おすすめ製品の早見表
| 製品名 | タイプ | 料金 | 企業規模 | 評価ポイント |
|---|---|---|---|---|
| Redmine | チケット駆動でタスクを積み上げるIT・業務管理タイプ 🎫 | 0円〜ライセンス |
| 自庁サーバでチケット管理を長期運用できるOSS。官公庁シェアもトップ。 |
| Backlog | チケット駆動でタスクを積み上げるIT・業務管理タイプ 🎫 | 0円〜月 |
| 使いやすく導入が容易。定額課金で関係者を増やしやすい。 |
| Lychee Redmine | チケット駆動でタスクを積み上げるIT・業務管理タイプ 🎫 | 0円〜ユーザー/月 |
| 計画・進捗・原価を同じ基盤で管理できる。機能性と導入しやすさも高い。 |
| Microsoft Project | WBS・工程表で大規模事業を計画管理するタイプ 🗓️ | 1,499円ユーザー/月 |
| TeamsやExcelと工程管理を連携可能。大企業シェアもトップ。 |
| Project Canvas | WBS・工程表で大規模事業を計画管理するタイプ 🗓️ | 4,400円年 |
| 複雑な工程表をマウス操作で作り込める。オフライン利用にも対応。 |
| Flagxs | WBS・工程表で大規模事業を計画管理するタイプ 🗓️ | 要問合せ |
| 複数案件の進捗・工数・損益を一画面で把握でき、遅延や偏りを見つけやすい。 |
| BeingManagement3 | 複数事業を統合管理するポートフォリオタイプ 🏛️ | 要問合せ |
| CCPMで納期遅延リスクを可視化。製造・建設での利用傾向も強い。 |
| Clarizen | 複数事業を統合管理するポートフォリオタイプ 🏛️ | 要問合せ |
| 複数部門の案件を同じ画面で一元管理できる。対応機能範囲も最上位。 |
| OBPM Neo | 複数事業を統合管理するポートフォリオタイプ 🏛️ | 105,000円月 |
| 進捗・原価・要員・品質をPMBOK準拠で管理。IT案件の採算把握に強い。 |
タスク管理・プロジェクト管理の導入によって得られる効果
タスク管理・プロジェクト管理は、担当者、期限、進み具合を管理するためのツールです。導入前後で変わる点は、下の表で確認できます。
| 導入前の課題 | 導入によって得られる効果 |
|---|---|
| タスクの抜け漏れが不安 | 担当者や期限を一覧で確認でき、対応漏れや確認漏れを抑えやすくなります |
| タスクの進捗確認に時間がかかる | 案件やタスクの進み具合を共有し、個別の聞き取りや定例前の確認作業を減らせます |
| 依頼内容が分散している | 依頼やコメントをタスクにまとめ、探す作業や認識違いを減らせます |
| タスク期限の変更共有が手作業 | スケジュール変更を関係者に共有しやすくなり、連絡漏れを抑えられます |
| 担当者ごとの工数の偏りを把握しにくい | 担当者別や案件別の負荷を確認し、作業配分の見直しに使えます |
続いて、官公庁向けタスク管理・プロジェクト管理ツールをタイプ別に分類し、それぞれのおすすめ製品を紹介します。
官公庁向けタスク管理・プロジェクト管理ツール3タイプを解説
| 比較項目 | チケット駆動でタスクを積み上げるIT・業務管理タイプ | WBS・工程表で大規模事業を計画管理するタイプ | 複数事業を統合管理するポートフォリオタイプ |
|---|---|---|---|
| 優れている点 | 問い合わせも障害も一元管理 | 依存関係まで見える計画づくり | 全事業を横断し統制する管理 |
| できること | チケット管理進捗履歴追跡ガントチャート表示 | WBS工程計画クリティカルパス分析進捗シミュレーション | ポートフォリオ管理横断ダッシュボードPMBOK準拠プロセス |
| 適している企業/業種 | 情報システム部門システム保守担当 | 公共事業インフラ整備 | DX推進部門企画管理課 |
| 料金目安 | 要問合せ(個別見積もり) | 公式サイトで要確認 | 要問合せ(個別見積もり) |
タイプ別おすすめ製品
チケット駆動でタスクを積み上げるIT・業務管理タイプ 🎫
このタイプが合う企業:
どんなタイプか:
おすすめ製品3選
庁内サーバーで低コスト運用できるオープンソースの定番ツール
✅ 自庁サーバーで動かし、必要に応じて手を加えられる
redmine.orgからソースコードをダウンロードして自社サーバーで動かせます。SaaS型ツールのアップデート待ちに縛られず、庁内環境に合わせて機能を拡張しやすいです。
✅ 親子プロジェクトで子の課題件数を集計できる
サブプロジェクトを追加すると、親プロジェクトの概要ページに子プロジェクトの課題件数が集計表示されます。サービス全体からサブシステムやコンポーネントへ分けて、階層型に管理しやすいです。
⚠️ サーバー準備からアップデートまで自分で管理する必要がある
公式サイトのトップ・ダウンロードページを見ても、公式ホスティング版の案内はありません。サーバー準備・インストール・アップデートを自分で管理する必要があり、AsanaやJiraがブラウザからすぐ使えるのと比べると初期コストが大きく異なります。
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
原課や委託先まで課題管理を広げたい官公庁向けチケットツール
✅ メニュー・ヘルプ・エラーまで日本語で使える
メニュー・ヘルプ・エラーメッセージまですべて日本語で表示されます。翻訳ツールを使わずに、原課や委託先にも課題登録を広げやすいです。
✅ 課題・Wiki・Gitの変更履歴を同じ画面で追える
コミットメッセージに「#課題番号」を書くと、Gitの差分が課題ページからリンクで参照できます。どのコード変更がどの課題対応だったかを、保守フェーズで後から追いやすいです。
⚠️ カスタムフィールドの型は少なめ
カスタムフィールドに追加できるデータ型は文字列・数値・日付・リスト・チェックボックス程度で、URLや数式型はありません。既存の管理表をそのまま移そうとすると、フィールドの種類が足りずに再設計が必要になることがあります。
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
工程と原価を数字で追える本格的なプロジェクト管理ツール
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
WBS・工程表で大規模事業を計画管理するタイプ 🗓️
このタイプが合う企業:
どんなタイプか:
おすすめ製品3選
数年単位の大規模事業を工程表で統制したい官公庁におすすめ
✅ クリティカルパスを赤いバーで明快に見られる
ガントチャートの「先行タスク」列で依存関係を設定して「クリティカルパス」をONにすると、全体の完了日に影響するタスクが赤いバーで表示されます。遅延リスクを握るタスクをひと目で見つけやすいです。
✅ 過負荷のリソースを検出してスケジュールを平準化できる
リソースシートで過負荷のリソースが赤くハイライトされ、「リソースの平準化」ボタンでスケジュールが自動調整されます。作業量超過を見つけるだけでなく、調整案まで進められるのが特徴です。
⚠️ Windows前提で同時編集にも制約がある
Windowsデスクトップアプリ前提でmacOSでは動作せず、ファイル共有でプロジェクトを渡すスタイルです。複数人が同時に編集できない点も制約になります。
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
工程表を素早く作り込めるガントチャート特化型ツール
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
進捗から工数・損益まで一画面で追えるプロジェクト管理基盤
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
複数事業を統合管理するポートフォリオタイプ 🏛️
このタイプが合う企業:
どんなタイプか:
おすすめ製品3選
納期遅延の予兆と人員の逼迫を見える化するポートフォリオ管理製品
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
複数部門の案件を同じ管理プロセスに乗せたい大規模組織向け
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
原価や要員まで含めてIT案件を統制するポートフォリオ管理製品
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
比較すべき機能の優先度マップ
どこから比較すべきか
選定の決め手
Redmine | Backlog | Lychee Redmine | Microsoft Project | Project Canvas | Flagxs | BeingManagement3 | Clarizen | OBPM Neo | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
承認フロー 承認プロセスを定義できるか | |||||||||
ポートフォリオ管理 複数プロジェクトを横断集約して可視化できるか | |||||||||
プロジェクト分析 KPIや進捗をダッシュボードで可視化できるか | |||||||||
タイムトラッキング タスクの作業時間を記録できるか | |||||||||
監査ログ 監査ログを検索できるか |
一部の企業で必須
Redmine | Backlog | Lychee Redmine | Microsoft Project | Project Canvas | Flagxs | BeingManagement3 | Clarizen | OBPM Neo | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
外部共有/ゲスト招待 外部ユーザーを限定招待できるか | |||||||||
バグ管理 バグ/インシデントを専用項目で管理できるか | |||||||||
自動スケジューリング 依存関係やリソースに基づき工程を自動再計算できるか | |||||||||
ファイルバージョン管理 ファイルの版を管理できるか | |||||||||
ベースライン管理 計画のベースラインを保存できるか |
ほぼ全製品が対応
Redmine | Backlog | Lychee Redmine | Microsoft Project | Project Canvas | Flagxs | BeingManagement3 | Clarizen | OBPM Neo | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
サブタスク階層 親子階層のサブタスクを作成できるか | |||||||||
優先度設定 タスクに優先度を設定できるか | |||||||||
ガントチャート タスク期間を横棒で可視化できるか | |||||||||
タスク依存関係 タスクの先行/後続の依存関係を設定できるか |
優先度が低い
Redmine | Backlog | Lychee Redmine | Microsoft Project | Project Canvas | Flagxs | BeingManagement3 | Clarizen | OBPM Neo | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
OKR管理 OKR(Objectives and Key Results=目標管理手法)を設定できるか | |||||||||
オフライン対応 オフライン環境で編集できるか | |||||||||
クイック追加(自然言語) 自然言語入力からタスクを作成できるか |
官公庁のタスク管理・プロジェクト管理の選び方
このページでの絞り込み方
- 1タイプを見て、管理したい案件を大きく分ける日々の問い合わせや保守作業、長期の公共事業、複数事業の統制では合う製品が変わります。まずは自庁の主な使い方に近いタイプを確認します。タイプ別おすすめへ ↑
- 2機能の優先度を整理する承認や監査、工数把握と工程変更の扱いは官公庁の統制に関わります。標準機能と条件付きで必要な機能を分けて整理します。機能の優先度マップへ ↑
- 3運用・契約条件を同じ前提でそろえる同じタスク管理・プロジェクト管理でも、庁内環境や委託先の参加範囲で導入後の負担が変わります。下の比較ポイントで、設置方式や報告運用、費用確認の進め方を整理します。
タイプや機能を確認したうえで、庁内の利用環境と運用体制までそろえると選びやすくなります。案件の粒度、工程変更の残し方、調達時の費用確認を分けて考えます。
機能だけでは分かりにくい、運用・契約条件の比較ポイント
庁内環境と設置方式
LGWANや庁内閉域網、機微情報を含む案件ではクラウド利用の前提が変わります。自庁サーバーで運用する場合は保守担当と更新手順が必要になり、クラウド型では接続元やデータ保管の条件が契約前から論点になります。
製品の分かれ方:設置方式は大きく3通りです。自庁サーバーで運用する製品、クラウドでプロジェクトを共有する製品、既存のMicrosoft環境に寄せる製品に分かれます。
- 自庁サーバーで運用する製品庁内環境に合わせてデータ保管や更新時期を決めやすい製品です。ただしサーバー保守やバックアップを担う担当者が必要です。代表製品:Redmine / Lychee Redmine
- クラウドでプロジェクトを共有する製品原課や委託先を同じ画面に招きやすい製品です。ただし接続元やデータ保管の条件を庁内ルールに合わせます。代表製品:Backlog / Clarizen
- 既存のMicrosoft環境に寄せる製品Teamsなど普段のMicrosoft利用と合わせて工程管理を進めやすい製品です。ただし契約プランで使える範囲が変わります。代表製品:Microsoft Project
案件の粒度と進捗報告
問い合わせ対応と大型事業では、担当者が残す記録の細かさが違います。日々の課題を細かく残す運用と月次の工程報告を混ぜると、報告資料を作るたびに転記が増えやすくなります。
製品の分かれ方:管理単位は大きく3通りです。チケットを積み上げる製品、WBSやガントで工程を引く製品、複数案件の進捗やコストを横断する製品に分かれます。
- チケットを積み上げる製品問い合わせや保守作業を担当者単位で追いやすい製品です。ただし入力項目を増やしすぎると現場の更新が止まりやすくなります。代表製品:Redmine / Backlog
- WBSやガントで工程を引く製品長期案件の作業順序や期限を工程表で共有しやすい製品です。ただし短い庁内タスクまで入れると管理が重くなります。代表製品:Microsoft Project / Lychee Redmine
- 複数案件を横断する製品PMOや管理部門が進捗と費用をまとめて把握しやすい製品です。ただし各案件の入力ルールをそろえる準備が必要です。代表製品:OBPM Neo / Clarizen
工程変更と履歴の残し方
公共事業や大型IT調達では、計画変更の理由をあとから説明する場面があります。担当者が自由に日付を直すだけの運用では、いつ何を基準に遅れを判断したのかが追いにくくなります。
製品の分かれ方:履歴の残し方は大きく3通りです。チケットの更新履歴で残す製品、ガントや基準計画で工程変更を追う製品、ダッシュボードやレポートで横断報告にする製品に分かれます。
- チケットの更新履歴で残す製品作業ごとのコメントや変更履歴を案件記録として残しやすい製品です。ただし工程全体の遅れは別の表示で補う必要があります。代表製品:Redmine / Backlog
- ガントや基準計画で工程変更を追う製品作業順序や期限の変更を工程表の中で追いやすい製品です。ただし計画を更新する担当と承認手順を先に決めます。代表製品:Microsoft Project / Lychee Redmine
- ダッシュボードやレポートで横断報告にする製品複数案件の進捗や費用を管理部門向けにまとめやすい製品です。ただし現場入力が遅れると報告の精度も落ちます。代表製品:OBPM Neo / Clarizen
導入支援と費用確認の進め方
官公庁では予算要求、見積取得、契約後の保守までの期間が長くなりやすいです。公開料金で小さく始める製品と構成を伝えて見積もる製品を同じ前提で並べると、初年度の作業費や更新費を見落としやすくなります。
製品の分かれ方:進め方は大きく3通りです。公開料金や試用から始める製品、導入支援を含めて相談する製品、ソフト本体と運用担当の費用を分けて考える製品に分かれます。
- 公開料金や試用から始める製品利用人数やプランから費用の目安をつかみやすい製品です。ただし上位機能や支払い条件で総額が変わります。代表製品:Backlog / Microsoft Project
- 導入支援を含めて相談する製品運用設計や定着支援まで含めて導入手順を決めやすい製品です。ただし見積もり前に利用部門と管理者の範囲を整理します。代表製品:Lychee Redmine / OBPM Neo
- ソフト本体と運用担当の費用を分けて考える製品ソフト本体の費用を抑えながら自庁環境に合わせやすい製品です。ただし保守や更新作業の人件費は別に見込みます。代表製品:Redmine
よくある質問
官公庁向けのタスク管理ツールは、閉域網やオンプレミスで使えますか?
RedmineやLychee Redmineなど、LGWANの閉域網や庁内サーバーで動かせるオンプレミス型があります。情報システムの保守や日常業務はチケット駆動型、大型の公共事業はWBS・工程表型、複数事業の配分はポートフォリオ型が向きます。扱う案件の性質で適した型が分かれます。
長期の公共事業を、工程表と予算で計画管理できますか?
WBS・工程表型なら、長期かつ複雑な事業を工程に分解し、進捗・予算・人員を計画どおりに管理できます。Microsoft ProjectやOBPM Neoは大規模工程の統制に強く、遅延の影響範囲も追えます。年度や会計区分に沿った管理が要るため、自庁の予算管理の流れに合うかを確認しましょう。
一般的なクラウド型を、そのまま官公庁で使えますか?
使えないことがあります。調達やセキュリティの要件で、データの国内保管や閉域網運用が求められる場合は、一般的なクラウド型がそのままでは通りません。まず自庁のセキュリティポリシーと調達条件を確認し、オンプレミス対応や公共実績のある製品に絞って検討する必要があります。
官公庁向けのタスク管理ツールの料金はどのくらいですか?
無料・低コストで始められる製品としてRedmineやBacklog、Lychee Redmineがあります。有料はMicrosoft Projectが月1,499円/ユーザー、Project Canvasが年4,400円です。大規模工程のOBPM Neoは月105,000円、Clarizenなど一部は要問い合わせです。
人事異動が多い官公庁でも、運用を引き継げますか?
案件の経緯やコメントがツール上に残るため、異動や担当替えがあっても引き継ぎがスムーズです。チケットやWBSに意思決定の記録が紐づき、後任が経緯をたどれます。年度更新や文書管理規程に沿った保存・権限設定ができるかを確認しておくと、監査や情報公開の求めにも対応しやすくなります。
※掲載している機能・対応範囲・料金は一般的な目安です。製品・プラン・契約条件により異なる場合があるため、導入前に各製品の最新の公式情報や比較表でご確認ください。
サービスカテゴリ
AI・エージェント
ソフトウェア(Saas)