クラウド型のOCRソフト

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Cogent Labsが提供するAI-OCRクラウドサービスです。日本語手書き文字認識に特化しており、世界最高水準の認識率（研究段階で99.2％）を実現したエンジンを搭載しています。紙に手書きされた申込書、アンケート、診断書や意見票など、従来難しかった複雑な手書き帳票を高速かつ高精度に読み取ることができます。クラウド・オンプレミス両対応で、クラウド版はすぐ使えるSaaS型として提供されます。操作はWeb UIで直感的に行え、OCRの設定や学習もほぼ不要です。自社導入はもちろん、60社以上のパートナー経由で様々なソリューションに組み込まれているため、導入実績は豊富です。英数字・記号・外字にも対応しており、多種多様な手書き文字の読み取りが可能です。他のAI-OCRサービスと比べて手書き認識性能に特に優れており、大量の手書き帳票を扱う金融・自治体・教育機関に適しています。大手ベンダーのOCRサービスにも採用されており、さまざまな業務アプリの裏側で使用されています。導入支援やサポートの体制も整っており、規模を問わず利用できます。API連携も可能で、社内システムや他製品にも組み込みやすいのが特徴です。月額利用から始められるため、小規模スタートにも向いています。高精度な手書き認識を必要とする現場で評価されています。

InfoDeliverグループのCOMITX（コムテックス）が提供する業務特化型AI-OCRサービス／BPOサービスです。OCRによる帳票読み取りと、BPO業務（データ入力代行）を組み合わせ、業務ノウハウとAI技術を融合させたアウトソーシングサービスを提供します。主に損害保険業務や人事給与伝票など業種特化型のドメインに強く、保険金算定業務など専門知識を要する業務の自動化を支援します。サービスなのでクラウド・オンプレの区別はなく、クラウド環境でAI-OCR処理を行うとともに、データ化した情報を専任オペレータが最終チェックします。大企業・官公庁向けにカスタマイズ対応されるケースが多く、社内リソースに乏しい企業でも導入可能です。同カテゴリの製品（自社導入型OCR）と比べると、導入負担が少なく即効性がありますが、業務委託費用が発生するため、規模や継続利用を見据えた検討が必要です。料金は月額または従量課金型で、システム導入や運用コストを抑えられます。専用の入力センターでAI-OCR処理と手作業校正を組み合わせて高品質にデータ化し、帳票開発や設定も不要で利用開始できます。社内のIT知識が限られる中小企業でも導入しやすく、ユースケースごとにサービスを組み合わせて柔軟に対応します。クラウド型OCR製品とは性質が異なり、初期投資は不要な反面、長期的には運用コストを検討する必要があります。

NTT東日本が提供するクラウド型AI-OCR・帳票処理サービスです。手書き文字や活字を自動で文字認識し、大量の帳票入力作業を効率化します。スキャナで読み取った画像やPDFをアップロードするだけでOCR処理ができ、初期費用不要・月額3.3万円～（税別）で利用できます。プランは処理枚数や同時処理数で選べ、中小企業から大規模法人まで対応可能です。請求書・納品書・注文書・各種申請書など幅広い帳票に対応し、日本語で特に高精度な認識が得られます。読み取り誤りが発生した場合は自動で確認画面に上げて修正でき、精度の高い運用が可能です。他社クラウドOCRと比較するとトータルコストが抑えられ、導入ハードルが低い点が評価されています。自治体向けにはLGWAN接続版も用意され、地域公共団体の導入実績も豊富です。帳票テンプレートやガイドが豊富に提供され、初心者でも手軽に導入できる点が特徴です。

株式会社雲紙舎が提供するOCR処理代行サービスです。企業・団体の紙資料（社内報、冊子、絶版書籍など）を専門スタッフがスキャニングし、OCR処理と突き合わせ校正を経て高精度のテキスト化データを生成します。Adobe Acrobatによる機械OCR処理に加え、専用OCRソフトで領域枠指定し、複数人で校正を行うため、非常に高い文字認識精度が得られます。PDF化や検索対応PDF、テキストデータ（TSV/CSV）で納品可能で、検索や二次利用も容易です。大量の図面や冊子の電子化プロジェクトで多くの実績があり、出版会社や博物館などでも利用例があります。セキュリティ管理の下で作業するため、機密文書や文化財のデジタル化にも適しています。クラウドサービスとは異なり内部リソース不要で丸ごと外部委託できる点が強みです。他のOCR製品と比べるとコストは高めですが、専門スタッフによる多重校正付きで納品品質が非常に高いため、検索データ作成やアーカイブ用途に最適です。専用施設でISO27001取得の体制下に作業し、緊急対応や追加要件にも柔軟に対応できます。古い書籍や複雑な組版資料も安心して任せられ、高品質な電子化を実現します。

LINE WORKS OCR API（提供：LINE WORKS株式会社）は、AI-OCRをAPIで利用できるクラウドサービスです。紙の帳票や画像を送信すると、文字認識結果がJSON形式で返却され、自社システムやRPAとシームレスに連携できます。認識精度は世界トップクラスで、複数部門で世界1位の実績を誇り、手書き文字にも強い点が特長です。処理速度は1枚あたり約2.3秒で高速なので、大量帳票の一括処理に向いています。従量課金制で初期費用不要なので、中堅・大企業の開発部門やサービス提供企業が小規模に試せるのもメリットです。また、クラウド型のため自社設備不要で導入でき、請求書や申請書の処理自動化など幅広い用途で活用できます。日本法人による日本語サポート体制も整っており、初めての導入でも安心して利用できます。

STREAMED（提供：株式会社クラビス）は、領収書や通帳などの紙証憑をスキャンするだけで翌営業日までに仕訳データ化して納品するクラウド型自動記帳サービスです。100枚あたり約15分でスキャン・アップロードでき、大量の領収書もまとめて処理可能です。AI-OCRとオペレーターによるチェックを組み合わせることで手書き領収書も約99.9％の高精度で対応し、軽減税率や電子帳簿保存法に対応した帳簿作成ができます。スマホアプリも用意されており、紙証憑の回収から自動記帳までを一気通貫でサポートします。主に会計事務所や中小企業の経理業務効率化に導入されており、初期費用不要の従量課金制で手軽に始められる点も大きな魅力です。