おすすめ製品の早見表
| 製品名 | タイプ | 料金 | 企業規模 | 評価ポイント |
|---|---|---|---|---|
| GroupSession | 国産オールインワンタイプ 🇯🇵 | 440,000円年 |
| 稟議・掲示板・日報まで国産OSSで統合。無償から大規模運用まで選べる。 |
| シラサギ | 国産オールインワンタイプ 🇯🇵 | 0円〜 |
| 公開サイト運用と稟議を同じ国産OSS基盤で管理できる。公共系の実績もある。 |
| Tec STORK. | 国産オールインワンタイプ 🇯🇵 | 要問合せ |
| 既存業務システム連携を前提に、庁内ポータルとワークフローを自社運用できる。 |
| Nextcloud | ファイル共有・コラボレーション基盤タイプ ☁️ | 0円〜ユーザー/年 |
| ファイル共有から会議・共同編集まで自己管理型で統合。データ統制にも強い。 |
| Zimbra Collaboration | ファイル共有・コラボレーション基盤タイプ ☁️ | 要問合せ |
| メール基盤と予定管理をまとめて刷新できる。権限管理や多ドメイン運用にも対応。 |
| Cozy Cloud | ファイル共有・コラボレーション基盤タイプ ☁️ | 要問合せ |
| EU圏でのデータ管理に強い。期限付き共有や共同編集、パスワード管理も統合。 |
| grommunio | メール・PIM統合タイプ ✉️ | 要問合せ |
| Outlook環境を保ったままExchange代替を自社管理できる。コンテナ運用にも対応。 |
| Kopano | メール・PIM統合タイプ ✉️ | 要問合せ |
| マルチテナントで大規模展開できる。Docker前提で標準化した運用に向く。 |
| SOGo | メール・PIM統合タイプ ✉️ | 要問合せ |
| 標準プロトコルで複数端末を統一。Outlook連携も無料プラグインで低コスト。 |
グループウェアの導入によって得られる効果
グループウェアは、予定、掲示板、ファイル共有などをまとめて使えるようにするツールです。導入前後で変わる点は、下の表で確認できます。
| 導入前の課題 | 導入によって得られる効果 |
|---|---|
| 社内のお知らせを見落としやすい | 掲示板や通知で社内のお知らせをまとめ、確認漏れを減らせます |
| 予定共有に手間がかかる | 予定や会議室の情報をまとめて確認でき、日程確認や連絡を進めやすくなります |
| ファイル共有に時間がかかる | 社内文書を共通の場所で扱いやすくなり、探す作業や送付作業を減らせます |
| 部署間の情報共有が遅れやすい | 掲示板やファイル共有で情報を届けやすくなり、部署間の確認待ちを抑えられます |
| 部署間の状況を把握しにくい | 予定や連絡状況をまとめて見られるようになり、部署をまたいだ確認や調整を進めやすくなります |
続いて、オープンソースのグループウェアをタイプ別に分類し、それぞれのおすすめ製品を紹介します。
オープンソースのグループウェア3タイプを解説
| 比較項目 | 国産オールインワンタイプ | ファイル共有・コラボレーション基盤タイプ | メール・PIM統合タイプ |
|---|---|---|---|
| 優れている点 | 日本型業務をまるごと標準搭載 | 自社管理でファイルを安全に共有 | 既存メール環境のまま基盤移行 |
| できること | 稟議ワークフロー日本語ポータル画面回覧板・掲示板 | ファイル同期共有オンラインオフィスアプリ機能拡張 | Outlook互換ActiveSyncメールサーバー統合管理 |
| 適している企業/業種 | 中小企業自治体医療機関 | 中堅企業大企業 | 中堅企業大企業 |
| 料金目安 | 公式サイトで要確認 | 要問合せ | 要問合せ |
タイプ別おすすめ製品
国産オールインワンタイプ 🇯🇵
このタイプが合う企業:
どんなタイプか:
おすすめ製品3選
ライセンス費を抑えて定番業務を自社運用したい中小企業におすすめ
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
公開サイトと庁内業務をまとめて運用できる公共向けグループウェア
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
規制業種の自社運用に合わせて個別構築できる国産グループウェア
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
ファイル共有・コラボレーション基盤タイプ ☁️
このタイプが合う企業:
どんなタイプか:
おすすめ製品3選
ファイル共有を起点に必要な機能を育てられるオープンソース基盤
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
メール基盤の刷新と予定管理を同時に整えたい中堅・大企業向け
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
EU圏とのデータ授受やデータ所在地を重視する組織におすすめ
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
メール・PIM統合タイプ ✉️
このタイプが合う企業:
どんなタイプか:
おすすめ製品3選
クライアントを変えずにメール基盤を自社管理へ移せるグループウェア
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
利用者をテナント単位で分けて管理したい事業者や大企業グループ向け
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
既存メール基盤に予定共有を軽く足せるオープンソースグループウェア
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
比較すべき機能の優先度マップ
要件の優先度チャートとは?
選定の決め手
一部の企業で必須
ほぼ全製品が対応
優先度が低い
オープンソースのグループウェアの選び方
このページでの絞り込み方
- 1タイプを見て、大まかに製品を絞るまず、国産オールインワン型からメール・PIM統合型までの3タイプを確認します。自社の中心業務に近いタイプを選ぶと、読み進める順番が決めやすくなります。タイプ別おすすめへ ↑
- 2機能の優先度マップで必須条件をそろえる日本語UI、ITエンジニアの有無、初期搭載機能などを自社の運用条件と照らし合わせます。機能の優先度マップへ ↑
- 3運用・契約条件で導入後の負担を確認する最後に、構築担当とデータの置き場所をそろえます。サポートの受け方まで同じ条件で考えると、長期運用の負担が想像しやすくなります。
機能の○×に加えて、OSSのグループウェアではサーバー保守や日本語での社内定着まで選定に響きます。データ管理と商用支援の受け方もそろえると、導入後の負担を想像しやすくなります。
機能だけでは分かりにくい、運用・契約条件の比較ポイント
構築・保守を担う体制
社内にサーバー運用を担う人がいない場合、無料版を入れても更新作業や障害対応が止まりやすくなります。外部委託やマネージド運用まで含めて考えないと、担当者の異動だけで継続利用が難しくなります。
製品の分かれ方:製品は大きく3通りです。自社サーバーへインストールする製品、クラウドや専用サーバーを選べる製品、コンテナや既存メール基盤に組み込む製品に分かれます。
- 自社サーバーで国産業務をまとめる製品社内の申請や掲示板を日本語画面で始めやすい製品です。ただしサーバー準備と更新作業を担う人が必要です。代表製品:GroupSession / シラサギ
- プライベートクラウドとして育てる製品ファイル共有を起点に必要な機能を増やしやすい製品です。ただしアプリ追加後の保守と更新計画が必要です。代表製品:Nextcloud
- メール基盤として組み込む製品既存のメール運用を軸に予定表や連絡先を統合しやすい製品です。ただしメールサーバーの運用知識が必要です。代表製品:Zimbra Collaboration / SOGo
日本語運用と社内定着
日本語UIの有無だけで導入すると、メニュー名やヘルプの理解に時間がかかります。稟議や回覧板のような業務用語を使う組織では、画面の言葉が社内説明のしやすさに直結します。
製品の分かれ方:製品は大きく3通りです。日本企業の業務用語を前提にした製品、海外発の基盤を日本語化して使う製品、メール中心の慣れた画面に寄せる製品に分かれます。
- 日本型業務の言葉になじみやすい製品稟議や回覧板を説明しやすく、初めて使う社員にも展開しやすい製品です。ただし共同編集や通話まで同じ製品で厚くそろうとは限りません。代表製品:GroupSession / シラサギ
- ファイル共有を中心に教育する製品資料共有から始める組織では、利用場面を説明しやすい製品です。ただし日本語ヘルプや社内ルール作りの工数が残ります。代表製品:Nextcloud
- メール中心の利用感に寄せる製品メールと予定表を日常的に使う社員には、移行後の画面変化を抑えやすい製品です。ただし掲示板や日報まで国産UIでそろえる用途には向きにくくなります。代表製品:Zimbra Collaboration / grommunio
データ保管と外部共有の運用範囲
取引先とのファイル共有やメール保管が多い組織では、データを置く場所と共有ルールが曖昧だと管理が複雑になります。社外共有の期限やログ確認が決まらないまま利用が広がると、保管先の方針を後からそろえにくくなります。
製品の分かれ方:製品は大きく3通りです。社内文書を中心に置く製品、ファイル共有を主軸にする製品、メールと予定表のデータを中心に管理する製品に分かれます。
- 社内文書とポータルを同じ基盤に置く製品庁内文書や社内通知を同じ入口に集めやすい製品です。ただし公開サイトや承認業務を含む運用設計が必要です。代表製品:シラサギ
- ファイル共有を自社管理する製品社外共有や共同編集を自社基盤で扱いやすい製品です。ただし容量管理やバックアップの責任は自社側に残ります。代表製品:Nextcloud
- メールと予定表を中心に保管する製品メール、連絡先、予定表を同じ基盤で保管しやすい製品です。ただしファイル共同編集を主目的にする場合は不足が出ます。代表製品:Zimbra Collaboration / SOGo
商用支援と契約経路
本番利用で障害対応や更新相談が必要になる組織では、無償利用の範囲だけでは責任分担が曖昧になります。問い合わせ窓口やパートナーが整理されていないと、商用版への切り替え時に社内だけで抱え込みやすくなります。
製品の分かれ方:製品は大きく3通りです。無償版から有償サポートを足す製品、パートナーや商用版を前提に進める製品、コミュニティ情報を中心に自社で解決する製品に分かれます。
- 無償版から有償支援を足せる製品小さく始めてから支援を追加しやすい製品です。ただし支援内容と費用は本番利用前に整理が必要です。代表製品:GroupSession / SOGo
- パートナーや商用版と合わせて進める製品大規模利用や社内標準化を支援付きで進めやすい製品です。ただし見積もり条件と契約範囲を早めに固める必要があります。代表製品:Nextcloud / Zimbra Collaboration
- 自社で調査しながら運用する製品検証環境を作って低コストで試しやすい製品です。ただし障害時に社内で調べる時間を確保する必要があります。代表製品:シラサギ
よくある質問
オープンソースのグループウェアでは何ができますか?
ライセンス費用なしで導入でき、稟議や掲示板、設備予約、ファイル共有などを社内で運用できます。ソースが公開されているため、自社で機能を追加したり既存システムと連携したりできる点が特徴です。国産オールインワン型・ファイル共有の基盤型・メールやPIM統合型の3タイプがあります。
ライセンス費用なしで使えますか?
使えます。GroupSessionやシラサギ、Nextcloudなどは無償で導入でき、ライセンス料はかかりません。ただしサーバーの用意や初期設定、保守を自社で担う必要があり、技術者がいないと運用の手間や費用がかさむことがあります。無償の範囲と運用にかかる体制を合わせて見ておくと安心です。
日本の業務に合った機能や既存システムとの連携はできますか?
できます。国産のGroupSessionは稟議や掲示板、設備予約から日報、安否確認までを一つにまとめやすく、シラサギは自治体や教育機関での利用に向きます。NextcloudやZimbraはファイル共有やメールの基盤として使え、既存システムと連携できます。日本の業務への対応と必要な機能に合うかが要点です。
オープンソースのグループウェアの料金はどのくらいですか?
ソフト自体は無償で使えるものが多く、ライセンス費用はかかりません。ただし自社で運用する場合はサーバー費用や設定・保守の人件費がかかり、サポート付きの有償版を選ぶ手もあります。GroupSessionは有償のZIONが年440,000円ほどで、サポートや機能を強化できます。無償の範囲と運用体制の合計で判断すると安心です。
国産のクラウド型とオープンソースはどう使い分けますか?
手間なく導入してすぐ使いたいなら、国産のクラウド型が無難です。一方で、ライセンス費用を抑えたい・自社で自由に作り込みたい場合は、社内に技術者がいればオープンソースが選択肢になります。導入や保守にかけられる人手と求める自由度を踏まえて選ぶと失敗しません。
※掲載している機能・対応範囲・料金は一般的な目安です。製品・プラン・契約条件により異なる場合があるため、導入前に各製品の最新の公式情報や比較表でご確認ください。
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