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オンプレミスの給与計算ソフトおすすめ9選|タイプ別の選び方ガイド

更新:2026/6/20
オンプレミス運用で給与・賞与・年末調整を社内PCやサーバーで扱う場合、どこまで任せるかが最初の分岐になります。業務をそこに絞る製品と、人事・勤怠・会計までつなぐ製品では、見るタイプが異なります。複数法人や大人数まで含めるなら、制度と処理量もあわせて見たい点です。このページでは、オンプレ型の給与計算ソフトの候補を、連携方法、制度管理、処理規模に分けて比較できます。
続きを読む
レビュー担当 加藤 杏奈
業務システムベンダーでCOMPANY・リシテア等の人事・給与・勤怠システムの導入支援に5年間従事。要件確認・設定・テスト・保守対応まで一連の工程を経験し、制度と運用の両面を踏まえた評価を行っている。
FitGapにおけるすべての評価は、公平性を最優先に、客観的なアルゴリズムを用いて計算されています。製品の評価方法は「FitGapの評価メソッド」、シェアデータの算出根拠は「シェアスコアの算出方法」をご覧ください。

目次

1
タイプ別おすすめ製品
中小企業向け定番パッケージタイプ 📦
弥生給与
/ PCA給与
/ 給与奉行
中堅企業向けERP連携タイプ 🏢
Galileopt DX 給与大将
/ MJSLINK DX 給与大将
/ SuperStream-NX
大企業・グループ経営向け統合基幹タイプ 🏭
OBIC7 給与情報システム
/ COMPANY 給与計算
/ SAP S/4HANA
企業規模
大企業
個人事業主
デバイス
その他
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おすすめ製品の早見表

タイプ別おすすめ製品 9

オンプレミス型の給与計算ソフトのおすすめ製品を製品ごとにタイプ、料金、企業規模、評価ポイントで比較する表
製品名タイプ料金企業規模評価ポイント
弥生給与
中小企業向け定番パッケージタイプ 📦
-
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

中小企業シェアがトップ。社内PC中心の給与運用を低コストで始めやすい。

PCA給与
中小企業向け定番パッケージタイプ 📦
4,290円月額/1クライアント
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

クラウドとオンプレミスを選択可能。低コストで人事管理とも連動できる。

給与奉行
中小企業向け定番パッケージタイプ 📦
5,500円
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

奉行シリーズで人事・勤怠・会計まで拡張可能。使いやすく将来の拠点増にも対応。

Galileopt DX 給与大将
中堅企業向けERP連携タイプ 🏢
要問合せ
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

給与規定のカスタマイズ性が高い。多拠点・複数会社の運用にも対応。

MJSLINK DX 給与大将
中堅企業向けERP連携タイプ 🏢
要問合せ
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

給与と人材情報を一体管理できる。中堅企業シェアがトップで、複数業種でも上位。

SuperStream-NX
中堅企業向けERP連携タイプ 🏢
90,000円年額
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

会計と人事給与を同じ経営基盤で管理可能。IFRS連結にも対応。

OBIC7 給与情報システム
大企業・グループ経営向け統合基幹タイプ 🏭
要問合せ
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

支給・控除700項目以上を設定可能。大企業向けサポートも手厚い。

COMPANY 給与計算
大企業・グループ経営向け統合基幹タイプ 🏭
要問合せ
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

海外拠点・多通貨・多言語明細に対応。大企業シェアもトップ。

SAP S/4HANA
大企業・グループ経営向け統合基幹タイプ 🏭
要問合せ
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

給与データを会計・購買・生産までつなげる。全社ERP連携に強い。

給与計算ソフトの導入によって得られる効果

給与計算ソフトは、勤怠や手当の情報をもとに給与計算を進めるためのツールです。導入前後で変わる点は、下の表で確認できます。

導入前の課題導入によって得られる効果
給与計算に時間がかかる給与計算ルールに沿って計算しやすくなり、毎月の計算・確認時間を減らせます
勤怠データの転記に手間がかかる勤怠データを取り込み、残業代の計算や転記内容を確認しやすくなります
手当・控除の確認に手間がかかる従業員ごとの手当や控除を管理し、計算条件を確認しやすくなります
給与明細の配布が手作業給与明細をオンラインで配布しやすくなり、印刷や封入の作業を減らせます
税率や保険料の変更が不安法令や料率変更に沿った計算をしやすくなり、確認漏れのリスクを抑えられます

続いて、オンプレミス型の給与計算ソフトをタイプ別に分類し、それぞれのおすすめ製品を紹介します。

オンプレミス型の給与計算ソフト3タイプを解説

比較項目中小企業向け定番パッケージタイプ中堅企業向けERP連携タイプ大企業・グループ経営向け統合基幹タイプ
優れている点会計連携と法改正更新が標準装備ERP連携で人件費を部門別に可視化複数法人の給与制度を統合管理
できること会計仕訳自動生成法改正自動更新年末調整対応従業員マスタ一元管理人件費BI分析複数給与体系対応グループ給与一括管理給与制度カスタマイズグローバル給与対応
適している企業/業種中小企業従業員300名以下中堅企業従業員300名以上の企業大企業グループ企業
料金目安要問合せ(ライセンス費用・保守契約を含む個別見積もり)公式サイトで要確認(ERPモジュール構成による個別見積もり)公式サイトで要確認(大規模ERP導入・カスタマイズを含む個別見積もり)

タイプ別おすすめ製品

中小企業向け定番パッケージタイプ 📦

このタイプが合う企業:

従業員300名以下の中小企業で、専任のIT部門を持たず、給与計算の基本業務を確実に効率化したい企業の経理・総務担当者の方におすすめです。

どんなタイプか:

給与・賞与・年末調整をPCや社内サーバー上で処理するオンプレミス型パッケージです。初期構築を抑え、会計・勤怠連携や法改正更新を標準機能で扱う点が特徴です。

おすすめ製品3選

弥生給与

社内PC中心で給与・年末調整まで処理したい中小企業の定番

弥生給与は、給与・賞与計算から社会保険手続き、年末調整までを、デスクトップ型のわかりやすい画面で処理できる中小企業向けの定番パッケージです。 弥生会計など同シリーズとつなげてバックオフィスを揃えたい企業に向き、FitGapでは中小企業シェアが同ページ9製品中1位、操作性・導入しやすさ・料金評価も上位で、経理総務兼任でも始めやすい製品です。 数名〜100名程度で、社内PCを中心に運用したい企業には有力です。 一方、クラウド単体で場所を選ばず使う運用や、他社勤怠サービスとのリアルタイム連携は得意ではありません。社員数が増える企業や人事・勤怠まで広く連携したい企業は、拡張性の高い製品も比較した方がよいです。
価格
-
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能

自社設備とクラウドを柔軟に選びたい中小企業向け給与ソフト

PCA給与は、オンプレミス定額とクラウドを同じ製品ラインで選べる、運用形態の柔軟さが強い給与計算ソフトです。月次給与・賞与、算定基礎届、年末調整までを一通りカバーしつつ、PCA人事管理とのリアルタイム連動で従業員マスターの二重入力を抑えられます。 FitGapでは料金評価が同ページ9製品中1位、中小企業シェアも2位で、コストを見ながら自社設備で給与データを管理したい中小企業に向きます。特に人事・会計・販売管理をPCAシリーズで揃える企業では運用をまとめやすいです。 一方、Web-API連携は別オプションで、料金もサーバー利用ライセンスとソフト利用ライセンスの組み合わせになります。少人数で単純な給与計算だけを安く済ませたい場合は、見積もり条件を他製品と比べる必要があります。
価格
4,290円
月額/1クライアント
無料トライアルあり
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ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能
給与奉行

拠点増加や雇用形態の複雑化を見込む中小企業におすすめ

給与奉行は、中小企業向け定番パッケージの中でも、給与計算を人事・勤怠・会計まわりの業務連携まで広げやすい奉行シリーズの製品です。給与・賞与計算、社会保険、年末調整に加え、人事管理連携や部門別コスト配賦、人件費分析まで見たい企業に向きます。 FitGapでは使いやすさとセットアップの評価が同ページ9製品中1位、機能性も上位で、現在は中小規模でも将来の拠点増加や雇用形態の複雑化を見込む企業に合います。 一方、Web給与明細、電子申請、複数会社管理、源泉徴収票出力、カスタマイズは追加オプション扱いです。海外拠点、複数通貨、多言語明細には対応しないため、海外展開や大規模グループ管理を前提にする企業は統合型の製品も検討すべきです。
価格
5,500円
無料トライアルあり
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ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能

中堅企業向けERP連携タイプ 🏢

このタイプが合う企業:

従業員300名〜数千名規模で、会計・人事・給与を統合管理したい中堅企業の情報システム部門や経営企画部門の方におすすめです。

どんなタイプか:

ERPの給与モジュールとして、従業員マスタ・会計・人事データと連動して給与計算を処理するタイプです。部門別人件費の可視化や複数給与体系への対応を重視します。

おすすめ製品3選

Galileopt DX 給与大将

複雑な給与規定やグループ運用を一つの基盤に寄せたい中堅企業向け

Galileopt DX 給与大将は、中堅ERP「Galileopt DX」の人事給与領域として、複雑な給与規定やグループ運用を一つの基盤に寄せたい企業向けの給与システムです。支給・控除・勤怠項目を細かく設計でき、賞与シミュレーションや昇給差額計算に加え、多拠点管理・マルチカンパニーを追加オプションなしで扱えるため、拠点や雇用形態ごとに締日・支給日が異なる中堅企業に向きます。 FitGapでは中堅企業シェアが同ページ内で2位タイ、連携評価も高く、人事・勤怠・会計までつなげたい場合に候補になります。 一方、給与単体を短期導入したい企業には規模が重く、海外拠点対応・複数通貨・多言語給与明細は非対応です。電子申請やWeb給与明細、経費精算連携は追加費用を確認して比べる必要があります。
価格
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ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能
MJSLINK DX 給与大将

人材情報と給与をひとつの基盤で保守したい中堅企業におすすめ

MJSLINK DX 給与大将は、MJSの会計・販売系システムとそろえて、人事給与を基幹業務の一部として運用しやすい中堅企業向け製品です。給与・賞与計算に加え、採用から異動、職務経歴・研修・資格・健康診断まで人材情報を持てるため、総務が人事台帳と給与を別々に保守している企業に向きます。 FitGapではこのページの中堅企業シェアが単独1位で、卸売・小売、生活関連サービス、医療・福祉、官公庁でも上位です。 特に会計・販売もMJSでまとめたい企業では優先度が高い一方、MJSマイナンバーシステムやEdge Trackerとの運用に寄りやすく、外部サービスの入れ替え前提なら連携方式とデータ出力の確認が必要です。超大規模な組織階層や海外子会社まで含む統合基盤を求める企業は、大企業向けERPの方が合う可能性があります。
価格
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ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能
SuperStream-NX

給与を会計・経費とつなぐ統合基盤に育てたい中堅〜大企業向け

SuperStream-NXは、給与計算を会計・固定資産・経費精算などのERP基盤と段階的に連携させたい中堅〜大企業寄りの製品です。会計領域ではマルチカンパニー、多通貨、IFRS、連結決算に対応し、人事給与モジュールまで含めてバックオフィス全体を広げられるため、給与単体よりグループ経営管理や制度対応を重視する企業に向きます。 FitGapではこのページの機能性と連携・拡張性が上位で、人材・派遣業や電気・ガス・水道でのシェアも高めです。 一方、パッケージ型の本格ERPとして環境構築、データ移行、ユーザートレーニングが必要になりやすく、料金・導入しやすさの評価は低めです。少人数で給与だけを早く動かしたい企業や、給与製品としての利用実績を最重視する企業は、MJSLINK DX 給与大将など給与色の強い製品と比べる方が適しています。
価格
90,000円
年額
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中小企業
中堅企業
大企業
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サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能

大企業・グループ経営向け統合基幹タイプ 🏭

このタイプが合う企業:

従業員数千名以上の大企業・グループ企業で、複数法人の給与制度を統合管理し、グローバル展開にも対応したい人事部門・情報システム部門の方におすすめです。

どんなタイプか:

大規模ERPを基盤に、人事・給与・会計を横断して複数法人の給与計算を統合するタイプです。高い処理性能、グループ横断管理、独自制度へのカスタマイズ性が特徴です。

おすすめ製品3選

OBIC7 給与情報システム

複数の給与制度を自社サーバーでまとめて管理したいグループ企業向け

OBIC7 給与情報システムは、OBIC7 ERPに給与を組み込み、自社サーバー中心の基幹運用で人事・勤怠・会計まで連動させる統合給与基盤です。支給・控除項目を細かく定義でき、複数会社の支給日や給与体系、給与遡及計算、承認権限までまとめて設計できるため、制度が複数ある国内グループ企業に向きます。 FitGapではサポート評価がカテゴリ内1位、機能性・セキュリティ評価も上位で、開発元に導入から運用まで相談しながら長く使いたい企業に選びやすいです。 一方、海外拠点対応、複数通貨、多言語給与明細は非対応で、他社システムとの連携も事前確認が必要です。グローバル給与を一元化したい企業や、低コスト・短期導入を重視する企業は別製品も比較してください。
価格
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ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
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機能性
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仕様・機能
COMPANY 給与計算

海外拠点まで含む複雑な給与ルールを統合したい大手企業向け

COMPANY 給与計算は、大手企業の複雑な人事・勤怠・給与ルールを1つのオンプレミス基盤で扱う、グローバルグループ向けの給与システムです。海外拠点、複数通貨、多言語給与明細まで標準で扱える点が同タイプ内で目立ち、FitGapでも機能性評価と大企業シェアがカテゴリ内1位です。 数千名規模で会社・職種・社員区分ごとに計算ルールが異なる企業や、海外子会社を含めて人事給与データを統合したい企業に向きます。API連携や給与業務のアウトソーシングも使えるため、周辺システムとつなぎながら運用負担を調整したい場合にも候補になります。 一方、制度整理、データ移行、社内教育を含む長期プロジェクトが前提です。中堅規模で早く使い始めたい企業や、経営ダッシュボード、社労士向け依頼ワークフローを標準機能で求める企業は適合範囲を確認してください。
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ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
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連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能

給与データを会計や経営分析につなげたい大企業向けの統合基幹システム

SAP S/4HANAは、給与単独のソフトというより、給与データを会計・購買・生産など全社ERPの流れに組み込む統合基幹システムです。給与を人件費管理や内部統制、グループ横断の経営分析までつなげたい大企業では、SAP基盤に寄せる理由があります。 FitGapでは連携・拡張性評価が同ページ内1位、セキュリティ評価も1位タイで、ERP連携、操作ログ監査、高度な権限制御、経営ダッシュボード、人件費予測シミュレーションに対応しています。 一方、日本の給与実務に必要な月給・時給計算、割増賃金自動計算、年末調整自動化、源泉徴収票出力は非対応または追加オプションです。給与業務だけをオンプレミスで置き換えたい企業や、SAP以外の基幹システムを使う企業には重く、給与専用製品との比較が必要です。
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無料トライアルあり
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ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
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サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能

比較すべき機能の優先度マップ

要件の優先度チャートとは?

製品の機能は多岐にわたりますが、選定の結果を左右するのは一部の機能です。 FitGapの要件の優先度チャートは、各機能を"必要とする企業の多さ"と"製品ごとの対応差"で4つに整理し、比較の優先順位をわかりやすく示します。

選定の決め手

🔗既存システムとの連携範囲
会計・勤怠・人事など社内の既存システムとデータ連携できる範囲は、製品ごとに大きく異なります。API連携やCSV取込の対応範囲を事前に確認しないと、導入後に手作業が残ってしまいます。FitGapでは、特に勤怠データの自動取込に対応しているかどうかが実務のボトルネックになりやすいと考えています。
🛠️カスタマイズの柔軟性
独自の給与体系・手当・承認フローに合わせて画面や計算ロジックをどこまで変更できるかは、オンプレミス製品を選ぶ最大の理由になります。ベンダーの対応範囲や追加費用も含め、導入前にしっかり確認しておきましょう。
👥対応する企業規模・従業員数
数十名向けのパッケージと数千名以上を想定したERPモジュールでは、処理性能も価格帯もまったく違います。自社の従業員数と将来の増減見込みに合った製品を選ぶことが、コストと運用負荷の両面で重要です。
🏢導入・運用の社内体制要件
オンプレミス型はサーバー構築や保守・法改正対応を自社で行う必要があるため、IT担当者のスキルや人数が選定を左右します。ベンダーの保守サポート内容やリモート対応の有無もあわせて確認してください。
📜法改正アップデートの提供方法
税率・社会保険料率の改定や年末調整の仕様変更への対応は、給与計算ソフトの生命線です。アップデートがオンライン配信か手動適用か、費用が保守契約に含まれるかどうかで運用負荷が大きく変わります。
📊製品タイプ(給与特化型 vs ERP型)
給与計算だけをシンプルに効率化したい場合と、会計・販売管理まで一元管理したい場合では、選ぶべき製品の方向性が異なります。FitGapとしては、まず自社の業務範囲を整理してからタイプを決めることをおすすめします。
💰長期トータルコスト
オンプレミス型は初期費用が高い反面、月額課金がない製品も多いです。ただしサーバー維持費・保守費・バージョンアップ費用を含めた5年間のトータルコストで比較しないと、想定外の出費になりかねません。

一部の企業で必須

🏗️グループ会社・複数法人管理
グループ企業や複数法人を一括管理する必要がある場合、給与データの統合処理や法人間異動への対応が求められます。この機能は単体企業では不要なため、必要な企業だけが重点的に確認すべきポイントです。
🌐多言語・多通貨対応
海外拠点や外国人従業員が多い企業では、多言語UIや多通貨での給与計算が必要になります。国内のみで運営している企業には優先度が低い要件ですが、対象企業にとっては製品選定の決定打になります。
📤社会保険の電子申請連携
電子申請が義務化された大企業では、給与計算結果から直接e-Govなどへ申請できる機能が業務効率を大きく左右します。まだ紙申請で対応可能な規模の企業では必須ではありませんが、将来を見据えて確認しておくと安心です。
🛡️BCP・災害対策機能
冗長構成や自動バックアップなど、災害時にもデータを守れる仕組みが求められる企業もあります。特にサーバーを自社内に置くオンプレミス型では、クラウド型以上にBCP対策の設計が重要になります。
📱Web給与明細・従業員セルフサービス
給与明細のWeb配信や年末調整のオンライン入力は、ペーパーレス化を進めたい企業には欠かせません。ただし、紙運用で問題ない企業もあるため、自社の方針に合わせて要否を判断してください。
☁️クラウドへの段階移行オプション
将来的にクラウドへ移行する可能性がある企業は、同一ライセンスでオンプレミスとクラウドを切り替えられる製品を選ぶと、再導入の手間とコストを抑えられます。

ほぼ全製品が対応

🧮給与・賞与の自動計算
基本給・残業代・各種手当の計算から所得税・住民税・社会保険料の控除まで、自動計算はほぼすべてのオンプレミス製品が標準対応しています。製品間で大きな差は出にくい基本機能です。
🗓️年末調整処理
年末調整に必要な各種控除の計算や源泉徴収票の作成は、どの製品でも標準的にカバーされています。操作画面のわかりやすさに多少の差はありますが、機能の有無で困ることはほぼありません。
🔢マイナンバー管理
マイナンバーの収集・保管・廃棄を安全に行う機能は、法令対応としてほぼ全製品に搭載されています。暗号化やアクセス制限の方式に差はあるものの、基本的な管理機能は標準装備と考えて問題ありません。
🖨️各種帳票・届出書の作成
賃金台帳や源泉徴収簿、社会保険届出書類の作成機能は、給与計算ソフトの基本機能としてどの製品も備えています。出力形式(PDF・Excel等)の対応に若干の差がある程度です。

優先度が低い

📲スマートフォン打刻機能
スマホからの出退勤打刻機能は勤怠管理システム側でカバーするのが一般的です。給与計算ソフト単体でこの機能を重視して選定する必要性は低いでしょう。
🤖AIによる自動仕訳提案
AI仕訳は会計ソフト側の機能として発展しており、給与計算ソフト選定の決め手にはなりにくいです。あれば便利ですが、優先的に比較するポイントではありません。

オンプレミスの給与計算ソフトの選び方

このページでの絞り込み方

  1. 1
    タイプを見て、大まかに製品を絞る従業員規模と、給与計算だけを置き換えるか基幹業務まで含めるかで、見るべき製品群が変わります。まずは自社の規模や管理範囲に近いタイプを確認し、比較する製品の範囲を決めます。タイプ別おすすめへ ↑
  2. 2
    外せない機能は、機能の優先度マップで確認する勤怠連携やカスタマイズ、法改正更新は給与計算ソフトの運用負荷に直結します。自社で必須になる機能と条件付きでよい機能を分けると、不要な範囲まで広げずに判断できます。機能の優先度マップへ ↑
  3. 3
    運用条件で、導入後の負担をそろえて比べるオンプレミス型はサーバー保守や更新作業に加え、契約期間や導入支援の条件で負担が変わります。タイプと機能を確認したうえで、下の比較ポイントも同じ条件で確認します。

機能の○×に加えて、オンプレミス型では運用場所や保守の受け方までそろえると判断しやすくなります。給与計算だけで使うのか、人事や会計まで含めるのかも初期設定と見積もりに影響します。

機能だけでは分かりにくい、運用・契約条件の比較ポイント

自社サーバー運用とクラウド併用の方針

オンプレミス型では、社内PCだけで動かすのか、サーバーやクラウド環境まで含めるのかで保守体制が変わります。最初に運用場所を曖昧にすると、バックアップや端末更新の担当が導入後に分散します。

製品の分かれ方:製品は大きく3通りです。PCや社内サーバー中心で使う製品、オンプレミスとクラウドを選べる製品、ERP基盤として環境設計から始める製品です。

  • PC・社内サーバー中心で使う製品既存の端末や社内ネットワークを活かしやすい製品です。ただしバックアップや端末更新の担当を社内で決めておく必要があります。代表製品:給与奉行
  • オンプレミスとクラウドを選べる製品自社設備を残しながら、クラウド環境も選択肢に入れやすい製品です。ただし移行時期や利用範囲を決めないと運用が二重になりやすくなります。代表製品:Galileopt DX 給与大将 / MJSLINK DX 給与大将
  • ERP基盤として環境設計から始める製品人事給与を全社基盤の一部として設計しやすい製品です。その分、サーバー構成や権限管理を含めた準備が重くなります。代表製品:OBIC7 給与情報システム / COMPANY 給与計算

法改正更新と保守の受け方

給与計算は制度変更のたびに、計算ルールや帳票まわりの更新が発生します。更新プログラムの適用や社内検証の役割を決めないまま運用すると、締め前の作業が担当者に偏ります。

製品の分かれ方:製品は大きく3通りです。保守サービスで更新を受ける製品、クラウド環境で自動更新を受けやすい製品、導入ベンダーと運用保守を組む製品です。

  • 保守サービスで更新を受ける製品パッケージ運用を残しながら、更新情報を保守サービスで追いやすい製品です。ただし適用作業や検証の担当は社内に残ります。代表製品:給与奉行
  • クラウド環境で自動更新を受けやすい製品更新作業をクラウド側に寄せやすく、拠点外からの利用も設計しやすい製品です。ただし社内サーバー運用をどこまで残すかで準備が変わります。代表製品:MJSLINK DX 給与大将
  • 導入ベンダーと運用保守を組む製品制度変更や運用改善を長期の保守計画に組み込みやすい製品です。その分、導入時に運用範囲と相談窓口を明確にする必要があります。代表製品:OBIC7 給与情報システム / COMPANY 給与計算

給与単体からERPまでの管理範囲

給与計算だけを置き換える企業と、人事や会計までまとめたい企業では、導入範囲が大きく変わります。範囲を広げすぎると初期設定が重くなり、狭くしすぎると従業員情報や仕訳の二重入力が残ります。

製品の分かれ方:製品は大きく3通りです。給与計算を中心に始める製品、人事・勤怠・会計とつなぐ製品、グループ全体の基幹システムとして設計する製品です。

  • 給与計算を中心に始める製品給与と年末調整を中心に、現行業務を置き換えやすい製品です。ただし人事や会計まで広げる場合は、追加する製品や連携方法を別に整理します。代表製品:給与奉行 / PCA給与
  • 人事・勤怠・会計とつなぐ製品従業員情報や会計データまでつなげて、部門をまたぐ手入力を減らしやすい製品です。ただし関係部署が増えるため、導入前の役割分担が重くなります。代表製品:Galileopt DX 給与大将 / MJSLINK DX 給与大将
  • グループ全体の基幹システムとして設計する製品複数法人や大規模な人事給与をまとめて扱いやすい製品です。その分、制度整理や社内教育まで含めた計画が必要になります。代表製品:OBIC7 給与情報システム / COMPANY 給与計算

導入プロジェクトと見積もりの進め方

オンプレミスの給与計算ソフトは、ライセンスだけでなく環境構築や移行支援でも総額が変わります。社内の要件を固めずに問い合わせると、製品ごとの見積もり条件がそろわず判断に時間がかかります。

製品の分かれ方:製品は大きく3通りです。価格ページや資料を起点に相談する製品、デモと構成案で見積もる製品、個別の導入計画を前提に進める製品です。

  • 価格ページや資料を起点に相談する製品料金や資料を見ながら、利用人数と必要な支援を整理しやすい製品です。ただし保守や関連サービスを含めると総額は変わります。代表製品:PCA給与 / 給与奉行
  • デモと構成案で見積もる製品業務範囲を伝えたうえで、デモや構成案を見ながら導入規模を決めやすい製品です。ただし決裁前に初期設定と移行作業の範囲をそろえる必要があります。代表製品:Galileopt DX 給与大将 / MJSLINK DX 給与大将
  • 個別の導入計画を前提に進める製品制度や組織の整理を含めて、導入プロジェクトとして進めやすい製品です。その分、社内側の責任者と参加部門を早めに決める必要があります。代表製品:OBIC7 給与情報システム / COMPANY 給与計算

ぴったりの製品が見つかる

かんたんな質問に答えるだけで、あなたの要件が整理され、解消すべき注意点や導入までに必要なステップも分かります。

よくある質問

オンプレミスの給与計算ソフトはクラウド型と何が違いますか?

自社サーバーにシステムを置き、給与データを社内に保持したまま独自の計算ルールに合わせて作り込める点がクラウド型との違いです。中小の定番パッケージ型、人事会計と統合する中堅向けERP連携型、数千名規模の大企業統合基幹型があり、規模とカスタマイズの要件で向く型が変わります。

給与データを社内に保持しつつ独自ルールを作り込めますか?

できます。給与データを社外に出さずに運用でき、複雑な手当や控除、独自の計算式に合わせて細かく設定できます。COMPANY給与計算は法人や雇用形態ごとに異なる給与ルールを同じ基盤で持て、SuperStream-NXやOBIC7は人事・会計と統合して運用できます。セキュリティ要件とカスタマイズの自由度が要点です。

保守や法改正への対応は誰が担いますか?

オンプレミスはサーバーの構築・保守やバックアップ、法改正に伴う更新を自社かベンダーで担う前提です。中小向けのPCA給与や給与奉行は保守契約で更新プログラムを受けられ、大企業向けはベンダーの支援で運用します。社内のIT体制とサポート範囲、更新の手間を契約前に確かめて選ぶと安心です。

オンプレミスの給与計算ソフトの費用はどのくらいですか?

中小向けの定番パッケージは月数千円から、中堅向けのSuperStream-NXは年90,000円が目安です。OBIC7給与情報システムやCOMPANY給与計算、SAP S/4HANAなど大企業向けは要問い合わせです。サーバーや保守の自社負担も含め、クラウド型と数年間の総額で比べましょう。

オンプレミス型が向くのはどんな企業ですか?

給与データを社外に出せない、独自の複雑な計算を作り込みたい、社内ネットワーク内で運用したい企業にはオンプレミス型が向きます。一方で、法改正の自動対応や多拠点・テレワークの利用、短期導入を重視するならクラウド型が軽く済みます。社内にデータを置く必要が本当にあるかを見極め、総額と運用負荷で比べましょう。

※掲載している機能・対応範囲・料金は一般的な目安です。製品・プラン・契約条件により異なる場合があるため、導入前に各製品の最新の公式情報や比較表でご確認ください。

サービスカテゴリ

AI・エージェント

汎用生成AI・エージェント
LLM・大規模言語モデル
エージェントフレームワーク
エージェントオートメーション基盤

ソフトウェア(Saas)

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