SaaSアナリスト。筑波大学大学院卒業後、株式会社PIGNUSに入社。FitGapでは製品の強み注意点などのレポートを担当。

遠藤慎

Redmineなどの海外のプロジェクト管理ソフトのようにプラグインを活用して機能を拡張することはできません。標準でプロジェクト管理ソフトに必要な機能は備わっているため、それを活用することになります。

プラグインや独自カスタマイズが限定的

あるタスクに関する担当者を2人以上設定すると当事者意識が薄れるため、担当者が1人になるようにタスクを分割して割り振るべきであるという思想を持っているため、1つのタスクに対して複数の担当者を設定することができません。

タスクに複数の担当者を割り振れない

スタータープラン、スタンダートプランでは一部機能が制限されています。小規模で運用したい企業にとっては、オープンソースで機能追加しても料金のかからないRedmineや少人数の利用では料金の発生しないJiraの方が適している可能性があります。

小規模利用に向かない

Backlogは、株式会社ヌーラボが提供するタスク管理・プロジェクト管理のクラウドツールです。この製品は、工数登録、カンバン、ガントチャートなど、プロジェクトの進行とコラボレーションをサポートする多様な機能を提供しています。2022年12月の有料契約は13,000件以上で、幅広い業界で利用されています。株式会社ヌーラボは、Backlogの他にビジネスチャットの「Typetalk」やデザインソフトの「Cacoo」も提供しており、東京証券取引所グロース市場に上場しています。

中規模 45%

小規模 29%

大規模 26%

IT、インターネット 39%

製造 19%

士業、コンサルティング 5%

金融、保険 5%

その他の業種 5%

Chatwork

Tocaro

ラクロー

Cacoo

Microsoft Teams

Slack

Google Chat

Redmine

Jira Software

ジョーシス

Salesforce

Naoshite

zooba

Yoom

月額費用

利用料金は利用ユーザー数ではなくプロジェクト数によって決定するため、ユーザーを無制限に追加しても料金は発生しません。プレミアムプランより上位のプランでは作成できるプロジェクト数も無制限になります。従業員数の多い大企業ほど恩恵がある料金体系で複数の上場企業の導入実績があります。

利用ユーザー数に依存しない料金体系

メールやチャットによるサポートの他に公式パートナーによる導入や技術支援を受けることができます。これによって初めてプロジェクト管理ソフトを導入する企業でも安心して運用することが可能です。加えて公式のユーザーコミュニティを提供しており、ユーザー間で疑問を解決することもできます。

導入、運用サポート

基本的にはクラウド版での提供ですが、オンプレミス版も提供しています。オンプレミス版ではストレージ容量の上限が無く無制限で利用可能です。

複数の提供形態

Backlog

kintoneは誰でも手軽にアプリ開発を行うことのできる製品です。その反面、無計画に業務の全体像を把握せずアプリを作成すると利用しづらいモノが複数作られます。アプリを開発する際は、自社が求める業務要件やそのためにどのような機能を実装する必要があるかを管理できる担当者を立てて作成する必要があります。

アプリ開発の管理者が必要

非IT専門の従業員のみで自社の要件にカスタマイズしたアプリを作成、利用する場合、外部へ開発を依頼する必要がある可能性が高いです。加えて販売されているプラグインなどを利用する場合、通常の利用料金に加え費用が発生する可能性があります。中堅企業以上の規模で本製品を導入する際、ユーザーごとの利用料金のみで予算を立てた場合うまく業務に活用できない可能性があります。

プラグインの利用、開発の追加コスト

「ノーコード」のSaaSプラットフォームとして設計されており、多くの人々にとってはアクセシビリティの面で魅力的です。しかしこれは、高度なカスタマイズや特定の業務要求に応える能力に制約があることを意味します。特定の業務フローやニーズに応じたカスタマイズが求められる場合、kintoneの既存のテンプレートや機能だけでは十分でないことがあります。

カスタマイズ制限

kintoneは、サイボウズ株式会社が提供するグループウェアです。主要な機能には、プログラミング不要での業務アプリ作成、データの蓄積や集計機能があります。これらの機能により、チーム内の情報共有や見える化を促進し、生産性向上を実現します​​​​​​​​。サイボウズ株式会社は、このほかにも「サイボウズ Office」「Garoon」といった製品を提供し、チームワークを支援するグループウェアの開発に注力しています​​​​。

大規模 42%

中規模 29%

IT、インターネット 9%

卸売、小売 9%

その他の業種 9%

飲食、宿泊 7%

コラボフロー

X-point Cloud

kincone

アラジンオフィス 鐵王

アラジンオフィス

勘定奉行クラウド

MAJOR FLOW Z KEIHI

Traveler'sWAN

ASTERIA Warp

kMailer

配配メール

freeeサイン

MakeLeaps

BizteX Connect

PCAクラウド商魂

SATORI

トヨクモ スケジューラー

ferret One

マネーフォワード クラウド請求書

カイクラ

WAN-Sign

BtoBプラットフォーム 請求書

Kairos 3 Marketing

Great Sign

ドキュサイン

クラウドサイン

Dropbox

Platio

Bill One

Sansan

電子印鑑GMOサイン

Acrobat Sign

Eight Team

BowNow

クライゼル

monday.com

BlueBean

GMOトラスト・ログイン

Adobe Marketo Engage

board

Garoon

MiiTel

Coopel

multibook

BIZTELコールセンター

Extic

SmartRead

Focus U タイムレコーダー

請求管理ロボ

アルテマブルー

CallConnect

BtoBプラットフォーム 受発注

ZAICO

Adobe Acrobat

Eight

DocuWorks

FutureStage 製造業向け生産管理システム

クウゼン

formrun

ChatPlus

MotionBoard クラウド版

楽楽明細

ユーソナー

スーパーカクテルCoreFOODs原価

スーパーカクテルCore 販売

スーパーカクテルCoreFOODs生産

スーパーカクテルCoreFOODs販売

スーパーカクテルCore 会計

PCAクラウド固定資産hyper

ドキュトーン

UiPath Automation Cloud

UiPath Automation Suite

おりこうブログ

クローバ PAGE

PCAクラウド法人税

ApeosPlus Cards R

商蔵奉行クラウド

direct

ActionPassport

Create!Webフロー

formstack

List Finder

MAJOR FLOW Z FORM

manage債権債務申請

SHANON MARKETING PLATFORM

ホットプロファイル

Kinkan

manageグループウェア

manageワークフロー

manage人事

manage経費

manage給与明細

Tonichi NEXTa Meishi

CLOUD PAPER

Gluegent Flow 情シスクラウド

kintoneはノーコード、ローコードで独自のアプリを開発できます。これにより、顧客管理や交通費精算等の業務をデジタル化し、オペレーションの効率化を図ることが可能です。また完全新規で開発を行うだけでなく、kintone側から提供されているサンプルアプリを自社に合わせて設定などを変更して利用することも可能です。

ノーコードアプリ開発

自社の要件に合わせて各業務のアプリケーション、プラグインを開発することによって同一プラットフォームで高機能な勤怠管理や経費精算などの業務アプリを利用可能です。アプリのUIなどを統一することができ利用者の学習コストを下げることが可能です。また、他のノーコードアプリ開発系のグループウェアと比較して外注で開発を頼める環境が整っています。

機能群を同一プラットフォームで利用可能

kintoneは、ISO 27001、ISO 27017などの国際的なセキュリティ認証に加え、日本のセキュリティ基準であるISMAPを取得しています。またIPアドレス制限だけでなく、クライアント証明書を発行し、インストールしている端末のアクセスを許可することで社外から正規の利用者のアクセスが簡単になります。

セキュリティ

kintone

本製品は多機能で大企業でも利用可能な製品ですが、その反面シンプルなタスク管理、プロジェクト管理を行いたい場合はオーバースペックな製品です。1人当たりの利用料も他のタスク管理、プロジェクト管理製品と比較すると高めのためシンプルな機能を求めている方には向いていません。

多機能で複雑な製品

利用中のサポートが他製品と比較すると少ない製品です。ホームページ上にサポートページは用意されており、よくある問題の解決方法やチャットサポートを受けることができますが電話などで直接問題を解決することはできません。加えて、個人で多く利用されている製品と比較するとWeb上に日本語の解説記事などが少ないです。

製品の利用サポート

Asanaの無料プランでは基本的なタスク管理機能が利用できますが、タイムライン、カスタムフィールド、無制限のダッシュボードなどの高度な機能はプレミアムプラン以上でのみ利用可能です。これにより、小規模なチームや予算の限られた企業にとっては、コストが問題となる可能性があります​。

高度な機能は有料プランに限定

Asanaは、タスク管理とプロジェクト管理のためのクラウドベースのツールです。この製品は、「Microsoft Teams」や「Zoom」といった外部サービスとの連携機能を提供し、工数登録、予算登録、プロジェクトの進捗管理など、プロジェクトの効率的な運営をサポートする多様な機能を備えています。世界190ヵ国で100万以上のチームで活用されているグローバルに利用されている製品です。

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