おすすめ製品の早見表
| 製品名 | タイプ | 料金 | 企業規模 | 評価ポイント |
|---|---|---|---|---|
| COMPANY 給与計算システム | 国産HCM統合タイプ 🏢 | 要問合せ |
| 人事・勤怠・給与を海外拠点まで統合。大企業シェアもトップ。 |
| OBIC7 給与情報システム | 国産HCM統合タイプ 🏢 | 要問合せ |
| 支給・控除700項目超を自社制度に合わせられる。導入後の支援も手厚い。 |
| POSITIVE | 国産HCM統合タイプ 🏢 | 要問合せ |
| 人事・給与・タレント管理を一体化。グループ全体の人材データを扱える。 |
| SAP SuccessFactors HXM Suite | グローバルERP連携タイプ 🌐 | 要問合せ |
| 100カ国超の人事基盤と50カ国超の給与対応。海外拠点を標準化。 |
| SAP S/4HANA Cloud | グローバルERP連携タイプ 🌐 | 要問合せ |
| 給与データを会計・原価管理へつなぐ全社ERP。連携とセキュリティに強い。 |
| Oracle PeopleSoft | グローバルERP連携タイプ 🌐 | 要問合せ |
| 人事・勤怠・会計まで給与を統合。退職金や社労士業務にも対応。 |
| PROSRV on Cloud | BPO一体型タイプ 🤝 | 要問合せ |
| クラウド基盤と必要分の外部委託を組み合わせられる。大企業シェアトップ。 |
| PROSRV | BPO一体型タイプ 🤝 | 要問合せ |
| 50年・約2,000社の給与処理実績。一部代行から月次BPOまで選択可能。 |
| ADPS | BPO一体型タイプ 🤝 | 要問合せ |
| 複数法人の組織・異動履歴を管理。帳票・BI出力まで扱える。 |
給与計算ソフトの導入によって得られる効果
給与計算ソフトは、勤怠や手当の情報をもとに給与計算を進めるためのツールです。導入前後で変わる点は、下の表で確認できます。
| 導入前の課題 | 導入によって得られる効果 |
|---|---|
| 給与計算に時間がかかる | 給与計算ルールに沿って計算しやすくなり、毎月の計算・確認時間を減らせます |
| 勤怠データの転記に手間がかかる | 勤怠データを取り込み、残業代の計算や転記内容を確認しやすくなります |
| 手当・控除の確認に手間がかかる | 従業員ごとの手当や控除を管理し、計算条件を確認しやすくなります |
| 給与明細の配布が手作業 | 給与明細をオンラインで配布しやすくなり、印刷や封入の作業を減らせます |
| 税率や保険料の変更が不安 | 法令や料率変更に沿った計算をしやすくなり、確認漏れのリスクを抑えられます |
続いて、大企業向け給与計算ソフトをタイプ別に分類し、それぞれのおすすめ製品を紹介します。
タイプ別おすすめ製品
国産HCM統合タイプ 🏢
このタイプが合う企業:
どんなタイプか:
おすすめ製品3選
国内外の給与ルールを一つの基盤に寄せたい大企業向け国産HCM
✅ 人事情報を起点に給与計算へ反映しやすい
人事情報を起点に給与計算へ反映する考え方が強く、所属、役職、雇用形態の変更を給与側にもつなげやすい作りだった。
✅ 法人や雇用形態ごとに異なる給与ルールを持てる
同じ給与計算システムの中で、法人や雇用形態ごとに異なる給与ルールを持てる前提の作りだった。
⚠️ 給与ルールや権限設計が曖昧だと運用が複雑になりやすい
給与ルール、権限、マスタの持ち方を曖昧にしたまま導入すると、後から運用が複雑になりやすく、長期運用では担当者への依存が生まれる可能性もある。
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
会計・人事と同じ基幹システム内で給与の統制を固めたい大企業向け
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
社労士連携まで含め給与運用を標準化したい大企業向け国産HCM
✅ 人事情報・組織・評価・給与を一つの基盤で扱える
給与計算だけを切り出すのではなく、人事情報、組織、評価、給与を一つの大きな基盤で扱う前提の作りで、従業員数が多く複数部門や複数制度を持つ会社でも人事情報を起点に給与計算へつなげやすい。
✅ 組織階層・権限・給与ルールを細かく設計できる
組織階層、権限、給与ルールを細かく持てるため、単純な給与計算ではなく大企業の制度差分を設定で吸収する製品に見えた。
⚠️ 導入前に人事制度・給与制度・権限を整理する必要がある
製品に合わせて設定する前に、会社側の人事制度、給与制度、権限、マスタの持ち方を整理しておかないと、導入後の修正範囲が大きくなりそうだった。
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
グローバルERP連携タイプ 🌐
このタイプが合う企業:
どんなタイプか:
おすすめ製品3選
海外拠点の人材と給与情報を同じ人事基盤で扱いたい大企業向け
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
給与データを会計・経営分析へつなげる統合型のクラウド基幹システム
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
日本の給与実務まで標準機能で押さえたい大企業に向いている製品
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
BPO一体型タイプ 🤝
このタイプが合う企業:
どんなタイプか:
おすすめ製品3選
給与業務を外部支援と組み合わせて標準化したい大企業におすすめ
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
月次給与業務をまるごと委託まで段階的に広げたい大企業向け
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
複雑な組織や異動履歴を整理して国内グループの給与をそろえたい企業向け
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
比較すべき機能の優先度マップ
どこから比較すべきか
選定の決め手
COMPANY 給与計算システム | OBIC7 給与情報システム | POSITIVE | SAP SuccessFactors HXM Suite | SAP S/4HANA Cloud | Oracle PeopleSoft | PROSRV on Cloud | PROSRV | ADPS | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
雇用契約形態管理 雇用区分別に勤務条件を設定できるか | |||||||||
給与明細(Web) Webで給与明細を配信できるか | |||||||||
電子申請対応 e-Gov / e-Tax / eL-Tax を利用した電子申請に対応できるか | |||||||||
複数企業一括管理(マルチカンパニー) 複数の企業・拠点の給与計算を一元的に処理できるか | |||||||||
人件費予測・シミュレーション 将来の給与改定や賞与を含め人件費を予測できるか |
一部の企業で必須
COMPANY 給与計算システム | OBIC7 給与情報システム | POSITIVE | SAP SuccessFactors HXM Suite | SAP S/4HANA Cloud | Oracle PeopleSoft | PROSRV on Cloud | PROSRV | ADPS | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
退職金計算 勤続年数・規程に基づき退職金を自動計算できるか | |||||||||
海外拠点対応 海外赴任者・海外支店向け給与計算に対応できるか | |||||||||
複数通貨対応 外貨建て給与計算に対応できるか | |||||||||
経営ダッシュボード 人件費や労務コストをリアルタイムに可視化できるか |
ほぼ全製品が対応
COMPANY 給与計算システム | OBIC7 給与情報システム | POSITIVE | SAP SuccessFactors HXM Suite | SAP S/4HANA Cloud | Oracle PeopleSoft | PROSRV on Cloud | PROSRV | ADPS | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
勤怠管理連携 勤怠管理システムと連携できるか | |||||||||
会計ソフト連携 給与データを会計ソフトへ連携できるか | |||||||||
人事管理連携 人事システムと連携できるか | |||||||||
高度権限制御 閲覧範囲や編集権限を細かく設定できるか |
優先度が低い
COMPANY 給与計算システム | OBIC7 給与情報システム | POSITIVE | SAP SuccessFactors HXM Suite | SAP S/4HANA Cloud | Oracle PeopleSoft | PROSRV on Cloud | PROSRV | ADPS | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
顧問先依頼ワークフロー 顧問先からの依頼を社労士が承認・処理できるか |
大企業の給与計算ソフトの選び方
このページでの絞り込み方
- 1タイプを見て、運用方針に近い製品を選ぶ自社運用を中心にするか、海外拠点まで広げるか、BPOを組み合わせるかで製品の性格が変わります。まずは国産HCM統合、グローバルERP連携、BPO一体型のどれが自社の給与運用に近いかを整理します。タイプ別おすすめへ ↑
- 2外せない条件は、機能の優先度マップで確認する雇用区分やWeb給与明細は重要度が高い条件です。電子申請、複数企業管理、人件費の可視化も早めに整理します。海外拠点や外貨給与など、自社だけで必須になる条件も合わせて整理します。機能の優先度マップへ ↑
- 3運用・契約条件を重ねて確認する大企業向けの給与計算ソフトは、同じ機能を持っていても運用の任せ方や導入体制で負担が変わります。下の比較ポイントでは、機能の○×に加えて確認したい条件を整理します。
機能の○×に加えて、給与運用を誰が担うかも整理すると比べやすくなります。国内外の拠点へどう広げるか、導入後の変更をどう回すかも確認対象です。契約前に同じ前提をそろえると、継続時の負担も判断しやすくなります。
機能だけでは分かりにくい、運用・契約条件の比較ポイント
給与運用を自社で持つ範囲と外部委託の範囲
従業員数が多く制度も分かれる企業では、月次給与の設定変更や年末の集中作業が人事部門に集まります。自社運用を前提にしすぎると、繁忙期の確認作業や担当者交代時の引き継ぎが重くなります。
製品の分かれ方:製品は大きく三通りです。自社の人事給与基盤として運用する製品、クラウドシステムに外部支援を組み合わせる製品、月次業務まで委託範囲に含める製品に分かれます。
- 自社の人事給与基盤として運用する製品人事情報と給与計算を社内の基盤に寄せやすい製品です。ただし制度整理や権限設計を社内で担う場面が多くなります。代表製品:COMPANY 給与計算システム / POSITIVE
- クラウドシステムに外部支援を組み合わせる製品クラウド基盤を使いながら、繁忙期の作業や設定支援を外に出しやすい製品です。ただし社内と委託先の作業分担を先に決める必要があります。代表製品:PROSRV on Cloud
- 月次業務まで委託範囲に含める製品日々の給与業務まで任せる前提で、人事部門の作業量を下げやすい製品です。その分、自社側で残す確認作業と承認の流れを整理しておく必要があります。代表製品:PROSRV
国内グループと海外拠点の広げ方
国内子会社だけでなく海外拠点もある企業では、会社ごとの制度差をどこまで本社側でそろえるかが変わります。範囲を曖昧にしたまま導入すると、後から別システムや手作業が残りやすくなります。
製品の分かれ方:製品は大きく三通りです。国内グループの制度差を同じ基盤で扱う製品、海外拠点を含む人事基盤として使う製品、ERP全体で会計や業務データへ広げる製品に分かれます。
- 国内グループの制度差を同じ基盤で扱う製品複数会社の給与ルールを一つの基盤へ寄せやすい製品です。ただし海外拠点まで含める場合は、対象国や運用範囲を別途整理する必要があります。代表製品:POSITIVE / OBIC7 給与情報システム
- 海外拠点を含む人事基盤として使う製品各国の人事データを共通基盤へ集めやすい製品です。ただし日本の給与実務をどこまで標準機能で回すかは導入前に整理が必要です。代表製品:SAP SuccessFactors HXM Suite
- ERP全体で会計や業務データへ広げる製品給与データを会計や全社管理へつなげたい企業で検討しやすい製品です。その分、給与単体ではなくERP全体の導入計画に乗せる必要があります。代表製品:SAP S/4HANA Cloud
導入プロジェクトと設定変更の進め方
大企業の給与制度は、会社再編や人事制度改定に合わせて変わり続けます。導入時だけでなく運用開始後の変更手順まで決めておかないと、設定の根拠が担当者の記憶に残りやすくなります。
製品の分かれ方:製品は大きく三通りです。ベンダーと要件を整理して導入する製品、販売パートナーや専門チームと進める製品、BPO担当者と運用手順まで作る製品に分かれます。
- ベンダーと要件を整理して導入する製品給与規程や組織構成を踏まえて、最初から作り込む運用に向く製品です。ただし導入前の要件整理が浅いと、後から設定変更が増えます。代表製品:COMPANY 給与計算システム / OBIC7 給与情報システム
- 販売パートナーや専門チームと進める製品人事基盤や周辺業務も含めて導入手順を決めやすい製品です。その分、社内の決裁者と現場担当の参加範囲を早めにそろえる必要があります。代表製品:POSITIVE / SAP S/4HANA Cloud
- BPO担当者と運用手順まで作る製品システム設定だけでなく、月次作業の受け渡しまで組み込みやすい製品です。ただし委託先へ渡すデータと社内承認の時期を細かく決める必要があります。代表製品:PROSRV / PROSRV on Cloud
契約・見積もりでそろえる費用範囲
利用人数が多くグループ会社も関わる企業では、ライセンス費用だけで総額を判断しにくくなります。初期設定や移行作業の範囲がずれると、同じ製品でも初年度と継続利用時の負担が変わります。運用支援を含める範囲も総額に影響します。
製品の分かれ方:製品は大きく三通りです。構成を伝えて個別見積もりを取る製品、外部委託の範囲で見積もりが変わる製品、ERP全体の契約と合わせて検討する製品に分かれます。
- 構成を伝えて個別見積もりを取る製品会社数や利用範囲を伝えて、導入費用と保守費用をそろえやすい製品です。ただし単純な月額比較には向かず、同じ前提で見積もる手間があります。代表製品:COMPANY 給与計算システム / OBIC7 給与情報システム
- 外部委託の範囲で見積もりが変わる製品システム利用だけか業務委託まで含めるかで、費用の考え方を分けやすい製品です。ただし委託範囲を広げるほど、社内に残す作業も明確にする必要があります。代表製品:PROSRV on Cloud / PROSRV
- ERP全体の契約と合わせて検討する製品給与周辺だけでなく会計や全社基盤も含めて検討しやすい製品です。その分、導入範囲が広がると契約条件や支援範囲の確認項目が増えます。代表製品:SAP SuccessFactors HXM Suite / SAP S/4HANA Cloud
よくある質問
大企業向けの給与計算ソフトでは何ができますか?
数千人から数万人規模の給与を高速に計算し、複雑な手当・控除や頻繁な法改正に即応しながら、人事や会計など周辺システムと連携できます。グループ各社の一括計算や海外拠点への対応、社労士との分担にも対応します。国産HCM統合型・グローバルERP連携型・BPO一体型の3タイプがあります。
グループ各社や海外拠点の給与もまとめて扱えますか?
扱えます。複数の法人や事業所の給与を一つの基盤で計算し、グループ全体の人件費を集約して把握できます。COMPANYやOBIC7、POSITIVEは大規模組織の複雑な制度に対応し、SAP SuccessFactorsやOracle PeopleSoftは海外拠点を含む多通貨の給与を統合できます。自社の組織構成と海外展開に合うかが要点です。
法改正への即応や周辺システムとの連携もできますか?
できます。社会保険料率や所得税の改正に標準で対応し、人事・勤怠・会計や経費の各システムと連携して二重入力をなくせます。PROSRVやADPSは計算の代行と組み合わせて運用でき、専任部署の負担を抑えられます。基幹システムの一部として人事給与を組み込めるか、連携の範囲を確かめると安心です。
大企業向けの給与計算ソフトの料金はどのくらいですか?
大企業向けは従業員数や必要な機能に応じた個別見積もりが基本で、COMPANYやOBIC7・POSITIVEといった国産HCM、SAPやOracleなどグローバルERPはいずれも要問い合わせです。PROSRVやADPSなどBPO一体型も、計算の代行範囲に応じた見積もりになります。規模と制度の複雑さ、海外対応の有無で総額が変わります。
中小向けの給与ソフトを大企業がそのまま使うと何が起きますか?
数千人規模になると、中小向けソフトでは処理速度や権限管理、複雑な手当やグループ集計が追いつかず、運用に無理が出ます。大企業向けの製品なら、大量データの高速処理や法改正への即応、海外拠点を含む一元管理ができます。自社の規模と制度に合う基盤かどうか、連携範囲やセキュリティまで含めて見極めると安心です。
※掲載している機能・対応範囲・料金は一般的な目安です。製品・プラン・契約条件により異なる場合があるため、導入前に各製品の最新の公式情報や比較表でご確認ください。
サービスカテゴリ
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