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確定申告ソフトおすすめ15選|タイプ別の選び方ガイド

更新:2026年02月27日
確定申告ソフトは、単なる申告書作成ツールから大きく進化しています。銀行口座やクレジットカードの明細を自動で取り込み、AIが勘定科目を提案してくれるクラウド型が主流になりました。さらに、スマホだけで電子申告まで完結する製品や、税理士とリアルタイムでデータを共有できる製品も登場し、「記帳から申告・提出まで一気通貫で回す業務基盤」へと役割が広がっています。 しかし、対応する所得区分や想定する利用者像は製品ごとにまったく異なるため、「確定申告ソフト」とひとくくりに比較しても自分に合う一本にはたどり着けません。 このガイドでは「どの所得区分を申告するか」「自力で完結するか税理士と分担するか」という2つの軸で製品を5タイプに分類し、タイプ別のおすすめ製品と要件整理・選定のステップをご紹介します。

目次

1
タイプ別おすすめ製品
個人事業の記帳から申告まで一気通貫タイプ💼
freee会計(個人)
/ やよいの青色申告 オンライン
/ マネーフォワード クラウド確定申告
副業・複数収入をまとめて申告タイプ🔀
マネーフォワード クラウド確定申告
/ freee会計(個人)
/ やよいの白色申告 オンライン
不動産所得の物件別管理・申告タイプ🏠
freee会計(個人)
/ やよいの青色申告 オンライン
/ マネーフォワード クラウド確定申告
株式・暗号資産など投資損益の申告タイプ📈
freee会計(個人)
/ マネーフォワード クラウド確定申告
/ やよいの青色申告 オンライン
税理士とデータ共有で分担申告タイプ🤝
所得税の達人
/ JDL IBEXクラウド組曲Major 所得税確定申告書・青色申告決算書
/ TKC 個人決算申告システム
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タイプ別お勧め製品

個人事業の記帳から申告まで一気通貫タイプ💼

このタイプが合う企業:

フリーランス・個人事業主で、事業所得の帳簿づけから青色申告書の提出までを自力で完結させたい方に向いています。

どんなタイプか:

フリーランスや個人事業主が、日々の帳簿づけから青色申告決算書・確定申告書の作成・電子申告までをひとつのソフトで完結させるタイプです。銀行口座やクレジットカードとの自動連携で記帳の手間を大幅に減らせるため、複式簿記に不慣れな方でも65万円の青色申告特別控除を狙える環境が整っています。

このタイプで重視すべき機能:

🏦銀行・カード明細の自動取込
銀行口座やクレジットカードの明細を自動で取り込み、AIが勘定科目を提案してくれます。手入力の負担が激減するため、毎日の記帳作業が大幅に楽になります。
📝青色申告決算書の自動作成
日々の仕訳データから損益計算書・貸借対照表を自動生成し、そのまま確定申告書へ反映します。手作業での転記ミスの心配がなくなります。

おすすめ製品3選

スマホだけでも記帳から電子申告まで完結でき、簿記の知識がなくても質問に答える形式で帳簿を作れます。個人事業主の利用シェアが最も高い製品です。
初年度無料プランがあり、老舗ならではの丁寧なガイド機能で初めての青色申告でも迷いにくいです。電話サポートも充実しています。
銀行やカードの連携対応数が業界最多クラスで、自動仕訳の学習精度も高いです。請求書や経費精算など周辺サービスとの一体運用もできます。
freee会計(個人)
やよいの青色申告 オンライン
マネーフォワード クラウド確定申告
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メリットと注意点
メリットと注意点
仕様・機能
仕様・機能
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副業・複数収入をまとめて申告タイプ🔀

このタイプが合う企業:

会社員で副業やフリーランス収入があり、給与所得と合わせて確定申告を行いたい方、はじめての確定申告でコストを抑えたい方に向いています。

どんなタイプか:

会社員として給与所得がありながら、副業の事業所得や雑所得など複数の所得区分をまとめて確定申告する方向けのタイプです。給与所得は源泉徴収票を入力するだけ、副業分は収支を入力するだけといったシンプルな操作感が重視されます。年間の副業収入が20万円を超えたら確定申告が必要になるため、はじめて申告する方でも迷わず使える設計かどうかがポイントです。

このタイプで重視すべき機能:

📋所得区分ごとの入力ガイド
給与所得・事業所得・雑所得など所得の種類別に入力画面が分かれており、どこに何を入力すればよいか迷いません。はじめてでも正しい区分で申告書を作れます。
📷源泉徴収票の読み取り
スマホカメラやスキャナで源泉徴収票を撮影し、数値を自動で反映します。数字の転記ミスを防げるうえ、入力時間も大幅に短縮できます。

おすすめ製品3選

複数の所得区分を一画面で管理でき、給与所得との損益通算もスムーズに処理できます。家計簿アプリとの連携で副業の収支把握も簡単です。
質問に答えるだけで所得区分を自動判定してくれるため、税務知識に自信がない副業ワーカーでも安心して申告書を完成させられます。
ずっと無料で使えるため、副業収入が少額の段階でもコストをかけずに正式な申告書を作成できます。白色申告で十分な方に最適です。
マネーフォワード クラウド確定申告
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やよいの白色申告 オンライン
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不動産所得の物件別管理・申告タイプ🏠

このタイプが合う企業:

賃貸物件を所有し不動産所得の申告が必要な方や、不動産投資を始めたばかりで減価償却や経費計上を正しく処理したい方に向いています。

どんなタイプか:

アパートやマンションなどの賃貸収入がある方が、物件ごとの収支管理と建物の減価償却計算を正確に行いながら不動産所得用の確定申告書を作成するタイプです。物件数が増えるほど管理が複雑になるため、減価償却費の自動計算機能と物件別の損益を一覧できる仕組みが選定の鍵になります。

このタイプで重視すべき機能:

🧮減価償却の自動計算
建物の取得価額・耐用年数を登録するだけで、毎年の償却費を自動算出します。定額法・定率法の切り替えにも対応しており、手計算のミスを防げます。
🏢物件別の収支管理
複数物件の家賃収入・修繕費・管理費などを物件ごとに分けて記録でき、どの物件が黒字でどの物件が赤字かを一目で把握できます。

おすすめ製品3選

固定資産台帳の機能が充実しており、物件の登録から減価償却費の自動仕訳まで一連の流れで処理できます。不動産所得用の決算書作成にも対応しています。
不動産所得用の青色申告決算書テンプレートが用意されており、物件情報と収支を入力するだけで申告書が完成します。
固定資産の登録画面がわかりやすく、複数物件の減価償却を一括管理できます。不動産管理会社からの入金も自動取込で記帳できます。
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株式・暗号資産など投資損益の申告タイプ📈

このタイプが合う企業:

株式・FX・暗号資産などの投資収益があり、損益通算や3年間の繰越控除を活用するために確定申告が必要な方に向いています。

どんなタイプか:

株式・投資信託・FX・暗号資産などの売買益や配当金を正しく集計し、譲渡所得や雑所得として申告するタイプです。特定口座(源泉徴収あり)でも損益通算や繰越控除を受けるには確定申告が必要になるケースがあり、年間取引報告書の取り込みや損益の自動計算が重要なポイントになります。

このタイプで重視すべき機能:

📄年間取引報告書の取り込み
証券会社やFX業者が発行するCSV・XMLファイルを取り込み、売買損益を自動集計します。取引件数が多くても手計算は不要です。
損益通算・繰越控除の自動計算
複数口座・複数商品の利益と損失を自動で通算し、前年以前からの繰越損失も反映した正確な税額を算出してくれます。

おすすめ製品3選

主要証券会社の年間取引報告書XMLに対応しており、株式・投信の譲渡所得を自動で申告書の第三表(分離課税用)に反映できます。
証券口座との連携に加え、暗号資産の損益計算ツールとのデータ連携にも対応しています。投資と副業を掛け持ちする方にも便利です。
申告書第三表の作成に対応しており、株式譲渡やFXの分離課税申告をガイド付きのステップ形式で進められます。
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税理士とデータ共有で分担申告タイプ🤝

このタイプが合う企業:

記帳は自分で行いつつ申告書の最終確認・提出は税理士に任せたい個人事業主や、顧問税理士と効率的にデータ連携したい方に向いています。

どんなタイプか:

日常の入力作業は自分で行い、申告書の最終チェックや電子申告は税理士に依頼するという分担スタイルで使うタイプです。税理士側の業務用ソフトとデータを直接やり取りできるため、紙やExcelでの資料受け渡しが不要になり、修正や質問のやり取りもリアルタイムで進められます。

このタイプで重視すべき機能:

🔗税理士とのリアルタイムデータ共有
会計データをクラウド上でリアルタイムに共有でき、税理士がいつでも帳簿を確認・修正できます。メールでファイルを送り合う手間がなくなります。
🔐権限管理と操作ログ
入力担当の本人と確認担当の税理士で操作権限を分けられます。誰がいつ何を変更したか記録が残るため、誤操作のリスクも抑えられます。

おすすめ製品3選

税理士事務所での導入シェアが非常に高く、電子申告への対応も万全です。顧問税理士が達人シリーズを使っている場合はデータ連携が最もスムーズに進みます。
会計事務所向けに設計されたクラウドシステムで、顧問先とのデータ共有機能が標準搭載されています。JDLユーザーの税理士との連携に最適です。
TKC会員の税理士と連携して使う前提の製品で、毎月の巡回監査から申告書作成まで税理士と二人三脚で進められる仕組みが整っています。
所得税の達人
JDL IBEXクラウド組曲Major 所得税確定申告書・青色申告決算書
TKC 個人決算申告システム
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無料トライアルあり
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¥30,000
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要件の優先度のチャート:比較すべき機能はどれか

要件の優先度チャートとは?

製品の機能は多岐にわたりますが、選定の結果を左右するのは一部の機能です。 FitGapの要件の優先度チャートは、各機能を"必要とする企業の多さ"と"製品ごとの対応差"で4つに整理し、比較の優先順位をわかりやすく示します。

選定の決め手

📂対応する所得区分の幅
事業所得だけでなく不動産所得・譲渡所得・雑所得など、どの所得区分の申告書を作成できるかは製品ごとに大きく異なります。自分の収入源をすべてカバーできるかが最初の分岐点になります。
🔗銀行・クレジットカード自動連携
金融機関やカードの明細を自動で取り込み、仕訳候補を生成してくれる機能です。対応金融機関の数や取込頻度は製品差が大きく、日々の入力負担を左右する最重要ポイントといえます。
🤖AIによる仕訳の自動提案
取り込んだ明細から勘定科目を自動推測し、仕訳を提案してくれる機能です。学習精度や対応範囲は製品によって差があり、簿記の知識が少ない方ほど恩恵が大きくなります。
🏗️減価償却の自動計算
固定資産を登録するだけで耐用年数に応じた償却費を自動算出し、決算書へ反映してくれる機能です。不動産や高額設備を扱う場合、この精度と使いやすさが作業時間を大きく左右します。
📡e-Tax電子申告への対応方式
ソフトから直接e-Taxへ送信できるか、それともe-Taxソフトへデータを書き出す間接方式かで手間が変わります。マイナンバーカード連携やスマホ認証への対応有無も確認すべきポイントです。
🤝税理士とのデータ共有機能
入力データを税理士側のソフトとリアルタイムで共有し、修正やチェックを分担できる機能です。税理士に最終確認を依頼する運用では、この機能の有無が作業フロー全体の効率を決めます。
📸レシート・領収書のスキャン取込
スマホカメラやスキャナーで撮影した領収書をOCRで読み取り、金額・日付・取引先を自動入力する機能です。紙の領収書が多い業種では作業効率に直結しますが、読み取り精度は製品差が顕著です。

一部の企業で必須

🏠不動産所得の物件別管理
物件ごとに家賃収入・経費・借入金を分けて管理し、不動産所得用の収支内訳書を自動作成する機能です。複数物件を所有している方には必須ですが、不動産投資をしていなければ不要です。
📈株式・暗号資産の損益計算連携
証券会社や暗号資産取引所のデータを取り込み、譲渡損益や繰越控除を自動集計する機能です。投資による確定申告が目的の方には欠かせませんが、それ以外の方には関係しません。
💰消費税申告書の作成
課税事業者やインボイス登録をした個人事業主が必要とする機能です。消費税の計算方式(本則課税・簡易課税)の選択と申告書出力に対応しているか確認が必要です。
🔀複数事業・副業の収支分離
本業と副業、または複数の事業を営んでいる場合に、収入源ごとの収支を分けて集計し、それぞれの所得区分に振り分ける機能です。収入源が一つだけの方には不要です。
🌾農業所得の収支計算
農業特有の勘定科目や農産物の棚卸計算に対応し、農業所得用の収支内訳書を作成する機能です。対応製品は限られるため、農業従事者は最初に確認しておくべき項目です。
💻インストール型(オフライン利用)
インターネット接続なしでも動作するデスクトップ版を求める場合に関係します。通信環境が不安定な地域で利用する方や、データを手元だけに置きたい方にはクラウド型より適しています。

ほぼ全製品が対応

📘青色申告決算書の作成
損益計算書・貸借対照表を含む青色申告決算書の出力は、確定申告ソフトのほぼ全製品が標準で備えています。この機能自体で製品を比較する必要はほとんどありません。
📄確定申告書の出力
確定申告書の第一表・第二表をはじめとする基本帳票の出力は、どの製品でも対応しています。出力形式(PDF・直接印刷)に若干の違いはありますが、大きな差にはなりません。
📒複式簿記の帳簿管理
仕訳帳・総勘定元帳など複式簿記に必要な帳簿の作成・管理機能はほぼ全製品に搭載されています。65万円の青色申告特別控除を受けるための基盤となる標準機能です。
🏥医療費・ふるさと納税の控除入力
医療費控除やふるさと納税(寄附金控除)の入力画面は大半の製品に用意されています。件数が極端に多い場合の一括取込対応には差がありますが、基本的な入力はどの製品でも可能です。

優先度が低い

📱スマートフォン専用アプリ
外出先でレシートを撮影するなどの補助用途には便利ですが、確定申告の作成作業はPC画面で行うのが一般的です。アプリの有無だけで製品を選ぶ優先度は低いとFitGapでは考えます。
🧾請求書・見積書の発行機能
一部の会計ソフトには請求書発行が同梱されていますが、確定申告ソフトとしての選定基準にはなりにくい機能です。請求業務が重要な場合は、専用の請求書ソフトとの連携を検討するほうが合理的です。

確定申告ソフトの選び方

ぴったりの製品が見つかる

かんたんな質問に答えるだけで、あなたの要件が整理され、解消すべき注意点や導入までに必要なステップも分かります。

よくある質問

確定申告ソフトを導入する際、どのような点に注意すべきですか?
確定申告ソフトの導入後に「想定外だった」という声が多いのが、「自分の申告方式や事業形態に対応しているか確認が必要」と「既存データの移行に手間がかかる場合がある」の問題です。自分の申告方式や事業形態に対応しているか確認が必要については、確定申告ソフトには個人事業主向けと法人向けがあり、対応する申告方式も異なります。既存データの移行に手間がかかる場合があるについては、すでに他のソフトや表計算ソフトで経理処理を行っている場合、データの移行作業が必要になります。このほか「インターネット環境の有無による制約を理解する必要がある」「継続的な利用料金が発生する製品が多い」「操作方法の習得に時間がかかることがある」「提供事業者のサービス終了リスクがある」「セキュリティ対策の確認が必要」「連携できる金融機関やサービスに制限がある」なども、事前に確認しておくことをおすすめします。

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