目次
New Relic Mobile Monitoringとは
強み
注意点
カテゴリ別市場マーケットシェア
代替サービス
サービス基本情報
New Relic Mobile Monitoringとは
New Relicが提供するモバイルアプリ向けの監視・解析ツールです。Android・iOSのネイティブアプリに加え、React NativeやFlutterといったハイブリッド環境にも対応しています。クラッシュ分析では例外の発生箇所やスタックトレース、インタラクショントレイルなどを確認でき、HTTP・ネットワーク性能の把握と合わせてUX改善や障害対応を支援します。フロントエンドの指標とバックエンドのメトリクスを関連付けてボトルネックを追跡できる設計となっており、Androidでは分散トレーシングにより関連サービスまで一連のつながりを可視化することも可能です。サーバー側の設定変更で監視の挙動を調整できるため、アプリを再配布することなく運用に合わせた柔軟な対応が行えます。780以上のインテグレーションを備え、アラートを外部ツールと連携した運用にも対応しています。料金は月100GBまで無料でデータを取り込め、超過分は1GBあたり0.30ドルの従量課金となるほか、ユーザー種別に応じたサブスクリプションプランも用意されています。中小規模から大企業まで幅広い規模の組織での利用を想定した製品です。
強み
NRQL
NRQLはSQLに近い構文を持つクエリ言語であり、New Relic Mobile Monitoringに送信された詳細データを条件や属性を指定して柔軟に抽出できます。既製のダッシュボードでは対応しきれない仮説検証や独自の切り口での分析を、現場のエンジニアが自ら素早く実行できる点が特徴です。自社固有のKPIやカスタムイベントをもとに深掘り分析したいデータ志向の開発組織や、SREが横断的な分析を担う体制との親和性が高いといえます。
OpenTelemetryコレクター配布
New Relic向けに事前構成されたOpenTelemetry Collectorを提供するNRDOT(New Relic Distribution of OpenTelemetry Collector)を活用することで、テレメトリデータの収集・処理・エクスポートの流れをスムーズに整えることができます。既存のOSS計測基盤との統合における摩擦を抑えられるため、ベンダーロックインを回避しながら観測基盤を標準化したい企業や、OpenTelemetryを軸に段階的な導入を進めたい組織にとって有効な選択肢となります。
永久無料ティア 100GB
New Relicはクレジットカード登録不要の永久無料ティアを提供しており、毎月100GBのデータ取り込みが含まれます。PoCや小規模運用において実際に使いながらコスト感を把握できるため、継続課金への移行前に社内稟議を進めやすい点も特徴です。モバイルとバックエンドをまとめて可視化したいスタートアップや中小企業、あるいは段階的な導入で費用対効果を確認したい組織にとって、導入ハードルを下げる選択肢となります。
注意点
データ使用量に応じた課金体系
New Relic Mobile Monitoringでは、データ使用量に基づく課金体系が採用されています。無料プランでは月間100GBまでデータを無料で取り込むことができますが、超過分については標準・Proプランでは1GBあたり$0.40の追加費用が発生します。モバイルアプリから大量のデータを送信する場合はコストが増加する可能性があるため、事前にデータ量を見積もったうえで運用設計を行うことが重要です。
Standard版はユーザー数に制限がある
Standardエディションでは、フルプラットフォームユーザーの上限が5名までとなっています。6名以上で利用する場合はProエディションへの移行が必要となるため、チーム規模の拡大が見込まれる場合は、導入前の段階からユーザー数を考慮したプラン選定を検討しておくことが望ましいでしょう。
無料プランはデータ保持期間が短い
New Relicの無料プランでは、データ保持期間がデフォルトで8日間に制限されています。そのため、長期的なトレンド分析や過去データの参照が必要な場面では、有料プランへ移行して保持期間を延長することを検討する必要があります。特に運用期間の長いモバイルアプリを管理する場合には、この制限を事前に把握したうえで、データ管理の方針を整理しておくことが望ましいでしょう。
カテゴリ別マーケットシェア
2025年8月 FitGap調査
New Relic Mobile Monitoringのアプリ解析ツールマーケットシェア
シェア
事業規模
サービスカテゴリ
AI・エージェント
ソフトウェア(Saas)
かんたんな質問に答えるだけで、自社向けのシステム要件を整理し、ぴったりのサービスをチェックすることができます。