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企業のオンラインストレージおすすめ9選|タイプ別の選び方ガイド

更新:2025年12月28日
企業向けオンラインストレージは、単なるファイルの保管場所ではなく、社内外のファイル共有・共同編集・アクセス管理を担う業務インフラへと進化しています。ただし、Microsoft 365に付属するストレージと、法人向けに設計されたセキュリティ特化型、国産のファイル共有・転送特化型では、得意とする領域が大きく異なります。FitGapでは「社内完結か社外共有か」「既存IT環境との相性」という2つの軸でタイプを分け、各タイプの代表製品と選定時に差がつく要件を整理しました。自社に合った製品を効率よく絞り込むためのガイドとしてご活用ください。
FitGapにおけるすべての評価は、公平性を最優先に、客観的なアルゴリズムを用いて計算されています。製品の評価方法は「FitGapの評価メソッド」、シェアデータの算出根拠は「シェアスコアの算出方法」をご覧ください。

目次

1
タイプ別おすすめ製品
グループウェア連携タイプ 🔗
Microsoft OneDrive
/ Google Drive
/ Dropbox
セキュリティ・管理特化タイプ 🛡️
box
/ Fileforce
/ DirectCloud
国産ファイル共有・転送特化タイプ 📨
NotePM
/ IMAGE WORKS
/ RICOH Drive
企業規模
中小企業
個人事業主
大企業
提供形態
デバイス
すべて表示

タイプ別お勧め製品

グループウェア連携タイプ 🔗

このタイプが合う企業:

Microsoft 365やGoogle Workspaceを全社導入済みの企業、オフィスアプリでの共同編集を日常的に行うチーム

どんなタイプか:

Microsoft 365やGoogle Workspaceといったグループウェアの一機能としてストレージが提供されるタイプです。WordやExcel、Googleドキュメントなど普段使いのオフィスアプリとシームレスにつながるため、ファイルの保存・編集・共有を一つの環境で完結できます。すでにグループウェアを契約している企業であれば追加コストなしでストレージを使い始められるケースが多く、FitGapとしては導入ハードルの低さが最大の利点と考えています。一方で、ストレージ単体の管理機能はやや簡素な傾向があり、社外との高度なファイル共有が多い場合には機能面で物足りなさを感じることがあります。

このタイプで重視すべき機能:

📝オフィスアプリとのリアルタイム共同編集
Word・Excel・Googleスプレッドシートなど、グループウェアに含まれるオフィスアプリ上でファイルを直接開き、複数人が同時に編集できます。保存のたびにアップロードし直す手間がなくなり、常に最新版を共有できます。
🔑グループウェアとの統合認証・シングルサインオン
メールやカレンダーなど同一グループウェアの他機能と共通のアカウントでログインできます。ID管理が一元化されるため、管理者の運用負荷を抑えつつ、従業員はパスワードを複数覚える必要がありません。

おすすめ製品3選

Microsoft OneDrive
おすすめの理由
Microsoft 365に含まれるストレージで、企業向けオンラインストレージの国内シェアトップです。Windows環境やOfficeアプリとの親和性が高く、既存のMicrosoft環境をそのまま活かせます。
価格
0円~
月額/ユーザー
無料トライアルあり
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
メリットと注意点
仕様・機能
おすすめの理由
Google Workspaceの一部として提供され、Googleドキュメントやスプレッドシートとの連携がスムーズです。ブラウザだけで作業が完結するため、端末を選ばない使い勝手が支持されています。
価格
0円~
無料トライアルあり
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
メリットと注意点
仕様・機能
おすすめの理由
ファイル同期の老舗サービスで、Microsoft OfficeやGoogle Workspaceとも連携できます。高速な同期性能に定評があり、複数ツールを横断して使う企業で採用されています。
価格
0円~
月額
無料トライアルあり
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
メリットと注意点
仕様・機能

セキュリティ・管理特化タイプ 🛡️

このタイプが合う企業:

社外とのファイル共有が頻繁な企業、金融・製造・公共など情報統制が厳しい業種、全社規模でファイルサーバーをクラウド化したい企業

どんなタイプか:

法人利用を前提にゼロから設計された、セキュリティとガバナンス機能に強みを持つタイプです。7段階のアクセス権限設定や詳細な操作ログ管理など、社外パートナーとのファイル共有が多い企業や、機密情報を厳格に管理する必要がある業種に向いています。FitGapでは、情報統制の厳しい金融・製造・公共分野でとくに導入が進んでいる印象を持っています。グループウェア連携タイプと比べると、ストレージとしての管理機能が格段に細かく、容量無制限プランを備えた製品も多い点が特徴です。

このタイプで重視すべき機能:

🔐多段階アクセス権限の設定
閲覧のみ・ダウンロード禁止・編集可・アップロード専用など、フォルダやユーザー単位で細かく権限を使い分けられます。社外の取引先に対しても必要最小限の権限だけを付与でき、情報漏えいリスクを低減できます。
📋詳細な操作ログ・監査証跡
誰がいつどのファイルを閲覧・編集・ダウンロードしたかを記録し、管理画面から確認できます。内部監査やコンプライアンス対応の際に証跡として活用でき、不正な操作の早期発見にも役立ちます。

おすすめ製品3選

おすすめの理由
法人向けに設計されたグローバルシェアの高いクラウドストレージです。容量無制限と7段階のアクセス権限が特徴で、大企業を中心に国内でも広く導入されています。
価格
0円~
ユーザー/月
無料トライアルあり
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
メリットと注意点
仕様・機能
おすすめの理由
Windows Explorerと同じ操作感で使える国産クラウドストレージです。Active Directory連携やきめ細かいアクセス制御に対応しており、既存のファイルサーバーからの移行に適しています。
価格
990円
ID/月
無料トライアルあり
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
メリットと注意点
仕様・機能
おすすめの理由
ユーザー数無制限の料金体系と最大60GBのファイル転送に対応した国産製品です。共有リンク経由でのセキュアなファイル受け渡し機能が充実しています。
価格
44,000円
無料トライアルあり
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
メリットと注意点
仕様・機能

国産ファイル共有・転送特化タイプ 📨

このタイプが合う企業:

国内データ保管を必須とする企業、PPAP廃止に伴うファイル送受信の代替手段を探している企業、日本語での手厚いサポートを重視する中小企業

どんなタイプか:

国内通信キャリアやSIerが提供する、ファイルの送受信・共有に特化したオンラインストレージです。国内データセンターでの運用を前提とし、日本語サポートや国内法規制への対応を重視する企業に選ばれています。FitGapでは、PPAP(パスワード付きZIP送付)の代替手段として導入を検討する企業からの関心が高まっていると感じています。グローバル製品と比べると機能の幅はやや絞られますが、そのぶんシンプルな操作性や国内ベンダーならではの手厚いサポート体制が期待できます。

このタイプで重視すべき機能:

📤大容量ファイルの安全な送受信
メール添付では送れない大容量ファイルを、共有リンクやゲスト招待の仕組みで安全に送受信できます。ダウンロード回数や期限の制限を設定でき、PPAP方式に代わるセキュアなファイル受け渡し手段として活用できます。
🏢国内データセンターでの保管・運用
データが国内のデータセンターに保管されるため、海外へのデータ移転に関する法的リスクを回避できます。官公庁や自治体など、データの国内保管を要件とする組織でも採用しやすい点が強みです。

おすすめ製品3選

おすすめの理由
社内Wikiとファイル共有を兼ね備えた国産サービスです。マニュアルやナレッジの蓄積と併せてファイルを管理でき、情報の検索性に優れています。
価格
¥4,800
無料トライアルあり
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
メリットと注意点
仕様・機能
おすすめの理由
富士フイルムグループが提供する法人向けストレージで、大容量の画像・動画データの管理に強みがあります。データ容量課金型のため、利用者数が多い企業でもコストを抑えやすい設計です。
価格
15,000円
無料トライアルあり
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
メリットと注意点
仕様・機能
おすすめの理由
リコーが提供する法人向けオンラインストレージです。自動バックアップ機能や操作ログ管理を備え、複合機との連携など既存のリコー製品を使っている企業に適しています。
価格
¥1,050
月/ユーザーID
無料トライアルあり
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
メリットと注意点
仕様・機能

要件の優先度のチャート:比較すべき機能はどれか

要件の優先度チャートとは?

製品の機能は多岐にわたりますが、選定の結果を左右するのは一部の機能です。 FitGapの要件の優先度チャートは、各機能を"必要とする企業の多さ"と"製品ごとの対応差"で4つに整理し、比較の優先順位をわかりやすく示します。

選定の決め手

🔐アクセス権限の細かさ
フォルダ単位・ユーザー単位でどこまで細かく閲覧・編集・ダウンロードを制御できるかは、製品によって大きく差があります。7段階制御が可能な製品もあれば、基本的な読み取り・書き込みの2段階しかない製品もあるため、自社の部門構成やプロジェクト体制に合った粒度かどうかを確認することが重要です。
📤外部共有・ファイル転送の制御機能
取引先や顧客とファイルをやりとりする場面が多い企業では、共有リンクの有効期限設定、ダウンロード回数制限、パスワード付与、上長承認ワークフローなどの制御機能が選定の分かれ目になります。社外共有が少ない企業には不要ですが、必要な企業にとっては最重要要件です。
🔗業務アプリとの連携
Microsoft 365やGoogle Workspaceなど、自社で普段使っているツールとシームレスに連携できるかどうかで日常的な使い勝手が大きく変わります。OneDriveはMicrosoft製品、Google DriveはGoogle製品との親和性が高い一方、boxは1,500以上のアプリと連携できるなど、製品ごとに得意な連携先が異なります。
💾ストレージ容量と課金体系
容量無制限の製品もあれば、GB単位で従量課金される製品もあります。また、ユーザー数課金か容量課金かで長期コストが大きく異なるため、自社の保存データ量と利用人数のバランスを試算したうえで比較することをおすすめします。
📊操作ログ・監査ログの管理
誰がいつどのファイルにアクセスし、どんな操作をしたかを記録・確認できるログ管理機能は、内部統制やコンプライアンスが求められる企業にとって選定の決め手になります。ログの保持期間や検索性、エクスポート機能の有無は製品によって差が大きいです。
⚙️管理コンソールの充実度
ユーザーの追加・削除、グループ管理、利用状況のモニタリングなど、管理者が行う操作のしやすさも重要です。数十名規模であれば問題にならなくても、数百名以上の組織では管理画面の使い勝手が運用負荷に直結します。

一部の企業で必須

🌐IPアドレス制限
自社のネットワーク環境からのみアクセスを許可したい場合に必要です。オフィス勤務が中心の企業やセキュリティポリシーが厳格な企業では必須ですが、リモートワーク主体でVPNを使わない企業では優先度が下がります。
🗾データ保管場所の国内指定
自社のセキュリティポリシーや業界規制により、データセンターを国内に限定する必要がある企業では確認が必須です。グローバル製品の場合は海外にデータが保管されるケースもあるため、事前にデータの保存先リージョンを確認してください。
🛡️閉域網(VPN)接続
インターネットを経由せず、閉域網でオンラインストレージにアクセスする方式です。金融・医療・官公庁など、特にセキュリティ基準が厳しい業種で求められることがあります。Box over VPNのように専用の接続オプションを提供する製品もあります。
🏢Active Directory / IdP連携
社内のActive DirectoryやAzure AD、OktaなどのIDプロバイダとシングルサインオン連携できるかどうかは、数百名以上の組織でアカウント管理を効率化するために重要です。小規模企業では必要になることが少ないです。
📁大容量ファイル転送
動画・CADデータ・設計図面など、数GB〜数十GBの大容量ファイルをやりとりする業種では、アップロード上限やファイル転送速度が業務効率に直結します。テキスト中心の業種ではあまり気にする必要はありません。
🦠ランサムウェア・ウイルス対策
アップロード時のウイルスチェック機能や、ランサムウェアによる暗号化を検知して自動で復元する機能は、製品によって対応範囲が異なります。機密性の高いファイルを多く扱う場合は確認をおすすめします。

ほぼ全製品が対応

🔒SSL/TLS暗号化通信
通信経路をSSL/TLSで暗号化する機能は、法人向けオンラインストレージではほぼすべての製品が標準対応しています。選定時に差が出るポイントではありません。
🗄️ファイルの保存時暗号化
サーバーに保存されるファイルをAES等で暗号化する機能も、法人向け製品では標準的に搭載されています。暗号化の方式に差はあるものの、基本的にはほとんどの製品で対応しています。
📱マルチデバイス対応
PC・スマートフォン・タブレットからアクセスできるマルチデバイス対応は、ほぼすべての法人向けオンラインストレージで標準提供されています。ただし、専用アプリの有無やオフライン利用の可否には若干の差があります。
🔄バージョン管理・復元
ファイルの変更履歴を保持し、以前のバージョンに戻せる機能です。ほとんどの法人向け製品が対応していますが、保持できる世代数や期間には製品ごとに違いがあります。

優先度が低い

🤖AI搭載の検索・要約機能
AIがファイルの中身を分析して検索精度を高めたり、ドキュメントを要約したりする機能です。一部の上位プランで提供され始めていますが、現時点では発展途上であり、選定の決め手にはなりにくいです。
✍️電子署名・電子契約連携
ストレージ上のファイルに直接電子署名を付与できる機能です。電子契約が業務の中心でない企業にとっては、専用の電子署名サービスを別途利用するほうが実用的な場合が多いです。

企業のオンラインストレージの選び方

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かんたんな質問に答えるだけで、あなたの要件が整理され、解消すべき注意点や導入までに必要なステップも分かります。

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