おすすめ製品の早見表
| 製品名 | タイプ | 料金 | 企業規模 | 評価ポイント |
|---|---|---|---|---|
| 所得税の達人 | 税理士事務所向け専用税務申告ソフトタイプ 🏢 | 14,200円年 |
| 所得税帳票をほぼ網羅し、修正申告や業種別決算書にも対応。士業シェアもトップ。 |
| JDL IBEXクラウド組曲Major 所得税確定申告書・青色申告決算書 | 税理士事務所向け専用税務申告ソフトタイプ 🏢 | 30,000円年額 |
| AI-OCRと顧問先との共有に強い。連携・セキュリティも高く共同作業向き。 |
| TKC 個人決算申告システム | 税理士事務所向け専用税務申告ソフトタイプ 🏢 | 要問合せ |
| 消費税申告や電子納税まで扱える。課税事業者の関与先を多く持つ事務所向き。 |
| freee会計(個人) | クラウド会計一体型の確定申告ソフトタイプ ☁️ | 1,780円月 |
| 質問形式で確定申告を進めやすい。中小企業シェアがトップで連携にも強い。 |
| マネーフォワード クラウド確定申告 | クラウド会計一体型の確定申告ソフトタイプ ☁️ | 0円〜月 |
| スマホ入力と金融機関連携に強い。証券連携にも対応し、複数収入の管理向き。 |
| やよいの青色申告 オンライン | クラウド会計一体型の確定申告ソフトタイプ ☁️ | 11,800円年 |
| 消費税申告とインボイスを標準で扱える。低コストで始めやすい定番クラウド。 |
| やよいの青色申告 | 個人事業主向けインストール型確定申告ソフトタイプ 💻 | 10,300円年 |
| 青色申告ソフトの定番。幅広い業種でシェアが高く、PCで継続運用しやすい。 |
| みんなの青色申告 | 個人事業主向けインストール型確定申告ソフトタイプ 💻 | 10,780円買い切り |
| 買い切りで低コスト。一般・不動産・農業の青色申告を同じPCで扱える。 |
| ジョブカンDesktop 青色申告 | 個人事業主向けインストール型確定申告ソフトタイプ 💻 | 5,500円年 |
| かんたん取引帳で始めやすい。農業所得まで扱え、複数事業の申告にも対応。 |
確定申告ソフトの導入によって得られる効果
確定申告ソフトは、申告に必要な帳簿や書類の作成を支援するためのツールです。導入前後で変わる点は、下の表で確認できます。
| 導入前の課題 | 導入によって得られる効果 |
|---|---|
| 申告書作成に時間がかかる | 日々の取引データから申告書を作成しやすくなり、申告前の集計作業を減らせます |
| 経費の整理に手間がかかる | 領収書や支払情報をまとめて管理し、経費分類や書類確認の手間を減らせます |
| 控除の確認が不安 | 控除に関する入力項目を整理しやすくなり、申告時の確認漏れを抑えやすくなります |
| 帳簿作成が手作業中心 | 取引入力から帳簿作成までをつなげ、手書きやExcel管理の作業を減らせます |
| 税制変更への対応が不安 | 申告ルールに沿った入力を進めやすくなり、制度変更時の確認負担を抑えられます |
続いて、税理士向け確定申告ソフトをタイプ別に分類し、それぞれのおすすめ製品を紹介します。
税理士向け確定申告ソフト3タイプを解説
| 比較項目 | 税理士事務所向け専用税務申告タイプ | クラウド会計一体型の確定申告タイプ | 個人事業主向けインストール型確定申告タイプ |
|---|---|---|---|
| 優れている点 | 帳票入力から電子申告まで一括処理 | 記帳から申告まで一気通貫 | オフラインで安定動作し低コスト |
| できること | 帳票イメージ入力申告書数値自動転記顧問先一括電子申告 | 銀行明細自動取込AI仕訳自動化リアルタイムデータ共有 | オフライン安定動作買い切り型導入低コスト運用 |
| 適している企業/業種 | 税理士事務所会計事務所 | 税理士会計事務所 | 税理士小規模事業主 |
| 料金目安 | 要問合せ(事務所規模に応じた個別見積もり) | 月額約1,000円〜 | 買い切り目安1万円程度〜 |
タイプ別おすすめ製品
税理士事務所向け専用税務申告タイプ 🏢
このタイプが合う企業:
どんなタイプか:
おすすめ製品3選
消費税は別製品前提だが、所得税申告に特化したい税理士事務所向け
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
顧問先との共同作業を重視する税理士事務所向けクラウド申告ソフト
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
TKC会員前提だが、個人の消費税申告まで一本で扱える事務所向け
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
クラウド会計一体型の確定申告タイプ ☁️
このタイプが合う企業:
どんなタイプか:
おすすめ製品3選
収入経路が多い個人事業主を自動記帳で支えるクラウド会計ソフト
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
スマホ入力で関与先の自計化を任せやすいクラウド確定申告ソフト
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
費用を抑えつつ消費税申告まで標準対応のクラウド確定申告ソフト
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
個人事業主向けインストール型確定申告タイプ 💻
このタイプが合う企業:
どんなタイプか:
おすすめ製品3選
クラウドを避けたい個人事業主の定番となるインストール型青色申告ソフト
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
電子申告の送信は非対応だが、買い切りで導入しやすい青色申告ソフト
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
農業所得まで扱える買い切り型の青色申告ソフト
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
比較すべき機能の優先度マップ
どこから比較すべきか
選定の決め手
freee会計(個人) | マネーフォワード クラウド確定申告 | やよいの青色申告 オンライン | やよいの青色申告 | みんなの青色申告 | ジョブカンDesktop 青色申告 | |
|---|---|---|---|---|---|---|
青色申告(複式簿記) 仕訳・総勘定元帳・決算書を複式簿記で作成できるか | ||||||
電子申告(e-Tax送信) e-Taxへ直接送信できるか | ||||||
電子帳簿保存法(電子取引) 電子取引データを検索要件を満たして保存できるか | ||||||
消費税申告書 消費税(本則・簡易)を計算し申告書を作成できるか | ||||||
インボイス 登録番号管理・適格請求書/仕入控除区分に対応できるか | ||||||
銀行API連携 銀行APIで口座明細を自動取得できるか | ||||||
データ移行・インポート/エクスポート 仕訳・マスタを汎用CSVで入出力できるか |
一部の企業で必須
freee会計(個人) | マネーフォワード クラウド確定申告 | やよいの青色申告 オンライン | やよいの青色申告 | みんなの青色申告 | ジョブカンDesktop 青色申告 | |
|---|---|---|---|---|---|---|
複数事業 複数の事業・屋号を登録し事業別に帳簿・申告書を作成できるか | ||||||
不動産共通経費按分 不動産の共通経費を自動按分できるか | ||||||
農業対応 農業向け科目・棚卸機能で申告書を作成できるか | ||||||
外国税額控除 外国税額控除を計算し申告書へ反映できるか | ||||||
金融デリバティブ(FX/CFD) FX/CFD等の年間損益を集計し申告区分へ計上できるか |
ほぼ全製品が対応
freee会計(個人) | マネーフォワード クラウド確定申告 | やよいの青色申告 オンライン | やよいの青色申告 | みんなの青色申告 | ジョブカンDesktop 青色申告 | |
|---|---|---|---|---|---|---|
e-Taxデータ出力 e-Tax用データを出力できるか | ||||||
固定資産台帳 固定資産台帳を作成し減価償却費を自動計算できるか | ||||||
複数物件管理 不動産物件を複数登録し物件別に収支管理できるか | ||||||
青色専従者給与 青色専従者給与を設定し帳簿・決算書へ自動反映できるか |
優先度が低い
freee会計(個人) | マネーフォワード クラウド確定申告 | やよいの青色申告 オンライン | やよいの青色申告 | みんなの青色申告 | ジョブカンDesktop 青色申告 | |
|---|---|---|---|---|---|---|
電子納税(ダイレクト納付) ダイレクト納付の納付情報を作成し送信できるか | ||||||
マイナポータル連携 マイナポータルと連携し医療費・保険料・寄附等のデータを取り込みできるか | ||||||
医療費集計フォーム取込 国税庁の医療費集計フォーム(Excel)を取り込み明細へ反映できるか |
税理士の確定申告ソフトの選び方
このページでの絞り込み方
- 1タイプを見て、事務所の処理スタイルを決める年間の申告件数が多い事務所、顧問先に入力を任せたい事務所、顧問先PCで個別運用したい事務所では選ぶタイプが変わります。まずは税理士事務所向け、クラウド会計一体型、インストール型のどれに近いかを整理します。タイプ別おすすめへ ↑
- 2必須機能は、機能の優先度マップで確認する会計処理や電子申告、消費税・インボイス、金融明細の取り込みは先に必要度を分けておくと選定が進みます。不動産や農業、投資や複数事業の顧問先が多い場合は、条件付き要件も重ねて確認します。機能の優先度マップへ ↑
- 3運用条件をそろえて比較する同じ確定申告ソフトでも、事務所内で一括処理する製品と、顧問先とクラウドで分担する製品では準備が変わります。下の比較ポイントでは、機能の○×に加えて処理体制と確認手順を整理します。料金やサポートの条件も同じ目線で扱います。
ここからは、税理士事務所で使う前提で、顧問先データの集め方や繁忙期の確認手順をそろえます。料金やサポートの条件まで同じ目線で整理すると、専用申告ソフトとクラウド会計、インストール型の違いを比べやすくなります。
機能だけでは分かりにくい、運用・契約条件の比較ポイント
顧問先データの集め方
顧問先数が増えるほど、資料回収と入力、修正依頼の流れがばらつきます。事務所で入力を集約するのか、顧問先に日々の入力を任せるのかを曖昧にすると、申告期に確認待ちが増えやすくなります。
製品の分かれ方:製品は大きく3通りです。事務所内でまとめて申告データを作る製品、クラウド上で顧問先と分担する製品、顧問先PCで記帳してデータを受け取る製品があります。
- 事務所内でまとめて申告データを作る製品職員が同じ流れで帳票入力や確認を進めやすい製品です。ただし集める資料の形式と締め日を先にそろえる必要があります。代表製品:所得税の達人 / TKC 個人決算申告システム
- クラウド上で顧問先と分担する製品入力状況を早めに把握しやすい製品です。ただし入力ルールを事前に共有しないと、確認時の手戻りが残ります。代表製品:freee会計(個人) / マネーフォワード クラウド確定申告
- 顧問先PCで記帳してデータを受け取る製品クラウド利用に抵抗がある相手へ渡しやすい製品です。その分、データの受け渡し時期と修正方法を決めておく必要があります。代表製品:やよいの青色申告 / ジョブカンDesktop 青色申告
繁忙期の確認手順
申告期は担当者ごとの確認待ちが重なり、修正依頼も短期間に集中します。入力後にどこで内容を見直すかを決めていないと、提出前の確認が個人任せになりやすくなります。
製品の分かれ方:製品は大きく3通りです。帳票画面を中心に確認する製品、日々の明細から申告書作成まで同じ流れで確認する製品、顧問先作成データを事務所側で確認する製品があります。
- 帳票画面を中心に確認する製品担当者が入力内容と申告書類を同じ流れで確認しやすい製品です。ただし事前準備が遅れると、確認作業が繁忙期に偏ります。代表製品:所得税の達人 / JDL IBEXクラウド組曲Major 所得税確定申告書・青色申告決算書
- 日々の明細から申告書作成まで確認する製品普段の記帳確認と申告準備をつなげやすい製品です。ただし入力頻度が低いと、最後にまとめて直す作業が増えます。代表製品:freee会計(個人) / マネーフォワード クラウド確定申告
- 顧問先作成データを事務所側で確認する製品普段使うPC環境を残しながら進めやすい製品です。一方で、確認タイミングを決めないと修正が遅れます。代表製品:みんなの青色申告 / ジョブカンDesktop 青色申告
料金・追加費用の把握
税理士事務所では、職員数と顧問先数、使うソフトの組み合わせで総額が変わります。最低料金だけで決めると、必要な申告ソフトやサポート、更新サービスを足したときに予算とずれやすくなります。
製品の分かれ方:料金の示し方は大きく3通りです。月額や年額を製品ページで把握しやすい製品、申告ソフト単位で組み合わせる製品、購入費用と更新サービスを分けて考える製品があります。
- 月額や年額を製品ページで把握しやすい製品初期検討の段階で費用感をつかみやすい製品です。ただし上位プランや関連サービスを含めると総額は変わります。代表製品:freee会計(個人) / やよいの青色申告 オンライン
- 申告ソフト単位で組み合わせる製品所得税以外の申告業務も含めて構成を決めやすい製品です。ただし必要な製品を足すほど、初年度と継続時の総額差が出ます。代表製品:所得税の達人 / JDL IBEXクラウド組曲Major 所得税確定申告書・青色申告決算書
- 購入費用と更新サービスを分けて考える製品小規模な利用者ごとに低コストで始めやすい製品です。ただし法改正やサポートを継続する条件は、購入時の費用と分けて確認します。代表製品:みんなの青色申告 / ジョブカンDesktop 青色申告
サポートと契約窓口の使い分け
確定申告期に質問が集中する事務所では、誰が製品窓口へ連絡し、誰が顧問先へ説明するかを決めておく必要があります。サポートを顧問先任せにすると、税理士側で状況を把握しにくくなります。
製品の分かれ方:製品は大きく3通りです。オンラインで始めてヘルプ中心に進める製品、公式サポートを使いながら運用する製品、会計事務所向けの基盤や会員制度に沿って進める製品があります。
- オンラインで始めてヘルプ中心に進める製品顧問先が自分で始めやすく、税理士は入力ルールの説明に集中しやすい製品です。ただし困った時の質問経路を先に決めておきます。代表製品:freee会計(個人) / マネーフォワード クラウド確定申告
- 公式サポートを使いながら運用する製品製品の操作や更新時の不明点を公式窓口に寄せやすい製品です。ただし顧問先との役割分担は、事務所側で整理する必要があります。代表製品:やよいの青色申告 オンライン / ジョブカンDesktop 青色申告
- 会計事務所向けの基盤や会員制度に沿って進める製品事務所全体の運用に合わせて、導入手順や担当者を決めやすい製品です。その分、契約前に利用範囲と社内展開の進め方をそろえます。代表製品:TKC 個人決算申告システム / JDL IBEXクラウド組曲Major 所得税確定申告書・青色申告決算書
よくある質問
税理士向けの確定申告ソフトでは何ができますか?
多数の顧問先の所得税・消費税申告をまとめて作成・電子申告できます。所得税の達人やTKC、JDL IBEXなどの専門ソフトは対応帳票が幅広く、顧問先データの一括管理やe-Taxへのワンクリック送信に対応します。会計ソフトと連携して記帳から申告まで一気通貫で扱えます。
税理士向けの確定申告ソフトはいくらくらいですか?
専門ソフトは年1万円台〜数万円が中心です。所得税の達人は年14,200円、JDL IBEXクラウド組曲Majorは年30,000円が目安で、TKCは要問い合わせです。顧問先の数や対応する税目、サポートの範囲で価格が変わるため、処理件数に見合うかを確認して選ぶと無駄がありません。
複数の顧問先の申告をまとめて効率化できますか?
できます。専門ソフトは顧問先ごとのデータを一元管理し、申告書の作成から電子申告までを一覧画面でまとめて効率よく進められる点が強みです。前年データの繰り越しや申告状況の進捗管理にも対応し、繁忙期に数十〜数百件を処理する事務所ほど効果が大きくなります。
顧問先がクラウド会計を使っている場合も連携できますか?
連携できます。顧問先がfreeeやマネーフォワードで記帳していれば、税理士はそのデータを共有して確認し、申告書の作成に進めます。日々の入力を顧問先が行う自計化を支援しつつ、専門ソフトで最終チェックと提出を担う分担ができ、領収書のやり取りや二重入力を減らせます。
顧問先が少ない税理士でも専門ソフトは必要ですか?
件数が少なければクラウド会計だけで足りることもあります。顧問先が数件で、確定申告も標準的な内容なら、freeeやマネーフォワードの申告機能で対応できます。ただし対応帳票の幅や一括処理、税務署とのデータ連携を重視するなら、所得税の達人などの専門ソフトのほうが効率的です。
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