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オープンソースのグループウェアおすすめ9選|タイプ別の選び方ガイド

更新:2026/6/20
オープンソースのグループウェアは、ライセンス費用と社内で担う構築・保守の範囲も比較対象になります。稟議や回覧板を日本語画面で扱う製品、ファイル共有や共同編集を中心に広げる製品、メール・予定表の移行を支える製品では、向いている使い方が分かれます。まず社内で扱いたい作業とサーバー運用の負担を切り分けると、合わないタイプを早めに外せます。このページでは、日本語UIの完成度と自社で構築・保守を担うITエンジニアの体制を分けて、OSS系グループウェアの候補を比較できます。
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レビュー担当 遠藤 慎
Google Workspace・Slack等の業務基盤ツールを日常的に利用し、SaaS製品の体系的な比較検証ノウハウをもとに各製品を評価している。
FitGapにおけるすべての評価は、公平性を最優先に、客観的なアルゴリズムを用いて計算されています。製品の評価方法は「FitGapの評価メソッド」、シェアデータの算出根拠は「シェアスコアの算出方法」をご覧ください。

目次

1
タイプ別おすすめ製品
国産オールインワンタイプ 🇯🇵
GroupSession
/ シラサギ
/ Tec STORK.
ファイル共有・コラボレーション基盤タイプ ☁️
Nextcloud
/ Zimbra Collaboration
/ Cozy Cloud
メール・PIM統合タイプ ✉️
grommunio
/ Kopano
/ SOGo
企業規模
中小企業
個人事業主
その他
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おすすめ製品の早見表

タイプ別おすすめ製品 9

オープンソース型のグループウェアのおすすめ製品を製品ごとにタイプ、料金、企業規模、評価ポイントで比較する表
製品名タイプ料金企業規模評価ポイント
GroupSession
国産オールインワンタイプ 🇯🇵
440,000円
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

稟議・掲示板・日報まで国産OSSで統合。無償から大規模運用まで選べる。

シラサギ
国産オールインワンタイプ 🇯🇵
0円〜
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

公開サイト運用と稟議を同じ国産OSS基盤で管理できる。公共系の実績もある。

Tec STORK.
国産オールインワンタイプ 🇯🇵
要問合せ
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

既存業務システム連携を前提に、庁内ポータルとワークフローを自社運用できる。

Nextcloud
ファイル共有・コラボレーション基盤タイプ ☁️
0円〜ユーザー/年
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

ファイル共有から会議・共同編集まで自己管理型で統合。データ統制にも強い。

Zimbra Collaboration
ファイル共有・コラボレーション基盤タイプ ☁️
要問合せ
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

メール基盤と予定管理をまとめて刷新できる。権限管理や多ドメイン運用にも対応。

Cozy Cloud
ファイル共有・コラボレーション基盤タイプ ☁️
要問合せ
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

EU圏でのデータ管理に強い。期限付き共有や共同編集、パスワード管理も統合。

grommunio
メール・PIM統合タイプ ✉️
要問合せ
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

Outlook環境を保ったままExchange代替を自社管理できる。コンテナ運用にも対応。

Kopano
メール・PIM統合タイプ ✉️
要問合せ
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

マルチテナントで大規模展開できる。Docker前提で標準化した運用に向く。

SOGo
メール・PIM統合タイプ ✉️
要問合せ
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

標準プロトコルで複数端末を統一。Outlook連携も無料プラグインで低コスト。

グループウェアの導入によって得られる効果

グループウェアは、予定、掲示板、ファイル共有などをまとめて使えるようにするツールです。導入前後で変わる点は、下の表で確認できます。

導入前の課題導入によって得られる効果
社内のお知らせを見落としやすい掲示板や通知で社内のお知らせをまとめ、確認漏れを減らせます
予定共有に手間がかかる予定や会議室の情報をまとめて確認でき、日程確認や連絡を進めやすくなります
ファイル共有に時間がかかる社内文書を共通の場所で扱いやすくなり、探す作業や送付作業を減らせます
部署間の情報共有が遅れやすい掲示板やファイル共有で情報を届けやすくなり、部署間の確認待ちを抑えられます
部署間の状況を把握しにくい予定や連絡状況をまとめて見られるようになり、部署をまたいだ確認や調整を進めやすくなります

続いて、オープンソースのグループウェアをタイプ別に分類し、それぞれのおすすめ製品を紹介します。

オープンソースのグループウェア3タイプを解説

比較項目国産オールインワンタイプファイル共有・コラボレーション基盤タイプメール・PIM統合タイプ
優れている点日本型業務をまるごと標準搭載自社管理でファイルを安全に共有既存メール環境のまま基盤移行
できること稟議ワークフロー日本語ポータル画面回覧板・掲示板ファイル同期共有オンラインオフィスアプリ機能拡張Outlook互換ActiveSyncメールサーバー統合管理
適している企業/業種中小企業自治体医療機関中堅企業大企業中堅企業大企業
料金目安公式サイトで要確認要問合せ要問合せ

タイプ別おすすめ製品

国産オールインワンタイプ 🇯🇵

このタイプが合う企業:

IT専任者が少ない中小企業や自治体・教育機関・医療機関など、日本独自の承認フローや回覧板機能を必要とする組織

どんなタイプか:

ファイル共有やメール基盤より、稟議・回覧板・掲示板など日本型業務を標準搭載する国産OSSグループウェアです。日本語UIと業務用語を前提に社内共有を扱えます。

おすすめ製品3選

GroupSession

ライセンス費を抑えて定番業務を自社運用したい中小企業におすすめ

GroupSessionは、国産OSS系グループウェアの中でも、稟議・掲示板・社内メール・設備予約から日報、安否確認、シフト管理まで一つにまとめやすい総合型です。 FitGapではワークフローの順次承認、代理承認、RPA連携、リソース管理まで同タイプ内で広く対応し、中小・中堅企業シェアとサポート評価も最上位です。 ライセンス費を抑えつつ日本企業の定番業務を自社基盤で運用したい組織に向きます。 一方、Web会議、MS 365・Google Workspace連携、チャットツール連携、プロジェクト管理は弱く、TeamsやGoogle中心で会議・ファイル共有を回す企業には外部ツール併用が前提です。自社サーバー運用や旧来型UIへの教育工数も確認してください。
価格
440,000円
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能

公開サイトと庁内業務をまとめて運用できる公共向けグループウェア

シラサギは、公開Webサイトを更新するCMSと社内グループウェアを同じ国産OSS基盤で運用できる、公共・教育系の情報発信に寄った製品です。 稟議、代理承認、文書の全文検索、ナレッジ共有に加え、同タイプでは貴重なGoogle Workspace連携を備えるため、庁内ポータルや学内サイトと承認業務をまとめたい組織に向きます。 FitGapでは料金、セキュリティ・統制の評価が高く、官公庁や電気・ガス・水道分野のシェアも同タイプ内で最上位です。 一方、チャット、Web会議、安否確認、シフト管理は弱く、日常会話や現場管理まで一体化したい企業には不足が出ます。Ruby on Rails環境の構築・保守も必要なため、技術者や支援ベンダーを確保できない小規模企業は他製品と比較が必要です。
価格
0円〜
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能

規制業種の自社運用に合わせて個別構築できる国産グループウェア

Tec STORK.は、自治体・医療機関向けにOSS基盤で庁内ポータルやワークフローを自社運用する、個別構築寄りの国産グループウェアです。 既存業務システムとのデータ連携を前提に拡張でき、Windowsライセンス費を抑えやすい構成や自動BCCによるメールアドレス漏洩対策が特色です。 FitGapでは医療・福祉、金融・保険、運輸・郵便、電気・ガス・水道分野のシェアが同タイプ内で上位で、規制業種の自社運用に向きます。 一方、機能性、使いやすさ、連携拡張性の評価は低く、順次承認、代理承認、掲示板、スケジュール共有、設備予約を重視する全社標準には不安が残ります。クラウド版もないため、導入支援とサーバー運用を担えない企業はGroupSessionやシラサギを優先して比較した方がよいです。
価格
要問合せ
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能

ファイル共有・コラボレーション基盤タイプ ☁️

このタイプが合う企業:

社内外のドキュメント共有・共同編集を頻繁に行う組織や、クラウドサービスにデータを預けず自社管理したい情報セキュリティ意識の高い企業

どんなタイプか:

ファイルストレージとオンラインオフィスを中核に、共有・同期・共同編集を扱うOSSコラボレーション基盤です。アプリ追加でカレンダーや通話まで広げられます。

おすすめ製品3選

ファイル共有を起点に必要な機能を育てられるオープンソース基盤

Nextcloudは、自社サーバー上にプライベートクラウドを作り、ファイル共有を起点にカレンダー、チャット、ビデオ通話、共同編集をアプリで広げられるオープンソース基盤です。 FitGapではオープンソースのグループウェア9製品中、機能性・使いやすさ・連携拡張性が単独1位で、必要な機能を選んで育てたい組織に向きます。 内部共有・外部共有、アクセスログ確認、外部共有禁止ルールにも対応するため、情報通信・教育・公共分野などデータ管理を自社主導で行いたい企業にオススメです。 一方、サーバー構築や更新対応は自社側に必要で、小規模向けの公式サポートも限られます。掲示板、稟議ワークフロー、設備予約を標準で使いたい企業は国産オールインワン型も比較してください。
価格
0円〜
ユーザー/年
無料トライアルあり
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ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能
Zimbra Collaboration

メール基盤の刷新と予定管理を同時に整えたい中堅・大企業向け

Zimbra Collaborationは、メールサーバーを軸にカレンダー、連絡先、To Do、ファイル共有までまとめる、管理者主導型のオープンソース系コラボレーション基盤です。 共有カレンダーの空き時間確認や会議設定、ロールベースの権限管理、多ドメイン管理を使えるため、メール基盤の刷新と部署横断の予定管理を同時に整えたい中堅・大企業に向きます。 FitGapではオープンソースのグループウェア9製品中、機能性が2位タイ、料金とセキュリティも上位帯で、大企業・情報通信・IT業種のシェアが1位タイです。 一方、Linuxやメールシステム運用の知識が必要で、導入しやすさや連携評価は低めです。ExchangeやOutlookとの深い連携は追加ライセンス条件も確認が必要で、日本語UIや国内一次サポートの手厚さを重視する企業は他製品も比較してください。
価格
要問合せ
無料トライアルあり
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ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能

EU圏とのデータ授受やデータ所在地を重視する組織におすすめ

Cozy Cloudは、個人データを自分で管理する思想を法人のファイル、メール、連絡先、カレンダー運用に広げた、プライバシー重視のオープンソース系ワークスペースです。 フランス国内ホスティングやGDPR準拠を前提にし、チーム所有フォルダ、期限付き共有、共同編集、パスワード管理まで同じ環境で扱えます。 FitGapではオープンソースのグループウェア9製品中、導入しやすさが1位タイ、料金とセキュリティも上位帯で、金融・保険や運輸・郵便のシェアも1位タイです。EU圏とのデータ授受やデータ所在地を重視する小規模〜中堅組織に向きます。 一方、Dockerベースのオンプレミス導入は必要で、サポートや連携拡張性の評価は低めです。日本国内データセンターや日本語で手厚い運用支援、大規模なアプリ拡張を求める企業はNextcloudなども比較してください。
価格
要問合せ
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ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能

メール・PIM統合タイプ ✉️

このタイプが合う企業:

Microsoft Exchange/Outlookからの脱却を検討している企業や、メール・カレンダーの安定運用を最優先とする情報システム部門

どんなタイプか:

メールサーバー、カレンダー、アドレス帳を中核にしたOSSグループウェアです。Outlook互換やActiveSyncで、メール中心の基盤移行を支えます。

おすすめ製品3選

クライアントを変えずにメール基盤を自社管理へ移せるグループウェア

grommunioは、Exchangeに近い接続方式でOutlookやモバイル利用を維持しながら、メール・予定表・連絡先などの基盤を自社管理へ寄せられるオープンソース系グループウェアです。 サーバー側だけを置き換えたい中堅〜大規模組織に向き、FitGapでも同タイプ内で機能性・連携性が高く、Outlook継続を前提に検討しやすい製品です。 Communityプランは5ユーザーまで無料で、KubernetesやDocker Composeでの運用にも対応するため、検証やコンテナ基盤への組み込みにも使えます。 一方、6名以上は有償かつ12か月契約が必要で、サポートはパートナー経由です。国内窓口の手厚さや小規模での手軽さを重視する企業、掲示板・日報まで国産UIで揃えたい企業は別製品も見比べるべきです。
価格
要問合せ
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ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能

利用者をテナント単位で分けて管理したい事業者や大企業グループ向け

Kopanoは、メール・予定表・連絡先・タスクをOCIコンテナでまとめて展開し、テナント管理やLDAP/AD同期まで含めて運用できる、スケール志向のメール・PIM基盤です。 Outlook、ActiveSync、IMAP/POP3など複数クライアントを使わせながら、MSPやホスティング事業者、大企業グループが利用者を分けて管理したい場合に合います。 FitGapではセットアップとセキュリティの評価が同ページ内で比較的高く、DockerやIaCに慣れたインフラチームなら統制しながら展開しやすい製品です。 一方、前提は自社環境へのDocker展開で、恒常的な無料プランはなく30日・10ユーザーの試用後は有償です。国内向けサポートや連携の手厚さを重視する中小企業は、導入体制と費用を確認したうえで他候補と比較する必要があります。
価格
要問合せ
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ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能

既存メール基盤に予定共有を軽く足せるオープンソースグループウェア

SOGoは、CalDAV・CardDAVなどの標準プロトコルを軸に、Webメール・共有予定表・連絡先を自社サーバー上で軽く足せるオープンソースグループウェアです。 Postfix/DovecotやLDAPを運用している企業が、既存メール基盤を残したままスケジュール共有を追加したい場合に向き、FitGapでもこのタイプで料金評価が最も高く、無料プラグインでOutlook連携コストを抑えやすい点が強みです。 端末やOSが混在する大学・研究機関、複数拠点の企業にも標準方式で合わせやすい一方、クラウド型サービスではなくサーバー設計と保守は自社対応が前提です。 チャットや高度な共同編集は含まれず、公式サポートも有償契約が必要です。Linux運用人員がいない企業や国産UI・ベンダー伴走を求める企業は、より運用支援の厚い製品を検討した方がよいです。
価格
要問合せ
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能

比較すべき機能の優先度マップ

要件の優先度チャートとは?

製品の機能は多岐にわたりますが、選定の結果を左右するのは一部の機能です。 FitGapの要件の優先度チャートは、各機能を"必要とする企業の多さ"と"製品ごとの対応差"で4つに整理し、比較の優先順位をわかりやすく示します。

選定の決め手

🇯🇵日本語対応・日本語UIの完成度
オープンソースのグループウェアは海外製が大半です。日本語UIの有無だけでなく、メニューやヘルプの翻訳品質、日本語検索の精度が実務に直結します。日本製OSSを選ぶか、ローカライズの完成度を必ず確認してください。
👨‍💻自社にITエンジニア(開発・運用要員)がいるか
オープンソースはカスタマイズが自由な反面、構築・保守をすべて自社で行う前提です。社内にサーバー構築やプログラミングができる人材がいない場合、導入・運用が極めて困難になります。FitGapでは、この点を最初に確認することを強くおすすめしています。
📦初期搭載機能の範囲(スケジュール・掲示板・ワークフローなど)
製品によって、インストール直後に使える機能数がまったく異なります。スケジュール・掲示板・ワークフロー・ファイル共有など、自社で最低限必要な機能が初期状態でそろっているかを確認すると、カスタマイズ工数を大幅に削減できます。
🌐コミュニティの活発さ・情報量
OSSはベンダーサポートが限定的なため、不具合やカスタマイズ方法をコミュニティ(フォーラム・GitHub等)で調べる場面が多くなります。コミュニティの規模が小さいと情報が見つからず、問題解決に時間がかかるリスクがあります。
🖥️オンプレミス/クラウド(セルフホスティング)の選択肢
自社サーバーに構築するオンプレミス型が基本ですが、一部製品はクラウド上でのセルフホスティングやマネージド版も提供しています。サーバー管理の負担を減らしたい場合は、クラウド対応の有無が選定の分かれ目になります。
🛟有償サポート・商用版の有無
無料のOSS版とは別に、有償サポートや商用エンタープライズ版を提供している製品があります。導入初期は無料版で始め、運用が軌道に乗ったら有償サポートに切り替えるといった段階的な導入が可能かどうかは、長期運用の安心材料になります。

一部の企業で必須

📱モバイル(スマホ・タブレット)対応
営業職や現場作業員など、外出先から利用する社員が多い場合に必須です。製品によってはモバイル対応が有償オプションになっているケースがあるため、無料版の範囲で使えるかを事前に確認しましょう。
🔗既存システムとのデータ連携(API・LDAP認証など)
Active DirectoryやLDAPでユーザー管理を一元化している企業では、認証連携の可否が重要になります。またAPIが公開されていれば、社内の基幹システムや他ツールと柔軟にデータ連携ができます。
🌍CMS(Webサイト構築)機能の統合
自治体や教育機関など、公式Webサイトの管理とグループウェアを一つのシステムで運用したい組織には欠かせません。SHIRASAGIのようにCMSとグループウェアが一体化した製品が該当します。
🏢大規模組織(数千人規模)での運用実績
数百〜数千人規模で利用する場合、パフォーマンスやアクセス権限の階層管理が課題になります。大規模での稼働実績がある製品を選ぶと、スケーラビリティ面でのリスクを軽減できます。
✉️メール(Webメール)機能の内蔵
既にメールシステムを持っている場合は不要ですが、グループウェア内でメール機能もまとめたい場合は対応製品を選ぶ必要があります。製品によってはメール機能が有償版限定になっている点に注意してください。

ほぼ全製品が対応

📅スケジュール管理・カレンダー機能
個人・グループの予定を一覧表示できるカレンダー機能は、ほぼすべてのオープンソースグループウェアに標準搭載されています。製品選定においては差別化要因にはなりにくいです。
📋掲示板・お知らせ機能
社内の全体連絡や部署単位のお知らせを掲載する掲示板機能は、グループウェアの基本中の基本です。ほぼすべての製品が対応しています。
📁ファイル共有・ドキュメント管理
資料や文書をアップロードして共有する機能は、ほとんどの製品に備わっています。ペーパーレス化の第一歩として標準的に使える機能です。
🆓ライセンス費用が無料
オープンソースである以上、ソフトウェア自体のライセンス料は基本的に無料です。ただし、サーバー費用・人件費・有償オプション費は別途かかる点に留意してください。

優先度が低い

🎨UIデザインの洗練さ・テーマ切り替え
見た目のきれいさやテーマ変更機能は、業務上の実用性への影響が限定的です。OSSではデザインよりも機能の充実度やカスタマイズ性を優先したほうが、導入後の満足度は高くなります。
🗣️多言語対応(日本語以外)
海外拠点がない場合、英語・中国語など多言語への対応は優先度が低くなります。まずは日本語UIがしっかり整っているかを確認するほうが実用上は重要です。

オープンソースのグループウェアの選び方

このページでの絞り込み方

  1. 1
    タイプを見て、大まかに製品を絞るまず、国産オールインワン型からメール・PIM統合型までの3タイプを確認します。自社の中心業務に近いタイプを選ぶと、読み進める順番が決めやすくなります。タイプ別おすすめへ ↑
  2. 2
    機能の優先度マップで必須条件をそろえる日本語UI、ITエンジニアの有無、初期搭載機能などを自社の運用条件と照らし合わせます。機能の優先度マップへ ↑
  3. 3
    運用・契約条件で導入後の負担を確認する最後に、構築担当とデータの置き場所をそろえます。サポートの受け方まで同じ条件で考えると、長期運用の負担が想像しやすくなります。

機能の○×に加えて、OSSのグループウェアではサーバー保守や日本語での社内定着まで選定に響きます。データ管理と商用支援の受け方もそろえると、導入後の負担を想像しやすくなります。

機能だけでは分かりにくい、運用・契約条件の比較ポイント

構築・保守を担う体制

社内にサーバー運用を担う人がいない場合、無料版を入れても更新作業や障害対応が止まりやすくなります。外部委託やマネージド運用まで含めて考えないと、担当者の異動だけで継続利用が難しくなります。

製品の分かれ方:製品は大きく3通りです。自社サーバーへインストールする製品、クラウドや専用サーバーを選べる製品、コンテナや既存メール基盤に組み込む製品に分かれます。

  • 自社サーバーで国産業務をまとめる製品社内の申請や掲示板を日本語画面で始めやすい製品です。ただしサーバー準備と更新作業を担う人が必要です。代表製品:GroupSession / シラサギ
  • プライベートクラウドとして育てる製品ファイル共有を起点に必要な機能を増やしやすい製品です。ただしアプリ追加後の保守と更新計画が必要です。代表製品:Nextcloud
  • メール基盤として組み込む製品既存のメール運用を軸に予定表や連絡先を統合しやすい製品です。ただしメールサーバーの運用知識が必要です。代表製品:Zimbra Collaboration / SOGo

日本語運用と社内定着

日本語UIの有無だけで導入すると、メニュー名やヘルプの理解に時間がかかります。稟議や回覧板のような業務用語を使う組織では、画面の言葉が社内説明のしやすさに直結します。

製品の分かれ方:製品は大きく3通りです。日本企業の業務用語を前提にした製品、海外発の基盤を日本語化して使う製品、メール中心の慣れた画面に寄せる製品に分かれます。

  • 日本型業務の言葉になじみやすい製品稟議や回覧板を説明しやすく、初めて使う社員にも展開しやすい製品です。ただし共同編集や通話まで同じ製品で厚くそろうとは限りません。代表製品:GroupSession / シラサギ
  • ファイル共有を中心に教育する製品資料共有から始める組織では、利用場面を説明しやすい製品です。ただし日本語ヘルプや社内ルール作りの工数が残ります。代表製品:Nextcloud
  • メール中心の利用感に寄せる製品メールと予定表を日常的に使う社員には、移行後の画面変化を抑えやすい製品です。ただし掲示板や日報まで国産UIでそろえる用途には向きにくくなります。代表製品:Zimbra Collaboration / grommunio

データ保管と外部共有の運用範囲

取引先とのファイル共有やメール保管が多い組織では、データを置く場所と共有ルールが曖昧だと管理が複雑になります。社外共有の期限やログ確認が決まらないまま利用が広がると、保管先の方針を後からそろえにくくなります。

製品の分かれ方:製品は大きく3通りです。社内文書を中心に置く製品、ファイル共有を主軸にする製品、メールと予定表のデータを中心に管理する製品に分かれます。

  • 社内文書とポータルを同じ基盤に置く製品庁内文書や社内通知を同じ入口に集めやすい製品です。ただし公開サイトや承認業務を含む運用設計が必要です。代表製品:シラサギ
  • ファイル共有を自社管理する製品社外共有や共同編集を自社基盤で扱いやすい製品です。ただし容量管理やバックアップの責任は自社側に残ります。代表製品:Nextcloud
  • メールと予定表を中心に保管する製品メール、連絡先、予定表を同じ基盤で保管しやすい製品です。ただしファイル共同編集を主目的にする場合は不足が出ます。代表製品:Zimbra Collaboration / SOGo

商用支援と契約経路

本番利用で障害対応や更新相談が必要になる組織では、無償利用の範囲だけでは責任分担が曖昧になります。問い合わせ窓口やパートナーが整理されていないと、商用版への切り替え時に社内だけで抱え込みやすくなります。

製品の分かれ方:製品は大きく3通りです。無償版から有償サポートを足す製品、パートナーや商用版を前提に進める製品、コミュニティ情報を中心に自社で解決する製品に分かれます。

  • 無償版から有償支援を足せる製品小さく始めてから支援を追加しやすい製品です。ただし支援内容と費用は本番利用前に整理が必要です。代表製品:GroupSession / SOGo
  • パートナーや商用版と合わせて進める製品大規模利用や社内標準化を支援付きで進めやすい製品です。ただし見積もり条件と契約範囲を早めに固める必要があります。代表製品:Nextcloud / Zimbra Collaboration
  • 自社で調査しながら運用する製品検証環境を作って低コストで試しやすい製品です。ただし障害時に社内で調べる時間を確保する必要があります。代表製品:シラサギ

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かんたんな質問に答えるだけで、あなたの要件が整理され、解消すべき注意点や導入までに必要なステップも分かります。

よくある質問

オープンソースのグループウェアでは何ができますか?

ライセンス費用なしで導入でき、稟議や掲示板、設備予約、ファイル共有などを社内で運用できます。ソースが公開されているため、自社で機能を追加したり既存システムと連携したりできる点が特徴です。国産オールインワン型・ファイル共有の基盤型・メールやPIM統合型の3タイプがあります。

ライセンス費用なしで使えますか?

使えます。GroupSessionやシラサギ、Nextcloudなどは無償で導入でき、ライセンス料はかかりません。ただしサーバーの用意や初期設定、保守を自社で担う必要があり、技術者がいないと運用の手間や費用がかさむことがあります。無償の範囲と運用にかかる体制を合わせて見ておくと安心です。

日本の業務に合った機能や既存システムとの連携はできますか?

できます。国産のGroupSessionは稟議や掲示板、設備予約から日報、安否確認までを一つにまとめやすく、シラサギは自治体や教育機関での利用に向きます。NextcloudやZimbraはファイル共有やメールの基盤として使え、既存システムと連携できます。日本の業務への対応と必要な機能に合うかが要点です。

オープンソースのグループウェアの料金はどのくらいですか?

ソフト自体は無償で使えるものが多く、ライセンス費用はかかりません。ただし自社で運用する場合はサーバー費用や設定・保守の人件費がかかり、サポート付きの有償版を選ぶ手もあります。GroupSessionは有償のZIONが年440,000円ほどで、サポートや機能を強化できます。無償の範囲と運用体制の合計で判断すると安心です。

国産のクラウド型とオープンソースはどう使い分けますか?

手間なく導入してすぐ使いたいなら、国産のクラウド型が無難です。一方で、ライセンス費用を抑えたい・自社で自由に作り込みたい場合は、社内に技術者がいればオープンソースが選択肢になります。導入や保守にかけられる人手と求める自由度を踏まえて選ぶと失敗しません。

※掲載している機能・対応範囲・料金は一般的な目安です。製品・プラン・契約条件により異なる場合があるため、導入前に各製品の最新の公式情報や比較表でご確認ください。

サービスカテゴリ

AI・エージェント

汎用生成AI・エージェント
LLM・大規模言語モデル
エージェントフレームワーク
エージェントオートメーション基盤

ソフトウェア(Saas)

オフィス環境・総務・施設管理
開発・ITインフラ・セキュリティ
データ分析・連携