タイプ別お勧め製品
税理士・会計事務所向けの申告書作成特化タイプ 🏛️
このタイプが合う企業:
税理士・公認会計士事務所、企業の経理部門で顧問先や自社の確定申告を専門的に処理する方
どんなタイプか:
税理士や会計事務所が顧問先の確定申告を代行するために設計された、プロ向けの申告書作成ソフトです。金融・保険業界では、有価証券の譲渡所得や配当所得、保険代理店としての事業所得など、所得区分が複雑になりがちです。FitGapでは、このタイプは帳票カバー率の高さや他の税務ソフトとの連携力が強みだと考えています。申告書そのもののイメージで入力できる画面設計や、複数顧問先のデータを一括管理・電子申告できる仕組みが特徴で、税務のプロフェッショナルが繁忙期に大量の申告を効率よくさばくことを前提に作られています。
このタイプで重視すべき機能:
📋帳票イメージ入力・業務エラーチェック
確定申告書の実物と同じレイアウトの画面で入力でき、帳票間の整合性チェックや記載漏れを自動で一括検出します。金融所得のように計算ロジックが複雑な帳票でも、入力ミスや転記ミスを未然に防ぐことができます。
📡電子申告・複数顧問先一括処理
作成した申告データをe-Tax用に変換し、複数の顧問先分をまとめて署名・送信できます。金融・保険業の顧問先を多数抱える事務所でも、電子申告の手間を大幅に削減できます。
おすすめ製品3選
NTTデータが提供する税務申告ソフトの定番で、金融・保険業界でのシェアが最も高い製品です。e-Taxの所得税帳票の98%に対応し、前年比較表や納税額管理表の自動作成など、プロ向け機能が充実しています。 | 日本デジタル研究所(JDL)が提供する会計事務所向けSaaS型サービスで、財務ソフトとの完全連携が強みです。40種類以上のソフトウェアラインナップの中で税務と会計を一気通貫で処理できます。 | TKC全国会に所属する税理士を中心に利用されており、巡回監査との連動性が高い製品です。金融・保険業の顧問先にも対応した帳票作成と電子申告機能を備えています。 |
所得税の達人 | JDL IBEXクラウド組曲Major 所得税確定申告書・青色申告決算書 | TKC 個人決算申告システム |
価格 14,200円 年 無料トライアルあり | 価格 ¥30,000 年額 | 価格 要問合せ |
金融・保険業でのシェア | 金融・保険業でのシェア | 金融・保険業でのシェア |
ユーザの企業規模 中小企業 中堅企業 大企業 | ユーザの企業規模 中小企業 中堅企業 大企業 | ユーザの企業規模 中小企業 中堅企業 大企業 |
メリットと注意点 | メリットと注意点 | メリットと注意点 |
仕様・機能 | 仕様・機能 | 仕様・機能 |
クラウド会計一体型で自動仕訳から申告まで完結するタイプ ☁️
このタイプが合う企業:
個人事業主・フリーランス(保険代理店、FP、金融系ライターなど)、副業で確定申告が必要な会社員
どんなタイプか:
銀行口座やクレジットカードと自動連携し、日々の記帳から確定申告書の作成・電子申告までをワンストップで完結できるクラウド型ソフトです。FitGapとしては、金融・保険業界で個人事業主やフリーランスのFP・保険代理店の方には、このタイプが最も手軽だと感じています。AIによる自動仕訳や○×形式の質問による申告書作成など、簿記の知識がなくても使える設計が特徴です。株式・FXなどの金融所得にも対応する製品が多く、副業で金融取引を行っている方にも適しています。
このタイプで重視すべき機能:
🔄銀行・カード自動連携と自動仕訳
金融機関やクレジットカードの明細を自動取得し、AIが勘定科目を推測して仕訳を自動生成します。金融・保険業特有の手数料収入や報酬の入金も自動で取り込めるため、手入力の手間を大幅に削減できます。
✅ガイド付き確定申告書作成・電子申告
○×形式の質問やステップ入力に沿って回答するだけで、青色・白色申告書や各種控除の書類が自動作成されます。株式譲渡益や配当所得などの分離課税にも対応しており、そのままe-Taxで電子申告まで完了できます。
おすすめ製品3選
スマホアプリでレシート撮影から仕訳登録、確定申告の電子申告まで完結できるクラウド会計ソフトです。簿記の知識がなくても○×形式で申告書を作成でき、不動産所得や株・FXなどの申告にも対応しています。 | 3,600以上の金融機関・サービスと連携でき、明細の自動取得と仕訳提案で記帳を効率化します。金融業界で複数口座を扱う方にとって、連携先の豊富さは大きなメリットです。 | 弥生が提供する個人事業主向けクラウド確定申告ソフトで、初年度無料プランがあり導入しやすい点が特徴です。シンプルな操作性と充実したサポートで、確定申告が初めての方にも選ばれています。 |
freee会計(個人) | マネーフォワード クラウド確定申告 | やよいの青色申告 オンライン |
価格 1,780円 月 無料トライアルあり | 価格 0円~ 月 無料トライアルあり | 価格 11,800円 年 無料トライアルあり |
金融・保険業でのシェア | 金融・保険業でのシェア | 金融・保険業でのシェア |
ユーザの企業規模 中小企業 中堅企業 大企業 | ユーザの企業規模 中小企業 中堅企業 大企業 | ユーザの企業規模 中小企業 中堅企業 大企業 |
メリットと注意点 | メリットと注意点 | メリットと注意点 |
仕様・機能 | 仕様・機能 | 仕様・機能 |
インストール型の青色申告・確定申告ソフトタイプ 💻
このタイプが合う企業:
コストを抑えたい個人事業主、オフライン環境で作業したい方、クラウドにデータを預けることに抵抗がある方
どんなタイプか:
パソコンにインストールして使うデスクトップ型の確定申告ソフトです。FitGapでは、インターネット接続に依存したくない方や、毎年の利用料を抑えたい方にはこのタイプが合っていると考えています。買い切りまたは年間更新のライセンス形式で、クラウド型と比べてランニングコストを低く抑えやすいのが魅力です。複式簿記対応の帳簿機能や減価償却の自動計算など、青色申告に必要な機能は一通り揃っており、金融・保険業での事業所得の申告にも十分対応できます。
このタイプで重視すべき機能:
💰買い切り・低コストのライセンス体系
年間のサブスクリプション費用がクラウド型より安価な傾向にあり、買い切り型の製品も存在します。毎年の確定申告時期だけ集中して使いたい方や、ランニングコストを最小限に抑えたい方に適しています。
📒オフライン対応の帳簿・決算書作成
インターネット接続なしでも帳簿入力や青色申告決算書の作成が可能です。金融・保険の事業所得に必要な複式簿記の記帳、減価償却計算、損益計算書・貸借対照表の出力まで、デスクトップ上で完結します。
おすすめ製品3選
弥生が提供するインストール型青色申告ソフトの定番で、長年にわたり個人事業主から支持されています。金融・保険業界でもシェアが高く、操作に迷いにくい画面設計と手厚い電話サポートが特徴です。 | ソリマチが提供するコストパフォーマンスの高い青色申告ソフトで、必要十分な機能をシンプルにまとめています。金融機関からの明細取込にも対応しており、入力の手間を減らせます。 | ジョブカン(DONUTS)が提供するデスクトップ型の青色申告ソフトで、低価格ながら複式簿記・e-Tax対応など基本機能を網羅しています。シンプルな操作で確定申告を完了させたい方に向いています。 |
やよいの青色申告 | みんなの青色申告 | ジョブカンDesktop 青色申告 |
価格 10,300円 年 無料トライアルあり | 価格 ¥10,780 買い切り 無料トライアルあり | 価格 5,500円 年 無料トライアルあり |
金融・保険業でのシェア | 金融・保険業でのシェア | 金融・保険業でのシェア |
ユーザの企業規模 中小企業 中堅企業 大企業 | ユーザの企業規模 中小企業 中堅企業 大企業 | ユーザの企業規模 中小企業 中堅企業 大企業 |
メリットと注意点 | メリットと注意点 | メリットと注意点 |
仕様・機能 | 仕様・機能 | 仕様・機能 |
要件の優先度のチャート:比較すべき機能はどれか
要件の優先度チャートとは?
製品の機能は多岐にわたりますが、選定の結果を左右するのは一部の機能です。 FitGapの要件の優先度チャートは、各機能を"必要とする企業の多さ"と"製品ごとの対応差"で4つに整理し、比較の優先順位をわかりやすく示します。
選定の決め手
📊金融商品の所得区分への対応範囲
金融・保険業では、事業所得だけでなく配当所得・譲渡所得・雑所得など複数の所得区分が発生します。株式・FX・暗号資産・保険解約返戻金など、自社に関わる所得区分の申告書作成にどこまで対応しているかは、製品によって大きな差があります。FitGapとしては、ここが最も見落とされやすく、かつ最も重要な要件だと考えています。
🤝税理士・会計事務所との連携機能
金融・保険の確定申告は仕訳が複雑になりがちなので、顧問税理士とデータを共有できるかどうかは実務上の大きな分かれ目です。クラウド上でリアルタイムにデータを共有できる製品もあれば、エクスポートファイルを手動でやりとりする製品もあります。FitGapでは、税理士側の対応ソフトとの相性も含めて確認することをおすすめしています。
📡e-Tax電子申告への対応
青色申告特別控除の最大65万円を受けるにはe-Taxでの申告が必須条件です。製品から直接e-Tax送信できるものと、別途e-Taxソフトを経由する必要があるものでは、作業負荷がまったく異なります。金融・保険業の方は申告項目が多くなるため、ソフト内で完結できるかどうかを必ず確認してください。
🏦金融機関・証券口座との自動連携
銀行口座やクレジットカードだけでなく、証券口座や電子マネーの明細まで自動取得できるかは、金融・保険業の方にとって特に重要です。取引量が多い方ほど手入力の負担が大きくなるため、対応する金融サービスの数と種類をしっかりチェックしましょう。
🧾消費税申告書の作成機能
インボイス制度の導入により、課税事業者として消費税申告が必要になった個人事業主が増えています。確定申告ソフトのなかには消費税申告書の作成に対応していないものや、上位プランでのみ対応しているものがあるため、自社の課税区分に合った製品を選ぶ必要があります。
🤖AI自動仕訳の精度と学習機能
金融・保険業は取引の種類が多岐にわたるため、AIによる自動仕訳の精度が業務効率を大きく左右します。使い込むほど仕訳精度が向上する学習型AIを搭載した製品であれば、年々作業時間を短縮できます。FitGapとしては、初年度だけでなく2年目以降の運用効率まで見据えて選定することをおすすめします。
一部の企業で必須
🏠不動産所得の申告対応
金融・保険業の方は副業や資産運用として不動産投資を行っているケースが少なくありません。不動産所得用の収支内訳書や決算書の作成に対応しているかどうかは、該当する方にとっては必須の要件です。
📂複数事業・複数所得の一括管理
保険代理店業と個人の投資活動など、複数の収入源を持つ方は、ひとつのソフトで所得ごとに帳簿を分けて管理できるかが重要です。製品によっては事業所得のみに特化しており、分離課税の所得に対応していない場合があります。
📁電子帳簿保存法への対応
2024年1月から電子取引データの電子保存が原則義務化されました。金融取引の電子明細やメールで届く保険関連書類なども保存対象となるため、JIIMA認証を取得した製品や、スキャナ保存に対応した製品を選ぶと安心です。
📱スマホアプリでの記帳・申告
外出が多い金融・保険の営業職の方には、スマホアプリからレシート撮影や仕訳入力ができる製品が便利です。一部の製品ではスマホだけでe-Tax提出まで完結できるため、PC環境が整っていない方でも申告作業を進められます。
📋部門別・案件別の損益管理
複数の保険商品や金融サービスを扱っている事業者は、案件や部門ごとの損益を把握したい場合があります。確定申告ソフトの標準機能では対応していないことが多いため、会計ソフト連携や上位プランでの対応状況を確認しましょう。
ほぼ全製品が対応
📝青色申告決算書・確定申告書Bの作成
個人事業主向け確定申告ソフトであれば、青色申告決算書や確定申告書の作成機能はほぼすべての製品に標準搭載されています。選定時にわざわざ確認する必要はありませんが、白色申告専用ソフトを誤って選ばないよう注意してください。
📒複式簿記による帳簿作成
65万円の青色申告特別控除を受けるために必要な複式簿記の帳簿作成機能は、現在の確定申告ソフトではほぼ標準装備です。簿記の知識がなくても、画面の案内に従って入力するだけで自動的に複式簿記の帳簿が完成します。
💳銀行口座・クレジットカード明細の取り込み
銀行口座やクレジットカードの利用明細を取り込んで仕訳に反映する機能は、クラウド型を中心にほとんどの製品が対応しています。手入力の手間を減らせるため、確定申告ソフト導入の基本的なメリットのひとつです。
優先度が低い
📄請求書・見積書の作成機能
一部の確定申告ソフトには請求書や見積書の作成機能が付いていますが、金融・保険業では業界特有の帳票を使うことが多く、汎用的な請求書機能の利用頻度は高くありません。必要であれば専用の請求書ソフトとの連携を検討する方が実用的です。
📦在庫管理・棚卸機能
物販業向けに搭載されている在庫管理や棚卸の機能は、金融・保険業ではほぼ使う場面がありません。この機能の有無で製品を選ぶ必要はないでしょう。
金融、保険の確定申告ソフトの選び方
1.自社の所得区分を棚卸しして、必要なタイプを絞り込む
最初にやるべきことは、製品を見ることではなく、自社で発生している所得の種類をすべて書き出すことです。金融・保険業界では、事業所得(代理店手数料・FP報酬など)に加えて、配当所得・譲渡所得・雑所得(FX・暗号資産)・不動産所得など、複数の所得区分が同時に発生するケースが珍しくありません。この棚卸しの結果で、選ぶべきタイプがほぼ決まります。顧問先の申告を代行する税理士事務所であれば「税理士・会計事務所向けの申告書作成特化タイプ」、個人事業主で自動仕訳の恩恵を受けたいなら「クラウド会計一体型タイプ」、コストを抑えて事業所得の申告だけ済ませたいなら「インストール型タイプ」が出発点になります。FitGapでは、ここを曖昧にしたまま製品比較に入ってしまうと、申告時期に対応していない所得区分が見つかるという最悪のパターンに陥ると考えています。
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