名刺管理ソフトの市場調査とシェアTOP3製品を解説！
調査概要
調査対象市場
紙の名刺をデータ化したり、名刺の情報を一元管理する機能を備えるソフトウェアを対象としています。
調査方法
Webアンケート調査
調査期間
2023/11/8 から 2023/11/16までの9日間
有効回答数
1901件
本調査の利用について
引用いただく際は、情報の出典元として「株式会社PIGNUS」を明記してください。また、ウェブサイトで引用する場合、出典元に以下のURLをリンクに設置してください。
URL：https://fitgap.com/jp/
サマリー
全企業規模を対象とした調査では、Sansan、Cloudどっと名刺、EightシリーズがシェアTOP3
Sansanは大企業に特に向いていて、中小企業にあまり利用されていない
Cloudどっと名刺は中小企業に特に向いていて、大企業にあまり利用されていない
Eightシリーズは中小企業に特に向いていて大企業と中堅企業にあまり利用されていない
名刺管理ソフトの選定と市場シェア
自社に合った名刺管理ソフトを選ぶ上で市場シェアを考慮することは重要です。なぜなら、多くの人に利用される製品は、ユーザーコミュニティの充実度、UI、アップデート頻度、機能などが優れている傾向にあります。また、製品ごとに企業規模ごとのシェアの内訳を比較することで、自社の企業に適した製品を選ぶことができます。
名刺管理ソフト市場のシェア調査の結果
名刺管理ソフトの全ての製品の企業規模ごとの市場調査は、1人から99人の中小企業、100人から999人の中堅企業、1000人以上の大企業を対象としました。
有効回答の計1901の回答を集計した結果、Sansanが47.1%でした。次いでCloudどっと名刺が11.5%で、Eightシリーズが8.9%でした。
1
中小企業の名刺管理ソフト市場シェア調査の結果
有効回答の計457の回答を集計した結果、Sansanが22.8%でした。次いでEightシリーズが18.8%で、Cloudどっと名刺が17.7%でした。
2
中堅企業の名刺管理ソフト市場シェア調査の結果
有効回答の計656の回答を集計した結果、Sansanが47.7%でした。次いでCloudどっと名刺が12.7%で、Eightシリーズが6.9%でした。
3
大企業の名刺管理ソフト市場シェア調査の結果
有効回答の計788の回答を集計した結果、Sansanが60.7%でした。次いでCloudどっと名刺が7.0%で、Eightシリーズが4.8%でした。
市場シェアTOP3製品が向いている規模は？
名刺管理ソフトの企業規模ごとの内訳
名刺管理ソフトの企業規模ごとの有効回答の内訳は以下のグラフのようになりました。中小企業が24.0%、中堅企業は34.5%、大企業は41.5%でした。
Sansanは大企業に特に向いていて、中小企業にあまり利用されていない
名刺管理ソフト全体の企業規模の内訳とSansanの企業規模の内訳を比較すると、以下のグラフの通り、大企業の割合が高く、中小企業の割合が低い結果でした。Sansanは大企業に適していて、中小企業にはあまり利用されていない製品であることが示唆されました。
Cloudどっと名刺は中小企業に特に向いていて、大企業にあまり利用されていない
名刺管理ソフト全体の企業規模の内訳とCloudどっと名刺の企業規模の内訳を比較すると、以下のグラフの通り、中小企業の割合が高く、大企業の割合が低い結果でした。Cloudどっと名刺は中小企業に適していて、大企業にはあまり利用されていない製品であることが示唆されました。
Eightシリーズは中小企業に特に向いていて大企業と中堅企業にあまり利用されていない
名刺管理ソフト全体の企業規模の内訳とEightシリーズの企業規模の内訳を比較すると、以下のグラフの通り、大企業と中堅企業の割合が低い結果でした。Eightシリーズは大企業と中堅企業にあまり人気がない製品であることが示唆されました。
なお、上記の全製品とシェアTOP3製品の企業規模の内訳の比較は、全製品を1としたときの相対値が1.2以上の内訳の企業規模を特に向いているとし、相対値が0.8以下の企業規模をあまり利用されていないとしました。
市場シェアと合わせて自社にあった名刺管理ソフトを探そう！
名刺管理ソフト診断でかんたんな質問に答えると、対象の企業規模以外にも、自社に必要な機能、金額、その製品の強み、弱みを一覧で比較表を作成し、自社にぴったりの名刺管理ソフトがわかります。
かんたんな質問に答えてぴったりの名刺管理ソフトをチェック
