おすすめ製品の早見表
| 製品名 | タイプ | 料金 | 企業規模 | 評価ポイント |
|---|---|---|---|---|
| クラウドサイン | 契約締結特化の汎用電子契約タイプ 📝 | 0円〜月 |
| 顧問先も迷わず署名しやすい。企業規模を問わず導入シェアがトップ。 |
| 電子印鑑GMOサイン | 契約締結特化の汎用電子契約タイプ 📝 | 0円〜月 |
| 立会人型と当事者型を使い分け可能。重要契約の厳格運用にも対応。 |
| ベクターサイン | 契約締結特化の汎用電子契約タイプ 📝 | 0円〜1通 |
| 初期費用・月額基本料0円。少件数の電子契約を固定費なしで始められる。 |
| LegalForce | AI契約審査・レビュー搭載タイプ 🤖 | 要問合せ |
| AIで契約リスクを検出し、審査基準を共有可能。士業シェアもトップ。 |
| freeeサイン | AI契約審査・レビュー搭載タイプ 🤖 | 0円〜月 |
| 作成から締結・保管まで一体管理。使いやすく中小企業シェアもトップ。 |
| ドキュサイン | AI契約審査・レビュー搭載タイプ 🤖 | 0円〜月 |
| 世界180か国・44言語に対応。海外契約や英文契約を扱う企業に合う。 |
| マネーフォワード クラウド契約 | 契約ライフサイクル管理(CLM)一体タイプ ⚙️ | 900円月 |
| 送信料・保管料を抑えやすい。契約件数が多くても費用を見通せる。 |
| Shachihata Cloud | 契約ライフサイクル管理(CLM)一体タイプ ⚙️ | 13,200円年額/5ユーザー |
| 紙の押印・稟議フローを電子化しやすい。条件分岐承認にも対応。 |
| ContractS CLM | 契約ライフサイクル管理(CLM)一体タイプ ⚙️ | 要問合せ |
| 契約の作成から更新管理まで網羅。AI解析や条項抽出にも対応。 |
電子契約システムの導入によって得られる効果
電子契約システムは、契約の締結や保管をオンラインで進めるための仕組みです。導入前後で変わる点は、下の表で確認できます。
| 導入前の課題 | 導入によって得られる効果 |
|---|---|
| 契約書の郵送に手間がかかる | 契約締結をオンラインで進め、印刷や郵送、返送待ちの作業を減らせます |
| 契約書の押印待ち確認が大変 | 契約の進捗を一覧で確認でき、催促や確認連絡を進めやすくなります |
| 契約書の保管が紙中心 | 締結済み契約をデータで保管し、ファイル整理や保管場所の管理を減らせます |
| 電子帳簿保存法への対応が不安 | 契約データの保存条件を確認しやすくなり、電子帳簿保存法への対応負担を抑えられます |
| 契約締結記録の管理が不安 | 署名者や締結日時の記録を残しやすくなり、確認や監査対応を進めやすくなります |
続いて、弁護士向け電子契約システムをタイプ別に分類し、それぞれのおすすめ製品を紹介します。
弁護士向け電子契約システム3タイプを解説
| 比較項目 | 契約締結特化の汎用電子契約タイプ | AI契約審査・レビュー搭載タイプ | 契約ライフサイクル管理(CLM)一体タイプ |
|---|---|---|---|
| 優れている点 | 立会人型署名で締結を高速化 | AIがリスク条項を自動検出 | 契約更新期限を自動で一元管理 |
| できること | 立会人型署名タイムスタンプテンプレート管理 | AIリスク検出自動レビューレビュー基準蓄積 | 期限一元管理承認フロー管理証跡一元化 |
| 適している企業/業種 | 弁護士法律事務所 | 弁護士法務専任者が少ない事務所 | 大規模法律事務所法務チーム |
| 料金目安 | 無料〜(月額基本料0円、送信件数に応じた従量課金あり) | 要問合せ(企業規模・利用範囲による個別見積もり) | 要問合せ(個別見積もり) |
タイプ別おすすめ製品
契約締結特化の汎用電子契約タイプ 📝
このタイプが合う企業:
どんなタイプか:
おすすめ製品3選
相手方が迷わず署名しやすい操作性重視の電子契約サービス
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
手軽な署名と証拠力重視の署名を使い分けたい法律事務所向け
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
使った分だけ支払う料金で始めやすい小規模法律事務所におすすめ
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
AI契約審査・レビュー搭載タイプ 🤖
このタイプが合う企業:
どんなタイプか:
おすすめ製品3選
契約書レビューの品質管理に軸足を置くAI契約審査ツール
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
作成から締結・保管まで1つで回したい小規模事務所におすすめ
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
海外クライアントや英文契約の締結に強い国際対応の電子契約システム
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
契約ライフサイクル管理(CLM)一体タイプ ⚙️
このタイプが合う企業:
どんなタイプか:
おすすめ製品3選
送信料と保管料を抑えて契約管理まで一体化したい事務所向け
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
従来の押印・承認文化を残しながら電子化したい事務所におすすめ
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
契約の作成から更新・終了まで一元管理したい中堅以上の事務所向け
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
比較すべき機能の優先度マップ
どこから比較すべきか
選定の決め手
クラウドサイン | 電子印鑑GMOサイン | ベクターサイン | LegalForce | freeeサイン | ドキュサイン | マネーフォワード クラウド契約 | Shachihata Cloud | ContractS CLM | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
AIリスク解析 契約条文を自動解析し、過大責任や抜け漏れなどのリスクを指摘できるか | |||||||||
レッドライン履歴 変更点を赤入れ表示し、コメントをスレッドで残せるか | |||||||||
多段階承認 「担当→上長→法務」など2段階以上の承認ルートを設定できるか | |||||||||
更新リマインド 満了日や自動更新日をもとにメール/Slack/Teamsで自動通知できるか | |||||||||
交渉プレイブック 条項ごとの代替案/社内基準を登録し、交渉時に提示できるか | |||||||||
契約義務管理 支払・検収・更新などのタスクを登録し、期日管理できるか | |||||||||
条項抽出 PDF/Wordから管轄・自動更新などの条項を自動で抜き出せるか |
一部の企業で必須
クラウドサイン | 電子印鑑GMOサイン | ベクターサイン | LegalForce | freeeサイン | ドキュサイン | マネーフォワード クラウド契約 | Shachihata Cloud | ContractS CLM | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
海外署名法対応 eIDAS(EU)・ESIGN/UETA(米)など海外の電子署名法に対応できるか | |||||||||
電子証明書署名対応 公的/認定CAの電子証明書(AATL/GPKI等)で実印相当の署名ができるか | |||||||||
署名2FA対応 署名時にSMS/メールOTPや認証アプリで2要素認証を必須化できるか | |||||||||
外部文書管理 紙スキャンや他社のPDFを取り込み、タグ付けと全文検索で一元管理できるか | |||||||||
eKYC本人確認 顔写真と身分証の撮影で署名者の本人確認を行えるか |
ほぼ全製品が対応
クラウドサイン | 電子印鑑GMOサイン | ベクターサイン | LegalForce | freeeサイン | ドキュサイン | マネーフォワード クラウド契約 | Shachihata Cloud | ContractS CLM | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
タイムスタンプ対応 認定時刻のタイムスタンプを付与できるか | |||||||||
長期署名対応(LTV) 証明書が失効しても検証できる長期署名(PAdES‑LTV等)に対応できるか | |||||||||
監査証跡出力 いつ誰が開いた/署名したか等の証跡をPDF/CSVで出力できるか | |||||||||
電子帳簿保存法対応 日本の電子帳簿保存法(電子取引/スキャナ保存)に対応できるか |
優先度が低い
クラウドサイン | 電子印鑑GMOサイン | ベクターサイン | LegalForce | freeeサイン | ドキュサイン | マネーフォワード クラウド契約 | Shachihata Cloud | ContractS CLM | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
SMS署名依頼送信 署名依頼をSMSでも送信できるか | |||||||||
決済連携 署名と同時にオンライン決済(例:Stripe)と連携できるか | |||||||||
埋め込み署名 自社Web/アプリ内に署名画面を埋め込んで実行できるか |
弁護士の電子契約システムの選び方
このページでの絞り込み方
- 1タイプを見て、主な目的に近い製品を絞る顧問契約やNDAを早く締結したい場合と、契約書レビューの品質をそろえたい場合では向く製品が変わります。契約の作成から更新管理まで扱いたい場合は、CLM一体型も選択肢になります。まずは事務所の主な目的に近いタイプを選びます。タイプ別おすすめへ ↑
- 2外せない機能は、機能の優先度マップで確認するAIリスク解析と承認、期限管理や監査証跡は弁護士向けの選定結果に影響しやすい項目です。海外案件や本人確認、紙契約の混在は契約類型によって必要性が変わるため、先に確認します。機能の優先度マップへ ↑
- 3事務所の運用・契約条件をそろえるタイプと機能を押さえたら、依頼者や相手方に求める手順と、レビュー担当者の分担を整理します。締結後の管理範囲と料金形態も同じ段階でそろえると、導入後の負担を比べやすくなります。下の比較ポイントでは、機能の○×に加えて確認したい条件をまとめています。
ここからは、弁護士・法律事務所で電子契約を日常業務に乗せるための条件を整理します。相手方の署名負担と契約書レビューの進め方をそろえます。締結後の管理範囲から料金形態、導入方法まで見通すと選びやすくなります。
機能だけでは分かりにくい、運用・契約条件の比較ポイント
署名の厳格さと相手方の負担
顧問先や依頼者に負担をかけずに進める契約と、本人性を強く確認したい契約では運用が変わります。通常契約と重要契約を同じ流れにすると、相手方の手間か証跡のどちらかに無理が出やすくなります。
製品の分かれ方:製品の分かれ方は大きく三通りです。メール認証で進める製品、署名方式を使い分ける製品、海外の相手方との締結にも広げる製品に分かれます。
- メール認証で進める製品依頼者や相手方が登録なしで署名に進みやすい製品です。ただし厳格な本人確認が必要な案件では、別の署名方式も確認します。代表製品:クラウドサイン / ベクターサイン
- 署名方式を使い分ける製品通常契約と重要契約で署名方式を分けやすい製品です。ただし相手方へ求める手順が増える場合は、事前案内が必要です。代表製品:電子印鑑GMOサイン
- 海外の相手方との締結にも広げる製品海外クライアントとの締結フローを整えやすい製品です。ただし国内中心の契約だけなら、運用が大きくなりすぎる場合があります。代表製品:ドキュサイン
レビュー業務と締結業務の分担
契約書レビューを効率化したいのか、署名や保管まで一つの流れにしたいのかで選び方が変わります。弁護士が修正方針を蓄積する運用と、事務担当者が締結を回す運用では、見るべき製品群が異なります。
製品の分かれ方:分担の置き方は大きく三通りです。AIレビューを中心にする製品、作成から保管まで一体で扱う製品、契約プロセス全体を管理する製品に分かれます。
- AIレビューを中心にする製品契約書のリスク確認や修正方針をそろえやすい製品です。ただし締結や保管は、別サービスとの組み合わせを前提にします。代表製品:LegalForce
- 作成から保管まで一体で扱う製品小規模事務所で契約業務をまとめて回しやすい製品です。ただし高度なレビュー基準を蓄積したい場合は、補完策が必要です。代表製品:freeeサイン
- 契約プロセス全体を管理する製品複数人でレビューや承認を進める案件を追いやすい製品です。ただし導入前に、既存契約の移し方を整理する必要があります。代表製品:ContractS CLM
締結後の管理範囲と案件数
案件数が増えるほど、締結済み契約の検索や更新期限の確認が重くなります。紙と電子が混在する事務所では、締結後の保管場所と管理項目を決めないまま使い始めると、後から探す負担が残ります。
製品の分かれ方:管理範囲は大きく三通りです。締結済み契約をまとめる製品、押印・承認文化を残して管理する製品、更新期限や義務まで追う製品に分かれます。
- 締結済み契約をまとめる製品締結した契約を一つの場所で扱いやすい製品です。ただし条項や義務まで追う運用では、管理項目を追加で決めます。代表製品:マネーフォワード クラウド契約
- 押印・承認文化を残して管理する製品所長承認や紙に近い確認手順を電子化しやすい製品です。ただし期限や条項管理を深める場合は、対象範囲を確認します。代表製品:Shachihata Cloud
- 更新期限や義務まで追う製品案件横断で契約の状態や期限を追いやすい製品です。ただし締結だけを安く始めたい場合は、準備が重くなります。代表製品:ContractS CLM
料金形態と導入の進め方
月数件の顧問契約から始める事務所と、多数の案件を複数人で扱う事務所では総額の見通しが変わります。レビュー支援やCLMまで含めると、料金表だけでなく導入範囲の整理も必要になります。
製品の分かれ方:進め方は大きく三通りです。送信量に合わせて小さく始める製品、プラン表で利用範囲を把握する製品、導入範囲を相談して見積もる製品に分かれます。
- 送信量に合わせて小さく始める製品契約件数が少ない事務所で固定費を抑えやすい製品です。ただし件数が増えると、料金形態の見直しが必要です。代表製品:ベクターサイン / 電子印鑑GMOサイン
- プラン表で利用範囲を把握する製品月額や利用範囲を把握して試しやすい製品です。ただし上位機能や関連サービスを含めると、総額は変わります。代表製品:freeeサイン / マネーフォワード クラウド契約
- 導入範囲を相談して見積もる製品レビュー基準や契約管理の設計まで含めて進めやすい製品です。ただし比較には、同じ利用範囲で条件をそろえる手間がかかります。代表製品:LegalForce / ContractS CLM
よくある質問
AIで契約書のリスク条項をレビューできますか?
AI契約審査に対応した製品なら、契約書を読み込んで抜けや不利な条項を自動で指摘し、レビューの抜け漏れを減らせます。過去の基準やひな形と照らして確認できる製品もあり、審査の品質を保てます。レビュー件数が多い事務所ほど、AI審査で作業の負担を減らせます。
依頼者や相手方が使いやすく、署名の効力も保てますか?
多くの製品は、相手方がアカウント登録なしで署名でき、電子署名法とタイムスタンプで法的な効力も保てます。ITに不慣れな依頼者でもメールのリンクから進められるのが利点です。依頼者の層が幅広い事務所なら、相手の操作の簡単さを確認しておきましょう。
弁護士向けの電子契約システムはいくらくらいですか?
弁護士向けでも無料から使える製品が多く、クラウドサインや電子印鑑GMOサインが代表例です。有料でもマネーフォワード クラウド契約の月900円から始められます。AI契約審査やCLMを備えた製品は要問い合わせが中心で、機能の幅で費用が変わります。
多数のクライアント契約を一元管理できますか?
CLM一体型の製品なら、案件ごとの契約を作成から締結、更新管理まで一つの基盤で扱え、契約業務の属人化を防げます。期限管理や全文検索で必要な契約をすぐ取り出せ、更新対応の抜けも防げます。クライアントや契約の件数が多い事務所ほど、一元管理の効果が大きく出ます。
AIレビューやCLMが過剰になるのはどんな場合ですか?
扱う契約が少なく、署名の電子化だけが目的の事務所では、AIレビューやCLMまでは使い切れないことがあります。この場合は締結特化の汎用製品で、署名と保管を十分にまかなえます。契約の量とレビューの負担に応じて、必要な機能の範囲を見極めましょう。
※掲載している機能・対応範囲・料金は一般的な目安です。製品・プラン・契約条件により異なる場合があるため、導入前に各製品の最新の公式情報や比較表でご確認ください。
サービスカテゴリ
AI・エージェント
ソフトウェア(Saas)