あなたにぴったりの
オープンソース型の勤怠管理システム
を無料で選定
Q. どちらに当てはまりますか?
オープンソース型の勤怠管理システムを知りたい
あなたにおすすめ
条件に合う勤怠管理システムを知りたい
タイムカードや紙の勤怠管理をやめたい
今の勤怠システムの打刻漏れや集計ミスを減らしたい

オープンソースの勤怠管理システムおすすめ9選|タイプ別の選び方ガイド

更新:2026/6/18
オープンソースの勤怠管理システムは、ソースコードを改修できることだけで選ぶと、打刻後の申請承認や給与・請求書への受け渡しの差が見えにくくなります。日本の労務慣行に合わせた国産型、勤怠から人事・給与まで扱う統合HR型、案件別の作業時間を集計する時間追跡型では、管理したい業務と社内で担う技術運用が異なります。まず36協定や有休、シフト、認証連携などの必須条件を確認すると、自社サーバーで改修する範囲と外部基盤へ渡すデータを整理できます。このページでは、法令・申請運用と給与・請求連携を分けて、オープンソースの勤怠管理システムの候補を比較できます。
続きを読む
レビュー担当 加藤 杏奈
業務システムベンダーでCOMPANY・リシテア等の人事・給与・勤怠システムの導入支援に5年間従事。要件確認・設定・テスト・保守対応まで一連の工程を経験し、制度と運用の両面を踏まえた評価を行っている。
FitGapにおけるすべての評価は、公平性を最優先に、客観的なアルゴリズムを用いて計算されています。製品の評価方法は「FitGapの評価メソッド」、シェアデータの算出根拠は「シェアスコアの算出方法」をご覧ください。

目次

1
タイプ別おすすめ製品
日本の労務慣行に対応した国産特化タイプ 🇯🇵
MosP
/ Hackaru
/ Jorani
勤怠から給与計算まで一気通貫の統合HRタイプ 💼
OrangeHRM
/ ERPNext
/ Odoo
プロジェクト工数管理に強い時間追跡タイプ ⏱️
Kimai
/ TimeTrex
/ ActivityWatch
企業規模
大企業
中小企業
個人事業主
その他
すべて表示

おすすめ製品の早見表

タイプ別おすすめ製品 9

オープンソース型の勤怠管理システムのおすすめ製品を製品ごとにタイプ、料金、企業規模、評価ポイントで比較する表
製品名タイプ料金企業規模評価ポイント
MosP
日本の労務慣行に対応した国産特化タイプ 🇯🇙
0円~
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

国産OSS勤怠を自社で運用・改修可能。400社超・5万DL超。

Hackaru
日本の労務慣行に対応した国産特化タイプ 🇯🇙
-
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

Dockerで作業時間ログを軽く自社運用。少人数の工数把握向き。

Jorani
日本の労務慣行に対応した国産特化タイプ 🇯🇙
-
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

休暇・残業申請だけをOSSで承認管理。組織ツリーやAPIも備える。

OrangeHRM
勤怠から給与計算まで一気通貫の統合HRタイプ 💼
0円~
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

従業員情報・休暇・勤怠をHRMSで統合。クラウドとオンプレを選べる。

ERPNext
勤怠から給与計算まで一気通貫の統合HRタイプ 💼
0円~
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

会計・在庫・製造まで同じERPで管理。製造業の業務統合に強い。

Odoo
勤怠から給与計算まで一気通貫の統合HRタイプ 💼
0円~ユーザー/月
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

30以上の業務アプリと4万件超の拡張で、段階的な業務統合に強い。

Kimai
プロジェクト工数管理に強い時間追跡タイプ ⏱️
€2.99ユーザー/月
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

顧客・案件別の工数を請求書までつなげられる。受託業務に強い。

TimeTrex
プロジェクト工数管理に強い時間追跡タイプ ⏱️
-
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

勤怠・給与・HRにジョブコストを統合。顔認証打刻にも対応。

ActivityWatch
プロジェクト工数管理に強い時間追跡タイプ ⏱️
-
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

アプリ利用や離席を自動記録。ローカル保存で個人ログを扱える。

タイプ別おすすめ製品

日本の労務慣行に対応した国産特化タイプ 🇯🇵

このタイプが合う企業:

日本の労働法令に準拠した勤怠管理をオープンソースで低コストに実現したい中小企業や大学・公共機関

どんなタイプか:

日本の労働基準法、36協定、有休付与、締日など国内ルールを扱う国産OSS勤怠管理です。海外製より日本型の申請・集計を標準化しやすい点が特徴です。

このタイプで重視すべき機能:

⚖️日本の法令準拠の休暇・残業管理
36協定の上限確認、有休付与、残日数管理を行い、法令に沿った休暇・残業運用を支えます。
📝承認ワークフロー・申請管理
残業・休暇・休日出勤申請の承認経路を管理し、申請から集計までの手戻りを減らします。

おすすめ製品3選

MosP

日本の労務慣行に沿った勤怠を自社運用したい組織におすすめ

MosPは、日本の労務慣行に合わせた勤怠管理をオープンソースで自社運用できる、国産では珍しい内製志向の勤怠システムです。 自社サーバへ導入し、出退勤、残業・休日出勤の申請承認、社員別承認、シフト管理まで備えた仕組みを、自社要件に合わせて改修しながら使いたい企業に向きます。 FitGapでは料金評価がカテゴリ94製品中8位、全体平均シェアもおすすめ9製品中1位で、大企業・官公庁・医療福祉・金融保険でも同1位です。公共性の高い組織や規制業種で、社内IT担当者がJava/Web基盤を管理できる場合は有力候補です。 一方、CentOSやPostgreSQLなどの環境準備、更新、問い合わせ対応は自社対応または有料支援が前提です。導入を急ぐ企業、IT担当者が不在の企業、給与計算や人事労務システムとリアルタイム連携したい企業は、SaaS型の勤怠管理システムも比較した方がよいです。
価格
0円~
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能
Hackaru
製品情報を見る

個人の作業時間記録に絞った自社設置型の軽量ツール

Hackaruは、勤怠管理というより、Dockerで自社サーバーに立てて作業時間を記録する軽量なオープンソース系ツールです。 同じオープンソース候補でも、休暇申請を扱うJoraniより個人の工数把握に寄った位置づけで、数名規模の開発チームや副業・研究プロジェクトの作業ログ用途に向きます。 FitGap上では大企業・官公庁・医療福祉などの組織利用を示す採用実績を確認しづらく、有給休暇の残日数管理、残業時間の自動集計、36協定の上限チェック、変形労働時間制にも対応していません。就業規則に沿った日本型の勤怠管理を主業務にする企業は、国産の勤怠管理製品と比較する必要があります。
価格
-
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能

休暇申請の承認管理だけを低コストで整えたい組織におすすめ

Joraniは、出退勤の打刻を集める勤怠管理ではなく、有給・欠勤・残業申請の承認をオープンソースで整える休暇管理ツールです。 組織ツリーで部門ごとの上長を設定でき、REST APIやLDAP・SAML認証も備えるため、既存の社内基盤に休暇申請だけを組み込みたいIT担当者のいる小規模〜中堅組織に向きます。 低コストで試しやすい点はFitGapの料金評価でも上位ですが、PHP・MySQLサーバーの構築が必要で、導入しやすさ、サポート、機能性の評価は下位です。打刻データの収集や労働時間の集計・分析、日本の労務慣行に沿った自動化まで1製品で完結したい企業は、MosPなど別の勤怠管理製品との比較が必要です。
価格
-
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能

勤怠から給与計算まで一気通貫の統合HRタイプ 💼

このタイプが合う企業:

勤怠だけでなく給与・人事・シフトなどバックオフィス業務を一括でオープンソース化したい成長中の中堅企業

どんなタイプか:

勤怠、給与計算、人事情報、シフト、経費精算を同一基盤で扱う統合HR型のOSSです。勤怠単体よりデータ一元化と二重入力削減を重視する点が特徴です。

このタイプで重視すべき機能:

💰給与計算・ペイロール連携
勤怠集計を給与計算へ連携し、残業・休日・深夜勤務の反映ミスを減らします。
🗂️統合人事データベース
従業員情報、入退社履歴、組織、勤怠、給与データを一元化し、転記や連携作業を減らします。

おすすめ製品3選

人事情報を軸に勤怠・休暇まで組み合わせたい企業におすすめ

OrangeHRMは、オープンソース版を起点に従業員情報、休暇、勤怠・勤務時間の記録をモジュール単位で組み合わせられる人事基盤です。 勤怠単体の無料ツールではなく、人事情報を中心に申請・承認や従業員セルフサービスまで整えたい企業に向きます。 FitGapでは同タイプ9製品内で機能性・操作性が1位タイで、社員に広く使わせる画面運用を重視する場合に候補にしやすい製品です。クラウドとオンプレミスを選べるため、自社方針に合わせてデータ管理したい中小・中堅企業にも合います。 一方、日本語UIや国内法令対応は個別対応が前提で、データ連携はCSV作業になる場面があります。給与計算まで日本仕様で短期導入したい企業や、社内ITの運用余力が乏しい企業は、国内SaaS型も比較すべきです。
価格
0円~
無料トライアルあり
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能

勤怠を会計・製造データと一体管理したい成長企業におすすめ

ERPNextは、勤怠・給与を人事モジュールだけで閉じず、会計、在庫、製造、プロジェクトまで同じデータ基盤でつなげるオープンソースERPです。 勤怠データを原価や請求、多拠点・複数会社の管理と一体で扱いたい成長企業に向き、特に製造業では部品表(BOM)や作業指示、在庫連動まで標準で見られる点が他のHR寄り製品と異なります。 FitGapでは料金評価がカテゴリ75製品中2位、連携評価も8位で、ユーザー課金を抑えつつ周辺システム接続を考える企業が検討しやすいです。 一方、導入前の要件定義や段階実装が必要になりやすく、深いカスタマイズではFrappe Frameworkの開発スキルが求められます。勤怠管理だけを早く始めたい企業や、現場担当者だけで設定変更を完結したい企業は、より導入負荷の低い製品と比較した方がよいです。
価格
0円~
無料トライアルあり
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能

勤怠を入口に業務全体を統合したい中小・中堅企業におすすめ

Odooは、勤怠・給与周辺に採用、経費、会計、在庫、販売まで必要なアプリを組み合わせて広げられるオープンソースERPです。 30以上の標準業務モジュールと4万件以上のアプリがあり、勤怠管理を入口にバックオフィス全体を自社仕様へ寄せたい企業で力を発揮します。 FitGapでは同タイプ9製品内で連携評価が1位、機能性・操作性・サポートも1位タイで、拡張性だけでなく日常運用のしやすさも重視したい場合に候補にしやすいです。特に外部パートナーや社内ITと連携して、複数業務を段階的に統合したい中小・中堅企業に合います。 一方、日本向け機能は標準状態では不足しやすく、法令・帳票・日本語UIはアドオンやカスタマイズ確認が必要です。標準機能だけで国内の勤怠から給与計算まで完結したい企業には向きません。
価格
0円~
ユーザー/月
無料トライアルあり
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能

プロジェクト工数管理に強い時間追跡タイプ ⏱️

このタイプが合う企業:

プロジェクト単位の工数管理・請求書作成が必要なIT企業・制作会社・フリーランス

どんなタイプか:

出退勤だけでなく、顧客・プロジェクト・タスク別の作業時間を記録・集計する時間追跡型OSSです。勤怠台帳より工数可視化、予実管理、請求根拠づくりを重視します。

このタイプで重視すべき機能:

📊プロジェクト別タイムトラッキング
顧客・プロジェクト・タスク別に作業時間を記録し、工数の予実や偏りを確認できます。
🧾請求書・レポート自動生成
記録した作業時間から請求書やレポートを作成し、集計・転記作業を減らします。

おすすめ製品3選

案件別の工数記録から請求書発行までつなげたいチーム向け

Kimaiは、顧客・プロジェクト・作業内容ごとに時間を記録し、工数分析から請求書発行までつなげられるオープンソース系の時間追跡ツールです。 受託開発、制作、コンサルティングのように、案件別の採算や請求根拠を整えたいチームでは、同タイプ内でも候補にしやすい製品です。 FitGapでは操作性と導入しやすさが工数管理タイプ3製品中1位タイで、セルフホストとSaaSを選べるため、小さく始めやすい点も評価できます。LDAP・SAML・2要素認証、JSON APIにより認証基盤やチケット管理との連携を考える企業にも向きます。 一方、フレックスタイム制、変形労働時間制、労基法帳票出力は非対応で、休暇・祝日管理やカスタム項目は上位プランが必要です。給与計算の原本より、工数と請求の管理に絞って選ぶ製品です。
価格
€2.99
ユーザー/月
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能

無償版は終了したが、原価計算まで作り込める統合型勤怠基盤

TimeTrexは、打刻・シフト・休暇・給与計算・HR管理にジョブコスティングを重ねられる、統合型のオープンソース勤怠基盤です。 Kimaiが案件別の時間記録と請求に寄るのに対し、TimeTrexは社内サーバー上で勤怠から原価計算まで作り込みたい企業向けです。 FitGapでは機能性とセキュリティが工数管理タイプ3製品中1位タイで、REST APIやソースコード改修を使い、外部の請求・人事システムへ工数データを連携したい開発体制のある企業に向きます。 一方、コミュニティ版は2024年10月で提供終了となり、継続利用には有償版やクラウド版への移行、ライセンス費用の見積もりが必要です。導入しやすさやサポートの評価は低く、UIも英語中心です。フレックスタイム制、変形労働時間制、労基法帳票出力も非対応のため、日本の勤怠基盤としてそのまま使う企業は慎重に比較すべきです。
価格
-
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能

稼働ログを自動で残したい個人向けのローカル時間追跡ツール

ActivityWatchは、PCやスマートフォン上のアプリ、ウィンドウ、ブラウザ利用、離席状態を自動で記録し、個人の作業時間を後から可視化するローカル型の時間追跡ツールです。 KimaiやTimeTrexのように案件請求や勤怠処理を組む製品ではなく、手入力せずに自分の稼働ログを残したいエンジニア、フリーランス、少人数チームに向きます。 FitGapの料金評価は工数管理タイプ3製品中1位で、データを端末内に保存するため、外部送信を避けたい案件でも試しやすい点が強みです。JSONエクスポートを使えば独自分析にもつなげられます。 一方、クラウド同期や一元的なアカウント管理はなく、複数端末・複数メンバーに広げるほど運用が手作業になります。打刻端末連携、出退勤の打刻、労基法帳票出力、フレックスタイム制対応もないため、企業の正式な勤怠管理には別製品が必要です。
価格
-
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能

比較すべき機能の優先度マップ

要件の優先度チャートとは?

製品の機能は多岐にわたりますが、選定の結果を左右するのは一部の機能です。 FitGapの要件の優先度チャートは、各機能を"必要とする企業の多さ"と"製品ごとの対応差"で4つに整理し、比較の優先順位をわかりやすく示します。

選定の決め手

🧩自社の技術スタックとの適合性
オープンソース勤怠管理はPHP・Java・Rubyなど開発言語が製品ごとに異なります。社内エンジニアが扱える言語やDB(MySQL・PostgreSQL等)との相性を最優先で確認してください。運用・カスタマイズのしやすさに直結します。
⚖️日本の労働法令への対応度
36協定の残業上限管理、有給休暇の年5日取得義務、変形労働時間制などに標準機能で対応できるかが重要です。海外製OSSは日本固有の法令に未対応なケースが多いため、導入前に必ず確認しましょう。
🔧カスタマイズの自由度と拡張性
ソースコードが公開されていても、フレームワークの設計がシンプルでないとカスタマイズは困難です。プラグインやアドオンの仕組みが用意されているか、コア機能を壊さず独自機能を追加できるかを見極めてください。
📖コミュニティの活発さとドキュメント品質
OSSはベンダーサポートが限定的なため、GitHubのコミット頻度やIssue対応速度、フォーラムの活発さが命綱になります。日本語ドキュメントやFAQが充実しているかも、運用負荷を左右する大きなポイントです。
🖥️サーバー構築・運用の体制確保
オープンソースは自社サーバーへのインストールが前提となるため、サーバー調達・OS設定・SSL対応・バックアップなどのインフラ運用体制が必要です。クラウドIaaSでの稼働実績があるかも確認しましょう。
🤝有償サポート・商用ライセンスの選択肢
技術力が不足する場合に備え、開発元や公認パートナーが有償サポートや商用ライセンスを提供しているかを確認してください。導入設定代行やトレーニングメニューの有無が、安心して使い続けられるかの分かれ目です。
🔗給与計算・人事システムとのデータ連携
勤怠データの最終的なゴールは正確な給与支払いです。CSVエクスポートやAPI連携で既存の給与計算ソフトや人事システムとスムーズにデータをやり取りできるかを必ず確認しましょう。

一部の企業で必須

📅シフト管理機能
小売・飲食・医療など交替勤務がある業種では、シフトの作成・公開・変更管理が必須になります。オープンソース製品ではシフト機能が未実装またはカスタマイズ対応のものもあるため、事前確認が必要です。
🌐多拠点・リモートワーク対応
複数拠点やテレワークを導入している企業では、GPS打刻やIPアドレス制限など場所を問わない打刻手段と不正防止の仕組みが求められます。
🌍多言語対応(英語等)
外国籍従業員が多い企業や海外拠点を持つ企業では、UIの多言語切替ができるかが実運用のカギになります。海外製OSSは多言語対応が強い一方、日本語UIの品質にばらつきがある点に注意です。
💳ICカード・生体認証などの打刻デバイス連携
工場や店舗など共有端末環境では、ICカードリーダーや指紋・静脈認証などハードウェア打刻との連携が欠かせません。対応デバイスの種類と追加コストを確認しましょう。
📋ワークフロー(申請・承認)の階層設定
残業申請や休暇申請を複数段階の承認フローで運用する企業では、承認経路を柔軟に設定できるかが重要です。簡易なワークフローしか持たない製品もあります。
🔒セキュリティ要件(LDAP/SSO連携)
社内のActive DirectoryやLDAP、SSOと連携して認証を一元化したい企業にとっては対応必須の要件です。製品によって対応状況が大きく異なります。

ほぼ全製品が対応

出退勤の打刻・記録
PCやスマートフォンのブラウザからワンクリックで出勤・退勤を記録する機能は、ほぼすべてのオープンソース勤怠管理システムに標準搭載されています。
📊労働時間・残業時間の自動集計
日次・週次・月次の労働時間や残業時間を自動で集計する機能は基本機能として一般的です。手作業での計算が不要になります。
🏖️有給休暇の残日数管理
有給休暇の付与・消化・残日数の管理は多くの製品で標準対応しています。ただし自動付与ルールの柔軟さには差があるため、細かい設定が必要な場合は確認しましょう。
📁CSVによるデータ出力
勤怠データをCSV形式でエクスポートする機能はほぼ全製品が備えています。給与計算ソフトや外部ツールへのデータ受け渡しに利用できます。

優先度が低い

📱モバイルアプリ(ネイティブ)対応
専用のスマホアプリを提供するオープンソース製品は少数です。ブラウザベースで十分に打刻・確認ができるため、ネイティブアプリの有無は優先度が低めです。
🤖AIによる勤怠分析・予測機能
AIで残業傾向を予測したり、最適なシフトを提案したりする機能は先進的ですが、オープンソース製品での実装は限定的です。現時点では導入の決め手にはなりにくいでしょう。

オープンソースの勤怠管理システムの選び方

このページでの絞り込み方

  1. 1
    タイプを見て、管理したい勤怠の範囲を決める日本型の申請・承認と人事基盤との一体管理では、導入後の運用が変わります。案件別の工数追跡も、正式な勤怠管理とは扱う粒度が違います。まずは自社の目的に近いタイプを選びます。タイプ別おすすめへ ↑
  2. 2
    必須機能は、機能の優先度マップで確認する打刻・休暇・承認・CSV出力などの基本機能に加え、シフトや認証連携の必要度を整理します。全社勤怠と工数管理では、優先する機能の順番が変わります。機能の優先度マップへ ↑
  3. 3
    運用条件までそろえて選ぶオープンソースの勤怠管理は、無料で始められる範囲と自社で持つ保守範囲が製品ごとに違います。データを置く場所、改修を担う人、支援費用をそろえると導入後の負担を想像しやすくなります。

ここからは、機能の○×に加えて、オープンソース勤怠を本番運用へ移すときの条件を整理します。利用目的と設置場所をそろえると、日々の管理に合う製品を判断しやすくなります。改修担当と支援費用も、同じ粒度で確認しやすくなります。

機能だけでは分かりにくい、運用・契約条件の比較ポイント

勤怠データの使い道

勤怠管理を正式な労務記録として使う組織と、案件別の作業時間を把握したい組織では、必要なデータの粒度が変わります。目的が曖昧なまま導入すると、打刻・休暇・工数のどれを正として扱うかで手戻りが起きます。

製品の分かれ方:製品は大きく三通りです。申請・承認を中心に扱うタイプ、人事・ERP基盤の一部として扱うタイプ、案件工数や個人ログを扱うタイプに分かれます。

  • 申請・承認を中心に扱う製品出退勤や休暇申請を社内ルールに合わせて集めやすい製品です。ただし給与計算ソフトへ渡す項目や承認手順は先に整理します。代表製品:MosP / Jorani
  • 人事・ERP基盤の一部として扱う製品従業員情報や周辺業務と同じ画面で勤怠を扱いやすい製品です。ただし勤怠単体より設定範囲が広がります。代表製品:OrangeHRM / Odoo
  • 案件工数や個人ログを扱う製品顧客・プロジェクト別の時間や端末上の作業履歴を残しやすい製品です。ただし企業の正式な勤怠台帳とは別管理になりやすいです。代表製品:Kimai / ActivityWatch

設置場所とデータ保管方針

自社サーバーと公式クラウドでは、障害時の復旧やバックアップの担当が変わります。個人端末で記録する場合も、データ保管の責任が利用者に寄りやすくなります。

製品の分かれ方:製品は大きく三通りです。自社サーバーでDBまで管理するタイプ、クラウドと自社管理を選べるタイプ、端末ローカルで記録するタイプに分かれます。

  • 自社サーバーでDBまで管理する製品社内のセキュリティ方針に合わせて環境を作りやすい製品です。ただしOS、DB、バックアップの保守を自社で持つ必要があります。代表製品:MosP / Jorani
  • クラウドと自社管理を選べる製品管理負担を減らす使い方と、社内方針に合わせて持つ使い方を選びやすい製品です。ただし利用形態で費用や支援範囲が変わります。代表製品:OrangeHRM / Kimai
  • 端末ローカルで記録する製品個人のPC上で作業時間を残しやすく、外部送信を避けたい用途に合います。ただし複数人の一元管理には別の運用が必要です。代表製品:ActivityWatch

改修・保守を担う体制

オープンソース製品は、導入後の画面変更や更新対応まで含めて運用が続きます。社内IT担当者や委託先が扱える技術と合わないと、軽い設定変更でも外部依存が増えます。

製品の分かれ方:製品は大きく三通りです。ソースコードを見ながら自社で保守するタイプ、プラグインやAPIで周辺システムとつなぐタイプ、公式・パートナー支援を使うタイプに分かれます。

  • ソースコードを見ながら自社で保守する製品自社要件に合わせて改修しやすく、運用ノウハウも社内に残せます。ただし更新時の検証環境と担当者の確保が必要です。代表製品:MosP / Jorani
  • プラグインやAPIで周辺システムとつなぐ製品認証基盤や既存ツールとの連携を組み込みやすい製品です。ただし連携先が増えるほど、変更時の確認作業も増えます。代表製品:Kimai / ERPNext
  • 公式・パートナー支援を使う製品導入計画や設定の相談先を持ちやすく、社内だけで抱え込まずに進められます。ただし支援を使う範囲で総費用が変わります。代表製品:OrangeHRM / Odoo

費用と支援範囲の合わせ方

無料で使い始める場合でも、サーバー費用・保守・サポートを含めると負担は変わります。社内で吸収する作業と外部へ頼む作業を分けないまま進めると、試用時の想定より費用が膨らみます。

製品の分かれ方:製品は大きく三通りです。無償公開版を自社運用費と合わせるタイプ、公式クラウドやサポートを組み合わせるタイプ、導入支援まで含めて相談するタイプに分かれます。

  • 無償公開版を自社運用費と合わせる製品本体費用を抑えて試しやすく、小さな環境から始めやすい製品です。ただし構築や障害対応の人件費は別に発生します。代表製品:MosP / Jorani
  • 公式クラウドやサポートを組み合わせる製品インフラ管理や更新作業を外部に任せやすい製品です。ただし無料利用だけで続ける場合とは費用の前提が変わります。代表製品:Kimai / OrangeHRM
  • 導入支援まで含めて相談する製品人事やERP全体の設計を含めて導入計画を立てやすい製品です。ただし対象業務を広げるほど準備期間と費用が増えます。代表製品:Odoo / ERPNext

ぴったりの製品が見つかる

かんたんな質問に答えるだけで、あなたの要件が整理され、解消すべき注意点や導入までに必要なステップも分かります。

よくある質問

オープンソースの勤怠管理システムでは何ができますか?

ライセンス費用なしで、打刻・労働時間集計・残業や休日出勤の申請承認まで自社サーバーで運用できます。国産のMosPは36協定や有休管理など日本の労務に対応し、OdooやOrangeHRMは勤怠から人事情報まで統合、Kimaiなどは案件別の工数を請求までつなげられます。得意領域は製品で大きく異なります。

構築や保守を自社で回せますか?

オープンソースはインストールやサーバー運用、法改正に伴う改修、セキュリティ更新を自社の技術者で回せるかが前提です。MosPは400以上の組織で導入され5万件超のダウンロード実績があり、国産で日本語情報も得やすい製品です。担当者が抜けても維持できる体制があるかを見極めて選びましょう。

オープンソースなら費用はかからないのですか?

ライセンスは無料でも、サーバー構築やカスタマイズ、保守・運用の人件費が見えにくい実コストになります。法改正のたびに自社で改修する手間もかかるため、サポート付きの低価格な国産クラウド型の方が結局安く済む場合もあります。数年間の総額と運用負荷を含めて比べてから選びましょう。

オープンソースの勤怠管理システムの相場はどのくらいですか?

MosPやOdooなど本体がライセンス無料の製品が中心で、費用はサーバーや構築・保守の自社負担が主になります。法令対応や日本語サポートが必要なら、KING OF TIMEなど1ユーザー月200〜300円台のクラウド型と総額を比べる価値があります。無料なのは本体だけと捉え、運用費まで含めて見積もりましょう。

オープンソースが向かないのはどんな会社ですか?

社内に技術者がおらず保守を任せられない会社では、無料でも構築や法改正対応でかえって負担が増え、トラブル対応も遅れがちです。労務の専門サポートや法令アップデートを求めるなら、サポート付きのクラウド型が現実的です。自社で回せる体制があるかを見極め、なければ低価格な商用製品と総額を比べて選びましょう。

※掲載している機能・対応範囲・料金は一般的な目安です。製品・プラン・契約条件により異なる場合があるため、導入前に各製品の最新の公式情報や比較表でご確認ください。

サービスカテゴリ

AI・エージェント

汎用生成AI・エージェント
LLM・大規模言語モデル
エージェントフレームワーク
エージェントオートメーション基盤

ソフトウェア(Saas)

オフィス環境・総務・施設管理
開発・ITインフラ・セキュリティ
データ分析・連携