は大きく3通りです。Microsoft 365やGoogle Workspaceの作業場所として使う製品、ファイルサーバーに近い共有基盤として使う製品、バックアップ先や素材保管庫として使う製品があります。

  • 業務ファイルの作業場所として使う製品保存と共有、共同編集を同じ画面で扱いやすく、日常業務の延長でバックアップを始めやすい製品です。ただしOffice環境かGoogle環境かで、社員が迷わない置き場は変わります。代表製品:Microsoft OneDrive / Google Drive
  • ファイルサーバー感覚で使う製品フォルダ構成や権限を保ったまま、社内ファイルをクラウドへ移しやすい製品です。ただし移行前に、部署別の管理者と共有範囲を決めておく必要があります。代表製品:Fileforce
  • 保管庫として使う製品映像やログを普段の編集場所から分けて、長期保存に寄せやすい製品です。ただし社員が直接探す用途では、検索方法や取り出し手順の整備が必要です。代表製品:Wasabi

復元作業の担当範囲

誤削除や上書きが起きたとき、利用者自身が戻す運用と管理者が戻す運用では対応時間と問い合わせ数が変わります。ランサムウェアや大量削除まで想定する会社では、復元テストを誰が行うか決まっていないと緊急時の判断が遅れます。

製品の分かれ方:製品は大きく3通りです。利用者が自分で復元しやすい製品、管理者がログや権限と合わせて復旧を進める製品、バックアップツールやIT部門で戻す製品があります。

  • 利用者が自分で復元しやすい製品削除や上書きに気づいた本人が、履歴や復元画面から早めに戻しやすい製品です。ただし全社事故では、管理者へ連絡する基準も決めておく必要があります。代表製品:Dropbox / Microsoft OneDrive
  • 管理者が復旧を進める製品部門フォルダや権限を含めて、管理者が復旧手順を握りやすい製品です。その分、日常の権限変更やログ確認の担当が曖昧だと対応が滞ります。代表製品:Fileforce / box
  • IT部門がバックアップツールと戻す製品二次バックアップ先として使い、復元作業をIT部門や連携ツール側で進める製品です。ただし社員向けの共有フォルダとは違い、復元手順の訓練が欠かせません。代表製品:Wasabi

大容量データの増え方と移行しやすさ

動画や図面、ログが増える現場では、同期する端末や回線に負荷がかかりやすくなります。既存のNASやファイルサーバーから移す場合は、初回移行の時間と移行後の探し方が決まらないまま運用が膨らみます。

製品の分かれ方:製品は大きく3通りです。PCフォルダ同期で扱う製品、既存のフォルダ構成を移しやすい製品、S3互換ストレージとして接続する製品があります。

  • PCフォルダ同期で扱う製品社員の端末から普段使うフォルダを同期しやすく、更新が多いファイルを扱いやすい製品です。ただし大容量データを全端末へ同期すると、端末容量や回線負荷が大きくなります。代表製品:Dropbox / Google Drive
  • ファイルサーバー移行に寄せる製品既存のフォルダ構成や部署別の使い方を残しやすく、社内共有基盤を移しやすい製品です。ただし初回移行では、不要ファイルの整理と権限棚卸しに時間がかかります。代表製品:Fileforce / RICOH Drive
  • S3互換の保管先として使う製品バックアップソフトやNASから直接つなぎやすく、TB級のデータを保管先へ逃がしやすい製品です。ただし業務ユーザーが直接編集する場所ではなく、管理者側の設計が前提です。代表製品:Wasabi

料金上限と契約単位の合わせ方

バックアップ用途では、利用人数だけでなく保管容量や月々の増加量でも総額が変わります。少人数で始める会社とTB級データを長期保管する会社では、同じ月額表示でも数か月後の負担が大きくずれます。

製品の分かれ方:料金形態は大きく3通りです。ユーザー単位で契約する製品、容量やプラン条件で契約する製品、営業相談で構成を決める製品があります。

  • ユーザー単位で契約する製品社員数に合わせて始めやすく、OfficeやGoogleの利用料金と一緒に考えやすい製品です。ただし共有容量や上位プランを足すと、利用人数以外の費用も増えます。代表製品:Microsoft OneDrive / Google Drive
  • 容量やプラン条件で契約する製品保管データの増え方を基準に予算を置きやすい製品です。ただし最低容量や保存期間、アップロード量の条件で想定より余裕が必要になる場合があります。代表製品:Wasabi / RICOH Drive
  • 営業相談で構成を決める製品全社展開や統制ルールを含めて、利用規模に合わせた構成を組みやすい製品です。その分、見積もり前に対象部署と保管量をそろえる手間がかかります。代表製品:Fileforce / box

ぴったりの製品が見つかる

かんたんな質問に答えるだけで、あなたの要件が整理され、解消すべき注意点や導入までに必要なステップも分かります。

よくある質問

オンラインストレージをバックアップに使うと、どんな利点がありますか?

データを社外のクラウドに複製でき、PCや社内サーバーの故障・災害・ランサムウェアからデータを守れます。世代管理に対応していれば、上書きや誤削除の前の状態にも戻せます。日常業務と兼ねるか、長期保管専用かで適した製品が変わるため、まず何をどのくらい守りたいかを決めましょう。

いざというとき、確実に元に戻せますか?

世代管理やバージョン履歴に対応した製品なら、特定時点の状態を選んで復元でき、ランサムウェアで暗号化される前にも戻せます。大切なのは、定期的に復元テストをして本当に戻せるか確かめておくことです。復元の速さや単位はファイル単位か丸ごとかで製品差があるので、試用時に実際に試しておきましょう。

同期できるストレージがあれば、バックアップは不要ですか?

不要とは言い切れません。同期は誤削除やランサムの暗号化もそのまま全端末に反映してしまうため、過去に戻せる世代管理がないと復旧できないことがあります。事業継続のためには、同期とは別に、一定期間さかのぼれるバックアップや別の場所への保管を組み合わせるのが安全です。

バックアップ向けのオンラインストレージの料金はどのくらいですか?

TB級の大容量を安く保管するならWasabiが1TBあたり6.99ドルです。Microsoft 365やGoogle Workspace付帯のものは追加費用を抑えられ、国産のRICOH Driveは月1,050円/ID、おまかせクラウドストレージは月3,850円です。保管容量と復元時の通信量で総額が変わります。

バックアップの運用で、押さえておくべき基本はありますか?

データは3つ持ち、2種類の媒体に、1つは別の場所に置く3-2-1ルールが基本です。クラウドはこの別の場所の役割を担い、社内とクラウドの二重化で災害にも備えられます。バックアップの頻度と保持期間、復元手順を決め、定期的に戻せるか確認する運用まで含めて設計しましょう。

※掲載している機能・対応範囲・料金は一般的な目安です。製品・プラン・契約条件により異なる場合があるため、導入前に各製品の最新の公式情報や比較表でご確認ください。

サービスカテゴリ

AI・エージェント

汎用生成AI・エージェント
LLM・大規模言語モデル
エージェントフレームワーク
エージェントオートメーション基盤

ソフトウェア(Saas)

オフィス環境・総務・施設管理
開発・ITインフラ・セキュリティ
データ分析・連携